IL MARE JOURNAL

Il Mare Official Blog | イルマーレ公式ブログ

タグ:トーン・オン・トーン

IMG_4519

真っ青な空が広がる水曜日。
夏のような抜ける青空に気分も上がりますが、空気はまだチョッピリ冷たい一日。

「今日は何を着ようか」

そんな気分も(昨日のblogでも書きましたが)「今の季節だからこそ、色々な御洒落を楽しめる」とポジティブに解釈すると気分も変わります。

今日は昨日のブルー系トーンに続いて、男性女性共にカーキやオリーブを使ったコーディネートを作ってみました。

今日は先ず男性から。

IMG_4625

アースカラー、コロニアルなカラーをスタイルに取り入れようと思うと、比較的ベージュがベースのコントラストになると思いますが、実はオリーブ色を効果的に使うと、土臭さや泥臭さのない綺麗なコーディネートを楽しめます。

オリーブ色と聞くと、どこかミリタリーな匂いを連想しますが、取り入れる色や素材次第では綺麗にまとまり易い色。

実はブラックやグレーに続く、第三の定番色と言っても過言では無いほど”使える色”なんです。

IMG_4626

ある程度色の中心が決まり易いメンズのアイテムでは、色の濃淡を少しに変えて、その他は素材を変えるだけでまとまり易くなります。

ライトなオリーブ色、濃いオリーブ色、そして肝になるのが色差が少ないブラウンやカーキを挿すことで、全体がグッと締まります。

写真のコーディネートではニットポロが、それにあたります。

IMG_4627

また柄物を取り入れると、より変化が作り易く、オンタイムではジャケット+ニットポロ+トラウザーズ、オフタイムではジャケットをウィンドブレイカーに変えるだけで、全体のトーンを崩さずに楽しむ事が出来ます。

全身の組み合わせが決まると、とかく迷い勝ちなのが足元。
単純に手持ちのブラウンを合わせると、足元だけが色濃く映り、逆に悪目立ちしてしまいます。

IMG_4628

そんな時活躍してくれるのが、先ほどのニットポロの色。
この色を足元にも拾う事で、2つのトーンで構成されるコーディネートが完成します。

IMG_4629

オンタイムならスリッポンやローファーを、完全オフならサンダルを合わせて、全体的に軽い仕上がりを作ることもポイントです。

色を楽しむこと、素材の違いを楽しむことが、一見難しそうな色のトーンを完成する近道になります。
これからの季節、是非お試し下さい✨

ここからは女性の組み合わせ。

IMG_4637

女性の場合には色のトーンが沢山揃い易いので、オリーブ系やカーキ系の統一感はとても作り易くなります。

色の僅差でコーディネートすると、男性と違って少し色がしつこく見えてしまう為、敢えてグラデーションをはっきりさせて組み合わせるのがポイントです。

IMG_4638

写真のコーディネートでも分かるように、「一番外側に着るもの」(アウター)だけは明るめ(または薄め)の色にしておくと、中心になる上下(トップスとボトムス)の色の濃さによって、コントラストがハッキリして、”視覚的”に痩身効果が生まれます。

この現象、最も例えにし易いのが黒ストッキング。
黒ストッキングを履くと、脚が綺麗に細く見えますが、これも中央部分に見えるところは色濃く、両脇に向かうにしたがって薄くなり、視覚的に細く見える効果。

これと同じ状態を装いで作ると、ボリュームのある物を着ても同じようにほっそり見えます。

「もっと踏み込んだ御洒落にしたい」と言う方には、これらに”柄もの”を取り入れることをお勧めします。

IMG_4630

プリントや柄物のアイテムには大抵挿し色になる”色”が加わっているので、一点加えるだけで奥行のある御洒落に見えます。

プリントTシャツやロゴTシャツ、ボトムスなら柄の入ったものを取り入れると、更に一歩踏み込んだ御洒落になります。

IMG_4631

この時気を付けたいのが、オリーブ色と親和性の高い色を選ぶこと。
ベースカラーがライトベージュやスモーキーなピンク、ブラウン、カーキなど、オリーブと相性の良い色がベースになることで、全体に統一感も生まれます。

「ワントーンばかりの御洒落ではつまらない」と感じやすい春夏シーズンは、昨日のブルー系や今回のオリーブ系など、色の僅かな差を使ったり、柄やプリントを効果的に使って、いつもとは違った御洒落にすると気分も変わります。

