IL MARE JOURNAL

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タグ:グレー

気温の乱高下が始まり、夏を前に気候の変化を肌で感じる日々が続いています。

昨日までの寒さから打って変わり、今日は再び過ごし易い好天に恵まれました。

男性の服装は(スーツやジャケット着用のお仕事の場合)そこまで変化の激しい物ではありませんが、最低限持っていたい物や、或いはどんな物にも合わせ易い物の様に、フレキシブルに使える物は、持つに越したことはありませんよね。

そこで今日取り上げたいのは、名品INCOTEXのアイコニックなボトムです。

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一年を通じて最も出番が多いと思われるのがチャコールグレーのパンツ。
ウールも春~冬まで素材によって様々な物を用意したくなるのも同パンツ。
(写真着用商品:ジャケット/Agnelli & Sons、ニット/Alessandro Luppi、パンツ/INCOTEX、シューズ/Enzo Bonafe、バッグ/FARO×IL MARE)

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比較的どんな色とも親和性があり、オンスタイルにとっては欠かせない物ですが、このINCOTEXのパンツは、カジュアルなスタイルにも合わせ易い特徴的な一本。

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シルエットはINCOTEX全般に共通する美しさで、素材は”ウォッシャブル、撥水加工、ストレッチ性、防皺性”と、実用性の高い”OEKO-TEX®”の素材を採用し、この時点で既に「全方位隙なし」の一本。

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とにかく履き心地が良く、全てに於いて満足度の高いパンツに仕上がっているのですが、何よりウールやリネンなど天然素材の原材料高騰の中で、或る程度の安定供給を適えているのもこの素材。

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今回この素材を載せたのは1プリーツの極々シンプル且つベーシックなテーパード。

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無駄な装飾も無く、「シルエットと履き心地」で勝負するINCOTEXらしい仕上がりで、敢えてポイントとするならヒップのポケット上に与えられたメタルの(同色)プレートのみ。

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実際穿いてみて感じるのは、この素材の滑らかさと軽さ、そして自然な伸縮性の心地良さ。

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スタッフはサイズを敢えて上げて(ウエストは少し緩い状態)穿いていますが、テーパードが足にしっかり沿って欲しい人ならジャストサイズを、腿回りにゆとりが欲しい方なら、スタッフの様にサイズを上げても良いかも知れません。(勿論ベルト必須になりますが)

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直線的でシャープなテーパードシルエットは、現代的なキャロットフィットやセミワイドなシルエットなど、どこ吹く風とばかりに、あくまでもセオリーに則った”美しいライン”を描きます。

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春夏らしいカラーのジャケットから、ブラック等のモノトーンまで、実に様々な色の組み合わせがし易いチャコールグレーのパンツ。
(写真使用商品:ジャケット/BRERAS、シャツ/GUY ROVER、タイ/Sozzi、パンツ/INCOTEX、シューズ/Agnelli & Sons)

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とにかくマルチに合わせ易いチャコールグレーのパンツは、私達の中ではジーンズ同様のメリットを感じています。

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またスニーカーなどを合わせても難なくこなしてしまう、このパンツ。
肝は、そのわたり幅や裾幅のバランスにあります。

太過ぎたり、細過ぎたり、スニーカーを合わせたりカジュアルに使う事を考えると、このパンツ位のバランスが非常に使い易いものです。
(写真使用商品:ジャケット(スーツ価格)/BRERAS、ニット/Alessandro Luppi、パンツ/INCOTEX、シューズ/MELINE)

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誰もが持っているであろうチャコールグレーのパンツ(いや、持っていなかったら持つべきです✨)、当たり前だからこそ、王道のINCOTEXのパンツの魅力を深堀すべきかも知れません。

老舗なりの進化を続けているINCOTEXは、革新的な素材を完成されたシルエットに載せるからこそ新たになる、言わば正常進化の道のりを感じることが出来るはずです。

オンオフ使えて、シワを気にせず、穿き心地も良いパンツ

これはもう試すしか在りませんね✨

是非皆様も体感してみて下さい✨





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2月になると同時に、人々のせわしさが一層増している様に感じられる今週。
春は様々なイベント事が多く、また企業にとっても決算期を迎えるところも多い為でしょうか。

