外吹く風は冷たいものの、屋内や車内では少し暑さを感じるほどの陽射しになりました。
少しずつ春を感じさせる日が増え、徐々に本格的な春の到来を期待させます。
今週は各ブランドから少しずつ(遅れてはおりますが)春物の新作が到着を始めています。
主に春夏の高品質なニットウェアが男女共に揃い始めているのですが、今季は例年に増して男女共にハイゲージ需要が高く、それらを反映したシーズンとなっています。
それと言うのも、大人にとって「カットソー≠インナー」ではなく「ハイゲージニット=インナー」の公式が浸透し、どんな時も「大人らしさや品質を感じさせるスタイル」が大きな理由。
そんなハイゲージ需要の高まりの中で、今日取り上げるのはメンズのハイゲージニット。
「高コストパフォーマンスで高品質」が特徴のALESSANDRO LUPPIのニットです。
「春物のニットなんて、ただの綿だろ?」と誰もが思いがちですが、今回お勧めするニットは伊FILMAR社(フィルマー)が作るARTICを採用しています。
「何それ?」と思いますよね。
イタリアのFILMAR社は、上質なエジプシャンコットンを主に取り扱う繊維メーカーで、その中でも”接触冷感”を齎したファブリックが、このARTIC。
この接触冷感、最近は至る所で耳にするようになった言葉ですが、春夏の生地に使われる「汗ばむ季節でもベタ付かず、肌触れた瞬間ヒンヤリ感じる」生地が大意。
高温多湿な日本国内でも多くの企業が研究を重ね、様々な”接触冷感”素材を発表しています。
色々な洋服を試された方ならご存じの”ZANONE”や”Drumohr”に代表される”アイスコットン”(コットンクレープ)と同じ様な物、と解釈していただくと良いかも知れません。
あまり馴染の無い方に解り易く表現すると、「リネンの様にサラリとしていて、綿に想像される吸い付く暑さが無い」のが、このアイスコットン(コットンクレープ)の特徴なんです。
世界で品質の高い綿糸を栽培するエジプト、その品質はもはや説明不要の存在で、GIZAなどに代表される心地良く品質の高い素材を世に輩出し続けています。
今回のFILMAR社はこうした質の高い綿糸を、それぞれの特徴に合わせた糸に撚り上げ、今回のニットに使われる物のように、優れたパフォーマンスを発揮する糸を作り出しています。
DrumohrやZANONEのハイゲージのように非常に細かく繊細な糸をキメ細かく編み上げることで作られた、独特の滑らかさ、艶やかさは、そのまま着心地の反映されています。
この着心地は(Drumohr同様)着て見なければ納得出来ない、言わば「目に見えない魅力」であり、これこそステルスウェルス。
春から夏のショーツスタイルまで、幅広く使える今回の新作。
是非一度試して頂きたい一着です。
現在、店頭ではBERWICHのジャージー素材のトラウザーズやスニーカーと合わせて軽快なスタイルをお勧めしています。
BERWICHのこのトラウザーズについては過去にも触れておりますので割愛させていただきますが、とにかく心地良い素材、自然な伸縮性、軽い履き心地が魅力の一本。
そしてソールの厚み、クッション性の高さが魅力のL.B.M1911のスニーカーは、ジャケットやスーツを作り出すブランドが提案するスニーカーゆえ、トラウザーズとの相性は言わずもがな。
勿論、どちらも他のスタイルに使い易く、この春非常にお勧めしているアイテムです。
店頭にはオンラインストアに掲載していないレザージャケットなど、春に使えるアイテムが揃っています。
この春の始まりはライトな質感のジャケットやボトムス、そしてニットと、ストレスフリーなスタイルを是非お試し下さい✨
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