IL MARE JOURNAL

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タグ:ナポリ

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あっという間に10月がやってきました。
まだ日中は30度近いというのに、最近は秋の訪れが年々遅くなってきているように思います。

この過ごしやすい毎日から急激に寒くなっても、これもまた考え物ですが、洋服だけは備えておきたいなと思う反面、この気温に考えるのも面倒になるというのも、またホンネ。

そこで今日は先日のウィメンズに続いて、男性の皆様にBONHEURのジーンズをインプレッションしてみました。

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BONHEURと言えば、フランス語のブランドネームなのに”ナポリ”製と言う、最近ブランド背景に多い、イタリアに捉われない?企業の一つ。

然しながら、作りそのものにはナポリらしさが漂い、トラウザーズ派生としてはかなり出来栄えの良いジーンズになっています。

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このジーンズ、見た目だけでは中々伝わり辛いのですが、ストレッチ性のデニムにも関わらず、厚み?弾力?がある、特殊な感触を持っています。

とはいえデニム素材に変わりはないのですが、この柔らかさが、以前当店で取り扱っていたDEVOREのカシミアタッチのデニムに非常に近いもので、毛足の長さなのでしょうか、それとも撚りの強度(緩さ)なのでしょうか、とにかく穿いていて気持ちが良いのは確か。

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早速購入したスタッフが穿いたところ、腰回りのスクエアな作りから裾に向かうシャープなテーパードが、ジーンズと言うよりトラウザーズに近い感覚。

スタッフは敢えてサイズを上げて購入しているのですが(このジーンズですと30インチでジャストですが、31を購入しています)、腰回りの緩みがイイ感じに腰を落としてくれることもあり、ジーンズの窮屈さとは無縁。

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サイズを上げる事で生まれるゆとりがまた、トラウザーズの様にセンタークリースを生かしてくれたり、ジーンズ選びは穿く人の”したいスタイル”にもよると思いますが、長らくボリュームのあるトップスやボトムスを着て来た方には、ある種新鮮な感覚で、以前のイタリアらしさに回帰したような気分です。

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ジャケットにも勿論合いますし、シャツやTシャツ、ニットと、カジュアルなスタイルにも当然好相性。

独特の柔らかさ、生地のまろやかさ?(この表現が合います)が心地良い、スタッフお勧めの一本です。

是非一度お試し下さい✨





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晴れの日が長らく続き、今日はあいにくの雨空。
少々寒さすら感じるほど気温が下がりました。

こんな日はしばらく出番が無かった春のアウターの出番。
ちょっぴりカジュアルなものから、軽めのコートまで、久しぶりに出番を迎えられそうです。

そして明日からは再び気温は上がる模様。
こうして暖かさ寒さを繰り返し、徐々に夏へと近づいていくのですね。

今日は来るシーズンに向けて、新たなファクトリーブランドのボトムスをピックアップ。

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かなり出切った感のあるメンズにおけるファクトリーブランドですが、まだまだ有ります(足を使って探しているインポーターに感服です)。

この春、日本に初上陸となったイタリア、ナポリのファクトリーブランド”BONHEUR”(ボネール)。

ブランド名がフランス語っぽいですが、生粋のナポリブランド。

創業は1987年と比較的新しく(新しいと感じてしまう時点で自らの年齢を感じますが…)、創業当初は多くのブランドのOEMを請け負い、その後2010年にBONHEURを立ち上げた、ボトムスに特化したブランドです。

ブランドのコンセプトとして全てのラインナップに共通するのが

エレガント

であること。

加えて、快適な着心地であることなどが与えられています。

BONHEURは、高品質な素材、それも天然素材から革新的な素材まで、様々な素材、クォリティをナポリらしいモノづくりの枠に則って作り上げる生粋のファクトリーブランド。

今回ピックアップするのは、BONHEURの中で最も人気が高く、そして如何にもイタリア人が好みそうな(やや)キャロットフィットなシルエット。

それも5ポケット(デニム)です。

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横からの見た目でも、その流麗さが伝わって来る、まさにエレガントを体現しているような美しいシルエット。

