
急な寒の戻りに慌ててアウターを引っ張り出すなんて言う方が多かったこの週末。
暖かかった先週を顧みると、今の気温はまるで冬。
とは言え、これから徐々に暖かさを取り戻しそうなので、再び春の装い作りに勤しめそうですね。
さて、3月も下旬に差し掛かり、企業などでは新たな辞令も発せられ、新社会人にとっては研修期間に入ろうかと言う大切な時期になって来ました。
とかく、公の場面に出向く事も増えそうなこの時季、当店がお勧めする一本のパンツが在ります。

PT TORINOの”NEW YORK”がそれです。
PT TORINOと言えば、INCOTEXと人気を二分するパンツの専業ブランド。
男性にとっては周知のブランドですが女性にとってはここ数年認知度が増して来たブランドに聞こえるかも知れません。
PT TORINOは、もともとPT01(ピーティー・ゼロウーノ)としてスタートしたパンツ専門のブランド。(ジーンズはPT05=チンクェ)
そのPT01に2020年の春夏シーズンからディレクターとして参加しているのが、エージェントでありファッショニスタとして名高い”ドメニコ・ジャンフラーテ”。
もともと高い技術と品質を以て高い人気を誇っていたパンツブランドに、様々なシーンやストーリー性を感じさせるコレクションを展開し、同氏が就任すると同時にブランド名を”PT TORINO”に変更しました。
そのコレクションは、生地や縫製のクォリティはもちろん、履き心地も追及された”完璧なパンツ”作りがテーマになっています。
女性のパンツとしてのPT TORINOは、それぞれ異なるシーンやテイストに分けられた様々なモデルが在りますが、今回お勧めするNEW YORKは、地名から連想するように”シャープで美しく自立した女性”を想像させるようなモデル。

主な仕様としてはプリーツレス、程よいテーパード、後ろ股上に対して下がり目の前股上など、一見すると解り辛いものの、いざ身体を入れて見ると、その履き心地(収まり)の良さやシルエットの美しさは際立っています。

今回このモデルに当店が選んだ生地は、
シッカリとした安心感のある微光沢がある生地で、弾力性に富んでいる
もの。
この生地は触れてみると判るのですが、サテン調の上品な光沢と、この生地独特のしっかりとした安心感ある厚み、それらに伸縮性が備わっているのですから、魅力的に感じない訳がありません。

それらを腰から裾までシャープにラインする形は、パンツとして美しさを感じさせ、素材の魅力と相まって、目を惹きます。
前述の前股上と後ろ股上の関係性は、実は女性の”ヒップ回りの収まりの良さ”と”見た目のスッキリさ”を両立する一つの法則のようなもので、前股上を下げることで、正面から見た時直線的ですっきり見え、また腹部の膨らみを作る事が無い為、痩身効果もありフラットな前身を作ります。

逆に後ろ股上が上がる事で、ヒップ(女性の場合にはヒップに取られる面積が多いので)がしっかり収まり、安心感と共に後ろ姿は、より脚長に見える等、この股上の落差は想像以上に重要視されて然るべき部分です。

パンツも見ただけでは中々伝わり辛い事が多いのですが、往々にして綺麗なシルエットのパンツは吊られた状態、置かれた状態でも綺麗に見える物が多いもの。
PT TORINOのNEW YORKは、まさにそんな一つで、PT TORINOが目指す完璧なパンツとしての要素を多分に持っている一本とも言えるかも知れません。
シルエットの美しさ、上品で上質な素材の魅力、フィット感の高い履き心地、そして今回採用した僅かな光沢のある黒、もはや穿かない手はありません。
ただの白いシャツが素敵に見えたり、ただの黒いパンプスが素敵に見えたり、週末にはTEEシャツやデニムジャケットでカジュアルダウンがカッコ良かったり、このパンツが持つスタイルの可能性は無限大です。
シンプルなウールのブラックも良いですが、大人の女性が身に着けるべきは”カッコいい女性”を醸し出す一本。
是非一度お試しを。

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