ポカポカ陽気が戻りつつある今週。
昨日の展示会巡りは気温20度超えの中、足を引き摺りながらの一日となりましたが、途中こんな愛らしい姿に心癒されつつ、検討してまいりました。
春が近づいている事を実感すると、やっぱり新しい物に心揺さぶられますね。
私達も展示会中は、踊る心と我慢を強いる心の狭間に悶えながら、頭をフル回転させております。
店頭では冬物と春物との入れ替えを進めておりますが、今週は新たな春の装いと共にキャリー(昨年)品のご購入が非常に目立っています。
特にTEEシャツやカットソー、そして先般も触れましたが、ハイゲージのメリノやカシミア等のニットにも動きが目立つ様になりました。
陽射しはポカポカでも、朝晩に寒さを感じる今、やっぱり「心地良い暖かさ」は必要なんですよね。
William Lockie、Drumohr等、メンズ、ウィメンズ共に、今の季節に最適な物が在りますので、是非ご来店の際は改めてご覧下さいね。
さて、2月から3月にかけて、メンズシューズが揃い始め、サイズを熟知されているお客様からは素早い確保、ご購入を頂いています。
今日は「干場氏」と「坪内氏」率いる実用性あふれるスタンダードとも言える『WH』の新作、それも干場氏着用の干場モデル(?)が入荷。
プレーントゥを愛する干場氏ですが、これまでのWHのプレーントゥから更にコバの張り出しを大きく、またソールの厚みとのボリュームを生かして作られた一足。
実際、どれ程違うかと言うと、写真右が基本モデル、左が今回のモデル。
大きく張り出したコバ(約3ミリ増えています)が良く解ります。
クッション性の高いビブラムソールにも更に厚みが増し、アッパーに使われているアノネイ社のボカルーカーフとの素材の相性も魅力になっています。
またWHの靴全般に言える事ですが、見た目とは全く違った履き心地である事、そして軽いと言う点が、多くの人々に支えられているポイントです。(パンツェッタ・ジローラモさん、三浦知良さん、他、愛用者多数)
今回のモデルは、昨今のスタイルに多いプリーツや、腰回り(ゆとり)、テーパードした裾、そして短めのレングスと言った幾つかのファクターを最も魅力的に生かす事が出来る『バランスの良い』形が、まさにこの形。
見た目の重量感に対し、WHのシューズには見た目とは正反対の『軽さ』が光ります。
それは高いクッション性を誇るビブラム社製のEVAを使う事によって齎される独特の軽さと、長時間の着用でも疲れ辛い高い反撥性によって、仕事で海外を飛び回る干場氏らしいディテールが満載の一足でも在ります。
つまり、スタイル上のメリットは勿論ですが、仕事で多くの場所を行き来し、また常にハードな状況下で酷使される足元には、お気に入りのドレスシューズばかりとは行かなくなる局面もある訳です。
それらから着想されたかどうかは解りませんが、日本の男性にとって適えるべきポイントが押さえられているWHのシューズには、高い実用性が根底に在り、それらに現代的なスタイルとの相性が成り立っている事も外せないファクターの一つと言えます。
身長が高い干場氏ですが、細い裾幅、短めのレングスには、ボリュームのあるコバ、厚みのあるソールが実に好相性を見せてくれると言う事を自ら体現しています。
そう言えば、ブランドを立ち上げた当初、お行き会いした際も干場さんはプレーントゥを愛用していました。
(写真左:干場氏、右:坪内氏)
特に靴に関しては、足を入れてみる事で解る発見や、新しく感じる魅力は、洋服と違って、長らく時間をかけて感じられるもの。
これは男性も女性も同じ。
当店スタッフもかつてのWHのサイドエラスティックのブーツを愛用しておりますが、とにかく軽く、そしてフィット感が高く、秋冬の出番は非常に多くなります。
それ程「履きたい」と思わせる心地良さが在るのですね。
まだ試された事の無い方は、是非この機会にお試しいただく事をお勧め致します。
さて靴の新作、今日は他にも御座います。
当店プロダクトの一つAgnelli & Sonsが、この春作る全3部作の、最後の1型も到着いたしました。
前回ご覧いただいたクロコダイルのエンボスを施したローファーに新色を追加です。
一見したところでは何色か解り辛いと思いますが、この色、限りなくブラックに近い『ミッドナイトブルー』なのです。
日の光にあてて、ようやくそれと解る程、中庸で艶やかな魅力を持つこの色合い。
大手ブランドが織りなす絶妙な色合いを、同様に表現する為、選択したカラーです。
仕様は前回同様、シェイプの利いた美しいシルエットとヒールの傾斜が綺麗なピッチドヒール、そしてフィドルバックに、ヒドゥンチャネル、半カラス仕上げ。
美しさを形だけではなく、色でも補う今回の新色は、紛れもなく『ジーンズ』等のスタイルを、大人の艶やかさで仕上げてくれる存在となってくれます。
このシリーズ、とにかく履き心地が良い事をお伝えさせて頂いているのですが、長時間履いて頂くと解る独特の感触は、このレザーソールのモデルでは特に味わう事が出来ます。
先日、遠方よりご来店頂く顧客様が、お召いただいた際のお写真を送って下さいました。
インプレッションをお伺いしたのですが『まだ3歩しか歩いてません』と笑いも提供してくださいました(笑)
装いに色艶を与えてくれるクロコダイルのエンボスと、美しいシルエットによって、装いそのものが昇華される威力も持っています。
丁度、昨日の展示会中、スタッフも終日着用。
このモデルはダイナイトソールの仕様ですが、レザーソール程の反りは得られませんが、クッション性による脚への負担を軽減します。
(勿論、雨天時もメリット大)
靴の魅力は見た目も大切ですが、我々世代にとっては、履き心地も欠かせない大切なファクターとなりますね。
装いが変わるだけでなく、足元にも徐々に変化を加えて行って欲しいと、私達は唯々願ってしまいます。
多くの造詣をお持ちである坪内さん、或いは信濃屋顧問である白井さんとお話しさせて頂くと、全ては「理屈ではない」と言う事を、物の匂い、物の放つセンス、そんなものを強く意識させられますが、それもまた歳を重ねる事によって得られる『言葉にならない説得力』なのかも知れません。
、、、と着地点が前後しましたが、先ずは足元、一度試しにいらして下さいね(無理矢理)。
きっとお気に召して頂けるはずです、、、。
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朗らかな陽射しが恋しい季節になりました!
肌寒さと穏やかな陽射しが交互にやって来る3月。
少しずつ春の装いを揃えて見ては如何ですか?
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