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程よい股上と腰回り、腿のゆとりから、裾へ向かって緩やかにテーパードする、とても自然な美しさを作り出すレッグラインが特徴。

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生地は単なるホワイトデニムとは違い、綾が大き目で、尚且つ滑らかさのある(ここにもクォリティを感じます)コットン100%の素材。

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BONHEURのラインナップにあるトラウザーズ同様、デニムもクリースラインをしっかり入れて、エレガントさを忘れない”大人仕様”な一本に。

フロントはボタンフライで、例えるならリーバイスの501のような股上の深さとボタン位置な感じ。
(これも履いてみると、いろんな気づきが有ります)

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ヒップのポケット位置も高すぎず、低すぎず、ここにもエレガントに見える為のバランスを感じます。
(低すぎるとカジュアルでルーズに見え、高すぎると女性のパンツの様に見えてしまうので、意外と重要なポケット位置)

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これ見よがしな誇張を避け、あくまでもファクトリーブランドとしての腕を見せているBONHEUR。

やはり履いて美しいパンツは、ブランド名如何に関わらず、自然と手が伸びてしまうものです。

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今や通年着用機会があるホワイトのデニム。
素材やホワイトの色味だけでも数本揃えて置きたい第二のデニム。

そろそろ新しいデニムをと言う方や、新しいシルエット、新しいブランドを試してみたいと言う方は、是非一度BONHEURを試してみてください✨





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大寒波一過と思った矢先、今日は再びの強い寒さに見舞われました。
こんな日は暖かな部屋でじっくりゆっくり時間を過ごしたい、と思うものですが、人生の残り時間の少ない我々世代にとって、時間は有効活用は必須。

こんな日こそ自宅内の様々を整理したり整頓したり、有効に時間を使っておきたいですね。
とは言え外の雪をどう片付けようか、冷たい路面を滑る事無く過ごそうか、そんな心配もありますが、どこかで割り切りも必要、自宅にこもって整理整頓の週末にしましょう(?)

さて、整理整頓と聞こえの良い文言で始まりましたが、実は今日は(特にオンラインストア、Instagram経由の方々)お待ちかねの方が多かった、イタリア、ナポリのベルト専業メーカー”Alberto Luti”から新作のベルトたちが到着いたしました✨

使っていない、出番のないベルトは二次流通へ処分するとして、ここはヤッパリ新しい物に入れ替える、それもある意味整理整頓です。

そんな思いを持ちながら見て頂きたいと思います✨

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イタリアで生まれた古き良き時代の映画マカロニウエスタンに端を発し、そのテイストはまさにイタリア製アメリカンスタイルでもあり、イタリア生まれのウエスタンスタイルでもあります。

と言っても、コテコテのアメリカンウエスタンスタイルではなく、洗練された現代のスタイルに合わせるべき”ハズシ”の一手としてチョイスするのが正しい選択。

今回入荷しているのは3種類のベルト。

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一つ目は昨年も入荷と共に完売してしまったウエスタンバックルの付いたプンターレの仕様。
「あれ?去年の色違い?」
と思われた方も多いと思いますが、実はバックルや剣先の金具、全体の印象は同じですが、ベルト本体の幅を前回より使い易い細さに指定しています。

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ベルト幅は3㎝を超えるとしっかりウエストをホールドしてくれる反面、ジーンズ以外のパンツに合わせると、どこか迫力が付き過ぎてしまうきらいがあります。

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その為、本体の幅を5ミリほど細くし、より使い易いサイズに仕上げているのが今回のモデルです。

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前回は全てがブラックだったのに対し、今回は短毛のスウェードに味わい深いブラウンのベース、そしてバックルと剣先はシルバーにターコイズブルーの組み合わせ。

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コテコテに見えて、そうは見えないのがAlberto Lutiの魅力ですが、そこには洗練された美しさや繊細な彫刻等が加わり、イタリア人らしい鮮度溢れる一本に仕上げられています。

