IL MARE JOURNAL

Il Mare Official Blog | イルマーレ公式ブログ

タグ:WilliamLockie

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連日の自粛生活に、そろそろ退屈し始めて来る方も増えているようですが、まだまだ本格的に終息へ向かうのは先のようです。

各自治体によって異なる方法で自主的な行動が求められていますが、「今」の状況をしっかりと把握して、正確に緻密に対処する事が大切です。

特に御家族と一緒に生活されている方以外(一人暮らし)にとっては、中々心細い時間では在りますが、常に精神的にポジティブで居る為にも、多くの媒体(それも楽しい話題)に目を向けながら、今を大事に過ごして欲しいと思っています。

さて、現在当店では1月以降毎月毎週、様々な催しが続いておりますが、先週から行っているコンフォートなセットアップや、イタリア製シャツ、イタリア製パンツの期間限定販売(こちらは今週末が最終日となります)に続いて、今日から1週間は「ショーツ」の期間限定販売が始まります。

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現在型数にして十数種が揃い、サイズも最小42から最大52まで、様々なファブリックメーカーの生地を使った魅力的なショーツが集まっています。
(ショーツ/ロロ・ピアーナ社製Summer Time使用、ニット/William Lockie)

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シルエットは大きく分けて二型、全体的にゆとりのあるタイプと、テーパードしているタイプに分けられています。
(ニット/BAFY、ショーツ/インポートファブリック使用)

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大人が夏を愉しむ為に必要な、「クリーン」さと「落ち着き」のある趣は、仕立てを基本とする物によって(或いは生地によって)初めて全体の印象が変わります。
(ニット/Drumohr、ショーツ/インポートファブリック使用)

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カジュアルに舵を切った素材のショーツと異なるのは、その見た目がキチンとして見える事と紳士的な趣が与えられる事。
たったそれだけの違いが夏の装いに大きな違いを与えます。
(ショーツ/Duemila Gori社製シアサッカー使用、フーディー/Les Garcons Faciles)

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夏を前に気分を明るく過ごさせてくれるショーツ選び。
バカンスを連想させる軽やかな色や素材のショーツは、見ているだけで暖かくなるのが待ち遠しくなりますね。
(ニット/BAFY、ショーツ/インポートファブリック使用)

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まだ着るには寒すぎますが、いずれ来る夏に向けて、ちょっぴり早目に「気分」を愉しんで頂く為のイベントになります。
(ニット/William Lockie、ショーツ/インポートファブリック使用)

この他にも沢山のショーツ(全てインポートファブリックを使用しています)が揃っておりますので、是非この機会にニットとショーツの鉄板な組み合わせを選んで下さいね。

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また、もっとカジュアルに、コンフォートに夏の装いを愉しみたいと言う方には40WEFTの新作ショーツがお勧めです。

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1プリーツとホンノリゆとりを与えた腰回りから裾へのテーパードを持つこのショーツは、Tシャツからニットまで様々なカジュアルに合わせ易い一着です。

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素材にはとてもしっかりとしたコットンとリネンの混紡素材を使用し、更にそれらをツイルにする事で表情に趣のある生地になっています。

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シンプルなスタイルにこそ威力を発揮するこのショーツはシャドープリントにリーフ柄を圧している為、目立ち過ぎず落ち着きのあるカジュアルには最適の一本です。

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また同じく40WEFTのカーゴ型ショーツは、ミリタリーアイテムを得意としている40WEFTならではの一本で、カーゴパンツ作りで培った様々なディテールをショーツに転用し、それらに過度なカジュアルさは無く、あくまでも上品さを保ったままの男らしいショーツを作りだしています。

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程よいレングスとポケット位置、マチ付きのポケットにはボリューム感が出過ぎる事が無く、程よいバランスのもとスタイルし易い物に仕上がっています。

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素材にはコットン100%の厚地の物を使用しており、滑らかさとしっかりとした厚みがこのショーツのミリタリー感を色濃くさせています。

