
雨雲が顔を覗かせつつも、雨に降られず、今日は久しぶりに乾いた地面を見る事が出来ました。
今週は少しずつ寝苦しい日もあり、暑さは着実に夏の暑さに近付いてきています。
そんな天候とは裏腹に、現在店頭には秋の装いが少しずつ揃い始めています。
今季は夏の装いと秋の装いを交互に愉しめる軽めの物が揃う他、季節の端境目に相応しいレザーアイテムやその他の補完アイテムの到着から始まっています。
ヤッパリ御洒落は少し先の季節が気になるもので、次の季節にどんな装いをしようか、そんな事に頭を巡らせている時間もまた楽しい物です。
そして今日は昨日に続き、同じくStefano Cauの”Bandana”をピックアップ。
(Stefano Cauではスカーフサイズの物をBandanaと称しているようです)

Stefano Cauは、ストールやスカーフなどネックウェア全般を手掛けるスペシャリストでもあり、昨日のタイの魅力そのままに、それらは生かされています。
今回当店がスカーフをオーダーしたのには理由があります。
それは
”タイと同じ様にエレガントさを装える様に”
する為です。
それはタイと同じ様に、スカーフもまた素材や色次第で、とても上品に見せてくれるものであること、またタイと同じ素材を使う事によって、より違和感のない装いに仕上げる為でもありました。
つまり、仕事中やウィークデーはタイを締め、仕事終わりや週末にはスカーフに付け替えるだけで、その他が全く同じ装いでも、違った表情を作りだしてくれる(当店なりの)妙がある訳です。

今回オーダーしたのは昨日のタイと全く同じ素材、色を使用し、縦横約70㎝の正方形で仕上げています。
(※ハンドメイドの為、数ミリ単位での誤差があります)

シルクサテンはこの3色。

シルクグログランではブロックストライプを、それぞれ使用しています。

タイで使用している素材でもある事から、その美しい光沢や、しなやかさの中にも程よくハリがあり、衿元を凛とした印象で飾る事が出来るのも、この素材を用いている特徴的な点。

70㎝辺のスカーフは巻き方もアレンジが効き易く、衿元に使う物としては大きすぎず小さすぎず、非常に便利な大きさです。
(一般的なスカーフの大きさは約90㎝辺が大半を占めています)

四隅はタイ同様、ハンドロールで仕上げられてあり、上品さに加えて作り手の温もりも感じる事が出来ます。

プリント等、柄入りの物に比べ、ノーブル(高貴)な印象を与えてくれるソリッドのシルクは、大人の男性に相応しい落ち着きの中にある貫禄をももたらしてくれます。

タイでもお問合せが多かった、このシャンパンベージュはスカーフとしても実にその魅力を発揮してくれます。

ネイビーでは解りづらかった裏面の色のコントラストも微妙な光の加減によって、様々な色の表情を見せてくれます。

仄かな青みとグレーが混ざり合うような色合いが、シャンパンベージュと絶妙のコントラストを作ってくれます。
こうした色の違いが、結んだときにチラリと顔を覗かせ、良いエッセンスとなりそうです。

シャツの中に収めると、肌の色に近い事もあり、最も違和感のない色合いに見せてくれます。
ニットの衿元にも良さそうな色合いですね。

ブラウンはネイビー同様、鉄板の色合いと取れそうですが、ネイビーがノーブルに見えるのと違い、ほんの少し渋みや落ち着きを与えてくれる色合いに見せてくれます。

ブラウンの裏側も同じ様にネイビーの様なグレーの様な絶妙な色を見せてくれます。
光の加減によって、だいぶ見え方が違いますが、ブラウンとの色の相性も良く、この色もまたコントラストが楽しめそうです。

このスカーフのサイズは男性だけではなく、女性にもお勧めで、共にシェアするのも良し、また色違いで持つのも良し、想像以上に色々な使い方が出来そうですね。

近年、ストール等に代わり、スカーフを衿元に求める方も増えて来ています。
”タイの代わり”として衿元を飾り、また全体の装いに色や存在感が足りない時、スカーフは丁度良い補完アイテムなのかも知れませんね。

柔らかなシルクツィルのスカーフには、それの良さが、そして、今回の様にしっかりとした安心感と存在感のあるスカーフには、他では得られない独特な魅力や存在感が在ります。
柄物は持っていても、意外と無地物は持っていないと言う方も、多いのでは無いでしょうか。
このスカーフは、色んなところで目から鱗が落ちると思います。

最後にブロックストライプですが、ブロックストライプが最も慣れ親しんだ感のある色(柄)として手を出し易いと思います。
無地のスカーフは、相当な出会いと機会が無ければ手に入れるところまで行かないと思いますが、こうした同系色のコントラストなら、むしろ一般的に受け入れ易い(?)のかも知れません。

濃淡のある綺麗なブラウングラデーションと、グログランによって仄かな光沢に抑えられている事などから、突出した存在感は控えつつ、それまでの装いに自然に取り入れられそうです。

裏面のコントラストカラーも同系の色となり、余り裏表を意識せずに使えるのもメリットの一つ。

衿元から覗く、僅かな色の並びが、前出のブラウンとは違った”少し控え目な”衿元を作ってくれそうです。

こうして、三者三様の魅せ方、見え方で愉しめるStefano Cauのスカーフ。
秋にはタイの代わりとして、或いは日頃の装いのアクセントとして、様々なスタイルを作りだしてくれそうです。

昨日のタイ同様、衿元に色や特別な素材があると、装いは途端にステージを上げて魅せてくれるものです。
タイもスカーフも、同じ衿元を飾る大切なアイテム。
同じ素材で美しく、存在感のあるVゾーンを愉しむ事が出来れば、きっと”いつものジャケット”や”いつものスーツ”が、より”エレガント”になるはずです。
大人の男性を自負する方、或いはパートナーや女性の方々に、是非ともお勧めしたい、稀有な素材の稀有なスカーフです。
是非お試し下さい。

オンラインストアでは一足早くクリアランスセールがスタート!
これから始まる夏の装いを是非この機会に揃えてください。

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