IL MARE JOURNAL

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タグ:ムーレー

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あっという間に寒さがやって来る今週の夕刻。
昼間はなんとなく過ごせても、夕方になると途端にコートやダウンが欲しくなる、そんな気温差が続いています。

今週は急激な気温低下にアウター等を探しにいらっしゃる方も増え、少しずつ本格的な秋支度が始まっています。

今日はそんな寒さを物ともしない”究極の一着”が到着。
先週もお伝えさせていただいた世界有数のラグジュアリーダウンブランド”MooRER”のコートがそれです。

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この秋冬分の展示会の際、真っ先にオーダーを決めたこのコート。
サンプルではオリーブ色の様な色合いでしたが、当店がこのコートに使いたかったのは、この中庸な(MooRERらしい)アイボリー系のカラー✨

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このコート、実はライニングにダウン(最高品質のプルミュールダウン)を用いる事で、寒さを物ともしない高い保温力を誇るのですが、ただそれだけでは終わらないのがMooRER。

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表地に使用しているのは(勿論最高品質の)カシミア混ウール素材。
毛足が長く、毛並みすらもわかる非常に美しく艶やかで柔らかなウールファブリックが使われています。

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その優れた素材を”コクーン状”のシルエットデザインを持つダブルブレステッドのチェスターコートに仕立て、各部のステッチやディテールは勿論、先述のダウンライニングを差し引いても「一着のコートとして完成されている」デザインなのです。

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このデザインは着膨れをしないメリットがありつつ(ダウンをライニングしたことで)中が圧迫されたり、沢山着こむ事が出来ない等のデメリットが回避されています。

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前の袷はあえてボタンピッチ(ボタンとボタンとの間)を狭く取り、前を閉じてもデザイン上の見え方として綺麗にまとまりのある物に見せています。

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そして凝ったディテールとして肩回りの作りが挙げられるのですが、通常スプリットラグランで作られるアームホールが、少々変わったスプリットラグランに仕立てられており、前からはセットインでもなく、袖方向への割も無く、肩上部分に設けられたダーツのみと、背面のラグランの仕立てだけで作られている為、女性らしい”自然な丸み”が作られています。

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コートとしての完成度は、こうした立体的なシルエットを生む上でも必要なディテールで構成され、ダウンばかりではない、MooRERのラグジュアリーとしての魅力を最大限に発揮していると言えます。

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またライニングのダウンはパンパンに詰め込まれるものではなく、あくまでもフラットに散らされるような大き目のステッチによってダウンパックが縫い込まれ、稀に見る”ダウンパックの凹凸が表地に見える”ような無様さも無く、何より着ている人が圧迫感を感じない「自然な着心地」が約束されています。

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ダウンのクォリティは言わずもがなですが、零下数度の寒さでも暖かさを維持する事を示す”御馴染の表示”も備わっています。

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この美しく淡いアイボリー系の色を、ライトグレーやライトベージュ、ホワイトなどと共に同じトーンで統一するだけで、とても上品で、高級感と女性らしい演出が出来るこのコート。

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冬の一着を購入しようと考えている方や、「暖かいアウターが欲しいけれどダウンはちょっと抵抗がある」と言う方、はたまた「仕事での通勤にも使える”暖かい”コートが欲しい」と言う方は、是非今回の新作はお勧めです。

装いの上では上品に、でも暖かさはダウン並み、と欲しい物全てが一着に詰め込まれたMooRERの新作コートを、是非この機会に体感してください。

毎日羽織るのが楽しみになり、羽織る度に「買って損無し」と感じさせてくれる一着ですよ✨








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再びどんより曇り空に包まれ、湿気もいつになく多い気がする週末。
暖かかったり、寒かったり、この繰り返しが少しずつ空気を冷たくしているのかも知れませんね。

さてさて、洋服は既に冬を想定した物選びの時期に入っていますが、皆さんは今季コートなどアウターの新調予定は在りますでしょうか?

