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タグ:スコットランド

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今日も高い気温で推移しているかと思った矢先、夕方には(雨が降ったせいでしょうか)冷たい空気が一気に街中を包みました。

こんな日は、静かにカフェでお茶をしたり、のんびり過ごしたくなるもの。
そんなお出掛け時、服装をどうしようか?と迷うこともあるかと思います。

実は寒い地域”アルアル”なのですが、意外と気温が下がっても、周囲の人たちがコートを着始めるのを確認(?)するまで、アウターを着たがらない”地方アルアル”。

この地も同様で、「寒いのにアウターを着始めない」不自然な(笑)光景の季節がやって来ました(笑)

そこで「まだコートは着たくないなあ」、「まだ軽めの服装でいいや」とお思いの方に(?)今日は

著名人も愛したスコットランドの老舗

ブランドをご案内します。

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スコットランドの老舗”Mc George”(マック・ジョージ)がそれです。

Mc Georgeは古くから著名人に愛されており、スティーブ・マックィーン(写真上)や

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グレース・ケリー(写真左)、ジーン・セバーグ(写真右)などの他、ジーニアス(天才)アインシュタインから、最近ではダニエル・クレイグまで、多くの人々に愛されているニットメーカー。

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その歴史は古く、1881年にスコットランドで創業され、ダンフリーズで手編みのニットウェアや編み機を製造、販売していた父ロバート・マック・ジョージの遺志を継いだ二人の息子によって立ち上げられました。

60年代半ばには、既にバランタインやプリングル、バリー、トッド・アンド・ダンカンなどと肩を並べるまでに成長し、世界で最も有名なスコティッシュブランドの一つとなっています。

その当時、ブランドのアイコンにもなるスティーブ・マックィーンやグレース・ケリー、ジーン・セバーグなどが愛用していたそうです。

これだけの世界的な著名人に愛された手編みのMc Georgeですが、近年日本とは縁遠くなっていた過去も在りながら、今再びオーセンティックな存在として脚光を浴びています。

今回当店がオーダーしたのはウィメンズのセーター2種類。

その何れもがニットの編地に隙間なく、非常にしっかりと編まれていることから、風の侵入を防ぎ、暖かさと共に安心感のあるニットウェアに仕上げられています。

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一つ目がこのショールカラーのカーディガン。
男性物では比較的多く見るこの形、女性物になると途端に簡素な作りが多く、オーセンティックな物を求めるとなると、中々出会えなかったりします。

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グレーとホワイトを織り交ぜたメランジの糸は、カシミアを混紡したウールによって作られています。
各部のしっかりした編地は、どれだけ編み目を広げようとしても向こう側が見えないほど、とにかくシッカリ編まれています。

ボタンは本革製の包みボタンを採用し、全方向隙無しの仕上がり。

このショールカラーのカーディガンを巡って、とある逸話があります。
それは007役として知られるダニエル・クレイグが、Mc Georgeを愛するがあまり、映画の劇中にまで持ち込んだというもの。

それほどまでに愛着があるニットと訊かされると、ヤハリ私達の胸にもズシリと感じるものがありますよね。

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全体のバランス(特に着丈)が良い為、どんなボトムスにも合わせ易い特徴がありますが、当店ではヤッパリジーンズでのコーディネートをお勧めしています。

ニットその物が暖かい為、インナーはロングスリーブのカットソーで充分。

足下はスニーカーではなくパンプスやショートブーツを合わせて、ボーイッシュにならないよう敢えて女性らしさを作ることもポイントにしています。

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ニットの存在感だけで充分なボリューム感を持っていますが、ちょっぴりエッセンスを加えるとしたら、ALBERTO LUTIのベルトの様に色に特徴があるものを挿すと、より魅力的になります。

普段着をアップデートする意味でも、このニットカーディガンの存在感は相当際立っています。

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スカートでも合わせ易い着丈は、さながらジャケット代わりとして使える便利さも。

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グレーとベージュの好相性を利用して、全体的に穏やかな印象にすると、より英国的な女性らしさが作られます。

衿元にストールを加えたり、足元のブーツ(素材も含め)でエッセンスを加えるだけで、充分グレードアップした御洒落に変わります。

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合せているスカートはAgnelli & Sonsのものですが、使用されている生地がCanonico社製のWoolen Flannel(Super110’s)を使っている為、非常に美しい光沢やドレープが生まれ、カーディガンとの素材の相性も良く、グレード感を保ってくれます。

