昨晩の降雨によってチョッピリ涼しい週の始まりとなった今週。
今回のクリアランスセールでは店頭とオンラインストア（電話等の問い合わせ含）の両方からのご依頼が多く、一つ一つの商品について詳細を知りたいという方が多い特徴があります。

今日のような過ごし易い一日だけではないのが夏。
これからの季節を快適に、そして御洒落に過ごせる物を欲しているのは皆様の共通意識のようです。

そこで今日は問い合わせも多く、また今日のような日から暑い一日まで幅広く使えるACADEMIAのシャツをピックアップしてみました。



ACADEMIAはシャツファクトリーであるAlessandro Gherardiによって作られたウィメンズレーベルですが、その魅力は何と言ってもデザインコンシャスであること。

今回のモデルでは柔らかく綿の様な心地良さを持ったリネン素材を使い、リラックスフィットのシルエットを存分に生かされる一着にしています。



このシャツがなぜ今の季節に良いのかと言うと、リネン素材と言う点は勿論ですが、前後左右にたっぷりと身頃を取った事によって生まれる身幅が、シャツの（身体の）中を風が通り、涼しい着心地を与えてくれるのです。



男性と違い、女性の場合には横に幅を持つだけじゃなく、前後にゆとりを持つ事が絶対なのがリラックスフィットの前提論。

折角リラックスフィットとして作られた物も、男性と違い前後に凹凸のある女性の身体の場合、身幅がそれほど活かされる事無くシルエットされてしまうからです。

その点、ACADEMIAのシャツは肩線が滑らかに落ちる存在の恩恵と、非常にたっぷり取られた身頃、底から伸びる袖と、その全てが”立体的”に活かされています。



またデザインコンシャスなシャツを、多くの人が”そのままの形”を活かした着方をされると思いますが、デザインに凝った物ほど”アレンジ”をすることが大切。

パンツの場合にはボトムスは細身の物を合わせて上下のバランスを取りつつ、袖の捲り方で一捻りすると、より前後のボリュームが腕に加わり、より立体感のある着方（見せ方）が出来るようになります。



バンドカラーである事や前立てが比翼仕立になっていること、そして洗われたインディゴの様な味わい深い色、そして真綿の様なリネン、とこのシャツが持つ魅力は多岐にわたります。

パンツ以外でも、フレアスカート等と合わせ、裾をウエストの中にしまう事で、上半身にドレープされたボリュームを作ったり、パンツだけじゃなくスカート等の時にも立体感のある着方が楽しめます。

オフィス等を持つ仕事には不向きかも知れませんが、デイリーユースには最適なACADEMIAのシャツ。

アイディア次第で様々なスタイルが作れる今回のシャツを是非（開催中のクリアランスセールで）お試し頂きたいと思います。