もし新調を検討されている方がいらしたら、是非その検討の一つに加えて頂きたいのが、今日ご紹介するMooRERの新作です。

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MooRERと言えば、並み居るアウターのブランドの中で群を抜いてラグジュアリーなステージを確立した類稀なブランド。

使われる素材、パーツ、製品に至る全てのオペレーションに完璧な管理をするブランドは、錚々出会えません。

当店では様々なブランドのアウターを扱って来ましたが、そのどれもが異なる魅力や歴史を持ち、購入する方の嗜好によっても選び方が変わります。

ただ、その中でも”特に”抜きん出た”製品的魅力”を発しているのはMooRERに他なりません。

コートやダウンを選ぶ際、多くの人がデザインや色、素材の中から、自分が気に入るデザインや色などを選びます。

MooRERには”MooRERらしい”デザインや色が在り、それは他ブランド同様特徴的なものでもありますが、モード性のあるブランドほど突飛な華やかさを纏っている訳でも在りません。

では何故MooRERのダウンやコートに特別な魅力を感じるのか?

それは、掛け値なしに『全ての品質が高いから』。

品質が高いから、ただそれだけで惹かれる訳ではありません。
そこには一つのダウンやコートが作られるまでの背景があり、またMooRERが考えるラグジュアリーの在り方があるからなのです。

MooRERの製品をオーダーする時には、一つの形に対して、使う素材がクォリティ別に用意されていたり、更にそれらに色のバリエーションがあり、”同じ形”の中にもオーダーする素材のクォリティによって、価格も品質も上限が無くなるほど、高品質になっていく、MooRERならではの特徴があります。

とは言え、クォリティを下げたからと言って、良く無いものが出来上がる訳でも無く、一つ一つの品質と、作り方の丁寧さや管理によって、全てのMooRER製品が常に高い次元で成り立っています。

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今回当店がオーダーした、このSUNRISEと名付けられているモデルは、MooRERのダウンコートの人気を二分するほど高い人気を誇るモデルですが、年々高騰する副資材や主な資材の価格を考えると、かなり価格を抑えた状態で維持していると考えられる一着です。

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主に使われるウールのシェルは、間近で見ると判る毛並みや丁寧に整えられた高品質な生地。
それらに高品質なナイロンシェルを組み合わせ、今となっては定石とも言えるハイブリッドなダウンコートが、このSUNRISE。

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今回、このモデルをオーダーするにあたり、当店がどうしても欠かせなかった色が、この”LAVAGNA”と言う色。

イタリア語で黒板?を指す言葉の様ですが、実際にはオリーブ色とグレーを混ぜたような、如何にもMooRERらしい中庸な色合いなのです。

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この中庸な色のウールに合わせ、同じトーンのナイロン素材を組み合わせた、見事な異素材コントラストはMooRERらしさの特徴の一つ。

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袖、裾、フードの一部にナイロン素材を使い、その他は全てウール素材。
一つ一つが上質な素材で固められると、たったそれだけで”目に訴えかける”魅力は、確かに伝わって来るものなのです。

恐らくは、それを”上質”と表現すべきなのだと思います。

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中綿となるダウンには95%:5%の割合で、パンパンの状態に詰め込まれ、初めてMooRERのダウンに袖を通す人の多くが、その内容量に納得します。

またMooRERのダウンは裏地のラペルに記載されている適応気温などがメーター表示されており、MooRERの製品の中にはマイナス25度まで耐え得ると言うような強力なダウンも存在します。(ヘルシンキと言うモデルがそれにあたります)

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素材、中身、そして無駄のないシンプル且つデザインされた形によって、MooRERのダウンコートは他のダウンやコートとは違った威光を放ちます。

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日本の冬は世界の中でも降雪量が多いとされており、寒さだけじゃなく降る雪に対しても気を使います。
MooRERのウール素材は殆どが弱撥水性を持ち、余程の大粒の雪の中に埋もれたり、土砂降りの雨の中に居続けない限り、ササっと掃うだけで水滴となって落ちて行きます。

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高い実用性と高い保温力、そして優れた素材とデザインによる完成されたダウンジャケットやダウンコートを揃えるMooRERにとって、

本当の高品質とは何か

を肌で感じるのに最も相応しい存在が冬のダウンコート。

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全ての価格高騰が叫ばれている今、”確かな物を手に入れる”ことが、結果的に大切に愛着を持って着続ける事につながり、それは一種のサステナビリティでもあります。