コートには早いと思っている方、そろそろシッカリしたオーセンティックな物が欲しいと思っている方、是非お試し下さい✨




そしてもう一つが

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ジーン・セバーグやグレース・ケリーの写真でも見られるタートルネックのプルオーバー。

表情豊かなケーブル編みの立体感はもちろん、編地のしっかり加減はカーディガン同様、どれだけ編み目を広げても透けないほど。

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如何にもスコットランドらしいトラディショナル(伝統的)なケーブル模様は、他とは似て非なる存在感が顕れています。

更に特徴となっているのが、ややオフタートル気味に仕上げられた”ゆとりのある”衿。
この手のタートルネックは、中にシャツをレイヤーしたり、スカーフを入れたりと、アレンジがし易く、英国女性らしい上品さや気高さも窺い知れるところ。

現代的に着丈のバランスを変えることによって、ちょっぴりオーバーサイズな見栄えを生む今回のタートル。

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ヤッパリジーンズでもパンツでもバランスが取り易く、腰回りを覆ってくれる着丈は女性にとって嬉しい限り。

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勿論スカートでもご覧の通り、上品で上質感溢れる御洒落になります。

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シャツをレイヤーしても良し、写真のようにウールスカーフを加えても良し、衿回りに色が入ると顔映りが明るくなり、鬱蒼とした秋冬時季には最適。

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足下はヤハリと言うべきか、ショートブーツやロングブーツが英国的で素敵です。

一着で存在感を作れるもの、歴史に裏付けられた物作りの質が高いもの、色々なファクターを通して見られる「大人女性」のもの選びに於いて、Mc Georgeは紛れもなく

日常をグレードアップ

してくれる存在になります。

これからの季節に向けて、日常を素敵に、日常に楽しみを与えてくれるMc Georgeのニットを是非お試し下さい。




その他にも、現在店頭には一着で存在感の作れるニットが沢山揃っています。

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ジーンズ中心の御洒落が好きな方にとって、「シンプルで簡単で、それでいて素敵に見える」ものが沢山✨

是非今週は新しい季節の御洒落を見にいらしてくださいね。

※blog使用商品についてもお気軽に店頭(お電話またはメール)までお問い合わせ下さい。



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生憎の雨空で始まった今週末。
ここまで急激に気温が下がり始めると、途端に暖かな装いが恋しくなって来ますね。

寒さを感じ始めると欠かせないのがニットウェア。
秋冬はニット無しでは語れない、そんな季節の装いに軸を捉えるのが、やっぱり『Drumohr』です。

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新しさを優先するよりも、変わらない質の高さを維持し、よりラグジュアリーを体感させるために何が必要かを感じさせる世界最古のニットウェアブランドがDrumohrです。

そのDrumohrの中で、常に基本の一着としてラインナップされる事の多い3つのモデルを今日はピックアップしてみました。

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一つ目はミドルゲージのエクストラファインメリノを使用したタートルネックです。
Drumohrのエクストラファインメリノは、既にお試しの方も多いと思うのですが、あの30ゲージのニットで味わった艶やかで、柔らかく、そして極上の肌触りを持つ糸を、更にボリュームアップして編まれているのが、このニットです。

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ハイゲージの様にインナー先行と言うよりは、中にシャツを着たり、スカーフやバンダナを挿したり、またジャケットやコート等、常に多くのスタイルとのレイヤードの中心になるのが、ミドルゲージの良い所。

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ハイゲージのニットでは迫力不足となる装いにも、このボリューム感はシンプルな組み合わせにこそ、その威力を発揮してくれます。
(写真使用商品:ニット/Drumohr、パンツ/Barbati)

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今回は基本となるブラックとホワイトをオーダーし、これまでハイゲージで愉しんで来た装いに、更なる迫力を与えるべく、これらのラインナップになっています。

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太さのあるリブとプレーンな編地は、エクストラファインメリノの艶やかさをより際立たせ、Drumohrがニットに使われる糸に厳選を重ねていることが直ぐに伝わって来ます。

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近年、ローゲージやミドルゲージのニットをボトムにナイロンやヴィスコースの様なテクスチャーを組み合わせたアクティブなスタイルが増え、再びミドルゲージのユーティリティが求められています。

クラシックな装い、そしてアクティブな装いにも適したミドルゲージが、エクストラファインメリノによって、より心地よい物に仕上がり、再び秋冬の先発登板筆頭となりそうです。

