IL MARE JOURNAL

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タグ:l'impermeabile

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日中は相変わらずの蒸し暑さに包まれている今週ですが、夜な夜な気温差が広がりつつあるような気がするのは私達だけではない予感。

日中36、7度まで上がる気温に慣れ過ぎたのか、夜の27度と言う気温を目にすると、どこか涼し気に感じてしまいます。(最近続いている夕立のせいもあるかも知れませんね)

と、まだまだ暑さが続く今週ですが、暑さ対策は現在実施中の決算セールで賄うとして、今日はちょっと気が早いと思われる方も居るかも知れませんが、「着るのが待ち遠しくなる一着」をピックアップしました。

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それがこの新作”NEW LODEN”。

今シーズンからロマーノ・リドルフィが、l'impermeabileから独立したレーベル”RR®”(アール・アール)として展開される事になり、ミリタリーやヴィンテージに精通したロマーノらしいディテールや世界観が詰め込まれたラインナップが始まりました。

一見するとシンプルなダブルのコートですが、ミリタリーが源流の彼が作るコートには、どこか男らしいラギッドさが見え隠れしています。

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衿元のボタンまで含めると8つボタンで、ピーコートにも近い、似た表情の衿や撥水性の生地など、モデル名のLODEN(ローデン)に倣い、優れた機能性と(やっぱり)ミリタリーが元になっている事を感じさせるデザイン。

とても立体的なデザインで、至るところにそれを感じるのですが、中でも特にそれを感じる場所がポケット部分。

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水平に対して丸みを帯びた作り(ポケットの形状も含め)である事から、平らな場所に於いても、ハンガーにかけても、この部分だけが丸く突き出るように出っ張ります。

身体の丸みに対して自然で、尚且つポケットが(機能として役立っている)ポケットとして成り立っていること、ハンドウォーマーとして役立っていること、色々想いを巡らせてしまいます。

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ポケット裏と衿裏は同色のカラークロスを用いて、それぞれ補強されています。

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生地は(他のl'impermeabileのコート同様)撥水します。
雨、雪、そんな天候の時こそコートが威力を発揮してくれるのは頼もしい限りですね。

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ウエスト部分は仄かにシェイプされていますが、それほどきついドロップでは無く、極々自然。
またセンターベントの切れ込みが深く、この手のコートで飾りのように付けられているベントとは別物。

このベントのお陰で足が捌きやすく、動き易くなります。

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当店ではl'impermeabileのコートは少し大き目に着る事をお勧めしているのですが(ジャストサイズだと少し窮屈に感じる為)、身長170㎝のスタッフでサイズ50を着用しています。

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スリムフィットよろしくビチビチで着るのは最早ナンセンス。
年齢も含め、少しゆとりのあるサイズで選ぶのがイイですよね。

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襟を立てても嫌味にならないのも、このコートならでは。
衿の形状が、どこかピーコートに似た形である事も、理由の一つかも知れません。

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少し大き目のサイズを選ぶことで、スーツやジャケットの上に羽織るのは勿論ですが、カジュアルな装いに羽織る時にも、洒脱な印象が作られることもお勧めの理由。

身体のサイズに合っているからと言う理由だけでサイズ選びをするのは、御洒落をする上で、少し発想を変えてみても良い時代です。

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またこのコートの内ポケットは、左側はファスナー付きポケットとボタン付きポケット、右側は脇に対して少し斜めに付けられたポケットと、これもまた着る人が手を入れやすい場所(?)に着けられているのでは?と要らぬ想像を掻き立てます。(もっとも右利きの人にとってだけかもしれませんけど)

いずれにせよ、百聞は一見に如かずでして、このコートの良さは見るより着る事で納得出来ます。

どこか英国的で、どこかミリタリーな雰囲気で、そして男らしさを強く感じさせてくれるRRの新作コート、『か な り』のお勧めコートです。

是非お試しを。





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夏休みが始まり、街中に観光客姿が目立つ様になりました。
今週は昨年と比べて、どことなく空気が乾いているようにも感じられ、暑いのに爽やか(?)と言いますか、いつもとは違った暑さの様に感じます。