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ソーシャルウィンドウは、ボタンフライ。
この仕様は40WEFTのカーゴパンツ作りを象徴しているかも知れません。

夏になるとショーツばかりという方も多い当店のお客様方。

「Tシャツにショーツだと子供の夏休みの様になってしまう」

という方も時々いらっしゃいますが、何故そう見えてしまうのかと言うと、それはショーツのフィット感や丈、更にはトップス選びに失敗しているからなのです。

意外に思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、この「些細なバランスこそが命」なのが夏のショーツスタイルです。

「イマイチ、バランス感とやらが解らない・・・」と言う方は、どうぞお気軽に店頭でご相談下さいね。

きっと、想像されている以上に、"ほんの少しの違い"です。

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他にも、ショーツと相性の良い「羽織物」も揃っています。

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毎シーズン、様々なブランドでオーダーしているニットジャケットも、今回のDrumohrではラペル幅の広さと、見様によってはピークドラペルの様にも見える独特なラペルを持つニットジャケットが入荷しています。

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バスケットの編み目に本蝶貝のボタン、全てのクォリティが高いDrumohrのニット作りは、ジャケットにも生かされています。

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またこのジャケットは絞りが少ない為、前を開けた状態で「羽織る」には丁度良い存在。
流石にボタンを閉じて着ている方は余り見かけませんが、この手のジャケットでは閉じてしまった途端に、別の世界の人の様に見えてしまうので要注意です‥。

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組み合わせの幅を広げてくれるニットジャケットは、Vネックカーディガンに比べて立体感もあり、ショーツとの組み合わせは勿論、より多くのスタイルに取り入れやすい一着です。

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他にもGUY ROVERのシャツジャケット(本来はシャツ)もお勧めです。
このモデルは今回当店が「羽織物」としてオーダーした一着で、サンプル時の素材ではコットンツィルが使用されていたものに、厚みがありしっかりとしたリネンのヘリンボーンを採用した物。

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これによって全体の印象がガラリと変わり、しかもブラックを採用した事によってソリッドな魅力を作り出しています。

このモデルベースは元々、ファティーグの様なワーク、ミリタリーのシャツをベースモデルとしている為、シャツジャケットとしての利用は必然でした。

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衿型以外、着丈の短さやハーフブラケットの仕様、猫目ボタン、そして大きなポケットの仕様は、まさにミリタリーのそれ。

こうしたラギッドなディテールの物にリネンのヘリンボーンを合わせると、180度違うものに見える好例。

コチラも勿論ショーツにも合わせて頂いたり、ジーンズやチノーズなど、多くのスタイルに合わせ易い「羽織物」として位置付けています。

この他にも、夏のショーツスタイルを魅力的にしてくれる様々な新作が揃っておりますので、是非ご興味のある方、また夏に向けてちょっとポジティブに愉しみたいと言う方は、どうぞお気軽に店頭までお問合せ下さい。




1-3-11 minamichitose nagano 380-0823
call 026-219-3750
mail 
info@ilmare-online.jp




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いつも当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
当店は基本的に不定休となっております。
その為、店休日が不規則となります為、
ホームページ、或いはOnline Storeトップページにて、ご確認の上ご利用下さい。

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4月23日
 オンラインストアのご利用の場合、15時以降の御注文につきましては翌日のご対応とさせていただきます。

(※事情により店休日が変則的になる恐れが御座います。 予めご了承下さいます様お願い申し上げます。)
※木曜・日曜・祝祭日は19時閉店

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店休日前日・当日でのご注文の場合、発送業務が翌営業日となります。
お急ぎの場合は、ご注文時に備考欄へその旨をお記し下さいませ。


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全国、そして世界各地を脅かしている新型ウィルスの猛威。
その波紋は膨れ上がるばかりですが、多くの人々が協力しあい、事態終息へ向かう事を希望に毎日をポジティブに過ごしたいですね。

