IL MARE JOURNAL

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カテゴリ:NEW ARRIVALS & STYLES > PERSONAL ORDER

例年とは違った寒さが全国的に広がっている今年の冬。
日本海側だけではなく太平洋側にも所々雪の影響が出ている今月ですが、いよいよ後数日で今年も終わりに近付いています。

今年はお客様方の御子様たちが新入社や新入学の世代が多く、入学や入社に向けたスーツの誂え等もチラホラと承っています。

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同じスーツでも、体格がそれ程変わらなければ、大学入学時から入社まで使えたり、或いは成人を機に誂える事で、また気持ちも新たに変わるなど、私達の世代では型にはめる事が出来ない、新しい姿が既に多くなっています。

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以前当店のブログ(別ブログ)でも記させて頂いた通り、人の見た目は大半が第一印象で決まるもの。

どこに投資をするか?は個々違いますが、人生の中の大舞台で必要となる機会には、アメリカのエクゼクティブよろしく「給与と同額のスーツを身に着ける」なんていうのも、気持ちをシッカリと持つ上では有効かも知れません。

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そこまで大袈裟では在りませんが、同じネイビーのスーツ、グレーのスーツでも、誂えがシッカリとしていれば、見た目にも”凛々しさ”は解るものです。

丁寧にそしてそつなく振る舞える姿を、見る者に与えることはプラス以外何物でも在りませんね。

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私達が仕事やプライベートで身に着けるもの同様、そこには生地以外の全てに共通の作りを行っています。
これから新年度に向けて誂える方(既に社会人の方)は勿論のこと、新成人、新入社、新入学まで、様々な機会で出番が在ろうスーツですが、春(3月)にお納めするには早目のご相談は必須ですが、ギリギリまだ間に合います。

お子様の物、或いはご自身の物、季節を隔てて使える合い物など、用途に合わせたスーツのご用命は是非店頭にてご相談ください。(勿論、男性女性問わず、またコートや単品等も承ります)


さて、季節を跨ぐこの時季、どんな物から購入しようかと考える方も多いと思います。
現在プライスダウン中の商品、そしてヤハリ欠かせないのが先日もご紹介させて頂いた”ジーンズ”は、組み合わせ次第でどんな装いにも転化出来る”ハズせない”アイテムですよね。

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特に年末年始のお休みが始まる今、お仕事寄りの服装より、カジュアルでラクな服装が増えると思います。
そんな時こそ、シンプルでさり気ない自然な御洒落が一番。

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今日は、先日のRED CARDの新作ジーンズ3種に、それぞれ似合うニットを組み合わせた3つのコーディネートを作ってみました。

使用しているのはAugusto.Rの(本来はメンズ)タートルネックのニットとRED CARDのAnniversary 30th(春物)。

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少し濃いめの色落ちデニムに合わせたのは、ライトベージュのメランジです。
このニットの特徴は三つ杢の糸を使って編む事で、非常に繊細な色出しが成されており、またメリノウールを使用している為、艶やかで柔らかく、どこまでも心地良い触り心地なのです。

同じライトベージュでも、三つの色糸が組み合わせられている為、とても穏やかな印象が作られ、その分ジーンズの色の濃さ、そして特徴的なブラウンを持つCorso Roma.9のパンプスが、全体を締める役割を担ってくれます。

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こちらは少しグリーン味のある、同じく三つ杢の糸を使ったニットで、単色のグリーン系やブラウン系には無い独特な味わいが、このライトな色落ちのジーンズにピッタリマッチします。

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グリーンとサックスとブラウン(ホワイトも含まれています)が重なり合う事で、中々表現が難しい特徴のある色合いになり、それもまた穏やかさを作る一つの条件にもなっています。

ライトな色合い同士の組み合わせには、ミディアムブラウンのパンプスが引き締め役になり、全体を女性らしい見た目にしてくれます。

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そして最後は、非常に淡いブルーと淡いグレーを織り交ぜたような、やはり三つ杢の糸で、こちらは全体的に軽さを与えてくれる色合いの為、グレーの色落ちのジーンズで統一感を持たせています。

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何処となくグレートーンでまとまっている様に見える、このコーディネート、実はジーンズには仄かに茶色味が、パンプスにも仄かなグレー味のあるブラウンと、どれもが中庸な色合いで纏められていることから、全体が調和して見える”微々たる違いが作るベストな色合い”なのです。