今日は出勤だったと言う方も、明日からは本格的にお休み出来そうですね。
暑さ対策や交通障害など、色々と気を付けて休みを満喫していただきたいと思います。

さて、今日はチョッピリ早い秋のコートの話題。

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当店の男性のお客様の間では知られるところの”l'impermeabile”(リンペルメアビレ)。

古くからコート作りを生業とする老舗であり、古い映画を飾る独特なクラシックが特徴でもあったl'impermeabile。

近年コートのディテールやデザインにもトレンドが溢れ、一度だけ着てお終いと言うモノも少なくない中、このブランドは正常進化とでも表現すべきデザインバランスの妙があり、確固な物作りへの姿勢と共にコート選びの新たな選択肢として当店にも仲間入りしました。

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オーダーしたのはバルカラーコートがベースになっているもので、クラシックなモデルと違うのは、肩回りから袖筒、身頃の緩やかな曲線を描くシルエット。

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それ以外はコート作りの老舗らしく、チンストラップや前立ての比翼仕立て、オーソドックスなスプリットラグランの袖。

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(スプリットラグランは、前肩付けがセットインスリーブで、後肩付けがラグランスリーブ、それを中央で割を入れた袖の付け方です)

手間のかかる袖の付け方ですが、スッキリ見えると同時に肩回りの可動域も確保され、昔から在る作り。

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襟は台衿がシッカリとあり、立体感のある衿越しが作られています。

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衿裏はステッチで補強され、衿がペタンと寝てしまう事がない為、常に立体感のあるコートらしさを作りだします。

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またスプリットラグランから延びる袖は筒幅を広く確保し、袖丈や着丈もそれに合わせたバランスで作られ、身頃の曲線と共に”今どき”らしいゆとりあるデザインに。

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このデザインとしても優れたコートをオーダーするにあたり、当店がどうしても譲れなかったのが、生地に採用した”コットンソラーロ”。

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英国出自のソラーロ生地は、サンクロスとも呼ばれ、虹色(または玉虫色)に色が変化する特徴があり、眩い陽射しの中で独特な魅力を発揮します。

カーキ、オリーブ、赤味がかったベージュ、色んな色が光の加減で見え隠れするソラーロは、ウール物とは違う、コットンソラーロならではの味わいを作ります。

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このコート、写真などでは中々判断する事が出来ない特別な着心地や存在感があります。

袖を通すと、その軽い着心地や生地のハリがあるのに、柔らかさも感じる、一種独特な雰囲気は(前述のとおり)まさに老舗が作りだした現代のコートと称するに相応しいもの。

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スーツやジャケットに羽織るビジネスユースは勿論ですが、当店は敢えてカジュアルに着て欲しい、そんな願いのもとオーダーしています。

ニットやスウェットシャツ、ジーンズやラウンジパンツ、ウールではなくコットンソラーロだからこそ作られる味わいが、このコートスタイルには宿っています。

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そして欠かせないのがコートとしての機能性。

l'impermeabileのアウターの大半に共通しているものですが、この生地もまた撥水効果があります。

雨風を凌ぐ事が前提のコートにあって、こうした”当たり前”の仕事が在って、初めてデザインへとたどり着きます。

百聞は一見に如かず、このコートの魅力は文字だけで伝えるのは不可能。

一年を通じて使える形、生地、デザインバランス、ウールのコートやダウンとは違う、l'impermeabileならではの新旧折衷の一着を、是非体感してみて下さい。

誰が羽織っても”素敵”に映るはずです。





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暖かくなったり、急に寒さを感じたり、都内では桜が満開だと言うのに、まだまだ5分咲きの長野地方。