不安ばかり胸に置いても何も良いことは生まれません。
出来る事をしながら、すべき対処と常に正確な情報に耳を傾ける、そんな備えをして頂きたいと思います。

さて、今日は来る春・初夏に向けて、心地良さを基本に「揃えておきたいニット」たちを取り上げて見ました。

いつの時代も、いくつになっても変わらない物、それがTraditional(伝統的)であるとしたら、英国スコットランドの老舗「William Lockie」は、まさにそんな存在の一つかも知れません。

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世界的に評価の高いスコットランドのホーウィック地方のニットウェア。
元々スコットランドが上質なカシミアを生産する事で知られている中で、特に有名な地域の一つがホーウィック。

ニットの聖地とも呼ばれるホーウィックは、自然に恵まれたロケーションで混ざり毛のない純度の高い糸の生成を行う、まさに上質なニットを作るのに相応しい地域でもあります。

中でもホーウィックで長年ニットを作り続けて来たのがWilliam Lockie。
その魅力はベーシックでトラディショナルな物作りに支えられた"裏切りのない"真摯な物作りと、非常に純度の高い糸を使う事で知られる全てのニットウェア。

ニットの素材表記の前に「Pure」と付けられる全てのニットには、一切の混ざり毛のないものを使っていると言う証でもあり、また生産者のプライドでもあります。

William Lockieの製品の多くに、このPureの表記が付されています。

今回メンズのニットウェアをオーダーするにあたり、秋冬のウール同様、春夏のコットンにもPureの名が付いた糸を採用しています。

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William Lockieらしい基本に忠実なディテールと、高い品質を誇るニットは、今回「100% Pure Real Cotton」と記されています。

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William Lockieでは、それぞれの形に対して使用する事が出来る糸のバリエーションが非常に豊富で、今回のコットンにも数十色に及ぶカラーバリエーションが揃っていました。

その中から今回当店が選んだのは、メランジのブルーグレー(上の写真)、ロイヤルブルー、シエロ、ブラックの寒色系4色。

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そのどれもが魅力的な色合いですが、今回のニットの作りにはWilliam Lockieらしい(他のスコットランド製ニットにも見られる)衿まで回り込むラグランスリーブが採用されており、このディテールによって、いかり肩の人も、なで肩の人も、美しい丸みのある肩回りが作られるようになっています。

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クラシックな物作りが先行し過ぎると、とかくディテールにも古臭さが見え隠れする事が多いのですが、William Lockieは常に革新的なアイディアや着心地に直結する作りを取り入れ、目に見えづらい進化を欠かさないブランドでも在ります。

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また今回のPure Real Cottonは、表面は艶やかで滑らかなのに、力を入れて触れると、その弾力性と柔らかさを直ぐに感じる事が出来ます。

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それらは淡い色には、よりふんわりとした印象を、また濃い色にはマットな質感を生み、それぞれに魅力的な風合いを生み出します。

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またリブをしっかりと幅広く取り、組み合わせのし易さやベーシックな見栄えを、より上品に上質に表現してくれる物に仕上がっています。

当店に多いケースとして、シーズン序盤は目新しいデザインや色を先に購入される方が多い反面、William Lockieの様にベーシックなウェアは一番最後に購入すると言うパターンが多いのですが、「結果的に最も着ているのがWilliam Lockieなんです」と口を揃えます。

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それ程、William Lockieのニットは出番が多く、またいつもクローゼットの一番前に置いておきたい、そんな存在になっているようです。

季節の始まりはとかくベーシックアイテムは後手に回る事が多いのですが、今年は「初めの一着」として購入して見るのも悪くないかも知れませんよ?

