日中は春の訪れを感じさせる陽射しが射す様になり、少しずつ装いにも変化が欲しくなる季節になりましたね。

風はまだまだ冷たいものの色や形等、装いの中に何か春らしさを感じたいこの頃です。

春らしさを得るには先ず足元を固めたい、そんな思いに駆られた男性顧客様が続いていた昨今。
丁度今日、男性諸兄がお待ちかねだったENZO BONAFEの新作が到着いたしました。

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毎シーズン新しい提案を検討する度、欠かさずオーダーする物、そして顧客様方からの要望も多いのが「ローファー」。

木型を変え、革を変え、色を変え、様々なモデルを試してきたのですが、今春の新作は”顧客様方のご意見”を元にオーダーをしています。

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それが、この趣のあるミュージアムカーフを使った一足です。

元々木型に使用しているLUNAは、ご購入下さった御客様の多くが「履き易さ」と「形の綺麗さ」に惚れ、次なるモデルのベースへとご要望が多かったモデルです。

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その流麗なラインは丸みとエッジが程よいバランスで描かれている為、一見しただけでは魅力の全てが伝わり辛い程、シンプルでベーシック。

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然し乍ら、幾度と履いているうちに気付かされる、その細部のディテールには、一口では言い表せられない「艶やか」な魅力が放たれているのです。

今回このモデルに使用した革(ミュージアムカーフ)と共に、顧客様方のご要望により誂えたのが、ボロネーゼ製法による仕上がり。

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アウトソールをボロネーゼ製法によって仕上げる事により、コバの張り出しは最小限になり、既に見た目からエレガントに。

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またこの製法はENZO BONAFEが拠点を構えるボローニャ地方に由来する製法ゆえボロネーゼ製法と呼ばれる訳ですが、この製法による特徴は、何と言っても、

『反りが良く、履き心地が良い』

事です。

確かに正面から見ると通常行われるブレイク製法(土踏まずのみをマッケイで仕上げ、その他はグッドイヤーで仕上げる方法)に比べ、アウトソールが緩やかにカーブ(膨らみ)を作る等、如何にも履き心地に寄与しそうな形状を窺い知る事が出来ます。

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このボロネーゼ製法、特徴的な縫い方として、アッパー全体を袋の様に足を包み込むような縫い方(仕上げ方)を行う為、足に心地良い感触を得る事が出来ます。

「反りが良く、履き心地が良い」

イコール、雨天時の扱いには注意が必要ですが、やはりローファーの様にスマートで綺麗さを演出したい靴には、全天候対応を求めるのは無粋。

綺麗な靴、お気に入りの靴だからこそ雨天時には別の靴を履く事は言わずもがなの定石。

今回のローファーは当店主導ではなく、あくまでも顧客様方のご意見を取り入れ、皆様方と共に作り出した一足。
仕上がりは勿論、素敵の一言です。

是非この春夏、履き易さと魅力ある綺麗な形の一足を、ENZO BONAFEで選んでみませんか?


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