
再び気温が上がり始めた週の始まり。
日中はポカポカ陽気に包まれ、とても過ごしやすい一日になりました。
今日は仕事をしていても明日の祝日で頭がいっぱいと言う方や、今日もお休みを取っている方など、思い思いの春の日を過ごされているかと思います。
そんな穏やかな一日に相応しい”穏やかさ溢れる一着”を今日は取り上げてみました。

穏やかさと大人の男性らしい佇まいを手に入れたい方にお勧めしたい、Agnelli & Sonsの新作ジャケット。
Agnelli & Sonsではジャケットの製作に幾つかのファクトリーを使用しています。
表現したい形、シーンや用途に合わせたディテールなど、それぞれのファクトリーが得意とする仕様などを取り入れています。
今回のジャケットではサルトリアルなディテールを表現しています。

美しいノボリのラインや、春夏のジャケットに相応しい柔らかく軽い触り心地、そして動き易い着心地と、幾つかのポイントを抑え、大人がオンオフ使える一着にしています。

採用した生地はErmenegildo Zegnaの三者混生地。
この生地の特徴はまるでニットの様に柔らかく編まれ、軽さや通気性を持つ春夏に相応しいものです。

ウール、シルク、リネンが黄金比で絡み合い、生地の柔らかさと軽さがそのまま着心地の良さにも寄与しています。

主な仕様としてはノッチドラペルの2パッチ、シングル2つボタン、袖は4つの重ね、大見返しと、オンオフ使える物として必要最低限のディテール。
(勿論他にも様々なディテールが盛り込まれています)

袖付けは差込で前振袖、いせ込みもやり過ぎの無い適量に。

百聞は一見に如かずなのですが、とにかくこの生地と今回のベースになっているモデルとの相性が非常に良く、春夏のジャケットとして非常に完成度の高い物に仕上がっていると言うのが実感。

生地の柔らかさによって、衿や肩の線の緩やかな曲線や撫で肩が作られ、一種のカーディガンのような着心地に感じられるほど。

仕事には白シャツとダークカラーのタイだけでグッと締まりますし、休日にはニットやポロネックなどを合わせるだけで(着心地も含めてですが)充分カジュアルな羽織として役立ってくれる今回のジャケット。
どんなに優れたパターン(型紙)があっても、使われる生地との相性によっては、想像した形や着心地にならないのがテーラードジャケット。
仕上がった時、そして袖を通した時に初めて感じる「完成された」と言う実感は、多くの条件が重なって初めて作られるもの。

今回のジャケットは、見た目や色、形、そして着心地と言う全てが適えられた「完成された一着」と言えるかも知れません。

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