同じ様な色を手持ちの物で組み合わせて見ると、この写真の様な中庸な色合いのコーディネートが中々作れないと言う事が判るかも知れません。

それほど小さな違いでも、実際組み合わせられた時の色合いには大きく異なって見えるのが、色や素材のマジック。

当店が店頭で皆様によくお伝えしているのですが、シンプルになればなるほど、一つ一つのクオリティや拘りは強くする、事が脱普通の近道であり、またシンプルなのに素敵に見えてくれる最たる理由です。

大人を自負する年代であれば尚更です。

これから長い休日が始まる方が多いと思いますが、些細な違いを作ってくれる、こうしたニットやジーンズの存在は、想像以上に大きなものです。

冬の寒さに負けず、そして休日を愉しく過ごす為にも、是非新しい自分に”違い”を作ってくれるアイテムを試しにいらして下さい。

きっと気分も上がりますよ。





【営業日のお知らせ】
いつも当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
当店は基本的に不定休となっております。
その為、店休日が不規則となります為、店頭或いはONLINE STOREトップページにて、ご確認の上ご利用下さい。

【12月・1月の店休予定日】
12月31日~1月2日、20日、27日
※木曜日・日曜祝祭日は19時閉店
(営業上の理由により店休日が変則的になる場合が御座います)


【オンラインストアのご利用の方へ】
当日15時以降の御注文につきましては翌日のご対応とさせていただきます。
店休日前日・当日のご注文の場合は、発送業務が翌営業日となります。
お急ぎの場合などは、ご注文前に店頭までご相談下さい。


COPYRIGHT (C) 2012-22 ALLURE CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED


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現在実施中のPERSONAL ORDER。
昨日は新しい形のジャケット等をピックアップしましたが、今日は同時開催のバッグのオーダーについてです。

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当店顧客様にとってはお馴染みとなったATELIER LAVAのオーダー。
その魅力はヤハリこのブランドの持つ技術や革質に裏付けられた様々な存在価値ですが、これまで従来のモデルを基本に行って来たオーダーに、新たに2つの新型を加えての開催となった今回。

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更に今回のバッグのオーダーの同時開催は、ジャケット等と共に合わせて作るという、組み合わせでの発想も提案しています。

昨日の新型のジャケットもそうですが、いつの時代も変わらない魅力を持つ形ってありますよね。
今回は同じように変わらない魅力を持つ形やサイズをお願いし、今回の開催へと結びついています。

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これまでにも存在していたオータクロワ型のバッグに加え、新たにお願いしたのが、この底辺35㎝のバーキン型。

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誰もがピンとくる、この形を選りすぐりの革で職人の手によって作り上げると、そこには使い易さと手に伝わる革のタッチが直に伝わる物に仕上がりました。

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もともと1968年以降、メゾンブランド等の革製品も手掛けて来たATELIER LAVAは、革製品の聖地と称されるボローニャに工房を構えています。

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そこには一つ一つの革やパーツへの拘りや品質は勿論のこと、職人の精緻な手作業が窺える箇所が幾つもあります。

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こうした手練の人々の手を借りて作られた35㎝のバーキン型、本家H社の中でも最も人気が高く扱い易いサイズとして常に人々の視線を集めている訳ですが、この手のバッグを模って作るブランドは数多あり、そのどれもが得意とする仕事を中心に作り上げていると思うのですが、ATELIER LAVAにはATELIER LAVAらしさを感じる仕上がりが確かにありました。

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そこには、もともと無駄を省いた機能美を表現するLAVAらしい細部や内部に至るまでの緻密な作りや、何よりこのブランドが最も重用している、この革質の恩恵があります。

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手に優しく、しっとりと手のひらに馴染む革の表面は、LAVA独特の感触を得ます。

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またこの形を柔らかな革質で作る事によって生まれる独特な質感や、少々の雨でも気にせず使える高いユーティリティも含め、日常のバッグとして実に申し分のない一つに仕上がっています。

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また今回はこのバッグの為に、革色を(指定部分)変えてオーダーする事が出来ます。
ハンドル、ストラップ、四隅のトリミング、本体、またケースによっては上蓋部分のみ色を変える事も可能に致しました。

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使える革色は実に数十色。
昨日のジャケット同様、このバッグのオーダーにも、お客様のセンスや個性が表現される物になっています。