年々ラグジュアリーブランドの価格が上がり続け、その中でも比較的価格維持に努めている方でもあるMooRERは、きっと今冬の入手が最も賢い選択かも知れません。

少々難しく書いてしまいましたが、今回のこのダウンコートは、色、素材、形、全てに合格点を与えたい、当店イチオシの一着です。(簡単すぎましたね…)

MooRERを既にお持ちの方も、まだ試された事の無い方も、是非この冬はMooRERの新作をお試し下さい✨








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昨日の雨もすっかり上がり、空は青く広がり小春日和を思わせる一日となりました。

今日3月11日は東日本大震災発生の日。
つい最近の出来事に感じる、あの大きな災害も気付けば早9年が経っていました。

いまだ被災地には9千人以上もの仮設住宅での生活を強いられている人達がいると言います。
昨年自然災害を身近に感じた私達長野市の人間にとっても、震災の悲惨な現状が目に浮かびます。

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今日、Yahoo! Japanでは、検索に「3.11」の文字を入れて検索するだけで、Yahoo! Japanから被災者へ向け10円が寄付されると言う催しが成されていました。

多くの誰もが使うポータルサイトであり、また検索窓に3.11と入力するだけで人助けが出来るこの素晴らしいアイディアと行動を行ったYahoo! Japanさん、とても素晴らしい事だと改めて感心し切りの一日でした。

見ず知らずの人に手を差し伸べる事が出来る事、そしてそれを受けた人々が再びどこかの誰かに手を差し伸べる、そんな人の心と心のシナプスを繋げる役割を大きなサイトが行う意義は、とっても大きな事だと思いました。

一日も早く震災被害者の元に日常が戻る事を我々も祈りたいと思います。


さて、ここからは店内のお話です。
今日は昨日入荷したMooRERの新作に早速多くのお問合せを頂きました。

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昨日、説明の言葉足らずで大きなポイントに触れていない事に気付き、今日は改めて補足を記させて頂きます。

今回のダブルフェイスのコート(以下、ジャケット)は、表地と裏地の色のコントラストが美しい事は既にお伝えの通りですが、実はこのジャケット、皆様のご想像通り、「リバーシブル」なのです。

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カラーは昨日のブラック×トープ、そしてこのアイボリー系のライトベージュ×ホワイトの2色展開で、どちらも裏返せば全く異なる雰囲気に見せる事が出来ます。

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袖のカフの作りも、普通と違った作りだな~と思われた方、相当鋭いと思います。
単なるディテールの遊びだけではなく、裏返した際、普通のカフの袷になるよう作られています。

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ボタンの形状が表と裏で異なる形の物を採用している事、また前立て部分にトリミングカラーとして(裏の)色が顕れる事によって、二つの表情を愉しむ事出来ます。

また両サイドのウェルトポケット(スリット状のポケット)は、表側からも内側からも同じ形状のスリットを通じて、中は同一の袋になる為、せっかくの軽さやしなやかで柔らかい雰囲気を壊す「厚み」を排除しています。

こうした細部こそがMooRERたる由縁でもあります。

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今回のジャケットには多くの方がお問合せを下さっています。
その多くが「シャツなのか?ジャケットなのか?コートなのか?」と言うものでしたが、形として一つの型にはまらないからこそ、このジャケットが新鮮で新しい魅力を与えてくれる物になるわけです。

色の美しさ、素材のしなやかさ、そして季節を幅広く使えるユーティリティ性と、全てを高い次元で行うMooRERの新作。

色を見て、素材を見て、そして袖を通してもっと魅力を感じて頂ける一着です。
是非この春の羽織り物候補に挙げて下さいね。


そして、ここからはメンズの新作をチョッピリご紹介。

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昨年秋冬、当店に初めて登場したと思ったら、あっという間に完売してしまったイタリアのボトムス専業ブランド「Yan Simmon」(ヤン・シモン)。

このブランドはアパレルに携わる家系、そしてYan Simmonは某有名カミチェリアの下請けを手掛ける兄を持つ、弟のブランドとして近年躍進して来た新鋭ブランド。

その魅力は、クラシックを基本に持ち、時代を反映した優れたシルエットとディテールを取り入れたパンツ作り。

ただ綺麗でクラシカルと言うパンツではなく、そこにホンのちょっぴり「エッセンス」を加える事がとても上手なブランドなのです。

そして昨年のキャロットフィットのパンツに続き、今回当店がオーダーしたのが、このジャージー素材を使ったトラベルパンツです。

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「_EASY」と名付けられたこのモデルは、コンフォートなラインナップとして様々なディテールを展開。