気温が高くなると途端に御洒落に拍車がかかりますが、寒い日がやって来るとチョッピリ気分も萎えてしまいがち。

とは言え、着実に暖かい日が増えている今週は、一気に春まっしぐらへ向かっている気がします…多分。

いつも春は急激にやって来るもの。
特に私達の暮らす地域では朝晩の気温が突然日中と変わらなくなったり、急に「あ、春だ」と感じ、そしてあっという間に「あ、暑いかも」と感じます。

でも、こんな風に寒さ暖かさが長く続くと、その分色んな御洒落が出来る期間が長くなるメリットもあったりします。

今日はちょっぴり先を見据えつつ、今から着られる幾つかの新作を取り上げて見ました。

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一つ目はお仕事も兼ねながら休日にも使えるBARENAのコットン素材のセットアップ。
昨年はリラックスフィットだったダブルブレステッドのジャケットと、ドローコードのセミワイドレッグのパンツを組み合わせたセットアップスーツが、今季はレギュラーフィットの物で登場しています。

洗いが掛けられ、柔らかさと風合いに作られたBARENAらしい表情と、決して肩肘張らないコンフォータブルな作りが、今日のビジネスシーン(硬い職場は無理かもしれませんが)にもマッチしています。

このジャケットだけを使って、ボトムスはジーンズやホワイトのパンツ、時にはショーツを合わせたりして、春夏のカジュアルを愉しめます。

また色が殆ど「黒?」に見えるダークネイビーと言うこともあって、カジュアルダウンには最適なカラー。

色数を減らしてシンプルにスタイルするとハマるお勧めの一着です。

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そしてコチラのフィールドパーカは、ロマーノ・リドルフィがデザインを手掛けるl'impermeabile(リンペルメアビレ)のもの。

来季以降ロマーノ氏がデザインするモデルは「RR」と言う名称に変わってラインナップされる事が決まっています。

彼のデザインするアウターは「デザインが凝っていて実用的でもある」のが特徴です。
このパーカは、素材にワックスド・コットンを採用し、撥水効果を与えています。

例えるならバブアーなどのオイルを抜いた状態のような「乾いたサラっとした感触」でしょうか。
高密度なコットンに加工を施している為、着心地はバリバリするのではなく、極々自然なコットンアウターの着心地。

抜けるような青い色とボタンのパーツカラーのホワイトがググっと来るコントラストを生み出しています。

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そこにボーダーのニットを合わせれば、もうボトムスは考えなくても(何でも)OKなくらい、どんなボトムスにも合ってしまいます。

ジーンズ、トラウザーズ、そしてもっと季節が進めばショーツやビーチサンダルでもカッコいいですね。

このカラー、この形に、当店は「クルーズ感を感じる」ジャケットに位置付けています。
「船なんて乗らないし!」「クルージング?興味ないし!」と言うナンセンスな発想は抜きにして、御洒落は気分で愉しむのが定石✨

色のコントラストだけでも爽やかさを感じさせてくれる上、急な雨にも無敵を誇るジャケットは気分的にも盛り上げてくれます。(これがオトコの単純な歓びです!)

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足下はスニーカーが鉄板ですが、このCalro Florenseのイントレチャートのスリッポン(それもネイビースウェード)を合わせたりすると、チョッピリ上品さも上がります。

ソールはレザーと合成のコンビで滑り辛さも加わり、爽やかさなコーディネートに最適な一足です✨

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そして最後のお勧めはDrumohrのK-WAY ジャケットです。
このジャケット、実はK-WAYが生産をしているとのことで、軽くて持ち運びに便利な例のジャケットに、Drumohrのアーカイブ”ビスコッティ”柄をプリントしたもの。

これから春から夏にかけて、屋内外で肌寒い日も出て来ます。
そんな時に、サッと取り出して羽織れる気軽さが、この手のジャケットの最大の魅力。

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小さくまとめればコンパクトなポーチに収まってしまうのでは無いかと思う程、軽くて扱い易い一着です。

このジャケットにも前出のCarlo Florenseのスリッポンを合わせると、ビスコッティ柄の模様が編み目模様に見えてきて、それがイントレチャートとリンクする、ちょっとした洒落を愉しむ事が出来ます♪