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二つ目は、ジーロンラムズウールを使ったミドルゲージのクルーネックです。
ラムズウールと聞いて、粗雑なイメージを持たれている方が居るとしたら、それは乱暴な言い方をすれば、決して良質なラムズウールとは言えないかも知れません。

ジーロンラムズウールは、オーストラリアのヴィクトリア州、ジーロン地方でのみ育まれた仔羊の毛を用いています。
中でもスーパージーロンラムとなると、非常に希少な糸として、既にメゾンブランドでも採用される程、高品質な糸になっています。

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Drumohrが使用するジーロンラムズウールは、その滑らかで柔らかな毛質と、ラム特有の発色の綺麗さが特徴で、多くの方が想像する”肌への毛のアタリ”は皆無。

柔らかさは独特、そして下手なカシミアやアルパカを凌ぐ高い保温性は、他では味わえない特別な糸で在ることも、身に着けて初めて解ります。

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今回のクルーネックはDrumohrの基本形の一つでもあり、ジーロンラムを使用したミドルゲージのニットでは、袖先もターンナップの仕様が与えられています。

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カラーは前出のオリーブカラーと、このヘザーグレーの2色を用意。

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ジーロンラムで特徴視される色の鮮やかさや綺麗さとは別に、落ち着きのある色合いにも、ジーロンラムは奥行きのある味わい深さを醸し出してくれます。

また今回は同素材、同モデルに、メランジのモデルを加えてオーダーしています。

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ボルドー系パープルとブルーの糸が小気味良く絡み合い、如何にもDrumohrらしい魅力的な色合いを作りだしています。

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Drumohrの魅力の一つに、色のブレンドが在りますが、その色の織り交ぜ方には、他ブランドでは見かけない独特の好配色が用いられ、今回のニットにも、その意表を突く色の綺麗さ、魅力が感じられます。

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スコットランドでの長い歴史と、イタリア企業となった事による洗練された色の美しさには、Drumohrの歴史とセンスがギッシリ詰まった魅力が発せられています。

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そして最後にお勧めするのは、やはり、この糸無くしては語れない、Drumohr Modernによる、30ゲージのエクストラファインメリノウールです。

毎シーズン必ずと言って良い程、色を買い足したり、ストック購入をされる方が多い、このモデルは、何とSuper 140'sと言う高番手の糸が使用されている為、まるでシルクに触れているかのような滑らかさ、艶やかさを持ち、反面メリノ特有の弾力性や伸縮性、そしてフィット感と、インナー利用としての多くが詰め込まれた、まさにマストハブの一つです。

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ベーシックな形に、高いクォリティの糸を厳選して使用されるこれらのニットたちには、一つの共通事項があります。

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それは、多くが天然素材である事、不変で変わることのない旧来の形で在ること、また着る者の装いを一つ昇華して見せてくれる事など、実にDrumohrの作り出すニットウェアには、サステナブルと言う言葉が浮かび上がるのです。

継続可能、永続的、そんな言葉を古くから今に続けられているDrumohrのニットは、紛れもなくベーシックウェアの中心に位置し、またそれらから作られる上品で上質な装いは、男性のスタイルに”紳士的”要素を与えてくれる物です。

ニットが無くては始まらない

秋冬。

是非この秋のスタートをDrumohrから始めてみては如何でしょうか。





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雨事に昼夜の気温差が広がり、冬は着実に足音を早めてまいりました。
何故か寒さを感じると"食"に対する欲求が増えますね。
食べる事で体を暖め動ける身体を作る、まさに人が動物で在る事を感じさせます。

さて、連日大きく変わる昼夜の気温差に「何を羽織るべきか」を迷う方も少なくないと思いますが、お仕事の現場でも徐々にカジュアル化が進む所も増え、毎日の装いにスーツや衿物必須と言った職場は少なくなりつつありますね。(もちろん金融関係や信頼を主とする職務は別として)

そんな職場、或いはご自宅、勿論週末も含め最適な羽織があります。

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それがWilliam Lockieのスタンドカラーカーディガン。

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欧州、欧米のスナップや映像でも女性が実にサマになる装い、それも日常を切り取った様に見かける、この手のカーディガン。

腰を覆う長さ、ボタンや留め具を持たない前部、そして何より英国的でしっかりとした作りとクリーン感が、その映像、スナップをより魅力的に見せるものです。(ブロンドや彫の深さもありますが…)