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今回の新作の中で最も目を惹くこのバッグ、是非皆さんの個性を表現する物に仕上げて頂ければと思います。

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もう一つの新作が、こちらのショルダータイプのバッグ。

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本体には柔らかく高品質なシュリンクレザーを用い、ストラップパーツには堅牢性抜群の太幅グログランを採用し、革の迫力に負けない実に魅力的なストラップになっています。

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このバッグは背面部分のD管でストラップを繋ぐ方法を取っている為、ストラップを外した時にはクラッチバッグとして、或いはマザーバッグ(マザーズバッグではありません)の中に仕込むポーチ(バッグインバッグ)として等、用途も多岐に渡ります。

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財布などを中心に荷物が小型化している昨今、この手のバッグの需要は非常に高まりを見せています。
男性も女性も、『丁度良いサイズが中々無い…』と嘆いていらっしゃる方も多かったのですが、今回の新作はまさに痒い所に手が届く物になっていると思います。

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ストラップは長さの調節が出来るので、男性女性でシェアするのも良し、またバッグとしての機能性も申し分なく、実用性の高いバッグになりそうです。

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(着用写真:身長150㎝スタッフ)

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また従来のモデルでも同様の使い易さを持っているモデルがあります。
この2WAYタイプのショルダーは、まさに同様のユーティリティを持ちます。

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二つ折された本体に、隠されるように設けられたD管を介してストラップが付き、つけても外してもサマになるバッグ。

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何より荷室量が多く、ちょっとした小型のトートバッグ並みに荷物が収納されます。

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穏やかなペールトーンも良いですが、この秋冬はブラック等も魅力大ですね。

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同じく従来モデルで人気の高いのが、この2WAYトートの形。

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開口部を締める事が出来る為、形状が全く異なる二つの顔を持っているバッグです。

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バッグに硬さを求める方が少なくなっている今、こうしてフレキシブルに使える、柔らかなテイストのバッグは、まさに理に適った物と言えそうです。

男性のお客様にとっても、巾着の代わりに持ち歩くのに相応しいサイズで、大きさは大きすぎず、小さすぎず、丁度良い按配のサイズ感。

少し派手な色を使って存在感のある物に仕上げても良いですね。

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またビジネスを中心にお勧めしたいのが、このブリーフケースのモデル。
このバッグの魅力は中身の荷物を散乱しないよう作られている点、内部に低反発材を用いている点、更に外側(両表)に設けられたスリット状のポケットが非常に使い易い等、お仕事やショートトリップの多い方には、まさに打って付け。

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頑丈なストラップパーツ(金具)や、ショルダーパッドも肩への負担を軽減する等、お仕事を中心に機能性を発揮してくれる、またとないバッグです。(過去の記事もご参考ください)

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金融関係の方や書類の多い事務や行政関係の仕事、常に多くの書類やタブレットを持ち歩く方にもお勧めです。(※15インチサイズのノートPCが収まります)

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そして、今後コロナ禍が明けたのち、或いは現在もビジネストリップやショートトリップが多い方にお勧めしたいのが、この半円ボストンタイプ。

実は当店スタッフが最も惚れ込んでいる形の一つで、この半円状の形状によってファスナーが開け易く、中の荷物を取出し易いという実用的なメリットもあります。

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ハンドルの堅牢性に加えて、スライダー(引手)の作り、また前後に異なる形状のアウターポケットを持ち、異なる用途に対応する等、ATELIER LAVAが得意とする機能性が最も感じられる一作です。

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片方のポケットは本体の形状に沿った半円のファスナー式。
Wファスナーで非常に使い易い仕様に。

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反対側はシークレットマグネットを使ったスリット状ポケット。
実はこれが非常に使い易く、中央のファスナーを開けるまでもないという荷物を入れるのに相応しい箇所で、荷室量が大きいのが魅力。

二か所で留められたマグネットはシッカリ、カッチリと本体にフィットした状態を保ちます。

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実は男性のスタイルには、バッグにボストンバッグ(キャンバスボストンやレザーボストン)を、日常的に使うケースが増えており、海外スナップや海外の著名人のSNSでは、度々ボストンバッグを普段使いしている様子が見られます。