春は羽織として以外にもジャケットなどの内側に挟んで、ミドルインナーとして使ったり、夏にはショーツと合わせて海や山で使ったりなど、とても利用価値の高い一着です。

今、店内は春夏の新作が山ほど到着し始めています。
是非お時間のある方はお気軽に店頭へ遊びにいらして下さいね✨



新作一覧に載っていない商品は随時掲載中です。
お急ぎの方はお気軽に店頭までお問合せ下さい。





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2022年11月8日火曜日、何年に一度の皆既月食と惑星食が重なる夜を迎えました。

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街中のお店が丁度閉店時間間近と言うこともあり、19時から20時頃には空を見上げる人が沢山。

スマートフォンに備えられるカメラの性能が格段に上がった事もあり、SNSを覗けば至る所に月食の写真が。

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多分に漏れず、私達も空を見上げながら、月食の入りから終わりまで、空を眺めていました。

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流石に一眼レフの画像には程遠いものの、赤黒く光る怪しい月の様子を収める事が出来ました。
次の惑星食は数百年後とも言われていますが、こうして人生の一部に稀な現象と居合わせられた事に嬉しさを感じます。(天王星は全く見えませんでしたが…)

さて、店内は秋冬物が最高潮を迎えています。
既に(時代に早い)女性のお客様に至ってはコートやアウターの確保が終わり、ニットやカットソー等インナー選びに移るなど、それぞれ秋冬の御洒落を愉しもうと言う方が続いています。

男性のお客様も先月辺りからエンジンを掛け始めた?と言う方も少なくありませんが、徐々に冬の装いに向けた準備を始める方が目立ち始めています。

そこで、今日は男性のお客様に向け、スタッフが購入して「これは良かった!」と言うアイテムを幾つかご紹介させて頂こうと思います。

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先ず一つ目はDrumohrの8ゲージのジーロンラムズウールを使用したアラン編みのセーターから。

Drumohrのラムと言えば、カシミアやアルパカ同等の暖かさを作るブランドの一つの顔とも言える存在。
一般的なラムの印象とは全く異なる、柔らかさや暖かさ、そしてホンノリ油分を感じさせるかのようなしっとりとした感触も特徴の一つ。

今季、当店ではメンズ、ウィメンズ共に様々なブランド、アイテムに”ピンクベージュ”を取り入れていますが、Drumohrのニットにも多数取り入れています。

その魅力は単なるベージュと違って、存在感を作れる上に「歳を重ねるにつれて損なわれる若々しさ?」のようなものを感じさせてくれるところ。(半分は冗談です)

言い方、表現に語弊がありますが(語彙が無く申し訳ございません)、ピンクは苦手、フューシャも若すぎる、でもベージュは落ち着きすぎ、等々苦手意識のある色と言うのは、人によって色々な理由が在ったりするものですが、ピンクベージュは貴金属で言うところのピングゴールドのようなもので、日本人の肌色にも合い易く、また鮮やかな原色と違って、大人らしい落ち着きを与えてくれるのが大きなポイントです。

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日常的に身に着けている色との相性は、想像以上に多く、グレーやホワイト、ベージュなど、日常的に着る機会が多い色との相性はとても良い色なんです。

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特にジーンズやスニーカーとの相性は、写真の様なスタイルとは打って変わって、海風を感じさせるようなカジュアルに見せてくれたりと、この色にはメリットばかり。

スタッフも購入後、着用の都度「服装に困ったらこのニットとジーンズでいいや」と、そう思っています。

40代、50代、60代の方には是非ともお試し頂きたいカラー(ニット)です。

(写真着用商品:コート/l'impermeabile)




二つ目は、待ちに待った一着、l'impermeabileのM65タイプジャケットです。

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今季はウクライナとロシアの戦争の影響もあり、ヨーロッパからの荷物が非常に遅延するなど、入荷にも大きく影響していました。