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中でも今回のモデルはドローコードを取り入れ、更に折り目にはエバークリース(ステッチ)、そしてボトム(裾)には後半分だけゴムを仕込み、想像できる多くのシーンで使い易く、またフレキシブルにどんなスタイルにも合わせ易い一本。

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素材には伸縮性に富んだ、柔らかいのにしっかりとした安心感のあるストレッチ素材を使っている為、アスレチックなスタイルにも合わせ易い反面、エバークリースが施されているお陰で、ビジネスシーンにも使えるフレキシブルさ。

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裾は後ろ半分にだけゴムを仕込む事によって、一般的なジョガータイプのパンツではなく、あくまでも多くのスタイルに合わせ易さを作る為の部分的なディテールとして、実用性を大きく反映させています。

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また当店が最も気に入ったポイントが、この右後ろに配されたファスナー使いのポケット。
トラベルパンツとしての用途を充分に満たしているからこそ、適えられる実用性の高い仕様です。

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また元々ボトムス専業ブランドとして活躍しているだけあって、内部の作りは実に丁寧そのもの。

とにかく全ての用途を、この一本で賄ってしまう優れたパンツ。

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毎日のオフィス、休日のスタイル、そして長期の休みやビジネストリップまで、多くのシーンで活躍してくれる事間違い無しの一本です。

この手のパンツは数あれど、ここまで多くのスタイルやシーンに応じられる物は、実際数える位しかない様に思います。

今回のYan Simmonは、当店らしくもあり、また世の中の多くの男性に試して頂きたい超の付くお勧めの一本です。

是非一度お試しを。




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生憎の雨空で始まった今日。
今週は暖かな一日で始まり、今後しばらくは雨交じりの空模様が続きそうです。

ウィンタースポーツを楽しむ人々にとっては残念な小雪ですが、街中に雪が無い事は日常生活にとっては在り難くもあり寂しくもありますね。

季節情緒を感じる雪景色も、この冬は見る事無く終わりを迎えそうです。

店内では連日新しい商品が到着を進めておりますが、取り扱いブランドの多くをイタリアに頼る当店にとって、現在のイタリア情勢は非常に気になるところ。

私達日本の於ける状況も然る事ながら、イタリアでの状況も非常に心配です。

今後輸入に関わる様々な障害が露見されるかも知れない今回の事態。
早く対応策が見つかり、現在感染に苦しむ方にとっても、また予防に努める方にとっても、一日も早く収束のニュースを聞きたいですね。

今日はそのイタリアから到着したトップラグジュアリーの名を欲しいままにしている「MooRER」の新作をピックアップ。

当店でMooRERの女性物を取り扱いを始め彼是7年が経ち、その間代理店が変わる事3回。
販路が変わり取扱店も変わりましたが、一つだけ変わらない物が在ります。

それは

『常に最高の品質を提供している』


こと。

MooRERの歴史は意外と新しく、1999年に元々家業であったダウンジャケットの製造業を受け継いだ「モレノ・ファッチンカーニ」がイタリア、ヴェローナに創設した"ラグジュアリー・アウターブランド"。

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ヴェローナと言えば、シェイクスピアの名作「ロミオとジュリエット」が思い浮かびます。
こんなロマンチックなストーリーの息衝く街に生まれたブランドと言う接点にも、何か心惹かれる物があります。

そんなヴェローナから世界へ向けて発信されるMooRERの製品には、妥協を許さないトップクォリティが全てに提供されています。

使われる生地や糸、ボタン等のパーツに至るまで、その全てに拘りが貫かれ、ダウン(羽毛)に至ってはイタリア政府のお墨付きなど、MooRERを知る人にとっては共通の認識。

<イタリア政府が品質を保証するダウン(中綿)の記述について>
---天然ダウン、保障製品
伊大統領令第845/75条および省令10/11/1976の保健衛生規格に従い洗浄殺菌されたガチョウの天然ダウンを使用した中綿
---以上が記されています。