気温もまだまだ寒い毎日ですが、ひどく雪に見舞われると言った雰囲気は無くなり、1月とは違った凍てる様な乾いた寒さが始まっています。

今日はそんな寒い毎日の為に、一つお勧めしたい色をピックアップして見ました。
その色とは、誰もが一度は身に着けているであろう『グレー』です。

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グレーにも濃いチャコールや明るいライトグレー等、その色の濃さによって雰囲気もだいぶ変わりますが、このグレーと言う色のニュアンスから食わず嫌いの方も居れば、意外と似合わないかも?なんて先入観に追われている方も居るかも知れません。

意外なことですが、良く耳にするパーソナルカラーなどの診断結果を鵜呑みにして、指定されたその色を徹底的に拒むという話があります。

然し、ご存じのように色には数百、数千の濃淡があり、一口に括る事は出来ません。

私達は職業柄、このカラー診断的なものを正直あまり信じていません。
何故なら、そこには『組み合わせる色』、『挿す色』、『魅せ方』で如何様にも変わるからなのです。

何を隠そうブログを書いている私も、もともとグレーを得意としている人間では在りませんでした。(ただし若いころの話です)

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グレーが似合う為には何をしたら似合うようになるのか? どうしたら違和感が無くなるのか? そんなことを考えた日も過去には在りました。

然し、意外なことに、それらは髪の色(髪は色を変えられますし)や肌の色(日焼けも出来ます)によっても、違った見え方になると言うこと。

また、この写真の様に、常にホワイトを取り入れる事によって、軽快な印象が先行し、グレーも一つのパーツとしてしか映らなくなる等、実はカラー診断などよりも、『組み合わせるセンスやアイディア』が大切だという結論になるのです。

私達は店頭で良くお客様にお伝えさせて頂くのですが、オシャレに教科書は無く、またオシャレはロジック(理論)では作れないものであるということ。

算数の様に、積み上げたものがオシャレとするならば、そのオシャレは恐らく右にも左にも同じオシャレの人々であふれる事でしょう。

しかし、オシャレはそうでは在りません。
個人に会った雰囲気や”らしさ”を感じさせてこそ、その人だけの個性あふれるオシャレが作られるのだと思うのです。

冒頭からお話が長くなりましたが、今日はあえてグレーばかりを取り上げ、そこから一つのヒントを皆様に感じて頂けたらと思います。

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最も簡単で最もシンプル、そして一つ一つが際立つグレーの魅せ方としたら、この写真の様にグレーのトップ、ホワイトのボトム、そしてブラウンのシューズ、この3色が揃うと見た目もスッキリ軽やかに見えると思います。(ニットはスタッフ着用写真の物と同じDrumohrのラムズウールです)

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ボトムがホワイトより、やや濁りのあるオフホワイトになっても雰囲気は変わりません。
むしろ、色の軽さに趣が加わり、より味わいのある、温かみを感じさせる組み合わせに見えます。

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全身グレーで纏めた場合はどうでしょう。
写真ではコートやジャケットを加えていませんが、上下の色を同じ暗さ(或いは明るさ)のグレーにする事で、足元の色が際立つようになります。

こんな組み合わせの時には、コートだけをネイビーにしてみたり、ベージュやホワイトにして見たり、穏やかな色を合わせると、また雰囲気も変わり、上下グレーの見え方が一段と味わい深く変わります。

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また最も簡単なのはスニーカー(ホワイト)を合わせる事。
グレーと言う色そのものが灰色と言うだけあって、灰=燃え尽きた色、だけに明るい色合いを合わせる事で、互いが明暗相反する引き立て役になります。

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前出の様な装いは男性も女性も同じ様に楽しめますが、女性の場合はパンプスと言う武器が在る分、よりグレーを効果的に見せやすくなります。

それはパンプスの肌色を見せたり、或いは同色のタイツを履いて統一したり、実は女性のグレーの楽しみ方は男性の何倍も楽しめる物が多いんですね。

また女性の場合には、グレーの分量によっても見え方が変わる事があります。
写真の様にワイドレッグのパンツ(ライトグレー)を合わせたい時には腰位置までの長さに留める事によって、よりバランスが整い易くなります。(トップはチャコールグレーを使用しています)