その中でお客様は勿論、スタッフも心待ちにしていたのが、このl'impermeabileのM65タイプのジャケット。

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このジャケットの魅力は何と言っても「ここがもう少しこうなっていたら」が形になっていること。

M65タイプのジャケットが大好きな当店は、メンズ、ウィメンズ共に様々なブランドの物を仕入れて来ましたが、それぞれのブランドに特徴や良さがあり、一概にどれが一番とは言い難いのですが、最も基本に忠実で、最も欲しい部分を形にしてくれていたのが、このジャケットでした。

程よく厚みがありしっかりとしたコットンベースの生地、衿に収納されたフードやエポーレット、そして特徴的な4つのポケットなど、見た目はM65そのもの。
(無いのは、袖の甲を覆うパーツ位でしょうか)

このジャケットはライニングに暖かな素材を取り入れた秋冬仕様の一着で、ウエスト内部にはワンタッチのドローコード等も備え、スーツやジャケットにレイヤーしたり、カジュアルユースでは鉄板の魅力なのは言わずもがな。

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またスタッフの購入サイズはいつもよりも大きなサイズを選んでいるのですが、ジャケット等の上に羽織ったりするのにストレスが有ると「着なくなってしまう」ナイーブな年代故。

着心地的なもので言えば、この大きさを羽織る事で作られるタップリ感は、今の「気分」にあっています。

またスタッフが最も気に入った部分は着丈の長さ(お尻付近まである長さ)と、腰ポケットのマチがあること。

本来のM65では腰ポケットはウエルト式になっている為、外マチは無く、着丈も短めの仕上がりが大半。

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またウエストのドローコードを伸ばした状態で着ると、写真のように前後にもゆとりが生まれ、長身ではないスタッフでも、バランスが作り易い便利なポイントもあります。

(長身の方なら何を着てもサマになりますが170㎝台前半までの身長の方とっては、この凹凸のあるバランス感はスタイルする上でも大きなメリットになります)

暖かく、形も優れていて、オンオフ迷わず手に取れる今回のM65。
間違いなくこの秋冬最も着る一着になってくれます。

(写真着用商品:M65タイプジャケット/l'impermeabile、ニット/Alessandro Luppi、パンツ/DEVORE)




そして最後は、前出のコーディネート写真でも着ているパンツ、DEVOREの一本です。

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DEVOREのパンツは本質的にコンフォータブルな物の方が、その魅力を発揮してくれる物が多く、このモデルもその一つで、当店が毎シーズン継続してオーダーしているモデルです。

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ウエスト背部の中にエラスティックを採用する事により、ウエスト回りのフィット感が増し、ベルトレスで使える(ベルトループもあります)コンフォートなパンツ。

腰回りのゆとりに対して、裾へ向かって綺麗にテーパードするラインは、このモデルの最たる魅力でもあり、また「素材によって異なる見え方をする」パンツでもあります。

今回オーダーしている素材は昨年も人気の高かった起毛感のあるコットン、ピーチスキンのストレッチ素材。

これが想像以上に生地に厚みがあり、暖かさも感じつつ、シルエットラインをキチンと維持してくれる優れモノ。

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生地の強みとしてテーパードラインを維持してくれることで、スッキリと見せてくれる他、サイズを上げてもそのシルエットの魅力が変わらないのは、若干ウエストが大きくても、小さくても、前述のエラスティックの仕様によってスポイルされてしまうため。

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前出の写真でも解る様に、腰回りから裾に向ってシャープにラインが伸びる事で、足を綺麗に魅せてくれる効果もあります。(スタッフ着用サイズは1つ上のサイズを敢えて選んでいます)

色も赤味を帯びたウォーミーなライトベージュで、野暮ったさが無い分、ジャケットにもミリタリージャケットにも、変わらないクリーンさを作ってくれます。



他にもスタッフお気に入りのアイテムが沢山有るのですが、今季は「これはイイ!」と思う物がいつも以上に在ります。

これから秋冬の物選びをする方は、是非店頭、またはオンラインストアをご覧頂き、参考の一つにして頂けたら幸いです。

11月は寒さが程よく、最も色んな御洒落が楽しめる季節。
この季節を逃さず、いつも以上に沢山の御洒落を愉しんでおきたいですね✨






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秋は連休が多い季節。
先月長期連休があったかと思ったら、今月も3連休に。
今回の連休は生憎の曇り空ですが、明日はちょっぴり晴れ模様になりそうですね。

