IMG_3131

夏休みも終わり、少しずつ「夏も終わりか…」なんていう気分に包まれつつある今週ですが、今年の夏はまだまだ弱まるどころか、更に暑さを弱めてくれない様子。

週末は暑さに耐えかね、夏物のセール品が動きを見せておりましたが、この暑さだとまだまだ充分活躍してくれそうな予感。

とは言え、店頭には徐々に秋の新作が到着を始めています。

「まだ暑いから…」とお思いになるのは早計。
毎年のことですが、暑いころから手に入れておかなくてはならないのが洋服の世界。

実シーズンに「着たい」「欲しい」と思う商品が姿を消している、なんて言う事はいつものこと。
暑さも然る事ながら、少しずつ次なる季節の物にも目を配って行きたいですね。

さて、そんな中今日お勧めするのは「英国が作り出すコストパフォーマンス抜群のカシミア」。

Top_Slideshow_Jumper1234_AW_2023_001

そのブランドとは”Jumper1234”(ジャンパー・ワンツースリーフォー)。

英国発信のカシミア専門ニットブランドです。

2014年に設立されたJumper1234は、ジェーンとデニスの二人が「遊び心とエッジの利いたカシミアを作りたい」と言う想いから作られたニットウェアを専門に扱うブランド。

とにかく日常にもっとカシミアを身に着けて欲しいとの強い”カシミア愛”から作りだされているJumperは、着心地の良さや糸のクォリティはもちろんのこと、「日常に着て欲しい」との願いが、高いコストパフォーマンスに顕れています。

IMG_3107

例えば、このスモールストライプのクルーネックは、あまい編地を使い、軽さと暖かさ、そして上質なカシミアらしい柔らかな風合いを存分に感じさせる一着で、価格は驚きの25,000円(税別)。

IMG_3110

最早定番として必須の秋冬のボーダーですが、袖や裾にコントラストカラーを取り入れた綺麗な色合いは、Jumperが標榜するポップでファッショナブルな存在感をひしひしと感じさせます。

IMG_3111

一般的にこれくらいの価格帯のカシミアになると、素材そのもののクォリティを疑ってしまうものですが、Jumperにはそれが通用しません。

とにかく柔らかく、ふんわりとした毛質が心地よい、まさに嘘の無いカシミアクォリティなのです。

IMG_3098

このモデルはブラック×ホワイト×ピンクと、このブルー×セメント×ホットピンクの2種類をオーダーしています。

IMG_3100

実は使われているピンクの色合いも、それぞれ違うピンクの色で、一つ一つの製品に違うテイストを見せる、Jumperの細部へのこだわりの一つ。

IMG_3099

季節的にもレイヤーする機会が多い秋冬には、これ位の軽さのあるカシミアは願ったり適ったりの存在。

IMG_3544

インナー利用としてジャケットやアウターを羽織るのも良いですし、シャツなどとレイヤードしてフレンチトラッドを気取るのも良し、秋冬のボーダーは有って不足無し。

IMG_3543

またカシミアの特性として、真夏以外の全てのシーズンで着られることも大きなメリット。
湿度の高い日本の夏には不向きですが、ヨーロッパの乾いた夏の空には海辺でカシミアを身に着けることもしばしば。

とは言え、日本でも梅雨時期くらいまでは使えるカシミアゆえ、トップスとして、肩掛けしてアクセントとしてなど、色々な出番があるニットです。

IMG_3112

またJumperのニットにはサイズ表示の為のタグが付いていません。
実はブランドの織ネームにある1234のそれぞれに該当サイズにだけ〇が付けられています。
これがサイズ表記を担っています。(サイズ別にすべて〇の位置が違うのもアソビとして洒落ていますね)

IMG_3076

今回Jumperのファーストデリバリーでは、前出のボーダー(スモールストライプ)や、このインターシャのレタード物など、シンプルで使い易いキャッチーなニットが揃っています。

IMG_3079

ボーダーの編地があまいのに対して、こちらはしっかり目の詰まった編地。
製品ごとに形やディテール、編み方も変えているJumperですが、カシミアそのものの品質は一定しています。