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またジーンズでも同じ様に愉しむ事が出来ます。
スキニーなフィット感のジーンズには、トップにボリューム感を合わせるのは必然ですが、グレーの統一感が楽しめやすいのも、洗いのかかったブラックデニムやライトな色落ちのグレーデニム等、色の濃淡を愉しむ上で欠かせないのも、グレーと言う色の魅力。

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ブルーデニムには無いシャープでクールな印象が在るのも特徴的ですよね。
ブラックやホワイトは当たり前として、やはりグレーデニムやブラックデニムを、同じグレートーンで合わせて愉しむと、一つクラスアップした気分のオシャレにまとまります。

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トップをライトグレーにしたり、チャコールにしたり、同系色で統一感を愉しむと、自然にパンプスなどシューズ類にも色の遊びが加わって来ます。

シンプルな色の楽しみ方だからこそ、生かされるシューズの存在感なのですね。

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これから春夏に向けても同様に、TEEシャツとジーンズの色の関係性をグレーのグラデーションで愉しむ事も出来ます。

むしろ、肌を露出する分、肌色と言う第三の色が加わり、秋冬よりも簡素なのに素敵に見えるメリットも在ります。

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しかし気を付けなくてはならないのが、一つ一つのアイテムにしっかりとした作りが在る物を選ぶ事です。
比較的チープに見えがちな素材や色の組み合わせに於いて、最もそれらを違って見せてくれるのが一つ一つのアイテムの”しっかりとした物作りから見える存在価値”です。

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前出の写真の組み合わせと同じ組み合わせでも、TEEシャツとジーンズの色の濃淡を反転させるだけでも、随分雰囲気が変わります。

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ライトグレーのトップ+ダークグレーのジーンズ、そしてこのミディアムグレーのトップ+ライトグレーのジーンズ、どちらも同じ色を使ってるのに雰囲気が変わって見えます。

その分、足元(靴)で色を加えたり、遊びを加える楽しみ方が増えます。
同じグレーの取り入れ方や統一感でも、素材の雰囲気やアイテムが変わるだけで、様々な見え方があるのですね。

特に大人を自負する年齢の方々には、よりグレーを積極的に取り入れて頂く事をお勧めします。
大抵の方々(男女共)が、グレーを着るとボンヤリする、或いは、グレーを着ると落ち着いてしまう、など、それぞれに悩みを持っています。

しかし、それは一つ何かを加えるだけで劇的に変わると言う事を知ってしまうと、こんなに使えるものだったのか、と意識も変わる事が在ります。

今お手持ちのグレーを上手に使えないと言う方は、衿元にバンダナやスカーフを小さく挿してみたり、或いはホワイトを多く取り入れてみたりと、それぞれのお持ちのアイテムに対して、ちょっとしたエッセンスやアイディア(色)を取り入れるだけで劇的に変わります。

是非グレーを苦手としている方々にも、改めてトライしていただきたいと思います。
何より、苦手を好きに変えてしまえたら、ある種の達人になれる訳ですから、是非とも皆さんに達人的スタイルを身に着けて頂きたいと思います(笑)

勿論、組み合わせや取り入れ方に悩む方は、店頭にお越しいただければ色んな組み合わせをお勧めさせて頂きますので、是非遠慮なくお声かけ下さいね。

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また現在店頭ではメンズウェアの女性利用を改めてお勧めしております。
このチルデンセーター(春夏物)もメンズのニットウェアですが、女性が身に着ける為の”あるバランス”を元にお勧めしています。

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男性的にならず、女性らしい見え方で揃う為の一つの法則を、店頭でお伝えさせて頂いておりますので、是非ご興味のある方は店頭へ。

今日はしつこいくらいに、グレーを取り上げて見ましたが、いかがだったでしょうか。
女性だけではなく、男性にとってもグレーの(特にトップス)取り入れ方を悩む方が非常に多い当店。

今年は苦手色を、得意色に変える、変化の年にしてみませんか?