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このカーディガンの魅力は何と言ってもWilliamが作っていることです。
既に皆様ご存じの様に、Williamは一切の妥協を許さず、物づくりに真摯なメーカー。

その老舗たるがゆえの拘りや"変わらない"物作りは、私達に(まさに)サスティナブルな感覚を与えてくれるものです。

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今回当店がオーダーしたニットではPure Geelong Lambswool(ピュア・ジーロンラムズウール)を採用。

ご存じの様にPureと名が付く糸の組成には純度の高い、混ざり毛の無い糸が使われている証。
世界広しと言えども、これらを当たり前に名付け素材表記をするのはWilliamを含む僅か少数。

それは期待を裏切らない自信の表れでもあり、また暖かさや糸の品質を保証してくれるものでもあります。

このジーロンラムズウール、皆様意外とご存じでないかも知れない事が一つあります。

ラムズウールと聞いて、粗悪な品質のチクチクとした糸を連想する方も少なくないと思うのですが、本来ラムズウールとは、読んで名の如く「仔羊」(ラム)の羊毛を指します。

生後5か月から7か月のメリノ種の仔羊から刈り取るラムズウールは、本来艶があり、柔らかく、弾力性があります。

つまり多くの方が誤解しているラムズウールには、キチンとした製品管理が行われてい無いか、或いは生産上のコストダウンに伴う、他繊維の混紡糸によって、肌への触れ具合がよろしく無いのかも知れませんね。(あくまでも想像ですが)

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そして今回使用されているジーロンラムズウールは、羊毛の産地としてスコットランドのホーウィックと並び高品質な糸を生産する、オーストラリアのジーロンで生産される事から、その名を冠しています。

オーストラリアの南に位置する、大都市メルボルンに程近いジーロンは、羊毛の他、農産物や金、石油や自動車製造など、様々な産業を持つ土地です。

その恵まれた土地で育まれたジーロンラムズウールは、糸の繊維が細く、更に艶やかさと柔らかさ、そして高い保温力を持ち、一般的に知られるラムズウールへの印象を大きく変えるものです。

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既にWilliam Lockieのニットを試された方ならお分かりの様に、Williamのニットには特別を感じさせるものがあります。

それはニットとして当たり前でもある「暖かさ」に加え、糸の一つ一つの品質が高いと解る、優れた糸の選択、そして編みによって全ての希望を叶える質実剛健さがあるのです。

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今回このカーディガンでは3色をオーダーしています。
(William Lockieでは一つの糸に対し数十色以上の色の選択肢があります)

極々似た色合いの中にも十数色が揃うWilliamの中で、当店が選んだのは、限りなくブラックに近いダークネイビー、そして漆黒のマットなブラック、そしてマッシュルームと名付けられた淡い杢調のライトベージュの3色です。

どれもが使い易く、そして着丈やボトルシェイプラインの胴、動き易い袖付け、その他にも袖を通して初めて解る「心地良さ」が沢山備わっています。

これからの季節、屋内外を行き来するのに最適な一着として、より多くの方にお試し頂きたいカーディガンです。

まだ試された事の無い方は是非この機会にお試し下さい。




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ようやく今日を境に秋らしい涼風が戻って来そうな気配。
街には秋晴れに誘われ、沢山の賑わいが目立つ週末となりました。

連日の新作入荷に、私達スタッフも新作のご案内が追い付かない程、この季節は新作が集中して到着します。

少し早めの入荷の女性物に遅れる事、約1か月、今月は男性物の新作が連日押し寄せています。

今日のブログはまたしても(?)男性物のピックアップですが、決して女性物の入荷が無い訳ではありません…。
(女性物の新作も沢山到着しておりますので、くれぐれも誤解の御座いませんように…)

夜が近づくと共に、まるでクーラーでも効いているかの様な涼しさに覆われ、少し肌寒さを感じ始めています。

こうなると男性諸兄もニットの存在を意識し始めますね。

今日ピックアップしたのは沢山到着しているニットの中から、当店が特にお勧めする数型。

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一つ目は、当店では御馴染のブランド、スコットランドの老舗『William Lockie』の新作。

William Lockieと言えば、純度の高い糸を用い、人のぬくもりを感じさせる作りが身上のブランドですが、今回の新作もまた抜きん出た糸のクォリティと、糸の持つ精緻さを感じさせる一着です。