ダウンジャケットで一躍、表舞台を席巻したMooRERにとって春夏のコート等アウターには、スプリングダウンの採用や、ストレッチ性のアウトシェルや美しい光沢のある生地など、春夏だけに現れる素材も多く、秋冬とは違った魅力を私達に見せてくれました。

そして今春、新たに私達がフォーカスしたのが、このストレッチ素材の一着。

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まるでシャツジャケットとでも表現すべき、軽やかさと上品な佇まいを持つこのコート(ジャケット)は、ネオプレーン素材によく似た伸縮性と、柔らかく弾力性に富んだ素材を使用し、更にそれらをダブルフェイスに仕上げた特徴的な一着です。

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表地と裏地の色のコントラストが美しく、更にMooRERのオリジナルであるボタン等のパーツにも、美意識が窺える緻密な作りを見る事が出来ます。

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このダブルフェイスの生地は艶やかさもあり、目地の細かさと美しい色を作り出します。

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この生地の特徴でもありますが、色のコントラストを活かし、衿を立てたり

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袖を折り返す事によって、色を見せる楽しみ方が出来ます。

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こうしたディテールも、シャツ型をデザインの中心としている事によって楽しめるもの。

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MooRERのダウンジャケットのイメージとは全く違った、新しい春夏のイメージを、このジャケットは作り出しています。

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シャツジャケットの様でもあり、ハーフコートの様な着丈でもあり、その二つのメリットを生かして作られている為、季節的にも春から秋まで幅広く使える一着で在る事は間違いありません。

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生地その物が持つ柔らかく弾力に富んだ触り心地と、非常に軽さを感じさせるエアリーな着心地、そして従来のナイロンを中心としたアウター然としたモデルではなく、あくまで軽く羽織れる物を意識して作られた今回のジャケットは、新しいMooRERの世界観を感じさせるのに相応しい存在です。

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常に色のチョイスを迷わせるMooRER。
今回も素敵な色ばかりが並ぶ中、当店が選んだのは前出のブラック×トープと、このアイボリー×ホワイトの2種類。

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どちらも甲乙つけがたい素敵さで、お客様にとっては更なる悩みの種となりますが、MooRERは中庸な色合いを非常に上手に表現します。

例えば前出のブラックも、光の加減によってはミッドナイトブルーに見える不思議なブラックだったり、また元々得意としているペールトーン、それもこのアイボリーやブラックの裏地に使われているトープカラー(伊:Tortora=野鳩の意)等、穏やかで上品な印象を与える色を組み合わせに使います。

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それぞれの色に合った、それぞれの色のパーツ。

そのどれもが些細な事ですが、惜しげもなく時間と労を費やし、妥協のない一着を我々に提供してくれるのが「MooRER」です。

今回も魅力タップリの提案をしてくれたMooRER。
この春の羽織として是非手にして頂きたい新作です。

※一部のサイズは後日追って入荷いたします。




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寒さに煽られ、装いを求める欲と共に、食欲も追い打ちをかける秋真っ盛りの今月。

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徐々に冬への序章を思わせる毎日の繰り返しに、首元にはマフラー、ニットにジャケットは欠かせない物となって来ました。

昨日、女性のお客様にご紹介させていただきましたMOORERのコートには、昨晩のうちから今朝にかけて沢山のお問い合わせを頂いており、MOORER以外にも、ダウンジャケットやコートの中には、既に店頭から姿を消し始めている物が出始めています。

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そこで、今日は既に店頭でご覧になられた方も多いと思いますが、メンズ(Uomo)のMOORERにも触れてみました。

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メンズのMOORERは、当店では一昨年から取り扱いを開始して以降、その価格や魅力と共にダウンジャケットとしての地位を既に確立しています。

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今回皆さまにご紹介するコート(ダウンジャケット)は、比較的シングルのタイプ、そして短めの丈のタイプで、様々な媒体で目にされているであろうスタンドカラーにレッキスファーを取り入れた、MOORERの中でも人気のタイプの新作です。

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MOORERをご存じの方であれば、大よその価格は想像に容易いと思いますが、今回当店が求めたのは、20万円を超えない事、そしてファーを取り入れる事、またジャケットやスーツなどとの相性が良い事でした。