結果的に「季節を長く着る」事になるかも知れませんので・・・(笑)

そしてもう一つ、William Lockieと同じ動きを見せるブランドアイテムがウィメンズに在ります。

それがZANONEのニットウェア。

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前回色違いであるブラックが先行して入荷しておりますが、今回は(横に並べても解らないほどの)非常に濃いミッドナイトブルー(ダークネイビー)が入荷しています。

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ベーシックな魅力を優れた糸によって引き出す今回のバリエーション。
ZANONEが持つシンプルでプレーンな魅力が、アイスコットンと言う特別な糸によって、更にソリッドな魅力を増しています。

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また単体での利用価値が高い上、肌にべたつきを齎さないドライタッチのコットンが、春はもとより真夏の暑い日にさえ、快適な着心地を約束してくれます。

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前回入荷時にも触れているのですが、このニットの素材は袖を通して初めて伝わる感触や、また夏の暑い日にようやくその威力を感じる事が出来るもの。

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女性のウェア類に機能性や着心地の良さが与えられる事で、見た目の上品さや上質さだけではなく、毎日の装いに欠かせないものになっています。

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上質な糸、上質なパーツ、美しいシルエット、どれを取っても大人の女性にとって魅力タップリの物に仕上がっているのが今回のニットです。

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(使用写真商品:ニットインナー、ニットカーディガン/共にZANONE、パンツ/INCOTEX)

休日からオフィスまで、全てのシーンで女性の味方となり、女性らしい魅力を発揮する安定の存在感は、前出のWilliam Lockie同様、自然に毎日の出番を増やしてくれる物になるはずです。

男性にとっても、女性にとっても、こうしたベーシックアイテムは後から加えると言う方が多いと思います。

今年は季節が始まる前に揃えて、スタイルの幅を広げ、より長い季節を愉しんでみては如何でしょうか。




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昨年位から俄かに広がりを見せ始めたフレンチトラッドの潮流は、この秋冬最も盛り上がりを見せ始め、これまで鳴りを潜めていた様々なチェックのパターンが多く輩出されるシーズンとなりました。

今シーズン、当店ではスカートやパンツを中心に(いつもチェックはご用意しているのですが)、それらフレンチトラッドに相応しいボトムスも含めてご用意しています。

アメリカンカジュアルやフレンチトラッド等のトレンドミックスは、ベーシックを軸に加えるエッセンスとして重要な役割も担っています。

今日はお手持ちのベーシックアイテムに加えて頂きたい2本のトラウザーズを取り上げて見ました。

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一つ目はVIGANOの美シルエットの一つBERLINO。

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とかくチェックのパターンを取り入れるとなると如何にも的な色柄を嫌う当店顧客様にとって、比較的穏やかで取り入れ易いのが、このベージュ系トーンを基本としたグレンチェックです。

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(写真使用商品:ニット/ZANONE、トラウザー/VIGANO、シューズ/MARIAN、スカーフ/Francesca Bassi)
ブラウンやオリーブとの相性も良く、自然な色とのリンクが楽しめるこの一本は、その柔らかな印象の色合いが成せるものでもあります。

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(写真使用商品:ニット/CROSSLEY、トラウザー/VIGANO、スカーフ/Francesca Bassi)
ベージュとホワイトとサックスと言った全てがペールトーンで組み合わせられたチェックには、これらのチェックに有りがちな「押しの強さ」が少ない為、極々自然に取り入れられるボトムスとしてお勧めしています。

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お仕事にも使えそうなこのパンツは、インナーをホワイトに、羽織をネイビーにすると、よりお仕事モードに適した装いに変わります。

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(写真使用商品:ニット/William Lockie、トラウザー/VIGANO、スカーフ/Francesca Bassi)
このチェックとネイビーとの共通の相性色であるイエローを挿しに使う事で、より際立つ色合わせが楽しめます。

完全なフレンチトラッドではなく、あくまでも日常の中に取り入れられるチェックとして極自然に溶け込んでくれる一本です。

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もっと色合いに洒脱さが欲しいと言う方には、同じく相性色であるグリーンをお勧めしています。
明るさと色の統一感によって柑橘系の様な爽やかな色合いが演出出来ます。