どんよりした天候が続く時も、パッと晴れた空の日も、「色のトーンを決めて御洒落を考えてみる」と、いつもと違った新しい発見がありますよ✨

是非、皆さんも「今日のトーン」をテーマにして、その日の御洒落を考えてみては如何でしょうか。


《メンズ写真使用商品》
ジャケット/L.B.M.1911
ウィンドブレイカー/Drumohr
モックネック/Augusto R.
ニットポロ/Augusto R.
パンツ/L.B.M.1911
スリッポン/BOEMOS
サンダル/ZEUS

《ウィメンズ写真使用商品》
フィールドジャケット/HOMEWARD
ニット/Drumohr
パイルカットソー/HOMEWARD
キュロット(オリーブ)/BARENA
プリントスカート(ピンクベージュ)/HOMEWARD
ローファー/Luca Grossi
プリントTシャツ(ベージュ)/Cabana 
プリントTシャツ(ブラウン)/MAXOU


※商品のブランド検索はコチラから





【店休日について】
オンラインストア 最下段をご参考下さい
木曜日・日曜祝祭日は19時閉店
(営業上の理由により店休日が変則的になる場合が御座います)


【オンラインストアをご利用の方へ】
当日15時以降の御注文につきましては翌日のご対応とさせていただきます。
店休日前日・当日のご注文の場合は、発送業務が翌営業日となります。
お急ぎの場合などは、ご注文前に店頭までご相談下さい。


COPYRIGHT (C) 2012-23 ALLURE CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED


IMG_4048

暑かったり、寒かったり、気温差が安定しない日が続き、服装も決めかねる毎日が続いていますが、これも考えようによっては、色んな御洒落が楽しめる格好の機会です。

御洒落を愉しむには気温はつきもの。
暑くなりきる前の”今”出来る御洒落を堪能しておきたいですね。

さて、今日は”一つの色のトーン”をテーマに、女性、男性共に組み合わせをしてみました。
「ちょっとした色の変化」が見える色合いに違いを与えてくれる点に注目していただけると、また違った角度で色の選択を愉しめると思います。

先ずは女性に向けてのご提案。

春夏、そして初夏に向けて爽やかさを求めると、欠かせない色が”ブルー”。
ブルーの中にも、ネイビーがあったり、サックスがあったり、時にはデニムのようなインディゴがあったり、一口にブルーと言っても、色んな色が在ります。

そこで組み合わせとしてお勧めしたいのが、濃淡混ぜたブルーのグラデーション。

IMG_4539

一つ一つは在り来たりのアイテムばかりですが、色のトーンがほんの少しずつ変わるだけで、見え方に”柔らかさ”や”締まって見える”ことがあります。

こうした統一感を愉しむ上で、一つの提案として「ボトム1点、トップス3点、靴2点」を、それぞれ同系色(でも一つずつは違う濃淡で選ぶこと)で揃えておくと、どれを組み合わせても、ブルーの綺麗な統一感ある御洒落が楽しめます。

IMG_4541

淡いスモーキーなネイビーのパンツ(BARBA)に、濃いネイビーのニット(DANIELE FIESOLI)も、ライトブルーのストライプのシャツ(BARBA)も、組み合わせがピッタリ合います。

同じ様に靴もブルーのパンプス(Corso Roma.9)も、濃いネイビーのパンプス(Fabio Rusconi)も、ピッタリ。

この一つ一つの色が微妙に違った色の統一感で組み合わせると、ブルーだけで何日も装いを繰り返し愉しむ事が出来ます。

IMG_4540

一つだけ違うポイントを挙げるとすると、ボーダーのカットソー(Le Minor)を取り入れると、全体の印象により御洒落な雰囲気が加わります。

着るだけじゃなく、ボーダーのカットソーは肩から掛けても腰に巻いても、一つのアクセサリーの様に使えるマルチアイテム。

ブルーが作る爽やかさ、女性らしい穏やかな雰囲気を作るスモーキーなブルー、そして全体を締めてくれるネイビー、と「ほんのちょっとした違い」を色で作るだけで、いつもと雰囲気が変わって見えますので、是非お手持ちのブルーのアイテムで試してみて下さい♪

トーンを統一すると、旅に出る時も簡単です✨

男性にも同じ色のトーンで微妙な色の違い、素材の違いを作ると、同じ様に便利な組み合わせが出来ます。

IMG_4533

女性に比べて、男性の場合には、色の統一感に違いを作るのは難しいものですが(女性物に比べて色のトーンが比較的決まってしまうので)、その場合は素材を変えて愉しむと違いを作る事が出来ます。

IMG_4534

濃いネイビーのニットポロ(Augusto R.)、リネン素材のストライプのシャツ(Macchia J.)、ストレッチ素材のフレックスウエストのパンツ(Perfection)、これらは色の違いは僅かでも素材が全て違って、色の見え方にも奥行きが生まれます。

