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非常に沢山の御依頼を頂いた先週のセールイベント。
お買い得な商品を、更にお買い得な価格でご購入頂いた方が多く、それらを中心に、これから晩夏、そして初秋を迎える装いに大いに役立つ事と思います。

先週、様々なご来店を頂く中で、最も目立ったのがジーンズやTEEシャツのご購入。
現在様々なモデルのジーンズ、そしてベーシックなTEEシャツが揃う店内ですが、こうした季節不問のアイテムは、季節的な端境期が最も気になるものです。

と同時に、多くの方が関心を持たれているのが新作シューズ。

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比較的カジュアルな装いに向けた物が揃い始めている店内ですが、特にROSSIGNOLのスニーカーや、新たに仲間入りしたKMBのスリッポンは、『カジュアルダウン』の為の一つとして皆様にリコメンドしています。

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ROSSIGNOLのスニーカーは今季新たにハイカット、オールホワイトとなって登場。
実は次なるシーズンから、ROSSIGNOLではシューズ専門のデザイナーが加わり、更に強化されて行く様子。
勿論、メカニズム的にも様々なテクノロジーが盛り込まれています。
(前型比-10%の靴内温度や価格の低価格化等)

今回入荷しているROSSIGNOLは、ワッペンはエンボスへ、そして革質は更に柔らかく、とスポーツギアを生業としているROSSIGNOLらしい実用性と、モード感在るデザイン性の二つが同居した美麗なモデルです。

セットアップスタイルや、スカート、ワンピース等、女性的なスタイルの中に取り入れる事によって、ミックスマッチが楽しめます。

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同じ様にスペインのKMBのスリッポンは、一般的なレザーアッパーのスリッポンではなく、上質なスウェードを用い、更にタッセルを取り入れ、この手の足元に存在感のある新しさを見せています。
(着脱はベルクロで留める仕様)

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このスリッポンもまた、大人らしい取り入れ方として、女性的なスタイルへの投下、或いはワイドなデニム、ワイドパンツ等、ボリュームの在るボトムにも意外な程取り入れ易く、足首をより強調する様な装いに、威力を発揮してくれる一足です。

その他にも新作のパンプスやショートブーツ等が到着を進めている店内。
これから新たな装いを検討される方は、是非一度「異なるテイスト」の足元も試してみて下さいね。


さて、ここからは日常的なお話です。

当店がこの地に降り立ってから、早十数年が経ちます。
その間、様々なスタイルを提案させて頂いて来たわけですが、とかく御客様にご指摘されるのが、「そんな形あったかしら?」と言う言葉。

勿論、当店で販売した物も在れば、そうでない物もありますが、ここで指す「そんな形」とは、既存の洋服への仕様変更のこと。

当店は定期的に、皆様のクローゼットに眠っている洋服を「リメイク」したり、「リサイズ」したりして、新しい洋服としての命を授けています。

数年経つと、それらが古く見える物でも、リサイズやリメイクが可能な物に至っては、また新たな洋服としてスタートラインに立たせてあげる事が出来る事から、洋服にとっても嬉しい事なのですね。

過去には、ワイドパンツ⇒テーパードパンツ、3つボタンのテーラードジャケット⇒ノーカラーのジャケット、ストレートジーンズ⇒スキニージーンズ、ロングスカート⇒膝丈ペンシルタイト、、、等々、様々なリメイクを行って来ました。

その中で、過去最も多かった御依頼が、ジーンズへの加工。
プレミアムジーンズが席巻していた時代、それらに施された加工は現在同様、非常に凝った物であり、それらの裾をカットしたり、或いは綺麗なままの状態を、わざと傷つけたり等々、ジーンズへの拘り方に沿った加工をお承りしてまいりました。

そんなジーンズ好きな方にとって、今年はダメージの仕上がりに少し変化が訪れ、裾のカットオフが当たり前の時代を迎えました。

そこで、お手持ちのジーンズを「簡単な工作」で楽しんで頂こうと思い、その方法(?)を記してみました。

実は現在展開されている多くのジーンズが、数パーセントのポリウレタンを含み、ストレッチ素材で作られています。
その為、古くは生デニムに、リップ(裂)やショットガン(穴)などのダメージを愉しんで来た世代にとっても、少々難解な素材でもあり、「自ら加工を愉しむ」行為は、影を潜める様になりました。

が、然し、実は裾のカットオフには、ストレッチ素材の方が向いている場合もあります。

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この写真で着用しているジーンズは非常に薄めのストレッチデニムを素材に使用している為、通常加工には不向きと捉えられがちですが、実は「思い切り」と「一手間」さえ掛ければ、今日的な(裾の)カットオフの状態が簡単に手に入れられます。

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先ず、「思い切り」は、裁ちばさみを入れ、裾を好みの長さに切る事。
(ちなみに写真は、家庭用ハサミで切っています)

多少ジグザグに切れてしまっても、気にしない程度の思い切りの良さが大切です。

次に、デニム生地の「綾」に沿って、針を使い、縦の糸を解いて行きます。
(横糸は白、縦糸はブルーが一般的)

こうして適度な解け具合まで、解いた後、洗濯機に入れてお洗濯します。

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この写真は洗濯を一度施したもの。
その後、数回にわたる洗濯によって、裾の解け具合は自然な状態を作り出し、好みの状態になった所で、不要と思われる糸は、その場でカット。

と、言った程度の簡単な作業で、裾のカットオフは作る事が出来ます。

特に、色の薄いデニムで在れば、糸にブルーの色が濃く残っている事が多い為、解いた後も、絶妙な色の濃さが、裾のフリンジ状を、より味わい深く見せてくれる為、見栄えも良くなります。
(リジッドカラーやリジッドブラックは、この加工には不向きな事は言うまでも在りません⇒ただの未処理に見えてしまいます)

ストレッチデニムの場合には、横糸に「収縮性」を持つ糸が使われている為、カットオフした時に、適度な「伸び」が発生し、洗濯によって「再び戻る」、を繰り返します。
その為、コットン100%のデニムに比べ、ご自分で裾のカットオフを愉しむには、ストレッチデニムの方が適しているかも知れません。
(膝や股上へのヒゲなど、エイジングを求めるダメージを与える加工は、生デニムの方が適しています)

晩夏から初秋にかけ、徐々に重い色や重量感のあるトップスが増え、ボトムには軽快な印象を与える物が欲しくなります。

完全な冬を迎えるまでの期間、こうして、ちょっとした工作で装いをアップデイトしたり、日常的な愉しみを作ったりするのも、今の季節の愉しみ方。

ジーンズの加工によっても大きく見栄えが変わる事が、ご自分の手によって作られたものから、感じて頂けると思います。

「私もやってみたい!」と言う方、是非、お手持ちのジーンズで試してみて下さいね。

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