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(写真使用商品:ニット/CROSSLEY、トラウザー/VIGANO、スカーフ/Francesca Bassi)
必ずしも相性が良いとされる基本色や、想像し易い色ばかりを組み合わせると、それらは当たり前の装いにしかなり得ません。

こうして色のコントラストやリンクを楽しめるのはチェックのパターンならではと言えるかも知れません。

休日にはスニーカーとの相性も良いこのBERLINOは、着る人のアイディアやスタイルによって多くのスタイルを埋める稀な一本です。

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そしてもう一つは同じくVIGANOの中でも当店で最も人気のあるモデルTORINOをベースに、シャドーの様なチェックパターンを取り入れたブラウン系グレーの一本。

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(写真使用商品:ニット/William Lockie、トラウザー/VIGANO、スカーフ/Francesca Bassi)
色からして既に絶妙な色合いのこのチェックは、組み合わせる色によってその色がグレーにもブラウンにも見える為、想像以上に使い易い色柄でもあります。

この写真の様にオフィスでも使い易い色、形ゆえ、最も使えるチェックの一つと言えるかも知れません。

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(写真使用商品:ニット/ZANONE、トラウザー/VIGANO、シューズ/C'ast Vague、ストール/Botto Giuseppe)
トップスをホワイトにするだけで、既に存在感は抜きん出たものになるのですが、それもこれもトラウザーズにチェックというパターンがあるお陰でプラスアルファが最低限で済む点も、ポイントが高いですね。

こうして手持ちの物に加えるだけで存在価値が出るからこそチェックのトラウザーズは魅力大なのです。

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(写真使用商品:ニット/Drumohr、トラウザー/VIGANO、シューズ/Fabio Rusconi、首に巻いたストール/Botto Giuseppe、手に持ったストール/Francesca Bassi)
前出とは逆に、トップスに落ち着きが先行する色との組み合わせの場合には、挿し色にライトグレー等の明るい寒色系でまとめると、派手さは無いながらも存在感を作る事ができます。

こうしてご紹介させて頂いているだけでも、チェックパターンが持つ意外なマルチ性を感じて頂けるかも知れませんね。

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(写真使用商品:ニット/ASPESI、トラウザー/VIGANO、シューズ/MARIAN、ストール/CITRUS)
もっと凝った組み合わせを楽しみたい方には、ボトムス以外のすべてをオリーブ一色でまとめる上級スタイルをお勧めします。

元々好相性でもあり、今季特に多くのスナップで見かけるオリーブカラーとブラック、オリーブカラーとグレーの組み合わせは、色の統一感が全てのキモ。

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先日のブログでも触れておりますが、当店が「色」でオーダーする理由は、ブランドや国の垣根を越えても、色のリンクが叶えられると言う点。

この組み合わせにも、ニットとシューズ、ストールとパンツと言った、部分的な色のシンクロが適っています。

こうした色の組み合わせは『出会い』です。
装い完成にはまとめた色の組み合わせで購入するのが正解ですね。

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(写真使用商品:ニット/ZANONE、トラウザー/VIGANO、シャツ/Guy Rover、スカーフ/Francesca Bassi)
このトラウザーズは休日にも使い易く、写真の様にシャツとハイネックの鉄板レイヤードに合わせるだけで、即座に大人の女性らしさが作られます。

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煉瓦の様なブラウン(ブリックカラー)と、ホワイトを挟む事によって活きるボトムスの色柄。
たったこれだけで十分な存在感を作る事が出来ます。

チェックのボトムスは

「穿いただけで際立つ存在感を生みだしてくれる」

シンプルな装いを好む人にとっては欠かせないファクターになり得るのですね。









こうしてトレンドの一つにもなっているフレンチトラッドを嫌味無く、それも流行に捉われる事無く取り入れるには、それなりの(永続的に使える)色や柄の選択がマストです。

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(写真使用商品:バッグ/Felisi
シャツ、ニット、パンツの3点だけで完成される装いには、バッグを加えるだけでも充分な存在感が作れます。

