IL MARE JOURNAL

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タグ:L.B.M.1911

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今日も日が暮れると同時に、あっという間に涼しくなってきました。
少しずつ夜の訪れが早まり、秋も着々と近づいてきました。

日々気温が変化し、秋冬物が着られる歓びがふつふつと湧き始める今週。
春夏と違ってレイヤーが増える分、秋冬の御洒落が好きと言う方も多いと思います。

今日はメンズアイテムの中から秋冬の基本の”キ”でもあるインナーにフォーカス。

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インナーと言ってもカットソーではなく、ヤッパリ大人の男性を自負するのであればハイゲージのニットがインナーである事は確実。

中でも33ゲージのエクストラファインメリノを使ったnomiamoの”モックネック”は、ちょっぴり衿越しがあるだけで首回りの表情が作れることもあって、レイヤードの中心になり得る存在。

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衿や袖はしっかり編み込まれたリブによる安心感もあり、それでいてハイゲージメリノ特有のツヤと滑らかさがあるだけで、充分上質さが伝わって来ます。

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今回当店がオーダーしたのは限りなくブラックに近いネイビー、そしてブラックと青灰色(グレー系)の3色。

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どれも味わい深い色合いで、艶が解り易く(写真では艶が伝わり辛いのですが)、高品質である事が直ぐに伝わって来ます。

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糸そのものの細さも然る事ながら、隙間なくシッカリと編み込まれ、触れると程よく肉厚感も感じられる等、心地良いニットである事が直ぐに伝わります。

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どの色も使い易く、ベーシックな3着として申し分ない色たちですが(私達は3色購入をお勧めしています)、普段身に着けているパンツやデニムにも違和感なく溶け込み、それでいて上質感も伝わって来るのは、ヤッパリ素材の成せる業でしょうか。

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カジュアルにもドレスにも使えるnomiamoのニットは、一着持つと次の色が欲しくなる、そんな気持ちにさせられます。

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ジャケットのインナー利用には最適の相性を見せてくれるnomiamo。
意外とどんな色柄のジャケットでもシックリあってしまうから不思議。

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この3色の中で最も組み合わせを考えてしまいそう?な青灰色も、こんなハウンズトゥースのツィードで合わせてもご覧の通り。

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色に落ち着きがある分、少々の色柄があってもスッキリ見せてくれるのが特徴の色。

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言わずと知れたネイビーも、その独特な色の濃さからブラックの様に見えますが、そこには敢えてグレンプレイドを合わせると、全体がシャープになり過ぎず、冬の重たさの中に清涼感すら感じさせてくれるバランスの良い組み合わせが楽しめます。

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ネックウェアが楽しめるのも秋冬ならではですが、こうして色んな色や柄を組み合わせたりして愉しめるのも、nomiamoが中心のスタイルゆえ。

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ブラックは文句無しに、どんな組み合わせにも対応してくれるマストカラー。

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全体的に色が沈んでしまわないよう、少し色に迫力を付けた組み合わせをすると、一枚も二枚も上級者に見えます。

ここまで挙げた組み合わせも、ボトムにジーンズを合わせるだけで、あっという間に「楽して御洒落」が手に入ります。

複雑な色の組み合わせや、柄の組み合わせを、計算し過ぎてコーディネート難民になってしまう事も多い秋冬。

ひとまず、マストなnomiamoの3色を試して、その着心地とユーティリティを味わって頂きたいと思います。

タートル程衿腰が無く、クルーネックほど凹凸を気にせず、この一枚でスタイルが変わって見えてくれるお勧めのニットたちです。

是非お試しを。





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蒸し暑さの続く毎日の中、ふと見上げると秋のような雲がチラホラ目に入り、気温は変わらずも少しずつ秋らしさは近付いているのだと感じさせられます。

店頭には秋冬の新作が徐々に揃い始め、早い物ではコートやダウンなども並び始めています。

そこで来る秋の為に、今日取り上げたいのが”英国的”なエッセンスのもの。

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いつの時代も、いくつになっても、そしてクローゼットに眠り続けていたとしても、腐らず、そして必ず活躍の場を作ってくれるのが『英国的なエッセンス』を持ったものたち。

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例えばこのジャケット。
ネイビーとブラウンが織り交ざったハウンドトゥース(千鳥格子)のツィードを生地に使ったものですが、見た目の堅苦しさとは裏腹にイタリアメイドゆえの、柔らかなシルエットと仕上がりを持っています。

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今季のL.B.M.1911のものですが、このブランドはこう言う”雰囲気のある”ものを、極々当たり前に作るのが、とっても上手。

生地自体は英国産を思わせる程よいハリのあるものですが、いつもL.B.M.1911で感じるのが”ノボリ”(首元から肩線にかけての緩やかなライン)が、とても自然で滑らかな撫で肩を作ってくれるんです。