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ブルーデニムに合わせても、ガッツリカジュアル!な印象ではなく、我々世代に相応しい、どこか落ち着きとクリーンさが溢れる仕上がりに。

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ジーンズの他にも、コットンのパンツやウールのパンツ、女性ならシャツワンピースやロングベスト、ロングカーディガンなどにエッセンスとして取り入れてもサマになりますね。

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二つ目がコチラのミニコンチョを組み込んだプンターレタイプ。

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バックルは非常に凝った彫刻とラギッドにならない洗練された存在感を醸し出す仕上がり。

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剣先にも丸みのある金具の採用によって、プンターレとしては尖った感じの無い、少しマイルドな表情になっています。

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コチラもまたジーンズやチノーズ以外に、ウールのパンツへのアクセントとして、また女性にとっても前出同様扱い易いベルト幅、色によって、シンプルなスタイルに奥行きを作ってくれる存在になります。

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エスプレッソカラーとでも表現したくなる、非常に味わい深いダークブラウンのスウェードが、その日のスタイルに上質感も与えてくれそうです。

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そして最後が、このレザーメッシュのプンターレタイプ。
メッシュとプンターレの組み合わせは、実はとっても好相性。

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使いながら革の編み目が締まって行き、革そのものも柔らかく馴染み、全体的に丸みを帯び始めると、ベルトそのものにも味わいが加わって行きます。

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その伸びて来た頃くらいが、このベルトの魅力はピークに達します。
目が詰まり全体が伸びて来て、ベルトそのものも柔らかくなり剣先が(その重みで)下へ下がる様になります。

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プンターレはジャストサイズで愉しむものと、垂れた状態で愉しむものの二通りがありますが、メッシュは垂らして楽しめる一本。

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メッシュのベルトゆえ、オンスタイルに取り入れハズシの一手として使うのにも、それほど違和感を感じさせません。

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ライトブラウンの革色が、使い込むごとに色を変え、徐々に色濃くなり、全体的にヤレた感じが出てくると、このベルトの魅力もまた更に味わいに。

洋服同様に、ベルトにも「変わって見えないけれど、少しずつ変わっている」トレンドがあります。
「持っているから」とタカを括っていると、次代の空気に取り残された物になっていることもしばしば(特に洋服や靴に在り得る”アルアル”です)

この週末は自宅の整理もしつつ、是非ベルトの要不要の選定も✨

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Alberto Lutiのベルトはコチラから


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当店は店休日が不規則となります為、店頭或いはONLINE STOREトップページにて、ご確認の上ご利用下さい。


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非常に冷たい寒気が流れ込み、昨日からとても寒い一日が続いています。
もはや冬到来と思わざるを得ない嫌~な寒さがやって来ましたが、今朝行われたサッカーの熱気が嘘のようです…。
この天候に、暖かさの確保は勿論ですが、御洒落も忘れずに補っておきたいですね。

そんな寒さ厳しい今日は、少し遅れて到着したBARBAの新作を取り上げました。

「BARBA=シャツ」ですが、今日ご紹介するのは何と「ニット」です。
BARBAがシャツ以外のラインナップも揃えていることは既に皆様もご周知の通りですが、ニットウェアは初の試み。

シャツ等と同様ニットウェアにもBARBAの妥協無き拘りが詰め込まれており、その多くは”素材”に活かされています。

そのニットウェアの中から今回当店がオーダーしたのは2つのモデル。

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一つ目はアルパカを半分以上ブレンドした、柔らかくて軽くて暖かい、まさに女性のニットに相応しい一着。

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ボックスに近いシルエットボディに、ややバルーン気味の膨らみを持った袖を持ち、オーソドックスなニットに見えて、その実女性らしさが表現されたBARBAらしいニットです。

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ボールドによる立体感に富んだ畔編みと、相性の良いライトブルー⇒ライトブラウン⇒ブラウンと言うグラデーションを施した事で、パネル状の色の変化が魅力になっています。

