
中々スッキリしない空模様が続いていますが、少しずつ春に近づいている(はず)3月初旬。
あっという間に3月も3分の1が過ぎようとしていますが、週明けには暖かな毎日になって欲しいと切に願ってしまいます。
我々も年齢と共に寒さに耐えかねる日が続いておりますので、ご覧頂いているお客様もどうぞお気をつけください。
さて、今日は端正な顔立ちのR.C.A.Fの新作をピックアップしました。

ミリタリースニーカーから始まり、レザーとしての第2弾は
1980年代のイタリア製ヴィンテージラスト(木型)
をベースにアップデイトした”ビットローファー”。

R.C.A.Fの作り手が拘りが強いことも有りますが、今回の新作も緻密に計算されて作られている一足です。

先ずアッパーはキッドスキン(生後6カ月以内の子ヤギの革)を使い、キメの細かさや柔らかな革質に加え、軽さをもたらしています。

革その物の上質さが伝わって来るこの表情、靴にとって革質がどれほど影響するかを改めて知らされます。

ライニングにはゴートスキン(山羊革)を採用し、フルライニングで敷かれています。

R.C.A.F第一弾のローファー同様、今回のモデルも親指付近を低く設定する事で、フィット感が高く歩きやすい仕様になっています。

製法はツボラーレ。
袋状に包み込むような縫い方によって、足が包まれるような感覚に。
今回の革、そして製法によって、各段に柔らかく、そして歩きやすくなっている事は言うまでも有りませんが、我々の目を惹いたのが、モカ縫いの微細なシワの寄り方。
丁寧に手で仕上げている感満載のこの部分、どこかテーラードのイセ込みを思わせます。

そして歩きやすさ、穿き心地を助けているソール材。
ツボラーレ製法は、その特徴的な縫い方も相まって、ソールの”反り”加減だけでも、だいぶ履き心地の感触は変わってきます。
反りが良く、そして丈夫、包み込まれるようなフィット感は、まさにR.C.A.Fが拘っている部分の一つと言えます。

ビットローファーは、もはや説明不要のマストアイテムですが、オンスタイルからオフスタイルまで、幅広く合わせやすい事に加え、その一足がその日全体のスタイルをグレードアップしてくれることも大きな魅力。

「いやいや、ビットローファーは持っているから」
と言う方もいらっしゃるでしょう。
かくいう私もビットローファーは複数持っておりますが、やはりどのブランドにも得意とする部分があり、一つ一つから得られる感覚、感触は異なるものです。
前回のフレンチローファーに対して、今回のビットローファー、スニーカーから一貫されているのは、ヴィンテージラストを、その都度探し、研究し、アップデイトする、強い拘り。
今回のビットローファーも、きっと満足度の高い一足になると思います✨
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