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当店のオーダーするL.B.M.は全てRegular Fitでオーダーしているので、全盛期のSlim Fitとは全く別物のような仕上がり。

所謂ジャパンフィットと呼ばれた、キツいドロップや着丈の短さではなく、グローバルに作られたフィットモデルであるため、特に我々世代にとっては無理なく自然に着る事が出来るのが特徴です。

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チャコールグレーのパンツや、ミディアムグレーやネイビーのフランネルのパンツ、そしてジーンズやデニムシャツなど、オンオフ使い分けられるのも英国的エッセンスの持ち味。

ちなみに写真のインナーに使用しているのはDrumohr(現在はイタリア企業ですが元々は英国のブランド)のもの。

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麦の穂のような編み模様を持ったケーブル編みのタートルネック。
糸はDrumohrが得意としているジーロンラムズウール。

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ジーロンラムズは、下手なカシミアやアルパカを凌ぐ暖かさを持つことは周知ですが、特にDrumohrでそれを感じる人が多い当店。

糸のクォリティや編み方によって、最適な暖かさと利便性を発揮してくれるDrumohrのジーロンラムズは、もはや秋冬必携のアイテムです。

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前出のジャケット以外にも英国らしさのある柄のものがあります。

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こちらもL.B.M.の物ですが、こちらは前出のツィードとはちょっぴり雰囲気が変わり、柔らかく弾力性のあるグレンプレイドをオーダーしています。

ご存じのようにグレンプレイドはPrince of Wales(プリンス・オブ・ウェールズ)とも呼ばれる、英国の代表的な柄。

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それを生成のようなベージュをベースに、ライトなブラックとブラウンでチェックにした意外性のある色で仕上げています。

意外性と言っても、突出した色と言う訳ではないので、極々自然に使える優しい色合いなのですが、一般的にグレーやモノトーンなどのチェックをベースに、赤や青のペーンが入るものが多い中、渋みのある色合いは”年齢的にも”非常に使い易くお勧め。

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歳を重ねると、意外性のある物より、見慣れた物を年輪で”着流す”感じが板につき始めるもの。
このプレイドは、まさにそんな表現にピッタリ合ってくれる一着と言えます。

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ちなみにこのジャケットのインナーに合わせているのは前出のDrumohrのニットの色違い。

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キャメルカラーが味わい深さを増し、ジャケットの色との相性も良く、また年齢を増せば増すほど板につく、味わい深い色。

出自が英国であるDrumohrもまた、英国的エッセンスを嗜むのに相応しい存在です。

この他にも新作は色々と揃って来ているのですが、とかく出番を待ちながら楽しみにする、或いは冒頭で触れたように、

いつの時代も、いくつになっても、クローゼットに眠っていたとしても、

必ず役立ってくれる

のが、これら英国的エッセンスなものたち。

いつ出番を迎えてもいい、英国的な洋服たちは、きっといつまでも傍に置かれている存在になるでしょう。

ミニマルな洋服の揃え方をしている方も、カジュアルをもっと楽しみたい方にも、是非是非お勧めしたい新作たちでした。






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昨日までようやく梅雨か...と思った途端、今日は蒸し暑い一日に。

まだまだ過ごし易さ半分の6月。
真夏の酷暑に比べれば、全然過ごし易い方ですが、徐々に夏の到来を感じざるを得ませんね。

こんな日はリネン素材が”やっぱり”ベスト。

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シーズンごとに色違いが欲しくなる”Colony Clothing”のプールサイドシャツは、暑い日にこそ

身体を泳がせて

着たい一着。

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「プルオーバーってヤッパリこうじゃなくちゃね」

と口にしてしまう程、このシャツの身頃は絶妙なゆとりとバランスで作られています。
肩を少し落とし、身頃はフロントタックによって緩やかに、それでいて着丈は長すぎず、と全てのバランスが心憎いシャツなんです。

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ユルっと着られるシャツと、ユルっと着られるパンツ(Perfection)があれば、後はサンダルを合わせるだけ。

たったそれだけの組み合わせなのに、どこか洒脱さが光るのは、このシャツのお陰でしょう。

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裾をパンツの中に入れてジャケットを着るのも良いですし、真夏のショーツで合わせるのも良い、当店がお勧めするイチオシプルオーバーです✨


(色違いあり)


「休日だけじゃないんだよ! 仕事もするんだよ!」と言う方には、L.B.Mのジャージーのように柔らかく軽いジャケットがお勧め。

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真夏に羽織ることは滅多に無いと思いますが、手に持っているだけでも冷房対策にはなろうかと思います。(男性はそこまでしないか…)

