関東甲信地方も梅雨入りし、連日小雨交じりの日々が続いています。
しばらく続いた暑さも一休み、夕方には涼しく心地良い風がそよぎ過ごし易い夜を迎えています。
しかし、この梅雨空の間にも空は夏へと向かい加速を始めます。
来る真夏に向けて、今こそ準備が必要です。
夏になると装いも簡単になり、シンプルな組み合わせが増え、どこか物足りなさを覚える事もしばしば。
シンプルになればなる程、一つずつに求められる質の高さや、組み合わせのアイディア、バランスが全体を左右します。
特に夏にこそ楽しみたい、涼し気なモノトーンスタイルにとって、最も重要な役割を担うのがトップスです。
今日は、その重要な役割を担ってくれるモノトーンのトップスをRawtusからピックアップしてみました。
Rawtusと言えば、その独特の世界観から生まれる立体的で躍動感のあるデザインが直ぐに浮かびますが、それらはカットソーなどトップスにも、しっかりと息づいています。
例えば、このトップスは一見したところ、何の変哲もないスリーブレスのカットソーに見えるのですが、先ず重要な点は、Rawtusが拘る素材への追及です。
コットン100%で作られている事が不思議なほど、とても柔らかく伸縮性に富み、また触れた瞬間サラリとしたドライタッチによって着心地を想像させてくれる程の独特な素材感を与えてくれます。
シンプルな装いの中で、最も大切なファクターが素材のクォリティ。
着ている本人も心地良く、またそれらの品質は見る人の目にも顕れるものです。
形は一枚のボックスシルエットを前後に合わせた様な見た目ですが、その実、立体的な作りによってRawtusがRawtusらしいと言わんばかりの魅力を目に訴えて来ます。
このトップスにはアームホールに仕組みがあります。
袖のステッチを外側にターンナップ(折り曲げ)するのではなく、内側へと収め、更にその内側には”デザイン上の魅力”である大きく広がるアームホールから脇(インナー)を見せる事無くカバーする、もう一枚の生地が合わせられています。
この小さな作業(縫い方を見れば、小さな作業とは思えなくなりますが)の一つが、実用性をカバーするだけでなく、実は袖回りを立体的に仕上げる支えの様な役割も担っているのが解ります。
このようにRawtusのトップスには、レザーやスカートなど布帛と同じく、立体的な仕上げやデザインがふんだんに取り入れられています。(このモデルはブラックとホワイトの2色)
前出と同じ素材を使ったもう一つのモデルが、この左右アシンメトリーカットを施しているトップス。
どうなっているのかが解らない程、複雑にカットされているにも関わらず、身体が入ると途端に一着のデザインとして形を成すところもRawtusらしさ。
衿と裾にドレープを活かし、左右の袖のカットが異なる為、大きく目立つ様なデザインではないのですが、その絶妙なバランスが作り出す存在感こそが、このトップスの魅力。
右袖のハーフスリーブの形状、左袖のハーフスリーブの形状が、それぞれ異なるのですが、身に着けると同じ長さで袖丈が終わるという、緻密に計算されたディテール。
デザインは凝り過ぎると、それだけで食傷気味になってしまう(飽きてしまう)ものが多いのですが、Rawtusのデザインには”やり過ぎ感”が無い分、シンプルに一着のトップスとして愉しめる装いを増やしてくれるのです。
パンツ、スカート、ボトムを選ばず楽しめるのもRawtusのトップスの魅力。
心地良いコットンジャージー、そして女性らしいドレープを活かしたデザインは、他では味わえるものではないのかも知れません。(このモデルはブラック、ホワイトの2色)
そして最後にお勧めするこのトップスは、前出2モデルと少しだけ素材のブレンド率が異なります。
素材はマットにも見えますが、見た目はわずかに艶やかさが増すだけ。
このモデルではシンプルなハーフスリーブに見せる”脇線ギリギリのプリーツ”によって袖回りのゆとりとボディのゆとりを生み出しているという、ここにもまたRawtusらしい拘りあるディテールがつぎ込まれています。
このプリーツによって生まれる脇回りの可動域、そして内側にも添えられた同素材の充てによって、常に袖回りが立体的に立つサマを見せています。
また裾のカットにも工夫が為されています。
フロントはラウンドしたシャツカット、リアはスクエアされたシャツカットを採用し、裾の出し入れを愉しんだり、またこのディテールから生まれる色のコントラストなども楽しめそうです。
特にこのトップスにはワイドパンツなど、昨今増え続けているボリュームの在るパンツの相性が非常に良い裾の作りになっています。
裾を押さえつけず、また広がり過ぎず、その程よくストレートに落ちる裾へのラインがワイドパンツなどのシルエットラインに「シンクロ」した時、全身が縦に長く、スッキリと見えるはずです。
このトップスの素材に限って、前出2モデルの柔らかさに加え、滑らかな触り心地があり、滑りの良さを感じます。
つまりレイヤードのインナーとしても使える魅力、更に一着で存在感を見せるのに相応しい『落ち着きの中にある華やかさ』が演出出来ます。
Rawtusはフランスでの人気が高いと言われていますが、こうしたシンプルな物作りに質の高い素材やディテールが組み合わせられ、合理的で存在価値が高い物作りが、海外の女性に受け入れられている理由かも知れませんね。
これから夏に向けて、数少ない点数でスタイルを作りたいと言う方、或いはミニマルにしたいと言う方は、是非Rawtusのトップスをお勧め致します。
簡単且つ心地良く、そして洒脱さに磨きがかかりそうですね。
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