歳を重ねた今だからこそ愉しめるグレーがきっとありますよ♪





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いつも当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
当店は基本的に不定休となっております。
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2月、3月、そして4月とせわしさが募る季節。
別れと出会いが交互にやって来る季節でもあり、また一年の切り替わりを付する季節でもあります。

現在当店ではPersonal Orderを開催中ですが、この季節にオーダーをするお客様の用途は大きく分けて二つ。

一つは仕事上ジャケットやコート、スーツを身に着ける機会が多い方、そしてもう一つがお子様をお持ちの女性方に於ける晴れの日の為の一着です。

日頃スーツやジャケットを着ない女性たちにとって、こうした機会に吊るしを購入する話をよく耳にするのですが、この季節のオケージョン対応のスーツは"想像以上に高額"。

とは言え、「誂えると高いのでは・・・?」とお思いの方も多いはず。
しかし実際デパートなどで売り場を覗くと驚くほどの価格が並んでいます。
勿論、価格の大小は在りますが、実際その時だけ身に着け、あとはクローゼットに収納では聊か勿体無い気がしますよね。

実は当店のお客様の中には、こうした機会に誂え、その後の装いにカジュアルダウンで楽しむ方が多くいらっしゃいます。

勿論、ブラックやホワイト等の生地を使った特別感のある物も、その後の装いに使い易く考えながらお客様と共に誂えるのも、Be Spoken(ビスポーク)たる所以。

会話ややり取りを介しながら、お客様の求める用途に応じて作る事がPersonal Orderの魅力でもある訳です。

しかし当店は「どんな物でも良い」というリクエストにはお応え致しません。

それはお客様が身に着ける事が、私達にとって多くの人々にアピール出来る機会。
つまりお客様が当店で誂えた物を身に着け、恥ずかしさを憶える様なものは誂えるつもりが無いからです。

いつでもお客様が「素敵」に見える事が私達の一番の望みであり、お客様が素敵に身に着けて下さる事が私達の小さな小さな誇りを満たしてくれるのです。

今日はそんな誂えに興味のある方、或いは過去にオーダーを頂いた事のあるお客様も含め、当店が考える『一着作るなら・・・』をテーマに、一つの選択肢をご提案します。

当店はトレンドを大きく反映するお店では在りませんが、要所要所に取り入れられる時代の潮目の様なアクセントを提案しています。

例えば昨秋冬にはブラックやオリーブ、ロングコート等がそうだったように、次なる1年のリコメンドをお客様方にお伝えしています。

その中で、今年の秋冬に皆様にお伝えしているのが、バミューダ丈のプリーツ入りパンツ(或いはガウチョパンツ)や、ミドルレングスのショートブーツ、更に

「ライトグレー」

による上下のセットアップです。

ここで言うセットアップとはジャケットとボトムスのセットアップではなく、ニットなどエアリーな素材を上下で組み合わせた

「ライトグレーのトップスとボトムス」

の組み合わせを指しています。

例えばアルパカやカシミアなどで作られたニットと、同じくニット素材で作られたラウンジパンツの組み合わせなど、一見コンフォータブルでルームウエアに見える様なセットアップにコート(それもトレンチやロングコート)を羽織ると言うスタイルです。

何故この話題に触れたかというと、春の機会に誂えるならば、これらのスタイルに合わせ易い物が良いと私達が考えているから。

そこでお勧めしたいのが、シャークスキンやシルク混ウール、モヘア混リネンなど、生地に表情があるもので誂える「グレー」のセットアップです。

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例えばこのロロ・ピアーナ社製Summer Timeの様に、ウール、シルク、リネンをブレンドした事によってシャークスキンの様に独特な表情が生まれる生地は、前述のグレーワントーンの組み合わせにもアクセントとなって生きて来ます。

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写真では非常に解り辛いのですが、立体的でシャリ感があり、また清涼感を感じる割にしっとりとした滑らかさも含まれるなど、ロロ・ピアーナのファブリックらしい独特な魅力が詰め込まれています。

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行事向けの方にはスカートとのセットアップを、またキャリア向けの方にはトラウザーズとのセットアップなど、ボトムを変えたり、或いは2ボトムス誂えるのも一つの選択肢になります。

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スカートをカジュアルダウンに使ったり、単体での出番が多い事は言うまでも無く、マルチに使えるグレーと言う色合いゆえのフレキシビリティを生みます。

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トラウザーズはジャケットやトップスの組み換え次第で使えるシーンがスカート以上に幅広くなります。
男性がグレーのトラウザーズを複数枚持つのには、こうした理由も多分に含まれています。