ここでチョッピリ脱線しますが、このZANONEのニットも実はマルチに使える一着です。

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一着で着ればたっぷりとしたフィットを楽しめるコンフォートなニットとして、そしてシャツとレイヤードする事で生まれる、この(脇や身頃などの)ゆとりによって、このニットの持つディテールが最大限に生かされます。

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当店顧客様にとって定番的な装いですが、シャツとタートルやハイネックとのレイヤードは、秋冬のスタイルを作る上で欠かせないもの。

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スカーフで色を少しだけ見せたり、バンダナで色を見せたりと、衿元はその人の個性が作られます。

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こうした組み合わせには、無理なアイディアは不要。
ただ『シャツとニット(最適なニット選びは必要ですが)を合わせるだけ』です。

こうして秋冬には意外と忘れがちな「レイヤード」やチェックの様に「存在感」のあるものは、実は最も必要なもの。

皆様がお手持ちの中に「無いかも」と思われた際には是非とも入手して頂きたい物たちです。

以上の他にもチェックのパターンでは英国的で在りながらイタリアらしいチェックも在ります。

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(写真使用商品:ニット/ASPESI、カーディガン/William Lockie、スカート/INCOTEX、スカーフ/Francesca Bassi)
当店のブログやSNSでは登場回数の多いINCOTEXのスカート。
この微光沢とガレス・オブ・プリンチペ(プリンス・オブ・ウェールズ=グレンチェック)の組み合わせもまた、多くの色との相性が良い一着です。

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在り来たりと思われる装いにはスカーフやバンダナを効果的に取り入れて、是非この冬の装いを新たなトレンドと組み合わせて楽しんで頂ければと思います。

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当店スタッフもまた冬になるとスカーフ着用率が増える一人です。

チェックやスカーフ、そして使えるニットと、今日は盛りだくさんのおススメですが、是非ご来店の際はお試し下さいね。




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雨事に昼夜の気温差が広がり、冬は着実に足音を早めてまいりました。
何故か寒さを感じると"食"に対する欲求が増えますね。
食べる事で体を暖め動ける身体を作る、まさに人が動物で在る事を感じさせます。

さて、連日大きく変わる昼夜の気温差に「何を羽織るべきか」を迷う方も少なくないと思いますが、お仕事の現場でも徐々にカジュアル化が進む所も増え、毎日の装いにスーツや衿物必須と言った職場は少なくなりつつありますね。(もちろん金融関係や信頼を主とする職務は別として)

そんな職場、或いはご自宅、勿論週末も含め最適な羽織があります。

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それがWilliam Lockieのスタンドカラーカーディガン。

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欧州、欧米のスナップや映像でも女性が実にサマになる装い、それも日常を切り取った様に見かける、この手のカーディガン。

腰を覆う長さ、ボタンや留め具を持たない前部、そして何より英国的でしっかりとした作りとクリーン感が、その映像、スナップをより魅力的に見せるものです。(ブロンドや彫の深さもありますが…)

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このカーディガンの魅力は何と言ってもWilliamが作っていることです。
既に皆様ご存じの様に、Williamは一切の妥協を許さず、物づくりに真摯なメーカー。

その老舗たるがゆえの拘りや"変わらない"物作りは、私達に(まさに)サスティナブルな感覚を与えてくれるものです。

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今回当店がオーダーしたニットではPure Geelong Lambswool(ピュア・ジーロンラムズウール)を採用。

ご存じの様にPureと名が付く糸の組成には純度の高い、混ざり毛の無い糸が使われている証。
世界広しと言えども、これらを当たり前に名付け素材表記をするのはWilliamを含む僅か少数。

