IL MARE JOURNAL

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タグ:カーキ

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真っ青な空が広がる水曜日。
夏のような抜ける青空に気分も上がりますが、空気はまだチョッピリ冷たい一日。

「今日は何を着ようか」

そんな気分も(昨日のblogでも書きましたが)「今の季節だからこそ、色々な御洒落を楽しめる」とポジティブに解釈すると気分も変わります。

今日は昨日のブルー系トーンに続いて、男性女性共にカーキやオリーブを使ったコーディネートを作ってみました。

今日は先ず男性から。

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アースカラー、コロニアルなカラーをスタイルに取り入れようと思うと、比較的ベージュがベースのコントラストになると思いますが、実はオリーブ色を効果的に使うと、土臭さや泥臭さのない綺麗なコーディネートを楽しめます。

オリーブ色と聞くと、どこかミリタリーな匂いを連想しますが、取り入れる色や素材次第では綺麗にまとまり易い色。

実はブラックやグレーに続く、第三の定番色と言っても過言では無いほど”使える色”なんです。

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ある程度色の中心が決まり易いメンズのアイテムでは、色の濃淡を少しに変えて、その他は素材を変えるだけでまとまり易くなります。

ライトなオリーブ色、濃いオリーブ色、そして肝になるのが色差が少ないブラウンやカーキを挿すことで、全体がグッと締まります。

写真のコーディネートではニットポロが、それにあたります。

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また柄物を取り入れると、より変化が作り易く、オンタイムではジャケット+ニットポロ+トラウザーズ、オフタイムではジャケットをウィンドブレイカーに変えるだけで、全体のトーンを崩さずに楽しむ事が出来ます。

全身の組み合わせが決まると、とかく迷い勝ちなのが足元。
単純に手持ちのブラウンを合わせると、足元だけが色濃く映り、逆に悪目立ちしてしまいます。

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そんな時活躍してくれるのが、先ほどのニットポロの色。
この色を足元にも拾う事で、2つのトーンで構成されるコーディネートが完成します。

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オンタイムならスリッポンやローファーを、完全オフならサンダルを合わせて、全体的に軽い仕上がりを作ることもポイントです。

色を楽しむこと、素材の違いを楽しむことが、一見難しそうな色のトーンを完成する近道になります。
これからの季節、是非お試し下さい✨

ここからは女性の組み合わせ。

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女性の場合には色のトーンが沢山揃い易いので、オリーブ系やカーキ系の統一感はとても作り易くなります。

色の僅差でコーディネートすると、男性と違って少し色がしつこく見えてしまう為、敢えてグラデーションをはっきりさせて組み合わせるのがポイントです。

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写真のコーディネートでも分かるように、「一番外側に着るもの」(アウター)だけは明るめ(または薄め)の色にしておくと、中心になる上下(トップスとボトムス)の色の濃さによって、コントラストがハッキリして、”視覚的”に痩身効果が生まれます。

この現象、最も例えにし易いのが黒ストッキング。
黒ストッキングを履くと、脚が綺麗に細く見えますが、これも中央部分に見えるところは色濃く、両脇に向かうにしたがって薄くなり、視覚的に細く見える効果。

これと同じ状態を装いで作ると、ボリュームのある物を着ても同じようにほっそり見えます。

「もっと踏み込んだ御洒落にしたい」と言う方には、これらに”柄もの”を取り入れることをお勧めします。

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プリントや柄物のアイテムには大抵挿し色になる”色”が加わっているので、一点加えるだけで奥行のある御洒落に見えます。

プリントTシャツやロゴTシャツ、ボトムスなら柄の入ったものを取り入れると、更に一歩踏み込んだ御洒落になります。

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この時気を付けたいのが、オリーブ色と親和性の高い色を選ぶこと。
ベースカラーがライトベージュやスモーキーなピンク、ブラウン、カーキなど、オリーブと相性の良い色がベースになることで、全体に統一感も生まれます。

「ワントーンばかりの御洒落ではつまらない」と感じやすい春夏シーズンは、昨日のブルー系や今回のオリーブ系など、色の僅かな差を使ったり、柄やプリントを効果的に使って、いつもとは違った御洒落にすると気分も変わります。

どんよりした天候が続く時も、パッと晴れた空の日も、「色のトーンを決めて御洒落を考えてみる」と、いつもと違った新しい発見がありますよ✨

是非、皆さんも「今日のトーン」をテーマにして、その日の御洒落を考えてみては如何でしょうか。


《メンズ写真使用商品》
ジャケット/L.B.M.1911
ウィンドブレイカー/Drumohr
モックネック/Augusto R.
ニットポロ/Augusto R.
パンツ/L.B.M.1911
スリッポン/BOEMOS
サンダル/ZEUS