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もっとフレキシブルにマルチに使えるセットアップをと言う方には、リネンのベスト(ジレ)を「敢えて色を変えて」誂えておくと良いでしょう。

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単体での出番も多いベストはセットアップとは異なる色で作る事によって、Tシャツ等とのカジュアルダウンにも使える等、異なるシーンでの出番が多いアイテムでもあります。

この写真で使用したサンプルの他にも、グレーのトーンの中に収まる様々な生地が沢山揃っています。

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実は秋冬に比べ、凹凸感や味わいのある素材は、春夏の方が圧倒的に多く出て来ます。

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色の濃淡や微細な色の変化に及ぶ物も同様で、一見しただけでは単色にしか見えない物や、先日ご紹介させて頂いたソラーロの様な反射色の様な物まで、春夏は魅力的な生地が沢山出て来る季節でもあるのです。

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誂える事で伝わる、身に着ける人の表情や性格、職種が、選ぶ生地や形に顕れること。

昔、アメリカでは成功を目指すエクゼクティブは月収と同額のスーツやジャケットを身に着けると言われていましたが、こうした投資は人を判断するうえで大切な

ファーストインプレッション

を重視するからです。

とっても清潔な人が、洗濯のされていないヨレヨレの衣服を身に着けていても、それは周りにとって清潔には見えません。

とどのつまりは身に着ける物が相手に与える影響は多分に大きいと言う事です。

それらを加味しつつ、地味過ぎず、派手過ぎず、そしてフレキシブルに使えるグレートーン(それも表情のあるグレー)は、まさに誂えるのには打って付けの一着かも知れません。

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今回のPERSONAL ORDERで、何を選ぼうか、何を作ろうか、迷われている方がいらしたら、是非グレーの生地も選択の一つに加えて見て下さい。

想像とは違った仕上がりや表情が備わるはずです。




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思い思いの過ごし方をされていらっしゃるであろう年始のお休みも、いよいよ明日から仕事初めと言う方が多いのでは無いでしょうか?

既に医療機関などに従事されている方々にとっては昨日から初日を迎えていると言う方もいらっしゃいますが、今日は新しい年度初めの景気づけにとご来店頂く姿も目立ちました。

個人的なお話になりますが、何を隠そう当店スタッフは年末年始を使って大規模な断捨離をしている最中。
不要な物は勿論なのですが、2年も3年も出番の無い洋服やバッグは大挙処分へ。
更には家具や調度品まで廃棄を進め、年に一度の埃落としをしております。

実は当店のお客様の中にも定期的に断捨離をしている方が多く、いつまでも使わない物や要らない物(コレクションは別)を手元に置いておくと、物は増え、内容の伴わない買い控えを生み出します。

そうならない為にも定期的に自宅の中身を整理、処分する事は大切な作業かも知れませんね。
これをご覧になってドキッとされた方、どうぞ今から断捨離、整理整頓を(笑)

さて、いよいよ凍てる寒さが到来してまいりましたが、暖冬と言えど、1月2月の寒さは凍てる乾いた寒さです。

しかし室内に入ると今度は暖房で熱されて暑い、そんな不均衡な状況が続きます。
毎年、この季節になると要望が高まるのが決まってカーディガンやジャケットの様に「軽い羽織」の用を足す物。

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そんな理に敵った羽織として、当店がお勧めするのが「グレー」を基本色としたウールアイテムです。

ニットなどウール素材の場合のライトグレーは、毛質の表情によってその他の季節物と比べると、皆様の想像以上に汎用性が高まります。

春夏のコットンやリネンに比べ、ウールやアクリルなど冬の毛質は立体感を生む為、似ていても全く違う物に映る場合が在ります。

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特に昨今筆頭になっているタップリとしたボリューム感のカーディガンには、身長や体型に関わらずマルチに使える物が多いのも特徴です。

但しタップリとした物をスマートに見せる為には、どこかに締めるパーツ(アイテム)を取り入れる事も重要です。
そうでなければ、ただの着ぶくれに終わってしまいます。
(写真使用商品:ニット/SUNCOO、スカート/ottod'Ame、ブーツ/Fabio Rusconi)

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またクルーネックのカーディガンも有効です。
羽織として以外にも一着のニットとして使える点がポイント。