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元々相性の良いブルーとブラウンを、中庸な色を挟んで組み合わせるあたりが、如何にもイタリア人らしい洒落感。

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シルエットと着丈のバランスが良く、ボトムスを選ばずスカートでもパンツでもハマり易い、見た目以上に使えるニットです。

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写真の組み合わせではオフホワイトのパンツを合わせていますが、淡い色を天に、裾へ向かうにつれて濃い色になるトップスは、ボトムスをダークトーンで組み合わせると痩身効果、長身効果も生まれます。

女性らしさと暖かさ、二つを併せ持ったお勧めのニットです。




そしてもう一つが、コチラの一着。

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メンズでは見かけるものの、意外なほどウィメンズでは少ないロングスリーブのニットスキッパー。

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シャツの延長線上とも言える、この形はBARBAならではと言えるような絶妙なバランスのもと作られています。

しかもこのニットは、とても厚みがあるカシミア混のミドルゲージを使っている為、想像以上に肉厚で暖かさを感じます。

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衿の開きや角度、そして前出と同じくボックスに近いシルエットが、華奢さよりもむしろコンサバティブな印象を感じさせ、このあたりもBARBAらしさと言えるかも知れません。

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カラーはブラックに限りなく近いネイビー=ミッドナイトブルー。
冬のホワイトとの相性は抜群に良いのはもちろんですが、ライトグレーやチャコール、チェックやツィーディーな柄、素材まで様々な組み合わせを愉しめます。

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またインナー利用としての他にも、中にタートルネックをレイヤーしてミドルアウター的な着方が出来るのも、このシルエットならでは。

季節も秋から春まで使える事を考えると、出番は相当増えそうです。

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シンプルなスタイルを好む方にはマフラーやストールだけで色を加えるのも良いですね。

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職場の環境さえ許されれば、仕事にも使えそうな雰囲気を持っているこのニット。
衿がついているだけで、見た目にも”キチンと感”が出てくれますね。

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他にも足元だけ色を加えたりして、秋冬をミニマルなスタイルで通したい方には必携と言える一着かも知れません。

このニット、写真からは伝わり辛いのですが、とても肉厚感があるお陰で安心感があり、暖かさと洒脱感の両方を備えた「大人の女性の為の一着」です。




今年はコロナ禍やウクライナxロシアの戦争の影響等もあり、海外からの荷着が遅延気味ではありますが、このニットたちはまさに今が着時。

これからの寒さに”御洒落”で対処したい方は、是非一度試してみては如何でしょうか。
見た目だけではなく、着心地と暖かさに納得していただけると思いますよ✨






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気が付けば街の彼方此方にある木々の色が黄色く色づき始めています。
秋真っ盛りの風景も、あと少しと言う感じでしょうか。

こうして寒さが進んでくると、装いも完成させたいですよね。
秋冬と言えば防寒対策も含めて、レザーグローブが”名脇役”になる季節。

今日取り上げるのは、既に昨年まではメンズでも展開していたイタリア、ナポリのグローブメーカー”PARISI groves”。

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”PARISI”は1870年の創業以降、100年以上もの間、レザーグローブを専門に作り続けて来た老舗中の老舗。

ナポリとアマルフィに工房と店舗を構え、職人達が丹念に作り続ける「しなやかで柔らかく手のひらにフィットする」心地良さが特徴。

原材料が高騰する今も、優れた革の使用と手作りを守り、安定した価格を提供することを続けています。

そのPARISIに今回ウィメンズとしてオーダーしたのは2つのモデル。

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一つはPARISIの付け心地を最も味わえるラムナッパを使用したシンプルなグローブです。
専門の職人が厳選し、丁寧に鞣された柔らかく滑らかなラムナッパを、カシミアのライニングで縫い上げた定番中の定番。

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もはやカシミアのライニングは”無くてはならない”一つですが、グローブとしての柔らかさを維持しながら、暖かさを保つ上で必要不可欠。