IMG_4535

同じ様に濃いネイビーのスリッポン(Carlo Florense)、明るいネイビーのサファリジャケット(L.B.M.1911)を組み合わせて、全てが僅差の色、そして違う素材で全体的に立体感のある装いが作り易くなります。

女性の組み合わせと同じ様に、男性もボーダーのニット(BAFY)を加えて、アクセントになるアイテムとして取り入れておくと、肩掛けしたり腰に巻いたり、女性同様、男性にとっても「プラスアルファ」なアイテムになります。

そして組み合わせの構成も女性と同じ様に、パンツ1点、トップス3点(ジャケット1点)で纏めておくと、こちらも組み合わせのローテーションで何日も愉しむ事が出来ます。

但し、男性の場合はお仕事と言う制限がありますので、ここからはお仕事も踏まえた”ブラウン”の統一感で組み合わせをしてみます。

IMG_4527

お仕事とお仕事終わりを踏まえた組み合わせは、靴の違い、インナーの違いを与えてあげるだけで充分。

ここ数年、働く服装に変化が出始めていることも踏まえ、インナーにはリネンのシャツ(Finamore)と、ニットポロ(Augusto R.)を選択しました。

お仕事用のシャツはオンオフ使えるオックスフォード素材のBD(Guy Rover)を用意しておくと、どちらでも使えて便利。

靴はシンプルなローファー、お仕事終わりにニットポロやリネンのシャツと合わせられるようにグルカサンダルを選択。

そして小さな小物やバッグも男性の場合には色のアクセサリーに成り代わりますので、オーガナイザー(Atelier Lava)にもブラウンを揃えて見ました。

パンツはブラウンでもチャコールでもライトグレーでも合わせられるのがブラウントーンのメリット。
コチラもまた数日楽しめる組み合わせになります。
(ちなみにジャケットもブラウンの千鳥格子です)

「いやいや、もっと御洒落感を出して行きたい」と言う方には、

IMG_4525

靴をコンビネーションローファーに変えたり、グラスケースなどで明るいブラウンを取り入れたりすると、よりカジュアルで洒脱感のある服装に見えます。

IMG_4526

「グラスケースなんて普段手に持ち歩かないでしょ?」と思われるかも知れませんが、ポケットスクエアの変わりに胸ポケットに挿して置いたり、腰ポケットに無造作に入れて置くと、チョッピリ色が見え隠れして、その些細な色見せが全体の印象を変えてくれる物になったりします✨

と、色の統一感で愉しむ組み合わせをご提案して見ましたが、如何でしょうか。

何気なく組み合わせている色のトーンも、少しずつ変わったり、素材が変わったりすると、意外なほど見た目には違いが顕れるものです。

暑さ寒さが繰り返される今の季節なら、こんな風に色んな洋服を織り交ぜての御洒落を愉しむ格好の機会。

これからの服装、洋服の新調に是非参考にしてみて下さい♪


※ただいまオンラインストア限定クーポンを発行中!
メール配信登録(メルマガ)をされている方、オンラインストアのご利用歴がある方は、今すぐメールをチェック!





【店休日について】
オンラインストア 最下段をご参考下さい
木曜日・日曜祝祭日は19時閉店
(営業上の理由により店休日が変則的になる場合が御座います)


【オンラインストアをご利用の方へ】
当日15時以降の御注文につきましては翌日のご対応とさせていただきます。
店休日前日・当日のご注文の場合は、発送業務が翌営業日となります。
お急ぎの場合などは、ご注文前に店頭までご相談下さい。


COPYRIGHT (C) 2012-23 ALLURE CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED


!cid_B7F5A524-4394-4A3E-903F-473BE899C045
大きく天候が崩れる事も無く、日々オシャレを楽しめる毎日に恵まれている11月。
秋は食欲、物欲に駆られる季節。
実りを迎える秋は、一年を通じて最も歓びを感じられることが多い季節でもあり、景色にも情緒が増して来ます。
四季のある日本に生まれているからこその景観や情感を焼き付けておきたいですね。

IMG_2822
さて、店内では秋の装いを楽しむべく、多くの方々が新作を求めてご来店くださっています。
昨日のメンズアイテムには既に沢山のお問い合わせをいただき、本格的な検討に入られている方もいらっしゃいます。

中には、遠く「海外」からお問い合わせを頂くなど、ご縁を頂くお客様もおいでになり、海の向こう側から当店の品々に思いを馳せて下さっているお客様の存在に、私達スタッフも、心から感謝の思いに駆られています。