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冬のレイヤードにはニット・オン・ニットも増える為、マルチに使えるクルーネックカーディガンは意外なほどフレキシブルです。
衿元に色を挿すだけで充分存在感が顕れますね。
(写真使用商品:ニット/European Culture、スカーフ/Francesca Bassi)

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またジャケットの様に羽織れて、尚且つ個性を発揮できるもの、それは異素材を組み合わせたカーディガンの様に、一色多種の一着が最も簡単にスタイルし易くなります。

特にグレーの場合には(余り見かけませんが)同じトーンで異素材を組み合わせると言う洋服も少なく、このカーディガンの様にワントーンの中に様々な素材が組み合わせられると、たった一着のニット(ここではタートルネックを使用)をレイヤーするだけで充分な存在感が作られます。

尚且つ色数を抑えた控えめな存在感とでも言うべき、ダークトーンスタイルの一つの答えでもあります。

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更に付け加えるとレザーグローブ等を足して、更に異素材感を増やす事で、全体の統一感も作り易くなります。(この場合にはインナーと同色がお勧めです)
(写真使用商品:カーディガン/TSUNODA paris、スカート/Daniele Fiesoli、グローブ/Gloves)

暖かさと寒さを交互に体感するこれからの季節、こうした軽く、そして暖かく過ごせるカーディガンやジャケットの存在は、日常に確実に存在価値を見出します。

これからの季節に向け、是非お試し下さい。
きっと想像以上に身に着けている事に気づくでしょう。




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1月16日、23日、30日(30日については前後する可能性あり)
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取引先各社がイタリア、フランスなど大きな展示会から帰国し、いよいよ来秋冬の展示会も本格的に始まります。
そんな中、いつも弊社がお世話になっているメーカー担当者様から(帰国済なのに)、エアメールが届きました。

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趣きあるハガキは、イタリア、フィレンツェからのエアメール。
内容を拝見すると、

『LINEでの連絡が便利で早いのですが、ハガキを出してみたくなりました』

と書かれていました。

帰国と同時に届いたエアメール。
担当者様の粋な計らいと、懇意に下さっているお人柄が窺える僅かな時間になりました。
(いつもありがとうございます)

さて、店頭は少しずつプライスダウン商品の動きも用途が変わり始め、Valentine's Dayを筆頭に、春のお祝いなどを含めたギフト選びに、セール商品をご利用頂く姿も見え始めました。

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ギフトをセール商品で?とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、当店の取り扱いには様々な切り口が多い反面、当店のみで展開している物も数多く在ります。(※一部オンラインストア未掲載)

こうしたメリットを利用して、ギフト選びにご利用頂くのは、我々にとっても嬉しい事。

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またギフトと共に、エアフレッシュナーを添えたり、バンダナを添えたりと、思い思いの組み合わせでギフト選びをされる方が増えています。

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特にfragrance cafeのフレッシュナーは自然素材のみで作られている事もあり、多くの世代、性別にご利用頂いています。
現在、在庫が僅少となっておりますので、是非ギフト等のご用命の際は、お早目にご相談下さい。

さてさて、今日は季節の狭間に使える「色」にフォーカスし、更に男性、女性問わず、キチンとした印象を与えてくれる『グレー』を基本とした装いをピックアップして見ました。

我々世代にとって、余りにも逸脱し過ぎた装いは、目を覆わせてしまう節も否めません。
そんな環境の中、ネイビー(ブラックではなく敢えてネイビー)や、グレーの存在は、ともするとリクルートに見えてしまうと敬遠される方もいらっしゃるかも知れませんが、これらの基本色は何と言っても

色の組み合わせ

がキモを握ります。

不変でいて、そうは見えない色の組み合わせ、それは組み合わせる色の「素材」によっても大きく左右されるものです。

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例えば、このグレーのトラウザーズを基本に、ブラウン系カーキの様な微妙な色合いを組み合わせる事によって生まれる、落ち着きと安心感は、ニットの凹凸無しには表現されません。

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シャツやシューズの素材も、同系色や統一感のある「暖か味」が、全体をクラスアップして見せてくれるのですね。
(写真使用商品:ニットカーディガン/Drumohr、シャツ/Guy Rover、シューズ/Di Mella)

