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まだまだ日中の暑さは続いていますが、夕方の気温はチョッピリ涼しく感じるようになってきました。

「秋」と聞くと「枯葉」や「落ち葉」を想像しますが、まだまだ街には緑が沢山。

緑が少なくなると途端に寂しさを憶えます。
目に映る緑は優しく、心を爽やかな気持ちにさせてくれるもの。

今在る緑を充分満喫しておきたいですね。

そんな爽やかな景色とは裏腹に、現在店内では連日秋冬の新作が到着を進めており、徐々に冬の物までが増えて来ています。

とは言え、実際に着る季節の前に備えたいのが洋服。
今のうちに沢山の品物を吟味しておかなくてはなりません。

「暑い…」けど「御洒落も愉しみたい…」
心の葛藤が始まる季節です…。

今日はその葛藤も若干?少なかろうデイリーユースに最適なブランド”SOUTH PARADE”をピックアップしました。

South-Parade-Clothing

SOUTH PARADE(サウス・パレード)は、ファウンダーでありデザイナーでもあるスペイン人のTaniaとイタリア人のLorenzoの二人が、イギリス、ロンドンで出会い、トム・フォード、フェラガモ、エミリオ・プッチ、バーバリーといったビッグメゾンで培った経験を活かし、アメリカのマイアミから発信している”カットソー”と”スウェットシャツ”(或いはセーター)を中心としたブランド。

二人はSOUTH PARADE(地名)から着想を得た事をきっかけに、地名をそのままブランド名に採用しています。
(※サウス・パレードはイングランド、オックスフォード州北部にあるストリート名)

彼らの作るカットソーはペルー産の最高級のピマコットンを使用しており、常に品質や着心地にプレミアム・クォリティを求めています。

そんな彼らが作りだすカットソーを当店がオーダーした理由は、このブランドを紐解くにつれ感じさせる(メゾンで従事した経験がありながらデイリーウェアを作るということから)一つの”カジュアルダウンの為の洋服”であると考えたから。

少し解りづらいのですが、私達は常々思うのです、「御洒落はセンスで表現するもので、言葉で表現するものではない」と。

だから言葉で説明するのが難しくなってしまうのです。

極端な例え話をすれば、シャネルのジャケットを持っている女性がいるとして、その女性が「ボトムには着古したリーバイスを、バッグは使い古したシャネルを、そしてインナーに着ているのがSOUTH PARADEのTEEシャツ」といった感じ。

言わば欧米女性が得意としているチープ&シックを現代的に解釈するスタイルが私達の(昔からの)定番的スタイルでもあり、またこうしたスタイルを作るのに必要なパーツの一つとしてSOUTH PARADEが在った、と言うこと。

そこには、見る人の見方によって「如何様にも判断する事が出来る」のですが、彼らの作るカットソーに使われる高品質な素材や、触った時の感触、軽さ、その全てが一見するだけでは解りづらいもので、「だからこそ…」の選択なのでした。

(話は長くなりましたが)今回このブランドでオーダーしているのは、以下にご紹介するラインナップ。

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フレンチシックを気取りたい時、真っ先に欲しいと思わせるフレンチボーダー。

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綺麗でクリーンな色使いにトリコロールカラーでもある鮮烈なレッドを、フロッキーによるレタードで表現し、ジーンズなどのカジュアルから、レザーのスカートまで、海外女性のスナップに連想される全てのアイテムに共有出来るトップス。

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触り心地は滑らかで、上質なコットンを使っている事を直ぐに理解させてくれます。

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ボーダーにジャケットに、ジーンズ、そしてパールを合わせたりチェーンのバッグを合わせるだけで、ヨーロッパの空気感を漂わせる事が出来ます✨

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同じボーダーでも、こちらはラグランスリーブとボディ同色のカラートリムを与えた、しなやかで滑らかな一着。

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素材のクォリティが上がると、それらはドレープとして目に解り易く映ります。
上質な滑らかさは(実際には光っていませんが)光沢を思わせる表情を生地に作ります。

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胸(心臓の位置)にはハートのプリントを施し、このカットソーもまたフレンチトリコロールで完成されています。

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肩がラグランスリーブになっている、たったそれだけで、女性らしい華奢さや繊細さを作れることも、きっと彼らは熟知しているのでしょう。

この一枚とジーンズだけでも充分に御洒落度が変わって見えるはずです。

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ソリッドな魅力のTEEシャツも、同じ様にペルー産のピマコットンを使用し、上質な出来栄えを見せてくれます。

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レタードは、生地や色、雰囲気に合わせて、フロッキー、ラバー、ワッペン、染み込みプリントと、それぞれが経年によって得る表情を想定して(?)捺されています。

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各プリント(或いはレタード)から得る”テイスト”や”イマジネーション”は、彼らが意図することを、身に着ける私達が紐解きながらスタイルを考えたり、単純に色を選択して御洒落を愉しんだり、様々な捉え方、楽しみ方が在ります。

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また全てのTEEシャツにピマコットンだけを使用しているのではなく、このメランジのTEEシャツのように、色の杢感を出したり、テイストを作る為に必要なものには、ポリエステルを混紡し、やはり経年と共に味わいを深められる素材選択が成されています。
(そんな心憎いことを本当に考えているのだとしたら、彼らは本当のプロフェッショナルです。 否、そうで無ければ困りますが…。)

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またTEEシャツモデルには立体的なカットが施されています。
前後の着丈の長さを微妙に変える事で、ウエストから腰へのラインを綺麗に魅せています。

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彼らの作るスウェットシャツにも、TEEシャツ同様の軽さや滑らかさなど、クォリティを求めている事が「触れて解る」ものになっています。

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表面が滑らかで、一般的に裏毛(裏側がループ状のもの)になるのに対し、彼らのスウェットシャツはミニ裏毛を更に細かくしたような生地が使われています。

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それらは軽さを生み、生地そのものの持つ強度や安心感を与え、何よりレイヤーのし易さ(例えば中にシャツを着たり、外側にコートやジャケットを着たり)をも容易にします。

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スウェットシャツもまたTEEシャツ同様、そのモデル(色や生地)に合った糸のブレンドを行っています。

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コットン100%もあれば、ポリエステルとコットンのブレンド生地もあり、スタイルに合わせた生地を使っていることも、彼らの中では一仕事です。

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レタードも同じです。
前述の様に、形や生地、色、テイストに合わせた、プリントを使うことで、それぞれが特徴的な変化を生み、長く着続ければ着続けるほど、傷みながら味わいを生み出していきます。

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このフーディーにはパイル素材のワッペンがレタードに使われています。
洗濯を繰り返したり、擦れたりしながら、パイルは毛玉になったり解れたり、そんな加減がカジュアルなテイストの良き味わいとなって還って来るのです。

彼らの作る”上質”な糸、生地を使ったトップスは、着る人のスタイルや日常の中に溶け込み、他と違ったニュアンスを表情として現し、スタイルの数だけ個性を生み、また着る人の解釈の数だけ、様々なファッションが生まれます。

たかがTEEシャツ、たかがスウェット、しかし去れどTEEシャツ、スウェットです。

彼らが作るSOUTH PARADEを身に着け、是非「当たり前の毎日をブラッシュアップ」してください。

「どんな服装に取り入れるか」だけで違ったスタイルが生まれるかも知れません✨








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