日本はとても恵まれた国である事、また衣食住の全てに満足のある生活を送れる事に、私達は慣れすぎており、不変である現在にも、感謝をしたり、今をもっと楽しむべきで在ると、改めて感じさせる出会いでもありました。

今を楽しむ事を、当店はオシャレという楽しみ方でしか表現が出来ませんが、皆様の毎日に「華」のある瞬間が作られると良いなと心から思うのです。

さて、話は変わり、店頭にお越しのお客様方から、質についてのお話しと共に、これまでとは「違った物の見方」をされる方が増えていることに気付かされる今秋。

これまで揃えたスタイルと、似て非なるスタイルアップアイテムとして、幾つかのカテゴリーに詳細に分類された、ブランドやオーダー製品などを取り入れる事が、半ば当たり前の様になって来ています。

これは、比較的男性の特権的に扱われてきた物でしたが、当店の場合には、同様の捉え方を女性のお客様が度々ご指定されるケースが増えています。

言葉だけでは表現の難しい、この感覚的な世界観を、肌で感じる、感覚で感じるお客様が非常に増えて来ている事を指しています。

FullSizeRender47
(※お客様着用商品:シャツ左/Montesaro、ボトム/Fiore*Bruciare、シャツ右/Finamore、ボトム/Just Cavalli)

遠方からご依頼を下さるお客様の多くが、独自のセンスと個性を持ち合わせており、ご自身にとって、「何が自分を素敵に見せるか」を理解されている方、或いは独自の世界観を持たれている方。

保守的と言う解釈ではなく、どんなアイテムにも貪欲に試される姿勢を持たれている事が、こうしたお客様に共通するファクター。

その結果、何が自分を綺麗に、素敵に見せるのかを知り、それらを見つけた事によって、更に自分のメリットを高めるオシャレを作り上げる、これこそが探求心としての美であり、これは男女を問わずあてはまります。

FullSizeRender49
今日ご来店下さったお客様も、年に数回しか御来店が叶わない遠来のお客様ですが、古くからお付き合いを頂いているYZ様にとって、当店は「一つのクローゼット」であり「一つのパーソナルショッパー」でも在ります。

彼女のファッションの基準は、横に流れる事がなく、当店を基本とした「Try & Go」を繰り返して下さる事。
当店の過去の取り扱い商品の中には、現在の品揃えとは異なるテイストもありますが、常に新しいカテゴリーへ挑戦(Try)下さっている事、更に当店へのご信頼の元、良いと思われる感覚的認識のもとリピート購入、或いはスタイルアップを重ねて下さる事(Go)を、数年間続けて下さっています。

FullSizeRender48
年齢の頃合い的にも、非常に女性らしく素敵な歳の重ね方をされたYZ様が、今秋のパートナーとして選んで下さった、このHERNOのチェスターコートも、彼女の日常や仕事のスタンスに、まさにオンオフ使える存在としてお選び頂きました。

FullSizeRender50
(※写真使用商品:コート/HERNO、ニット/ALPHA、ストール/Giannetto、ボトム/Fiore*Bruciare)

元々、コート作りからその名を世界に広めたHERNOらしい、大人の女性像としての全てが、この一着には備わっており、丁度YZ様のご年齢やライフスタイルにも、肩肘張らずに羽織れる一着として、実にフィットしていました。

こうして、どのお客様にも異なる価値観や世界観、個性とセンス、その一つ一つが異なる上に完成される、そのお客様自身の持つスタイルの確立こそが、当店がお手伝いさせていただく「スタイルアップ」であり、パーソナルなスタイルアップ提案でもあります。

先般のお話し以降、選ぶ物やスタイル、或いは価値観を変えようと試みる方もいらっしゃいます。
秋を境に新たな価値観や世界観を覗いてみる、一つの切っ掛けにしてみては如何でしょうか。
当店は小さなお店が故の、パーソナルなお取り扱いを出来る限り心掛けさせて頂きます。
ご希望の方は是非お気軽にご依頼くださいね。

さて、再びお話は変わり、ここからは男性のみならず、女性のスタイルアップにも適用する一つの提案です。

IMG_2832
店頭にお越しいただくお客様に、度々お伝えしている、同素材による統一感や、同系色によるトーン・オン・トーンの組み合わせを、難解に憶える方がいらっしゃいます。