大きさは一般的なボストンバッグより一回りも二回りもコンパクトなので、お仕事での利用にも適している他、日々のバッグとして使うハードな用途にもお勧めです。

今回で4回目を迎えるATELIER LAVAのPERSONAL ORDER。
これまで様々なオーダーをくださったお客様にも、新たな提案が適えられる他、まだ試された事の無い方やご存じなかった方にとっても、改めてこのバッグたちの素晴らしさを知って頂く良い機会。

是非今回のオーダーを今後のスタイルアップに役立ててください。
(※納期はおよそ12月~1月初の予定です)


期間は9/16(木)から9/23(木)まで。(最終日は15時終了)
洋服のオーダーでのご来店の場合は予めアポイントの取得が必要となります。
(バッグのオーダーは不要)
詳細などについてはお気軽に店頭までお尋ね下さい。





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当店は基本的に不定休となっております。
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10月7日(木)、14日(木)、21日(木)
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(営業上の理由により店休日が変則的になる場合が御座います)


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涼しい朝晩が増え、徐々に秋の兆しが強まってきている今週。
店内にはニットやアウターも増え、少しずつ秋冬の装いを手にする方が増えています。

そんな秋の兆しが進む今週は、この秋のPERSONAL ORDER第二弾がスタート。
(今回はウィメンズが中心です)

今回開催する第二弾では、新たな形や仕様を用いた物の他、同時開催でATELIER LAVAのオーダーも行います。

今日は先ず、Clothing(洋服)の方を取り上げて見ようと思います。

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90年代ファッションの再興が叫ばれて久しい昨今ですが、当店にご来店の方々の多くが、当時のそのままの装いを取り入れるのは如何な物か、と思いかと思います。

然し乍らいつも変わらない装いで在る物もしばしば存在する訳ですが、いつの時代も華やかさと味、更にはヴィンテージ感すら漂わせてくれるシャネルジャケットの形は、好き嫌いはあるものの、カットソーやニットにジーンズといった鉄板の組み合わせに於いて、廃れる事なく居続けています。

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しかし、現存する多くのシャネルジャケットには(表現としては良く在りませんが)粗悪な生地や縫い方によって、ただただ形だけが”そうある”と言うものが少なくありません。

そこで、”由緒正しい生地を使った由緒正しい形”を皆様にご提案するべく、英LINTON社のツィードを使った、シャネルジャケット(数型あります)を、オーダーサンプルとしてご用意。

これが今回の新型の一つです。

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LINTON社については、これまでもドレスやスカートなどで度々皆様にお伝えして来ましたので割愛させて頂きますが、やはりLINTONのツィードは独特な表情や色、ボリュームがあり、それらを使ったシャネルジャケットは、まさに適材適所とでも言うべき、適えられた素材。

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今回、LINTON社の生地約100数種の他、イタリアやイギリスのファブリックメーカーの生地、更にはThomas Mason等のコットン生地等、お客様の想像するテイストを一つのジャケットにするため、様々な生地を用意いたしました。

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今回、この新型では、生地の選択の他、縁を作る”ブレード”と呼ばれる、刺繍生地やグログラン生地などの他、フリンジ処理した縁など、多彩な仕様変更を可能にしています。

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勿論、着丈を変えたり、ポケット数を増やしたり、或いはボタン(数十種あります)を付けたり、付けなかったり、お客様が考えるシャネルジャケットに対する様々なディテールを取り入れる事が出来ます。

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ブレード部分は素材や色のバリエーションが在る為、使いたい生地に合わせた色や素材を用いることは勿論、全てを一色で統一する事も可能。

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この手のジャケットの魅力は、何と言ってもカジュアルダウンした時の見栄えや、長く着続ける事によって生まれるヴィンテージの様な風合いなど、長く着続ければ着続ける程、独特な風合いや魅力が増します。

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現在店頭にはサイズゲージ(サンプル)のバリエーションごとに異なるパーツや仕様を使った物がありますが、ただ採寸するのではなく、お客様の着たいシルエットや着心地を再現する事が出来る、新たな職人との取り組みになります。

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昨年皆様からご好評を頂いたスカートやドレスを誂えて下さった、あの職人さんの手によって作られます。

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特にこの写真のようにフリンジ処理をしたトリムは、全てを手作業で行う為、数日かけて一着の縁を作り上げて行きます。

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手作業でしかできない仕事を、パーソナルオーダーで表現するのは、ともすると一着の服を丸縫いするのと同じだけ時間も労力も費やすのですが、それらを(これまでと)同じ価格帯で提供できるのは、何より職人さんたちによる企業努力としか言いようが在りません。