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自ずと、ジャケットの上からも、カジュアルな時も、共に使えるモデルを選ぶとなると、このモデルが最も適しており、また丈の長さやフロントの袷せのバランスも良く、今回のダブルブレステッドのモデルは、非常に優れた実用性を発揮してくれる一着と言えると思います。

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ボディの表面(シェル)はマットな質感の中にも艶やかさを見せる独自のシェルに、限りなくブラックに近い(MOORERお得意の)ミッドナイトブルーを選択し、衿の内側に配されたレッキスファーとの相性も非常にマッチしています。

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着脱可能なファー、そしてこの、狭幅のダブルを選んだ事によって、襟元の表情が豊かになり、全体にもたらす印象も一段昇華して見えてくれる様にも思えます。

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各部のパーツについては、昨日のBLOG上でも触れておりますので割愛させていただきますが、やはりと言うべきか、細部のディテールには、MOORERがMOORERである事の証明とも言える、手抜きの無い拘りと仕事が垣間見えます。

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また、ウィメンズ(Donna)同様、小さな部品一つ一つにも手を抜くことがないMOORERは、鳩目一つを取っても、ご覧の様に刻印されたオリジナルのパーツを使用するなど、見れば見る程、それらの魅力、仕事の緻密さは多くの発見につながります。

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今回のモデルである狭幅ダブルの「形としての魅力」は、恐らくジワジワと惹かれて来るものだと私達は感じておりますので、それらには触れず、今日は前述の小さな部分に拘りを持つMOORERのパーツ写真を幾つか撮ってみました。

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御馴染とも言える、独特な味わい深いボタン、ファスナーの引手(スライダー)に使われるクロームのパーツ。

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ライニングに使用されるシリコンコーティングされたスライダーは、滑る事を防ぐ効果も持ち合わせています。

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裏地には、ウィメンズにも同じく使用されている丁寧なパイピング、そしてメンズのコートでは内ポケットも装備されています。

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左右非対称となるポケットの形状は、恐らくは右利きの方にとっては、物を取り出しやすい形状と共に、使用方法を意図的に配した物であろう事が解ります。

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そして、しなやかで艶やかな裏地と、ウエストに設けられたドローコードには、同じく拘り抜かれたコード、そしてアジャスター、専用のエンドキャップなど、全てに刻印を見る事が出来ます。

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意外なほど、見る機会のない、細部のパーツには、多くの場合が汎用品を用いられる為、完全な専用品を用いる事にも、ブランドの拘り、そしてブランドの持つ技術的、発想、アイデンティティの全てが凝縮されている様にも感じさせてくれます。

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つまりは、星の数ほど在るアウターの専業ブランドの中でも、MOORERがMOORERで在る事への証明、言わば名刺代わりと言える所が、こうした部分にも在るのかも知れませんね。
無論、内容やシルエットへの拘りは一流で在る事は言わずもがなです。

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こうして昨日に続き、MOORERの魅力をお伝えしてきましたが、当店では冬のアウターが選び切れない程、様々なブランド、様々なモデルが揃う為、ご来店の皆様が常に頭を悩ませている事が、申し訳なくもあり、また当店の様な小さなお店の中で、様々なモデルを悩めることへの歓びを感じて頂ける事にも、私達は嬉しさをも感じています。

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そして、既にウィメンズが先行して展開を始め、遅れる事約一か月、ようやくメンズのROSSIGNOLのダウンジャケットも到着をいたしました。

某誌面では、『最後の大物』としてFayを、また『フランス最後の大物』としてROSSIGNOLを紹介する節が在りましたが、ご存じの様に、当店が展開するROSSIGNOLは、オールドアーカイブに源流を持つ、昔ながらのオーセンティックを、先進性の素材やテクノロジーで表現するSport Chicのライン。

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「そのSport Chicって、どんなカテゴリーなの?」
そんな言葉が店頭で度々飛び交っていたのも束の間。
既に当店にお見えになるお客様(特に女性)にとって、ROSSIGNOLの持つ、モード性を生かしたStudio、そしてスポーツギアとしての魅力を如何なく発揮したSport Chicとして、アクティブなマウンテンギアの一つ、或いは古き良き時代を今に甦らせたアウターとしての魅力を十二分に感じて頂いています。