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見た目はベーシックなクルーネックなのに、良く見るとハイゲージのエクストラファインメリノウールを撚り合わせたバスケット編みの模様が目に止まります。

William Lockieのエクストラファインメリノは、既に説明不要の心地良さですが、これらを使い立体的な凹凸を与える事によって、軽さとしなやかさ、そして着心地とは裏腹な見た目の奥深い編地を持ち合わせています。

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元々、手入れがしやすく、また糸の復元力にも長けたメリノウールを、まるでシルクカシミアやアルパカの様に、暖かさと糸の艶やかさ、そして肌に触れた時の滑らかな質感が、William Lockieのニットを更に上質に、上品に見せてくれています。

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今回は純白のピュアホワイトと、イタリアの都市名を色名に使った漆黒のブラックの2色をオーダー。
以前もお伝えした事が在りますが、William Lockieの色数(色糸)は数十色の中から選ぶのですが、同じ色のトーンの中にも濃淡や杢調など何種類もの糸が在り、その中から私達の装いに合う色だけを抽出しています。

それがゆえ、今回のホワイトもブラックも、写真で見るよりもはるかに色の奥深さを感じて頂けると思います。

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そして二つ目はDrumohrの新作です。
当店のニットウェアはDrumohr無しでは謳えない程、当店のラインナップに切っても切れない不可欠な存在。

そのDrumohrでオーダーしたのは、前出と同じくエクストラファインメリノを使った"ガーメントダイ"を加えた一着です。

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8Gの糸を丹念に編み上げ、前述の様に、復元力に長けた糸の習性を利用し、凝った色の加工が叶えられています。

メリノ種の糸がホームクリーニングなどにも適している理由は、こうした復元力の恩恵が多分にあるかと思いますが、当店に於いてメリノウールもまた切っても切り離せないマストな存在になっています。

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ガーメントダイを施す事によって生まれる、どことなくメランジの様にも映る色の濃淡が、このニットの味わいをより深いものに仕上げています。

一着でも、シャツなどとのレイヤードでも、その魅力は紳士的なカジュアルにアップデイトしてくれそうです。

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そして最後にお勧めするのも、同じくDrumohrのニット。

昨今、英国的な装いや米国的な装いに加え、どこかフレンチアイビーの様なテイストも目立ち始めています。

そんな懐古的な潮流の中、当店がフォーカスしているのが、このショールカラーのプルオーバーです。

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糸は4Gのジーロンラムズウールを用いており、このニットもまた素朴な中にイタリア的感覚、要素が多分に含まれています。

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その理由の一つが伸縮性に優れた糸の性質と共にフィット感を高めている事、また着丈を長く作り過ぎない事など、イタリア目線によるカジュアルの条件が、見事に消化されている事が解ります。

また素材のラムズウールも、ごく一般的な想像であれば「チクチクしそう」とか「ごわごわしそう」など、日本に於けるラムズウールの誤認が先行してしまうと思うのですが、かつて80年代から90年代、純度の高い、正確な収穫をされたラムズウールには、このような質感は余り多くは在りませんでした。

勿論、皆無とは言い難いのですが、本来初刈りの毛や幼羊の毛には、柔らかさ、適度な油分、心地良さは言うまでも無く備わっているものです。

それらを使用する事で生まれる、"多くの人たちの想像を覆す感触"は、ラムズウールの本当の質感。

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この柔らかさや艶やかさは、実際触れてみない事には伝わり辛いのかも知れませんが、老舗でもありイタリア企業(現在)でもあるDrumohrらしい、糸の厳選、作りのディテールは、確実に時代と共に進化し、加えて大切な要素を外す事無く、常に質の高いニットウェアを提供すると言った点では、前出のWilliam Lockie同様、高い審美眼と拘りのある両者のアイデンティティを窺い知れるところです。

こうしてニットウェアは、それぞれのブランドや企業が持つ、背景や得意とする技術など、その魅力の発見は多岐にわたる訳ですが、それらを程よい価格に抑えつつ、妥協のない品物作りをするブランドは、それ程多くは無いでしょう。

今季、当店に到着しているニットウェアの大半が、長い歴史のもと培って来た知識や技術などを駆使し、お客様となる皆様方へ、より魅力的な物を提供する事が前提となっています。