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”良い”ものには、何かしら必ず理由があります。
そこにブランド至上主義は無く、良いファブリックを選定し、良い縫子さんたちの手によって、縫い上げて頂く、それこそが全てです。

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セレモニー様に、ではなく、ジーンズやドレス(ワンピース)のセットアップとして作り、長い人生を共に歩み、時間と共に風合いを作りだして行くものになるでしょう。

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今回は数あるボタンの中にLINTON社製のメタルボタンも用意し、オリジナリティに拘りたい方にとっても、ちょっとしたアクセントとして選択肢が増えています。(その他にもボタンの種類は沢山あります)

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またジャケットの形としては、前出のシャネルタイプ(ラウンドネック)の他にも、シャツ衿タイプの物や、フードを擁した物など、様々な形があります。

ブレードも刺繍(ロープ)やグログラン等々、組み合わせが、過去のテーラードジャケット以上に広がっています。

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また今回新たに加えた型には、ご覧のようなスリーブレストップもあります。
これはスカート(タイト、フレア)とのセットアップでも良いですし、ジャケットとのツーピースでも良いですし、単体インナーとして作るのも良いですし、こちらもまたお客様の想像に合わせたスタイルが可能になる一着です。

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サンプルはLINTONのツィードを使用していますが、これらをThomas Mason社のガーゼ質のコットンにしたり、ハリのあるウール素材やフランネル素材を使っても良いですし、お客様のセンスやスタイルに合わせたオーダーが可能になります。

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この形としては、衿型でラウンドネック、Vネック、ボートネック、クルーネックの4種類で作る事ができます。

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また春夏も意識してオーダーされる方には、裏地無しの仕様も選択が可能になります。
(※LINTON社のツィードには春夏秋冬の概念が在りませんので、どの季節にも色んな混紡生地が新着します)

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秋冬はボリュームのある素材を選んだり、春夏には軽めの素材を選んだり、はたまたインナーとしての利用を優先する方には、所謂スーツ地を用いる事で、よりインナーブラウス的な要素が強くなります。

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LINTON社のツィードにも写真のような爽やかな色合いや薄さがあり、存在感のある一着を作るのに最適な生地が沢山揃います。

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秋冬だけに限らず、春夏も意識される方ならば、シャネルジャケット同様にジーンズとの相性で生地や色を選ぶのもお勧め。

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この写真のような単色異素材のツィードならば、ジャケットとインナー両方を作るのも良いですね。

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今回のLINTON社の生地、そして常備する数百の生地を併せると、無数の組み合わせが適う他、ブレードやボタン、各部の処理など、多くのディテールに、お客様の意思、要望が取り入れられる物となります。

或る意味、お客様のセンスが顕れるオーダーと言っても過言では無いかも知れません。

決まった形を生地違いだけで誂える物と違い、色の表現だけでも個性が顕れるLINTON社の生地、そしてブレードやパーツとの組み合わせ。

その全てにお客様の拘りや表現が形になる機会です。

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今回、このスリーブレストップについて当店が最も皆様にお伝えさせて頂きたいのが、この背面のファスナーバックの部分。

通常背面首から肩甲骨付近までで終わるファスナーですが、今回のトップでは腰の上スレスレの位置まで開く様になっています。

これが何を意味するか?と言うと、ある種のコルセット効果もありますが、脱ぎ気がし易いだけではなく、身体を綺麗に補正してくれる役割や、身体に沿った物を作りたい方にとっても、実に必要不可欠なディテールです。

勿論、ピッタリしたくない方には、不要の部分ではありますが、誂える事の意味が、こうした些細な部分に生かされる事は、既製品や他では得られる物ではない一つの着目点です。

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今回、新たに加わるこれらの新型の他にも、今シーズン人気を博している新型ダブルブレステッドなど、これまで同様のオーダーも承ります。

いつもとは違った一着を、或いはセレモニーにも使える一着、ジーンズと共に歳を重ねて行けるジャケットを、などなど、思い思いの装いを愉しむ方へ、新たに提案するPERSONAL ORDERを是非お試し下さい。