気温予報に比べて寒い日が続いている10月ですが、いよいよ本格的な冬支度に向けて様々な装い選びが始まっています。

今日取り上げるのは、意外と有りそうで無さそうなミディアムブラウンの色。
結構ありそうなのに、、、と思うこの色も、ブレンドされる糸、或いは素材によって表情が全く変わって見えます。

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Alessandro Luppiのブラウンも、メランジぽいメリノウールが独特の味わいを作っています。
ブルーやホワイト、グレー等、意外なほど合わせられる色の幅が多いのが特徴ですが、男性にとって大人らしい落ち着きを表現出来る最たる色の様に思います。

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合わせる物やその日の装いによっても変わりますが、秋冬は特にダークトーンが増える分、この色の様に色んな色と相性が良いブラウンと言うのも、意外と有りそうで無い色ですね。

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同じミディアムブラウンでも、l'impermeabileのナイロンは少し洗練された色の様に映ります。

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元々インナーダウン、ミドルアウター的な役割で作られているパッデッドベストですが、この独特の色合いは合わせる物(色)で随分印象が変わります。

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前出のLuppiのニットと合わせても色の濃さや雰囲気が変わりますが、統一感のあるスタイルが作れるのも、極端な原色のブラウンじゃないからこそかも知れませんね。

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同じくl'impermeabileのコート(ベージュ系)と合わせても、その特徴的な色や素材の効果は絶大。
色の魅力と素材の威力が組み合わせられた一着です。

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普段なら組み合わせる事の無いブラックと合わせても、ボトムの色をスッキリさせれば、違和感なく組み合わせられます。

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中に合わせる物がカットソーではなくニットになることで異素材感が作られ、色の違和感も無くなります。

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ミドルアウターと言う存在として考えた時、この適度な厚み(薄さ)は季節的にも幅広く、秋から春まで(中は半袖等)色んなスタイルに使えそうですね。

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一般的なステッチ入りのダウンに比べてソリッドな表面を特徴にしている分、色の組み合わせや素材の組み合わせにさえ気を使えば、とても使える一着になります。

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そして、究極の名脇役でもあるグローブでもミディアムブラウンは存在感を作ってくれるはず。

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コートやジャケット、バッグにと既に手の防寒以外でもファッション的効果を生み出すグローブですが、「誰に見せる訳でも無い」ライニングカラーも拘りたい部分です。

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当店がオーダーしたのはミディアムブラウンのラムナッパレザーに、オレンジのカシミアライニングで、色のコントラストが美しい仕上がり。

決して見せる部分では在りませんが、何かの拍子にチラっと見えた時、心の中で満足が増すのは(小さいながらも)男心。

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もともと1870年代からナポリでハンドメイドを続けるMerolaは、名作”ローマの休日”でも使われるほど、歴史的に認められている存在。

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その高い品質と革の裁断から縫製までの全てを職人達(一つのグローブに6人が携わっています)が手で作り上げ、それらは各国の政治家やエグゼクティブに愛されるなど、支持は絶大。

ベージュでもなく、ブラウンでもなく、それでいてライトブラウンのように明るくもなく、ミディアムブラウンには独特の味わい深さがあり、装いに”ウィスキー”のような滲み出る味を作ってくれる魅力があります。

店頭にはこの他にも様々なブラウンが揃っていますので、同系色で統一感を愉しんだり、同じミディアムブラウンで統一してみたり、秋冬らしいブラウンの楽しみ方が出来ます。

これからの季節、確実に役立ってくれるこれらブラウンのアイテムを、是非店頭でお試し下さい。










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