
今年最後の降雪か?と思うような急激な寒さと雪は、明け方には止み、道もいつもの表情に戻っていました。
春の期待を他所に寒さが強まる今週。
もうしばらくは暖かくして過ごした方が良さそうですね。

さて雑誌LEON3月号に掲載されている当店の商品。
既にお問合せやお買い上げを頂いており、それまで聞いた事の無かった方も多かったINOUI EDITIONSは、新たなネックウェアの選択肢として俄かに広まり始めています。(写真は掲載ページ)
ネックウェアは数少ないジェンダーレスアイテムの一つですが、男性も女性も衿元の挿し色は大切な要素。
落ち着きのあるシックな装いも良いですが、やはり季節にちなんだ色やモチーフを少し取り入れたいものです。
今日はそのINOUI EDITIONSから新作が到着いたしましたので幾つかピックアップしてみました。
INOUI EDITIONSは、2008年に二人のクリエイターによって北フランスで立ち上げられたブランドで、その空想的なデザインやエキゾチックな色合いは、まさにグラフィカルでアーティスティックな一面を持ち合わせています。
特徴は何と言っても、一つの絵画の様に描かれる美しい模様や、まるでリトグラフのように繊細な描写。
それらは様々なサイズのネックウェアにプリントされ、どの色合いにも美しく、整った配色が与えられ、ネックウェアとしてはもちろん、扱い易い色の演出が考えられています。

秋冬にはウールを中心としたストール等が多く、逆に春夏にはコットンをベースにしたスカーフサイズが多くなります。
今回の新作ではシルクを4割ほど混紡した、しなやかな素材がベース。

このモチーフは”ウンピョウ”(雲豹)を用いた立体的で綺麗な色の組み合わせが特徴のグラフィックを使用しています。

ネックウェアを選ぶ際、好きなモチーフで選ぶ方もいらっしゃると思いますが、当店では
「中央をつまんだ時に見える”四隅”の色」
で選ぶことをお勧めしています。
微細なモザイクや小紋模様ならばともかく(色が均等に配置される為)、グラフィックなプリントを圧されたものでは、最も衿元で面積を”見せる”のがスカーフの”四隅”だからと言うのが理由です。

結んだ時に見える爽やかなサックスをベースに、相性の良いブラウンとベージュが穏やかさを生み、時折見える赤や黄色がアクセントとなる、このモチーフは平置きで見るモチーフの印象とは正反対な印象を作ってくれます。

バンダナ風に三角形を前に持って来ても、見える色合いは同じで、四隅に見える色が穏やかな分、印象は穏やかで、平置きで見る以上に遥かに使い易いカラーです。

もう一つのモチーフは大海を繊細な線と色で表現した”リトグラフ”のような描画。

このモチーフ、実はINOUI EDITIONSで度々採用されるモチーフなのですが、この繊細な線と色が”想像通り”の印象を作ってくれるのです。

カラーはブルーとホワイトのモノトーン。
爽やかさはもちろんのこと、四隅に位置するこのハンドドローイングの線が、幾何学的なストライプとは違った、温か味のある優しい表現を作ります。

四隅に色が少ない分、シャツに巻いても自然な雰囲気に仕上がります。
逆に四辺に色がついている事から、輪郭がハッキリ作りだされることで、シャープな印象も与えてくれます。

巻き方(どの部分を出すか)によって雰囲気が変わるのがスカーフサイズのメリット。
ブルーをもっと前面に出したい時には、その角を使い、また写真のように全てをモノトーンで仕上げたい時には、別の角を使うなど、スカーフはアレンジの数を持っている人と持たない人の差が(けっこう)顕れます。(笑)
サイズはどちらも65㎝角で、小さ過ぎず、大き過ぎず、首に巻き易い大きさ。
時には手首に巻いたり、バッグに巻いたり、この大きさならではのアレンジのし易さも魅力。
ニット姿が多い今の季節でも衿元に色を挿したり楽しめるスカーフの存在価値は、想像以上に大きいものです。
春の始まりを是非スカーフで始めてみませんか?

INOUI EDITIONSの魅力の一つに、美しいグラフィックを使ったバッグ類があります。
前身のINOUI TOOTHの頃から、ストールやスカーフに使われるグラフィックをポーチやトートバッグ、時にはモバイルケースなど様々なアイテムで共有しています。
今回当店がオーダーしたのは、このスクエアサイズのトートバッグです。

強撚のキャンバスに美しいプリントが施され、ハンドルはD管を介し長さを調節出来るフレキシブルなハンドルを備えています。
この手のバッグに有りがちな「ベルトの滑りが悪い」事など皆無で、本体と同じく強固なベルトは、シッカリステッチされたベルトホールを滑らかに滑ります。

手に持つとき、肩に掛けるとき、色々な持ち方が出来るのは嬉しい仕様です。

また底マチは幅が広すぎないことで、荷物の散乱が防げるほか、バッグだけがボリュームたっぷりに見える事を避け、書類や雑誌、PCやタブレットなどを整然と納める事が出来ます。

ライニングカラーは、INOUI EDITIONSらしいコントラストカラーで仕上げられており、他の革製のパーツと色がシンクロしている凝り様。
マグネットパーツもシッカリとした品質の高いものが使われています。

底マチが有る為、天の幅と底辺の幅が異なるサイズなのに、正方形に近く見せる為、女性が持っても大きく感じる事が無く、女性のトートバッグに対する嫌悪感(?)の一つでもある「体格に対して大きく感じる」ことが在りません。

日常に持ち歩くのに相応しいサイズで、職場さえ許されればお仕事にも使える便利なサイズ。
またリモートワークに必須なPCが持ち運べる事を踏まえると、実に多くのライフスタイルに対応するトートバッグと言えそうです。
色の美しさやライニングを見る度楽しい気分にさせてくれるINOUI EDITIONSのバッグは、まさに春夏にピッタリの、アップマインドアイテムですね。
そして今回当店がINOUI EDITIONSのアイテムで新たに仕入れたモノが、コチラ

ヨーロッパのビーチリゾートで、トレンドとなっているアイテム、”フータ”。
フータはスペインのイビザ島などビーチリゾートで人気となっているビーチタオルの総称で、もとはチュニジアの伝統的なコットン100%の織物でハマムと呼ばれる浴場のタオルとして使われて来た歴史があります。
モロッカンラグなどと違うのは「タオル代わり」であること。
勿論、実際の用途としては人それぞれの使い方になるので、自宅などのソファーに敷いたり、ラグ代わりに使ったり、色々な使い方が出来ます。

水を吸う前は強撚コットンのハリが生かされ、非常にしっかりとした感触で、どちらかと言うとドライタッチ。

裏側はハンドドローイングのような爽やかなストライプで仕上げられ、表面のビビットなフューシャに対して落ち着きのある組み合わせ。

出自がタオル代わりなのでパレオとしても役割を担います。

夏の陽射しのもと浜辺で使うのに相応しい綺麗な配色と、ドライな素材感は砂の上に敷いても砂が付きづらく、実際の利用シーンでは多くの発見が在りそうです。

勿論、浜辺だけじゃなく、公園の芝生の上や、車のシート、そしてご自宅のあらゆる場所で使えるフータ。
気取らず、気負わず、さり気なく自然に使い倒すことでフータのメリットは生まれて来ます。
今季のINOUI EDITIONSは得意なネックウェア以外にもフォーカスして仕入れて見ましたので、是非ご興味のある方は一度お試し下さいね✨

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