とは言え、このジャケットの柔らかさと言ったら、とにかく軽くてしなやかで、ニットを着ているかのようなんです。

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お仕事の方はライトグレーのパンツを合わせたり、ベージュを合わせたり、休日にはリネンのシャツやTEEシャツを合わせたり、この素材、この色、この柄だから遊べる一着であることは間違いありません。

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当店展開のL.B.Mは、全てがRegular Fitでオーダーしているため、身幅に程よくゆとりも生まれて、我々世代にとって、窮屈な気ぐるしさは皆無。

それに加えて、この柔らかく軽い素材ですから、これからの季節ジャケットを着ざるを得ないシーンでは、結構役立ってくれるのではないかと思います。

リネン素材も良いですが、生地そのものが涼し気で柔らかくて軽く、シワにもならず、(良い意味で)誤魔化しが効くこのジャケットも、かなりお勧めですよ?

また一枚仕立てのアンコンタイプなので、裏地も無く軽快です。
お仕事などもふくめてジャケットの必要性に迫られている方、是非お試しを。





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昼夜の気温差が広がり、寒さを憶えた週の始まり月曜日。
晴れやかな空色とは裏腹に、今日はちょっと寒い一日となりました。

「日中は暖かかったんだけどなぁ…」
夏までの期間は、そんな日がこれから増えると思いますが、そんな時

「バッグの中に忍ばせて置けるジャケットがあったら便利…」
と思われる方も(いないかなぁ)居るかも知れませんが

実はありました…

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それがL.B.M.1911のナイロン素材のサファリジャケットです。

実はこのジャケット、シワ加工のナイロンを使っており、とにかく『軽い』んです。

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コットンやリネンなどのガーメントダイを得意としているL.B.M.1911としては、この手の形をそれらの素材で作ると美しく柔らかなサファリジャケットが出来上がります。

ところがナイロン素材になると、途端にミリタリージャケットのM43の様にも見えるから不思議です。
どちらでも良いのですが、つまりはスタイルの仕方でミリタリーなテイストにも、サファリテイストにも使える(色にもよると思うのですが)一着として、非常に便利な存在ということ。

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オマケに前述通り「袋の中に収納して持ち運べる」という手軽さが加わり、まさにこれからの季節、活躍間違い無しの一着と言えます。

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生業でもあるテーラリング譲りの綺麗な形がベースとなり、丸みのある自然で滑らかな肩回り、無駄のないアームホールから袖筒のシルエット、程よくシェイプされたウエスト、そしてなだらかな曲線を描く裾の大丸など、ナイロンで無ければ一着のジャケットとしての美しさが備わった一着。

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テーラードジャケット譲りのデザインがそのままアップデイトされている様な美しい後ろ身頃はサイドベンツも深めで動き易さは勿論、ウエストコンシャスな見た目にもメリットを作っています。

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着心地は(何度も言ってしまうのですが)とにかく「軽い」んです。
そして生地特有の滑らかでしなやかなナイロン素材が、ストレスフリーな着心地を約束してくれます。

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無駄な装飾を省き、4つのポケットとシャツ型の衿、そして着心地の良い生地と形は、L.B.M.1911で無くとも手に入れておきたい一着。

この手のジャケットは大半がコットンやナイロンなど、少々ラギッドさのある味わいや生地が多いものですが、ナイロンであること、そしてパッカブルで在る事は、何よりもの”大きな”メリット。

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これからの季節間違いなく活躍してくれそうな今回のジャケットは、季節的にも春から秋まで使えて、尚且つ使わない時には専用の袋に収納しておけばいい、そんな簡単で気軽に使えるジャケットは、中々出会えないものです。

羽織り物難民の方は是非一度お試し頂く事をお勧めします。
きっと袖を通した瞬間に「お?」と着心地の良さを痛感するはずです✨

ちなみに今回のこのジャケットはファッションディレクターでもある干場義雅氏も個人的にオーダーし、自身のSNSやネット上で紹介しております。
ご興味のある方は是非ご覧になってみて下さい。






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寒くなったり、暖かくなったり、毎日ジェットコースターな日々が続いています。
そろそろ暖かくなったままでいて欲しいものですが、空模様は神のみぞ知るところ、自然には敵いませんね。

さて、連日新作が到着している今月ですが、今日はスタッフイチオシの”二つ”をピックアップしてみましたのでお付き合い頂ければと思います。

この二つに共通するのは、「お仕事も休日も使える」と言うこと。
大抵のメンズアイテムはアレンジ次第で両方使えるので、今更感はあるのですが、とりあえず…。

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一つ目はスタッフが大好きな「ライトベージュのプレイド」のジャケット✨

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L.B.M.1911のものですが、振り返ればL.B.Mの取り扱いは何だかんだ長いもので、途中数年お休みしていた時期を覗けば10年は越えていそうです。