《ウィメンズ写真使用商品》
フィールドジャケット/HOMEWARD
ニット/Drumohr
パイルカットソー/HOMEWARD
キュロット(オリーブ)/BARENA
プリントスカート(ピンクベージュ)/HOMEWARD
ローファー/Luca Grossi
プリントTシャツ(ベージュ)/Cabana 
プリントTシャツ(ブラウン)/MAXOU


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雨空と共に冷たい一日が増えて来た9月。
あっという間に秋物が気になり始める今週ですが、店頭の秋物も動きの速さが目立つようになってきました。

秋の色としてパッと浮かぶのがブラウンやベージュ、キャメルやカーキと言った、所謂アースカラー。
今日はそのアースカラーの中でも、特に利便性の高いオリーブやカーキにフォーカスして新作をピックアップしてみました。

今シーズンの秋物の多くにオリーブともカーキとも取れる、とても中庸な色合いの物を仕入れています。

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既に店頭に並んでいるVVBのコートもその一つですが、どこかトラディショナルでもあり、ミリタリーを感じさせる匂いもあり、その二つの表情が想像以上に”使える色”である事に気付かされるのも秋冬ならでは。

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この二つの表情を一つのスタイルにする緩衝材となるのが、このBARENAのコットンフランネルのシャツ。

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肩を大きく落とすドロップショルダーに身頃をタップリ持たせたオーバーサイズフィットのシルエットは、英国的な雰囲気の持つ硬さを消し、またオリーブやカーキ色一色の中にアクセントとして柔らかさを加えてくれるチェックが、実にマルチな一着として役立ってくれます。

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同じBARENAのカーキカラーのパンツを合わせても、硬くなり過ぎず、絶妙な柔らかさを全体に与えてくれます。

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オリーブ一色、カーキ一色の中で好相性を見せる色を想像すると、ホワイトやベージュ等を上げる方が少なく無いかと思いますが、柄や模様のある物を加えると、途端に洒脱さが顕れ、単調な御洒落から脱する事が出来ます。

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キモとなるシャツの色はカーキ系ブラウンにブラックやオレンジ、ベージュ、レッド等、ここにもまた英国を思わせる(バーバリーチェックの様な)色柄があり、さり気なくシンクロするのもポイントです。

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このシャツ、実は想像以上にマルチアイテムで、同じくBARENAのスリーブレスニットと組み合わせても、そのタップリとした身頃を”雰囲気”に化してしまいます。

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単なるシャツも、去れどシャツ、そのシルエットや色柄で、その時のスタイルを大きく変化してくれる重要な存在になるのですね。

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同じく注目したいのが前出の組み合わせ写真で使用したBARENAのパンツ(トラウザー)。

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シッカリとした厚みのある素材に使用されている、このカーキともオリーブとも呼べる中庸なカラーは、一見しただけでは気付かされない程、実は丁度カーキとオリーブの良い部分を持ち合わせた中間色。

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このカラーが作る雰囲気は、単なるオリーブやカーキでは作る事が出来ない絶妙な色合い。

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実は今回この素材、この色で、このシャツワンピースもオーダーしているのですが、ワンピースで試して頂くと、よりこの色の持つ魅力を体感する事が出来ます。

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オリーブやカーキそのものの色に比べて、やや赤みを帯びている為、顔の映りが良くなる他、単色でも尖った印象がなくなります。

形はオーバーサイズのシャツワンピースをベースに、ウエスト内部を通るベルトが両脇から表に出て、それを結ぶ事によってドレープを作るもの。

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しっかりとした素材の恩恵は衿や身頃のハリにも顕れており、素材が作る立体感は、まさにこの色、この素材ならではの物です。

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アームホールや袖筒もタップリ取られていることから、身体が泳ぎ、着る人の体形に関わらず、よりシルエットの魅力が出やすくなっています。

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カフは幅を広く取られており、そのままでもターンナップしても形として魅力的に見えます。

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またベルトを抜いてしまっても、シャツワンピースとしての他、丈長の羽織としても使えそうです。

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身長や体形の有無無く使えるこのワンピースは、当店スタッフ(身長150㎝)が着ても、スタイルし易く、言い方を変えれば、どんな体形、体格の人にも同じ様に見せてくれる魅力的な一着なのです。

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着丈を気にせず使えるワンピースですが、冬にはタイツやブーツを合わせたり、或いはパンツを合わせて使ったり、アイディア次第で様々なスタイルが楽しめます。

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いずれも、形あっての物ですが、それ以上に魅力的なのは、やはりこの色合いです。
同じ同系色のオリーブやカーキを並べて見たり、或いは手持ちのオリーブやカーキでは作れなかった雰囲気が、今回のBARENAでは多く作る事が出来ます。

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オリーブも、カーキも、色の濃淡で細かく捉えれば無数に色違いが存在すると思いますが、今回ご紹介した様々なオリーブ、カーキは、アースカラーの中でも独特で存在感もある、実に有効で魅力的なカラー。

是非気になる方々は店頭で実際の色、素材、形に触れてみて下さい。
きっと色の違いを感じるに違いないでしょう。





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