涼しさも明日以降、徐々に増して行きそうですが、この週末を機会に、是非新たなニットウェアの魅力に触れてみて下さい。

きっと発見がありますよ。




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東日本全域を覆う寒気によって、今日は真冬の寒さに包まれました。
北陸を中心とする一部の地域では初雪、降雪が観測される所もあり、今日の寒さがどれほどの物かを知らされます。

街には俄かにイルミネーションが増え始め、傍らの木々も赤く色づき始めています。
いよいよ冬の到来を感じさせますね。

さて、店内は先般からご案内させて頂いているニットウェアに関心を持たれている方が続いています。

William Lockieは、そのニットの優れた糸の魅力も然る事ながら(※詳細は昨日のBlogをご覧ください)、一つの糸につき数十色以上の色を選択肢として揃え、また柄やライン入りの物に至っては、その組み合わせが全てお店ごとに行われるなど、実に凝ったオーダーを求められます。

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例えば、この色糸、ジーロン(ラムの一種)の色見本なのですが、これだけでも数十色在ります。

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同系色の中に、微細な色の違いや織り交ぜられる色の差が在り、そのお店が求めるピッタリの色の選択や、似た色にも関わらず、違った色の選択が在るなど、これもまたWilliam Lockieのニットの持つ魅力でありオーダーする側(私達)にとっても、センスが求められる部分です。

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ソリッドな色、メランジの色、その全てが穏やかであったり、鮮やかであったり、魅力たっぷりの色ばかりが揃う糸サンプル。

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来年の秋冬に向け、現在鋭意検討中でございますので、是非皆様楽しみにお待ちいただければと思います。

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また昨日の女性物に続き、男性物もラインナップが揃いました。
男性には敢えてメリノ(エクストラファインメリノ)のバリエーションをご用意いたしました。

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艶やかで滑らかな表面は、まるでコットンかシルクの様に見える程、その糸の質感は統一されています。

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紳士的な装いの基本であり、バリエーションを欲してしまうケーブル編のクルーネックは、幾つあっても損が在りません。

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色の微細な変化を求めてオーダーした各色には、それぞれ色名がつけられているのですが、例えば冒頭のグレーなどはArgentと記されており、フランス語でシルバー(銀)を意味します。
或いは、この杢ネイビーなどには、イタリアの地名であるGubbioと言う名が名付けられており、イタリア=アッズーリ(蒼)の意味する所を暗に示しているかの様な色名も、中々感心させられます。

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同じく、エクストラファインメリノを使ったVネックカーディガンも、紳士の装いとして必要不可欠な存在。
特にWilliamの場合には、袖先をターンナップされていたり、前立て裏にナイロンの裏打ちが成されていたりと、「基本がしっかりと成されている」事が前提。

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特にこの前立て裏は、裏打ちが無いと、ボタンを留めた際、ボタンとボタンの間が開いてしまうなどのデメリットが在ります。
つまりピッタリのサイズが選べなくなってしまう事になります。

こうした部分は、御客様方が見たり気付いたりすることが少ない分、我々お店のチョイスや、メーカーによる先行が絶対となります。

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杢調の色合いや、ソリッドで綺麗な色合いなど、William Lockieのニットには、多彩な魅力が在ります。

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これからの季節へ向け、ギフトは勿論、ご自身の更なるスタイルアップ、それも紳士的な装いを正統なブリティッシュで選ぶのも良い機会となりそうです。

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その他にもAlphaの新作ニットカーディガンなど、男性のニットウェアは前回入荷時が、ご紹介前に完売を喫した分、今月は徐々にバリエーションが揃ってまいりました。

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それぞれのブランド、メーカーに得意な分野があり、またそれらが歴史や技術と共に演出を成す各ニットたち。
冬の装いを、より確かな物にするためにも、是非今月は新作ニットを見にいらして下さい。

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いつも当店オンラインストアをご利用頂きまして誠にありがとうございます。
この度、9月1日より、オンラインストアご利用の場合、(5000円以上を対象に)送料無料とさせて頂く事となりました。
是非引き続き当店がご検討の一つに加えて頂けます様、スタッフ一同心より願っております。

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その為、店休日が不規則となります為、ホームページ、或いはOnline Storeトップページにて、ご確認の上ご利用下さい。

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11月24日(金)は店内工事の為、開店から夕方まで、一時的に休業させて頂きます。 
ご来店予定の方は前日までにご確認をお願い申し上げます。

※一部変更がある恐れが御座います。

※毎木曜・日曜祝日は19時閉店

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【IL MARE / イルマーレ】
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