それは期待を裏切らない自信の表れでもあり、また暖かさや糸の品質を保証してくれるものでもあります。

このジーロンラムズウール、皆様意外とご存じでないかも知れない事が一つあります。

ラムズウールと聞いて、粗悪な品質のチクチクとした糸を連想する方も少なくないと思うのですが、本来ラムズウールとは、読んで名の如く「仔羊」(ラム)の羊毛を指します。

生後5か月から7か月のメリノ種の仔羊から刈り取るラムズウールは、本来艶があり、柔らかく、弾力性があります。

つまり多くの方が誤解しているラムズウールには、キチンとした製品管理が行われてい無いか、或いは生産上のコストダウンに伴う、他繊維の混紡糸によって、肌への触れ具合がよろしく無いのかも知れませんね。(あくまでも想像ですが)

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そして今回使用されているジーロンラムズウールは、羊毛の産地としてスコットランドのホーウィックと並び高品質な糸を生産する、オーストラリアのジーロンで生産される事から、その名を冠しています。

オーストラリアの南に位置する、大都市メルボルンに程近いジーロンは、羊毛の他、農産物や金、石油や自動車製造など、様々な産業を持つ土地です。

その恵まれた土地で育まれたジーロンラムズウールは、糸の繊維が細く、更に艶やかさと柔らかさ、そして高い保温力を持ち、一般的に知られるラムズウールへの印象を大きく変えるものです。

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既にWilliam Lockieのニットを試された方ならお分かりの様に、Williamのニットには特別を感じさせるものがあります。

それはニットとして当たり前でもある「暖かさ」に加え、糸の一つ一つの品質が高いと解る、優れた糸の選択、そして編みによって全ての希望を叶える質実剛健さがあるのです。

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今回このカーディガンでは3色をオーダーしています。
(William Lockieでは一つの糸に対し数十色以上の色の選択肢があります)

極々似た色合いの中にも十数色が揃うWilliamの中で、当店が選んだのは、限りなくブラックに近いダークネイビー、そして漆黒のマットなブラック、そしてマッシュルームと名付けられた淡い杢調のライトベージュの3色です。

どれもが使い易く、そして着丈やボトルシェイプラインの胴、動き易い袖付け、その他にも袖を通して初めて解る「心地良さ」が沢山備わっています。

これからの季節、屋内外を行き来するのに最適な一着として、より多くの方にお試し頂きたいカーディガンです。

まだ試された事の無い方は是非この機会にお試し下さい。




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ようやく今日を境に秋らしい涼風が戻って来そうな気配。
街には秋晴れに誘われ、沢山の賑わいが目立つ週末となりました。

連日の新作入荷に、私達スタッフも新作のご案内が追い付かない程、この季節は新作が集中して到着します。

少し早めの入荷の女性物に遅れる事、約1か月、今月は男性物の新作が連日押し寄せています。

今日のブログはまたしても(?)男性物のピックアップですが、決して女性物の入荷が無い訳ではありません…。
(女性物の新作も沢山到着しておりますので、くれぐれも誤解の御座いませんように…)

夜が近づくと共に、まるでクーラーでも効いているかの様な涼しさに覆われ、少し肌寒さを感じ始めています。

こうなると男性諸兄もニットの存在を意識し始めますね。

今日ピックアップしたのは沢山到着しているニットの中から、当店が特にお勧めする数型。

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一つ目は、当店では御馴染のブランド、スコットランドの老舗『William Lockie』の新作。

William Lockieと言えば、純度の高い糸を用い、人のぬくもりを感じさせる作りが身上のブランドですが、今回の新作もまた抜きん出た糸のクォリティと、糸の持つ精緻さを感じさせる一着です。

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見た目はベーシックなクルーネックなのに、良く見るとハイゲージのエクストラファインメリノウールを撚り合わせたバスケット編みの模様が目に止まります。

William Lockieのエクストラファインメリノは、既に説明不要の心地良さですが、これらを使い立体的な凹凸を与える事によって、軽さとしなやかさ、そして着心地とは裏腹な見た目の奥深い編地を持ち合わせています。