尚、冒頭でもお伝えの通り、同時開催でATELIER LAVAの新型を含むバッグのオーダーも行っています。

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ジャケットと共に作るバッグ、色やテイストを揃えたり、全てを新調したり、色んな思いと共に始まる新しい秋冬シーズンに、是非ご利用下さい。

(バッグのオーダーについては明日のブログでご案内いたします)


期間は9/16(木)から9/23(木)まで。(最終日は15時終了)
オーダーでのご来店の場合は予めアポイントの取得が必要となります。
詳細などについてはお気軽に店頭までお尋ね下さい。





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10月7日(木)、14日(木)、21日(木)
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お盆休みも激しい雨空が続き、中々思うように動けない毎日が続いています。
然しながら、この雨の中、街には県外からの観光客の方々らしき姿が非常に目立ちます。

帰省を兼ねて来長された方も含め、普段とは違った風景が広がっています。

私達長野県の各地にも大量な降雨による河川の被害が広い範囲に起こり、2年前の台風が脳裏を過る、自然の脅威を間近にしています。

今日は雨も止みつつありますが、雨によって不安定になっている地盤も多いと聞きます。
普段とは違う風景、音など些細な変化に注意して過ごして頂きたいと思います。

さて、いよいよ明日から始まるパーソナルオーダーですが、既にご来店のご予約を頂き始めております。

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先日も触れておりますが、今回はタイのパーソナルオーダーも並行して開催しております。

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お仕事をお持ちの男性方にとって、生活様式が変わっても、中々変える事の出来ないのがスーツを始めとした凛々しいスーツ姿。

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スーツと言う仕事の為の戦闘服の限られた中で、個性を生み、楽しみを作り出し、毎日に発奮材料を作っていらっしゃる方も多いと思います。

そこにはただただ採寸をして、お気に入りの生地や裏地、ボタンを選んで作るだけの物ではなく、どのようにしたら着心地だけを変えたり、印象付けたい雰囲気を作り出すか等のご相談も、実は多くいただいています。

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今やオーダーは、それまでの敷居の高いものではなく、非常に身近な物に変わりつつあります。

その理由の多くは、海外生産を駆使したり、コストを削って物作りをしたり、一着一着に求められる微細な仕様変更を削ったりと、実際のところ、”身近になった分、満足が減る”状況を作り出しています。

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当店では、コストだけを優先するのではなく、”長く着続けるもの”である事への長期的なコストを考えた時、それが結果的に満足へと繋がる為の仕上げや排妥協を、お伝えしています。

それらに、ちょっとした採寸時の仕様の変化を加えたり、副資材の有無、ボタンや各部パーツの位置を調整したりするだけで、全く違った雰囲気を身に着ける事が出来ます。

また先日もご紹介させていただいたようなウールのジャージー素材やストレッチ性に富んだ素材を使用したり、裏地や副資材を排することで、内勤やリモートワークが増えた方にとっても、実に理にかなった物が誂えられます。

装いを新たにすると、気分も変わり、それらが仕事や毎日への発奮材料となる事も多いと思います。
勿論、お仕事をお持ちの方だけではなく、これからより身近にスーツと言うカジュアルな装いを楽しんで頂く方にとっても、(スーツとして着れば考えなくても良くて、とても楽)新たな装い提案をしています。

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明日から始まる、秋のパーソナルオーダーを是非有効にご利用くださいね。

※詳細など判らない点についてはお気軽に店頭までお尋ねください。



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『夏のクリアランスセール』開催中!
夏の装いを是非この機会に揃えてください。





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夏にしては寒さを感じる程の気温で始まったお盆。
日本の多くの地域に大量の雨を降らしている今日の空。
先祖や故人を偲ぶ日にあり、今日はこの雨天の中にも沢山の県外ナンバーの車が目立っています。

供養や帰省を検討しつつも、不要不急の移動を控えるなど、夫々が胸の痛みを抱えながらのお盆となりました。

昨年から生活様式全てが挑戦と努力の繰り返し。
私達の理性や人間性が試される毎日が続いています。

一日も早く平穏な毎日を取り戻す為にも、身近に出来る事に努めていきたいものです。

さて、今季も秋のパーソナルオーダーの開催時期がやってまいりました。

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既にホームページのインフォーメーションでも触れておりますが、今回は8月の16日(月)から22日(日)まで、期間中だけ選ぶ事が出来る特別な生地、また当店がエクスクルーシブする新たな形等を加え、秋の身支度に向けた最初のイベントとなります。