イタリア最古のファクトリーと言われるジャケット作りの老舗ですが、時代時代に沿った小さな変化は時折在りながらも、変わらないテイストは今もずっと息衝いているのですから、それもL.B.Mの魅力の一つかも知れませんね。

今回のジャケットは当店では初めてとなる「裏地を持たない一枚仕立て」のもの。

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軽く、柔らかく、風にひらひらたなびく様な心地良さが、このジャケットの魅力ですが、副資材を要さない分、各部の立体感は職人のアイロンだけで作られた”自然な曲線”が生きています。

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当店がオーダーするL.B.Mは、ほぼ全てがレギュラーフィットがベースになっている為、一昔前のスリムフィットや日本仕様のJACKなどの様に着丈や袖の長さや筒の大きさ、胴の大きさなど全てが異なる、言わばグローバルなモデルがベースになっています。

その分、サイズ選びも重要になりますが、基本的には(かつてのように)タイトな装いを求めない限り、従来のサイズか或いはサイズを1つ下げる程度で充分補えます。

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また今回このプレイドを選んだ理由の一つに、この素材が「コットン」だけで作られたもので在る事が挙げられます。

ニットの様に編み上げられているザックリとした生地。
この生地の凹凸や立体感が、一枚仕立てになる事でより活かされている事、そして春夏のジャケットに相応しい仕上がりである事が大きな理由。

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お仕事ならタイを締めて、グレーのパンツを合わせれば十分オフィススタイルになりますし、オフならノータイでシャツを合わせたり、ニットやカットソーを合わせるだけで充分サマになってくれるので、毎日の洋服選びとしては非常にラクなジャケットです。

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また当店のお客様に多い40代~60代にとっては、穏やかで落ち着きがあり、それでいてクリーンな印象を与えてくれる、この淡いトーンは清潔感と言う点でも、安心感を与えてくれると言う点でも非常にメリットがあります。

グレーやベージュ、ホワイトのパンツ、時にはジーンズまで実に様々なスタイルに合わせ易い当店イチオシの一着です。




そしてもう一つは、、、

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このGUY ROVERの白シャツです。

誰もが一枚は持っているであろう白いシャツ。
そして消耗品に数えられる白いシャツは、だからと言って手抜きするのも憚られますし、或る程度のレベルを超えると消耗品として考えられなかったり、「たかが白シャツ、されど白シャツ」で悩ましい存在でも在ります。

そこで今回当店がオーダーしたのは、

・コストパフォーマンスが高い
・着心地が良い
・手入れがラク
・今日らしい形

などを一つにしたもの。

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生地はストレッチのポプリンを使用し、ビヨンビヨンに伸びる訳では在りませんが、自然な伸縮性を持っているため、負荷がかかる姿勢や引っ張られたりしても全く問題なし。

それどころか、生地の特性上、生地そのものにハリが生まれる為、洗濯の干し方次第では洗いざらしでも着られるほど生地そのものに安心感が在ります。

逆にハリを求めすぎてしまったり、洗濯がラクチンという事だけを求めて生地を選んでしまうと、春夏にとっては少々暑いものになってしまうので、このくらいが最も適していると言う答えです。

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近年の物に比べるとほんの少し高めの台衿、ワイドスプレットの衿型は、芯地を使用したシッカリとした感触の物になっています。

タイを締めても外しても、衿がキチンと形作ってくれる事は、顔回りや首回りの演出としても必要な要素。
それを補っています。

そして、ここまで挙げて来たディテールの総仕上げとして、当店が別注したポイントが

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全体にゆとりのあるフィットを用いたこと。

タイトなシャツも良いですが、或る程度歳を重ねた男性方にとって、窮屈過ぎるシャツは少し食傷気味。

今日のスーツやジャケットが過去のディテールに戻っているのと同じ様に、シャツにも同様のものを求めると言うのが当店の考え方です。

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それはかつて20年以上前、クラシコイタリア全盛の頃に多くの人たちが着ていたGUY ROVERであり、ここ十数年の間に変化した現代の物ではなく、過去の源流を遡り、当時のようなフィット感を求めたものが今回のシャツ。

程よく伸縮し、無理なく自然に着る事の出来る今回のシャツは、当店が同世代に向けて考える「大人が着るべきシャツ」の一つとして提案しています。

そして勿論、価格面もコストパフォーマンス抜群です。

前出のジャケットもそうですが、年齢に沿った洋服の着方や物選びが、その時その時の自分自身を作って行く年代でもあり、またそれらを身に着けた時、極々自然に着こなすことが出来るのも、過去に様々な洋服を試して来たから。

この春、様々な洋服が到着を待っていますが、今回取り上げた2つは、この先も多くのシーンで、着る人の出来事や場面を共にする物だと思います。

ご興味が湧いた方、是非一度お試し下さい✨







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