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このモデルは、ウィメンズでも展開されているボンバージャケットタイプの物と同じナイロンシェルを使用し、マットな質感と独特なブルーの彩色から、まさに古き良き時代のダウンジャケットの香りをプンプンと放っています。

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使い易い各パーツ、大きめのポケットや細部のディテールには、ROSSIGNOLで在る事の証明、前出のMOORER同様に、ROSSIGNOLがROSSIGNOLで在る事の証明書になっています。

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数多のアウトドアブランドを置き去りにするクォリティの高さと、新生ROSSIGNOLを動かすGUCCIやD&Gに在籍した様々な著名人の手も加わり、それらが更なるハイクォリティを見せ、全体から得るオーセンティックな雰囲気以上の内容と満足が確実に得られる一着と言えるかも知れません。

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一つのアウターとしての価値観、またライフスタイルに合ったアウター選び、多くのスタイルに対応出来る様々なコートが出揃う今シーズンは、女性だけではなく男性も同様に、頭を悩ませる姿が目立っています。

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リベラルな向きの多いファッションの世界の中にも、こうしてROSSIGNOLの様にコンサバティブなスタイルをオーセンティックの一つとして貫くブランドもあると言う事が、温故知新を通じて理解できるような気が致します。

私達IL MAREでは、御客様に「所有する満足」と「身に着ける満足」を提供出来る様に心掛けています。
それらは、現代のオシャレの中に求められるはずの『夢を持てる御洒落』が減りつつ在る事を危惧しての事ですが、若い人たちの想像の中には、リアリズム(現実主義)に生きるライフスタイルが在り、その中にはオシャレも含まれており、私達の若かりし頃の様に、一つのオシャレに対する情熱は、もはやナンセンスとなりつつ在るわけです。

しかし、同じ装いを楽しむ中で、一つのオシャレの中に、沢山の造詣と手に入れる事、身に着ける事への満足は、御洒落を好む人にとって、欠かせない重要なファクターでもあります。

夢のあるオシャレを楽しむ事は、一つの趣味でもあり、自分自身を成長させ高めてくれる一つの気映え。
沢山のブランド、沢山の洋服の中から、どんな装いを求めるかについてはリベラルで良いと思うのですが、中にはコンサバティブを高めた「オーセンティック」を極める、そんな見方、捉え方が在って良いのだと私達は常々感じています。

人の数だけ存在するオシャレの数は、それぞれが異なる個性であり千差万別。
これから40代を迎える方、或いはこれから50代を迎える方にとって、一つの転換期となる『何か』が、当店で見つけて頂けたら、と私達は思っています。

どうぞ、これから冬のオシャレを楽しもうと思われている当該年齢の方々がいらっしゃいましたら、是非とも店頭で様々な質、様々なディテールに触れてみて下さい。

勿論、今日ご紹介させていただいた、それぞれのクォリティを味わい、感じて頂きながら。

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その為、店休日は非常に不規則となります為、BLOG或いはOnline Storeトップページにてご確認の上ご利用下さい。

【11月の店休日】
IL MARE 11月16日(水)、17日(木)、24日(木)
La Spiaggia 11月10日(木)、17日(木)、24日(木)、26日(土)
※毎木曜・日曜祝日は19時閉店

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【Online Store 掲載更新のお知らせ Last up date -- 2016/11/11
---2016-2017年秋冬物新作 一覧
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(セール対象商品は随時追加中)

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■IL MARE■
長野県長野市南千歳1-3-11-1F
TEL:026-219-3750
http://ilmare-online.com
【営業時間】
平日:12:00~20:00
木・日:12:00~19:00
店休日:不定休
【オンラインストアをご利用下さいますお客様へ】
店休日前日、当日でのご注文の場合、発送は翌営業日となります。
お急ぎの場合には、ご注文時に備考欄へその旨をお記し下さいませ。

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■La Spiaggia■
長野県長野市南千歳1-3-3-1F-B
TEL:026-219-4447
Blog:
http://laspiaggia.blog.jp/
Staff Blog:http://la-spiaggia-staff.blog.jp/
【営業時間】
平日:11:00~20:00
日・祝祭日:11:00~19:00
店休日:木曜日(※一部臨時休業あり)


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