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今回はハイグレードの生地が揃い、また見た目や混紡率からだけでは測れない極上の触り心地を持つ生地なども数多く揃っています。

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常時揃えている100数種のファブリックサンプルの他に、今回だけの時別感のある生地も含め、実に300種類以上の生地を揃えております。

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秋から冬まで使える温かみのある色や生地から選ぶのも良いですし、お気に入りのファブリックメーカーから選ぶものも良いですし、それぞれ感覚にあった優先順位が違います。

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また今回は特に、もっと身近にジャケットを身に着ける事を前提にした提案を多く行っています。
その為、生地にも、それらに見合ったコンフォータブルな物を多く提案しています。

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軽さと柔らかさ、伸縮性を備えた物や、温かみと伸縮性を備えた物など、皆さんが考える用途に応じた生地選びが、より多くの中から選べるようになっています。

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特にこのウールジャージーの素材などは、今回から新たに加わる型として”芯を省いた”いわゆるシャツジャケット的なニュアンスを持った、ワンマイルウェアとしてのジャケットにも最適な物。

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芯地を省いた事で生地そのものの魅力を体感できる他、カーディガンのように気軽に羽織る事が出来る為、現代の生活スタイルにピッタリの物が作れます。

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着心地は、まるでニットの様な雰囲気に仕上がり、今回最も皆様にもお勧めする生地の一つです。
(サンプルはメンズ)

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クラシックなスタイルを嗜好する方にとっても、芯地を含んだこれまでのテーラードに使ってもなお、その生地の魅力は損なう事がありません。

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もっとカジュアルに使いたい方にはノーカラーの型も新たに加わっています。

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この形も芯を省いた事により、更にカーディガンらしい着心地と、適度な見栄えを保ち、男性の肩肘張らない装いにはピッタリです。

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女性にはしなやかさを前提に”触り心地”が良く、加えて”着心地”が良く仕上がる生地もお勧めしています。

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スーツでの利用より、ジャケット単体としての利用が多い女性ならではの、上質な色や素材、柄、織りなど、今回のファブリックには多彩な表現が可能なものが揃っています。

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当店では、女性らしさを作る為に必要な幾つかのファクターを、ディテールや仕様に取り入れています。

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それは単なるパーツの組み合わせ、では無く、女性ならではの丸みを帯びた女性らしい体形を、ジャケットに負荷無く表現する為の寸法や位置、男性とは違った見方が必要になります。

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それらを活かすのが生地であり、生地の選択によっても着心地や見栄えは大きく変わります。

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凛とした印象を作りたい(お仕事の)方には、シャープな見栄えのする生地を選んだり、休日的にジャケットを着たい方等、ジャケットは一言では終始しない奥深さあってこそ、着る機会の有無が決まります。

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また女性の場合には、ベストやパンツ、スカート、ドレス(ワンピース)等で、これらの生地を使い、より表現しやすくすることも出来ます。

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パンツ(トラウザー)一つとっても、生地の選択で表情が作り出す印象は変わります。

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「せっかく誂えたのだから特別に」ではなく、「せっかく誂えたのだから毎日着て欲しい」が、私達の想いです。

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もっともっとカジュアルに、と考えていらっしゃる方には、LARUSMIANIに代表されるコットン素材やコットンストレッチ等の素材も今回はご用意しています。

これらを使いパンツやスカート、ドレスを誂える事によって、それまで以上に特別感を抱く事無く、毎日の装いに取り入れられるようになりますね。

いよいよ来週16日月曜日から始まる秋のパーソナルオーダーを使って、是非皆様にとっての”毎日”に相応しい”自分だけの一着”を誂えて見ては如何でしょうか。


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※パーソナルオーダーをご利用になるお客様は事前にご来店日時のアポイントを取得して頂く必要があります。 詳しくは店頭までお気軽にお問い合わせ下さい。



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『夏のクリアランスセール』開催中!
夏の装いを是非この機会に揃えてください。





【営業日のお知らせ】
いつも当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
当店は基本的に不定休となっております。
その為、店休日が不規則となります為、店頭或いはONLINE STOREトップページにて、ご確認の上ご利用下さい。

【8月の店休予定日】
8月19日(木)、26日(木)
※木曜日・日曜祝祭日は19時閉店
(営業上の理由により店休日が変則的になる場合が御座います)


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