同じような色合い、似たような色合い、どんな質感を揃えたら良いのか、など、最も簡単に見えて、最もサジ加減の難しいところが、秋冬の統一感には実際あり得ます。

当店に長らくご来店下さっているお客様ならば、幾度となく店頭にて耳にしたことの在るであろう、「デニムのシャツ」に例を挙げると、デニムのシャツと一口に言っても、その色や厚み、加工など、実際にはマルチに使えるはずの素材にも、「趣き」が成す表情によって、トータルへのエッセンスが異なる場合が多々あります。

!cid_8A6152D0-9B2F-46BC-BAA6-2F95FEF10E26
例えば、このVincenzo di Ruggieroのデニム素材のシャツには、春夏には考えられない程の厚みと硬さを持ちながら、冬のデニム素材のシャツとして作られています。

!cid_4966CE1E-BEC6-43C2-8C95-96F1DB572116
この厚みから出される絶妙な色と、この素材の持つ迫力と、から、このシャツは春夏にはお目にかかる事が少ないと思わせる『濃さ』があります。

それらは加工跡から見える色の落ち方であったり、独特な質感によって、同じインディゴの色にもかかわらず、その他のシーズン物とは異なる『色の表情』を持っています。

統一感を出すスタイルをしたい時、最も気にしておきたいのが、この素材の迫力や色の濃さ。

IMG_2854
(※写真着用商品:シャツ/Vincenzo di Ruggiero、ニットタイ/RODA、ジャケット/Altea、ジレ/Altea、ボトム/Tramarossa、シューズ/Doucal's、ベルト/Paolo Vitale、ポケットスクエア/RODA)

全身を同じ色の濃さばかりで統一するのではなく、上下半身ずつに分けてみたり、或いは革物だけに色を使ってみたり、など、同じ色合いの中にも濃淡のメリハリをつける事によって、トーン・オン・トーンのスタイルにも『解っている感』を出す事が出来ます。

言わば『巧者』に見えるコツです。

春夏に比べ、秋冬の素材には迫力のある物、厚みのある物が増える為、レイヤードする素材にも、それなりの迫力を持った素材を合わせる事によって、全体に一つ一つが持つ素材のインパクトがお互いを消しあいながら
、程よい按配によって整え易くなります。

デニムのシャツだけではなく、グレーやブラウン、ベージュ、更にはオフホワイトなどのペールトーンにも、同じような捉え方で、統一感は意外なほど簡単に作りだす事が出来ます。

手持ちのアイテムの中で、同じ色合いを集め、一つ一つを重ねて置いてみると、それぞれに統一感を作り出せる色や素材が解り易くなります。

重い色合いから軽快感が減ってしまう秋冬のスタイルだからこそ、トーン・オン・トーンの様なスタイルを取り入れながら、日々のスタイルにも楽しみ方を加えると、秋冬のスタイルバリエーションにも、楽しさと考える歓びとが生まれて来ます。

!cid_A1DDF5AF-7D05-4095-B75C-3BEDC36B3DF6
店頭に並ぶ、『同じ様なアイテム』、『同じ様な色合い』から、どのアイテムが自分にとって足りていない色であり、素材であるのかを、考えながら選ぶのも、またオシャレを楽しむ醍醐味の一つ。

単に、在るものを選んで着る、組み合わせて着る、それだけではなく、アイディアを図りながらオシャレを楽しむ事が出来るのも、秋冬シーズンの特権的スタイルです。

この秋のスタイルアップに、新たに『トーン・オン・トーン』のスタイルアップを是非加えてみて下さい。
組み合わせや考えるのが苦手、、、と言う方も勿論、店頭にてご相談くださいね。

----------------------------------------------------------------------------------------

ilmare_logo0002

【Online Store 掲載更新のお知らせ Last up date -- 2015/11/4
---2015-2016年秋冬物新作 一覧
http://ilmare-online.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=1166756&sort=n
---雑誌掲載商品 一覧(※各雑誌について若干の偏りが御座います)
http://ilmare-onlin.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=347245&sort=n
---別注品・限定販売商品 一覧
http://ilmare-online.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=860799&sort=n
---SMALL SIZE(小柄なサイズ対象商品) 一覧
http://ilmare-online.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=1087501&sort=n
---SALE / OUTLET 一覧
http://ilmare-online.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=315276&sort=n
(セール対象商品は随時追加中)
----------------------------------------------------------------------------------------
■IL MARE■
長野県長野市南千歳1-3-11-1F
http://ilmare-online.com
【営業時間】
平日:12:00~20:00
木・日:12:00~19:00
店休日:不定休
【オンラインストアをご利用下さいますお客様へ】
店休日前日、当日でのご注文の場合、発送は翌営業日となります。
お急ぎの場合には、ご注文時に備考欄へその旨をお記し下さいませ。

このページのトップヘ