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同じ様な落ち着きのある色の組み合わせでも、グレーのグラデーションは独特な落ち着きを与えます。
グレー系のトーンコーディネートは、素材の選択を間違えると、ただの「地味な人」に終始してしまいますが、ここでもニットの毛質に柔らかく長い毛質を選ぶ事によって、全体に穏やかさを作り出してくれます。

また挿し色としてオレンジやレッド等、効かせ色を取り入れると、より魅力的なグレー系トーンが完成しそうです。
(写真使用商品:ニット/Drumohr、スカーフ/Francesca Bassi)

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逆にスッキリと清々しさを与えるならば、やっぱりホワイトは欠かせません。

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このVNECKのニットは、衿と裾、袖にそれぞれトリミングカラーを使っている為、プラスアルファが無くても充分、それなりに見せてくれるのですが、素材の凹凸が乏しい分、スカーフにも同じ色合いを加えて、ハッキリとした色のコントラストに穏やかさを与える工夫も良いかも知れません。
(写真使用商品:ニット/VNECK、スカーフ/Francesca Bassi)

ここまでは男性に向けた装いですが、色合いとしては女性にも取り入れ易い色合いばかりです。
同様の色の組み合わせを試してみると、新鮮に感じられると思います。
(※使用しているトラウザーズは全て同じ物を使用しています。 トラウザーズ/ARBRE)

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女性に同様の色合いを取り入れる際、最も気を付けたいのが足元。
ヒールのある物を選ぶ事によって生まれる女性らしさは、男性的なコンサバティブな装いには大切な要素となります。

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男性へのおススメと同じく、VIGANOのライトグレーのトラウザーズを基本に、ブラウン系グレーのたっぷりとしたニットを組み合わせるのですが、色の微妙な変化に「女性らしさ」と「クリーンさ」を与えるには、

シャツの存在

が重要です。

今日、クルーネックのニットにシャツを組み合わせる装いが再び脚光を浴び、男性、女性共に多くのスタイルに目立つ様になりました。

こうした装いの際、「ニットの袖だけを捲り、シャツの袖のみをそのまま見せる」と言ったテクニックが、より女性らしさや洒脱さを生み出します。(※解り辛い方は店頭へ)

色の微妙な変化、濃淡、そしてシャツのブリッジ役は欠かせない女性のペールトーンスタイルとして確立してくれます。
(写真使用商品:シャツ/Fralbo、トラウザーズ/VIGANO、パンプス/Fabio Rusconi、ウールスカーフ/Erfurt)

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男性へのおススメ同様、ハッキリとした色のコントラストを作る場合にも、女性にはトラウザーズと同じシルバー系のスカーフなどを取り入れると、よりシャープさと穏やかさが同居した特別な上品さが生まれます。

「男性の装いのまま」では、単なる借り物にしか見えなくなってしまいます。
同じ様にコンサバティブな装いを女性がする場合には、必ず『女性らしさ』のアレンジを加える事が最も大切です。
(写真使用商品:ニット/Vandori、スカーフ/Francesca Bassi)

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また近年、男性、女性共に増えているボアライニングを持つデニムジャケットとウールのトラウザーズの組み合わせは、もはや定番的スタイルになり始めています。
(写真使用商品:デニムジャケット/Levi's)

ハズしとしての役割と、暖かさ、そしてカジュアルでチカラの抜けたコンフォート感が、女性らしさに洒脱さを加えてくれるテクニック。

こうして、グレーを基本とした装いには、色、素材、立体感など、組み合わせるアイテムによって大きく左右される事が伝わるかと思います。

もし、ご自宅で同じ組み合わせを試した際、

「何かが違う・・・」

と感じた方がいらっしゃったとしたら、きっとそれは、色、素材、立体感の何れかが違ったものなのかも知れません。

基本色を愉しむのは、デザインや色を愉しむ事以上に、実は難しいものだったりします。

季節の端境目を愉しむ上で欠かせない基本色。
どうもうまくいかない、、、という方がいらっしゃいましたら、是非店頭へお越しくださいね。


ちなみに、、、本日ご紹介させて頂いた商品たちは全てセール対象商品。
と言う事は、現在実施中の「BUY 2 ITEMS +10%OFF」の対象となります!

これを機会にどうぞ更なるスタイルアップを愉しんで下さい!


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