小雨空ながらもどこか過ごし易い気温に恵まれた一日。
冬空とは言え今日位の気温だと冬も過ごし易く感じられますね。
こんなどんより空には見た目も爽やかなサラダを食して気分一新。
目で見る情報は脳に大きな影響を作ります。
そう考えると彩色豊かな食事は大切ですね。
さて、今日は世話しい一日の始まりとなり当店スタッフそれぞれが共に忙しい時間を過ごしました。
そんな中、縁あって一台の車をお借りする事になった為(随分久しぶりですが)この一台のインプレッションを記してみようかと思います。
(過去ログにはVOLVOなどが御座います)
今回お借りした車は、現在車人気を牽引しているカテゴリーである『コンパクトSUV』の一台、『Audi Q3 TFSI』。
このQ3、元々はコンパクトクラスのA3から派生したSUVモデルですが、このカテゴリークラス(Cセグメント)は、海外ではVolkswagenのゴルフや、Mercedes BenzのAクラス、BMWの1シリーズ、国内ではLexusのCT、MazdaのMazda 3など、最もバリエーションも広く、また日本国内で最も熾烈な争いを繰り広げているカテゴリー「Cセグメント」と呼ばれるハッチバックが主になる種別に属し、それらから今日のSUV人気へと移行する際に生まれた
最も扱いやすく、最も日常的な、マルチパーパス(*¹)
として既に海外は勿論、日本でも多くの競合車が生まれています。
(*¹・・・多目的、或いは万能な)
このカテゴリーの車たちは、昔(のサイズ常識)からコンパクトと呼んではいるものの、実際にはフルサイズ(日本では5ナンバーを超える全幅、5ナンバーに収まる全長など)に近いか、或いはそれ以上の大きさまで成長している為、実際には見た目の印象より(数字的には)大きな車両が多いのも現代の特徴。
(Cセグメントそのものが大きくなって来ています)
このQ3も多分に漏れず、見た目的にはとてもこじんまりとパッケージされている様に見え、まるで日本の5ナンバー車両程なのでは?と思わせる程。
しかし寸法上では全幅1830㎜と非常にゆとりある大きさで、実際に車両を見ても尚、その寸法が信じられない位、上手な造形をしています。
この「大きさを感じさせない」造形は今やどのメーカーも取り入れている手法ですが、元々Audiは数字の呼び名時代(80、90、100など)からフロントやエンドを絞り、大きさを感じさせない作りをしていました。
更に最近のAudiらしいシャープな顔つきによって、表情の押し出しに対してリアエンドを絞るなどをする事によって、実際の大きさを感じさせない『迫力とコンパクトな見た目』を両立しているのもAudiらしい特徴かも知れません。
全高は1600㎜を超える高さながら、エンドの絞り込みによって、ここもコンパクトに見えます。
古いAudiから共通しているサイドの峰のラインも、サイズが変わっても維持されています。
実はこんな造形が前後に伸びやかさを持たせたりする視覚的なメリットだったりもするのですよね。
当店にはAudiユーザーが数名いるのですが、その何れもが異なる車種、排気量にも関わらず、どれも個性的な乗り味や見た目を持つのに、全てがAudiらしさ、アイデンティティを持っているのは、ドイツ車は勿論、近年の日本車にも共通する所。
例えば最近のMazdaやLexusの様に、一つの特徴をキープコンセプトとして一貫する事で、ブランド名ではなく、車の特徴=アイデンティティを見せる事が、最近の車のデザイン性の一つに生きているのかも知れません。
デザインやエクステリア(外観)はさておき、今後数日間乗る上で様々な点で実感したのは、端的に言うと
『非常に乗り易く、女性にもお勧めしたいほど日常的な車』
が率直な感想。
その理由は、「適度な車高」、「タイヤの切れ角」、「程よいサスペンション」、「乗り出しの軽やかさ」。
実際、乗ってみて感じるのは(男性の日常としては勿論ですが)、女性にとって最も肝心な
「周囲を見渡し易い」事、そして比較的「小径のハンドル」と「低速域での扱い易いエンジン性能」は、車格を感じ辛い女性にとって、前後左右の感覚が非常に取り易い適正な「着座位置」にある事によって、普通車よりほんの少し高い位置に座る事で見渡し易く、尚且つ、その視覚に対して動きやすいエンジンのレスポンス(反応)である事。
通常、SUVと聞いて想像するのは大きな車体と無骨な内装や大味な乗り味を連想する方が多いでしょう。
しかし昨今のSUVに、それらは無縁。
むしろ日常の足として活躍してくれる二つとない利便性を発揮する、まさに前述のとおり
マルチパーパス
な車がコンパクトSUVなのです。
また信号など一旦停止の際行われるアイドリングストップ機能や、室内灯の柔らかくも透明感のある灯り、更にワンタッチで開閉するリアゲートなど、女性でなくとも備わっていて欲しい「当たり前」が全て備わっています。
国産車に慣れ親しんだ人にとっては、こうした装備は「外国車なら当然でしょう?」と思われがちですが、日本車も外国車も同様、ある一定以上の車両を選ばなくては、コストダウンによって排される事もしばしば。
つまり、何が生活の中心かによって、車の選択は大きく左右されるのですが、このQ3は生活の全てをカバーしてくれる一台に成り得ます。
通勤、レジャー、旅行、それらが高速道であれ、山であれ海であれ、どんな状況でも最高のパフォーマンスを見せてくれる「最小限にして再上限」の車がこのQ3。
四輪駆動(クアトロ)を感じさせない軽い乗り味と、荷物量や乗員数によって適正なクッション性を生み出すサスペンション、2ペダル(純粋なオートマティックではなく、クラッチを持つマニュアルトランスミッションを電子制御によってオートマティックの様に仮想)とは思えない滑らかな乗り出しなど、改めてAudiの進化を感じさせる一台です。
このQ3の更に下にはQ2がダウンサイジングSUVとして在りますが、ご夫婦、そしてお子さんが核家族となる家庭が多い当店のお客様方にとっては、最高の自家用車となりそうです。
ともあれ多くの車種を乗り継いで来た当店スタッフにとって、「乗って初めて解る魅力」は、どの車も同じ。
イメージ先行ではなく、実際の感触から得る物が全てです。
我々の職業にも似たような表現があるのですが
「語らず、触れろ」
が全てです。
空論をかざすより、実際に袖を通したり、触れてみたり、手にする事で解る「感触や感覚」は、車も家も、そして洋服も同じ。
ミニマルを目指す方にとって、是非ともお勧めしたい一台でした。
(インプレッションが書ききれないので、残りは店頭で・・・)
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