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今回当店がオーダーしたダークブラウンは、写真でも解るとおり、仄かに赤味を帯びた、とても味わいのあるブラウン。

革そのものが作り出す艶やかさ、手を入れた時に感じる極上の柔らかさは、革質が全てを物語っています。

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手首回りのベルトの有無には好みが有りますが、実際日常的に付けていると、ベルトが無い状態の方が、脱ぎ着もし易く、袖回りを邪魔する事が無い分、実は見た目的にもシンプルな状態の方が(当店としては)ベストな選択。

スポーツグローブの様に、必ずしも手首をホールドしていなければならないシーンには出くわさないので、ここはヤッパリ御洒落優先で選びたいところですね。

この味わい深いダークブラウンを合わせるべく、こんな↓スタイルもお勧めしています。

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落ち着きのある色のトーンにブラウンを合わせる、それはもはや定石であるとして、敢えて鮮烈なレッドやグレーのような色に加えるだけで、グローブの存在価値がグッと上がります。

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組み合わせに使用しているのは、Drumohr(Donna)のラムズウールのニットですが、今回のDrumohrのレッドは実に美しい発色をしています。

ルビー系でもなく、パッション系でもなく、これこそレッド、真赤と言わんばかりの魅力的な色。
このレッドとの相性は抜群に良いのが今回のブラウンです。

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ちなみにこのスタイルは、加えるアイテム次第で、一気に”デイリーカジュアル”になり、またコートやジャケットを合わせるだけでオンスタイルにも変わる、お勧めの組み合わせ。

「いつ何があるか解らないから、ちゃんとした服装で過ごしたい」と言う方(笑)には是非お勧め。

と、チョッピリ脱線しましたが、グローブはもはやスタイルを完成する上で欠かせないアイテムの一つで、単なる防寒アイテムではない事は言うまでも在りません。

見過ごしがちなアイテムだからこそ、「由緒正しい質の高い物を持ち合わせたい」それこそが大人の嗜みです。

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そしてもう一つがコチラのラムナッパとアストラカンを縫い合わせたグローブです。

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現在40代後半から50代の方にとっては懐かしい響きでもある”アストラカン”。
もともとアストラカンとは、ペルシャンラムを指すのですが、近年では特徴的な巻き毛を持った立体的な素材を総称して呼ぶ事が増えています。

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その巻き毛の紋様や雰囲気には毛足の長さ等も影響し、特許を持つアフリカ原産のもの等もあり、大半がブラック、或いはグレー系のもの。(※写真は参考写真)

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そのアストラカンを甲側に使用し、手のひら側には御馴染みのラムナッパを用いる事で、暖かさと見た目の上品な印象は勿論、PARISIが大切にしているフィット感を損なう事なく作られています。

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洋服のスタイルで例えるなら「同色異素材」をグローブで表現した?とでも言えるでしょうか。
この手のグローブは数あれど、「本気で作った」グローブは、実際それ程多くはないのでは?と思います。

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こちらもライニングは”不可欠”なカシミアライニング。
甲の暖かさとライニングの暖かさで、見た目から暖かさを感じますね✨

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このオールブラックのグローブには同じ色の中に奥行きを感じさせる分、組み合わせる洋服、靴にも異素材を合わせると、よりグローブにも存在価値が高まります。

写真のようにポニーを使ったパンプスを合わせるなど、一つの色のトーンの中に沢山の素材違いが集まると、たったそれだけで「180度違ったスタイル」に見えるものです。

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もはやグローブの存在意義は、かつてのような防寒道具ではなく、”ファッションアイテムとして必要”な存在になっています。

手に付けるだけではなく、バッグやジャケット、コートのポケットに挿すなど、色んなシーンでグローブは「物言わぬ主張」をしてくれるものです。

これから益々寒くなる時期に向けて、是非今回の新作グローブを検討してみては如何でしょうか?

きっと心も体も暖かくなれる?はず…









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