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元々、手入れがしやすく、また糸の復元力にも長けたメリノウールを、まるでシルクカシミアやアルパカの様に、暖かさと糸の艶やかさ、そして肌に触れた時の滑らかな質感が、William Lockieのニットを更に上質に、上品に見せてくれています。

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今回は純白のピュアホワイトと、イタリアの都市名を色名に使った漆黒のブラックの2色をオーダー。
以前もお伝えした事が在りますが、William Lockieの色数(色糸)は数十色の中から選ぶのですが、同じ色のトーンの中にも濃淡や杢調など何種類もの糸が在り、その中から私達の装いに合う色だけを抽出しています。

それがゆえ、今回のホワイトもブラックも、写真で見るよりもはるかに色の奥深さを感じて頂けると思います。

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そして二つ目はDrumohrの新作です。
当店のニットウェアはDrumohr無しでは謳えない程、当店のラインナップに切っても切れない不可欠な存在。

そのDrumohrでオーダーしたのは、前出と同じくエクストラファインメリノを使った"ガーメントダイ"を加えた一着です。

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8Gの糸を丹念に編み上げ、前述の様に、復元力に長けた糸の習性を利用し、凝った色の加工が叶えられています。

メリノ種の糸がホームクリーニングなどにも適している理由は、こうした復元力の恩恵が多分にあるかと思いますが、当店に於いてメリノウールもまた切っても切り離せないマストな存在になっています。

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ガーメントダイを施す事によって生まれる、どことなくメランジの様にも映る色の濃淡が、このニットの味わいをより深いものに仕上げています。

一着でも、シャツなどとのレイヤードでも、その魅力は紳士的なカジュアルにアップデイトしてくれそうです。

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そして最後にお勧めするのも、同じくDrumohrのニット。

昨今、英国的な装いや米国的な装いに加え、どこかフレンチアイビーの様なテイストも目立ち始めています。

そんな懐古的な潮流の中、当店がフォーカスしているのが、このショールカラーのプルオーバーです。

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糸は4Gのジーロンラムズウールを用いており、このニットもまた素朴な中にイタリア的感覚、要素が多分に含まれています。

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その理由の一つが伸縮性に優れた糸の性質と共にフィット感を高めている事、また着丈を長く作り過ぎない事など、イタリア目線によるカジュアルの条件が、見事に消化されている事が解ります。

また素材のラムズウールも、ごく一般的な想像であれば「チクチクしそう」とか「ごわごわしそう」など、日本に於けるラムズウールの誤認が先行してしまうと思うのですが、かつて80年代から90年代、純度の高い、正確な収穫をされたラムズウールには、このような質感は余り多くは在りませんでした。

勿論、皆無とは言い難いのですが、本来初刈りの毛や幼羊の毛には、柔らかさ、適度な油分、心地良さは言うまでも無く備わっているものです。

それらを使用する事で生まれる、"多くの人たちの想像を覆す感触"は、ラムズウールの本当の質感。

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この柔らかさや艶やかさは、実際触れてみない事には伝わり辛いのかも知れませんが、老舗でもありイタリア企業(現在)でもあるDrumohrらしい、糸の厳選、作りのディテールは、確実に時代と共に進化し、加えて大切な要素を外す事無く、常に質の高いニットウェアを提供すると言った点では、前出のWilliam Lockie同様、高い審美眼と拘りのある両者のアイデンティティを窺い知れるところです。

こうしてニットウェアは、それぞれのブランドや企業が持つ、背景や得意とする技術など、その魅力の発見は多岐にわたる訳ですが、それらを程よい価格に抑えつつ、妥協のない品物作りをするブランドは、それ程多くは無いでしょう。

今季、当店に到着しているニットウェアの大半が、長い歴史のもと培って来た知識や技術などを駆使し、お客様となる皆様方へ、より魅力的な物を提供する事が前提となっています。

涼しさも明日以降、徐々に増して行きそうですが、この週末を機会に、是非新たなニットウェアの魅力に触れてみて下さい。

きっと発見がありますよ。




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