IMG_3081

一般的に(ヨーロッパのブランドが作る)ジーロンラムズウールや、メリノウールなどのニットと、ほぼ同じか、それ以下で提供されている価格帯は、お客様方にとっては大きなメリットです。

それほど「毎日の装いにカシミアを」と言う想いの強さがJumperからは伝わって来るのです。

IMG_3087

他にもコントラストカラーのVネックなど、デザインやディテールが異なっても糸の品質やカラーリングのセンスは一定しているのがJumper。

IMG_3090

色の合わせ方が上手な点は、やっぱり英国ブランドと言うべきか、微妙な按配を表現するあたりが英国人らしいセンス。

IMG_3091

前出のモデルがセットインスリーブだったのに対して、このモデルはラグランスリーブ。
どのニットもインナー利用、ミドルアウター利用、色んな使い方、着方にフレキシブルに合わせてくれる便利な作りも大きな特徴。

IMG_3113

どのカシミアも(とにかく触ってみて欲しいのですが)柔らかさと、軽さ、ふんわりした弾力、ニットに備えていて欲しいものが全て揃っています。

IMG_3115

またメリノのように発色が良い訳では無いので、そこがむしろ穏やかさに変わって大人らしさも表現されるのが良いところ。

IMG_3116

カシミアはピンからキリまで(品質が)ありますが、ある一定の品質を保つとなると、そこには当然コストが嵩み、私達の購入する価格にも影響されるもの。

IMG_3114

Jumper1234は、着る人への想いだけでニットウェアを作り、そしてそこに込められるのは日常としてのアイテムであるということ。

いわばTシャツのように着て欲しい、そんな想いが解釈出来るのです。

次なるシーズンに向けて、何か先ず一つ、とお思いの方は是非一度試して欲しいブランドです。
きっと損させないブランドです✨


【補足】
このブランドは何故Jumperなの?と思われた方多いと思います。
ご存じの方もいらっしゃるかも知れませんが、英国ではニット(セーター)のことを”Jumper”と言います。

アメリカとイギリスでは同じ英語でも、使われる言葉が違うのは皆様ご存じだと思いますが、日本人が呼ぶジャンパーと言うのは、英国ではJacketが最も表現として近いかも知れません。

ちなみにアメリカではJumperは、エプロンみたいな上着を指します。
アメリカではニット(セーター)のことは、そのままSweaterと言います。

と、こんな理由からブランド名がJumperになっています。

以上小さなトリビアでした。



【オンラインストアをご利用のお客様へ大切なお知らせ】

いつも当店オンラインストアをご利用頂きまして誠にありがとうございます。
最近、オンラインストアにご登録くださっているお客様のアドレスで

Gmailをご利用のお客様

について、メール受信のドメイン許可(@ilmare-online.jp)がなされておらず、メールが届かない等の事象が増えております。

多くの場合、メールの受信設定によるものが占めており、スパムフォルダー等に混入しているケースもございますので、改めて設定のご確認をお願い致します。

オンラインストアをご利用の場合、以下の3つのメールが配信されます。

①ご注文時に自動送信される「確認メール」
②商品のご用意が出来た際に送信される「受注メール」
③商品の発送がされた時に送信される「発送メール」

以上の3つのメールが上記ドメインから送信されます。
ドメイン設定がされていないと、メールが届かずお手続きが進行出来ませんので、くれぐれもご注意、ご確認のほどお願い申し上げます。




【店休日について】
オンラインストア 最下段をご参考下さい
木曜日・日曜祝祭日は19時閉店
(営業上の理由により店休日が変則的になる場合が御座います)


【オンラインストアをご利用の方へ】
当日15時以降の御注文につきましては翌日のご対応とさせていただきます。
店休日前日・当日のご注文の場合は、発送業務が翌営業日となります。
お急ぎの場合などは、ご注文前に店頭までご相談下さい。


COPYRIGHT (C) 2012-23 ALLURE CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED