雨交じりの一日で始まった12月中盤。
日中は穏やかな温もりも感じられた瞬間も在りましたが、日の入りと同時に寒さは加速。

少しずつ本格的な冬の足音が近づいて来ましたね。

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雨交じりのこんな空にはHOMEWARDのシレー加工のダウンが最適。

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高密度の表面はかつて20年ほど前にも同様に光沢が魅力となり一世を風靡した物でもありますが、これは見た目の為の加工ではなく、水分を寄せ付けず暖かさも確保する為の理に適った加工。

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その副産物として光沢が生み出され、それらは得も言われぬ魅力となり表情を作り出している物です。

カジュアル一辺倒かと思われるこれらの加工もウールのボトムスとの相性も良く、意外とマルチに使えるアウターとして魅力を集めています。

今週の様に雨交じりのスッキリしない空模様には、まさにうってつけとも言える一着かも知れませんね。
(着用使用商品:ジャケット/HOMEWARD、ニット/ASPESI、パンツ/VIGANO、パンプス/C'ast Vague)

さて、今日は女性の装いを幾つか取り上げてみたのですが、いずれも当店らしいと言えば「らしく」、また一般的にもこれからの季節にとって、自然な洒脱さを訴える装いをピックアップしてみました。

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いつの季節も、時代も、ジーンズは第二の皮膚と言わんばかりの存在ですが、ジーンズのスタイルも組み合わせ一つで大きく様変わりするのは言うまでも無く、単なるジャケットとニットの組み合わせでも、取り入れる色によって見え方が変わる場合が在ります。

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この写真もそうですが、ツィーディーな粗野感にハイゲージのニットを、それも足元と色のシンクロを見せる事によって生まれる「さり気ない演出」は、我々世代にとって欠かせない腕の見せ所であり、また突出した「何か」を混ぜるのではなく、あくまでも「さり気なさ」優先で生まれる大人の女性に相応しい演出。

ジーンズとジャケットだけで満足せず、色をシンクロして愉しむ所に大人の余裕を見せたいですね。
(写真使用商品:ジャケット/ottod'Ame、ニット/ASPESI、ジーンズ/RED CARD、パンプス/MARIAN)

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コートも様々な物が出回る12月は、まさに冬物選びの幅が広がる最たる季節。
毎シーズン、我々が抱くステルスウェルスを身を以て感じさせてくれるザルツブルクの最古参「SCHNEIDER’S」は、未だ他ブランドに比べ認知度は少ないものの、その分他社で作られる場合の「同ファブリック」を使っても価格が抑えられているメリットが在ります。

それは日本で認知度が少ないだけで、欧米では広く知られている事から、世界規模での生産(生地)確保によって成される良質、高品質なファブリックのコストダウンが適えられているからです。

と言っても、日本でも広く知られている「ローデンコート」は、このSCHNEIDER’Sが開発した物であり、コートを好む多くの男性にとって一つの形として位置付けられたザルツブルクの雄は、未だ欧州の社交界では一目置かれるメーカーでもあります。
(かつてヨーロッパの社交界でコットン素材のコートが失礼に当たらないとされていたのは、このSCHNEIDER’Sだけだった程、上品で上質なクラスメーカーでした)

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その老舗にオーダーした、このキャメル(ラクダ)とシルクの混紡糸によるテディタイプのコートは、シングルチェスターの形を元に、女性的でボリューム感のある一着に仕上げられています。

それらは見た目からは想像出来ない「軽さ」と「暖かさ」によって完璧な冬の装いとして作られているのですが、何よりこの素材が作り出す「異質の上質さ」は、袖を通すまで解らない程、実に魅力的な物。

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それらにラギッドな物を合わせたり、ローゲージやミドルゲージの物を組み合わせるのではなく、敢えてハイゲージのニットやウールサージのパンツなど、ソリッドな見た目を持つ物を組み合わせる事で、コートの存在感をより引き立てる組み合わせをお勧めしています。

またコート以外の全てをオリーブ系トーンで統一する事で、全身から得られる「色の扱いに慣れている」感を出すあたりにも、大人の女性の余裕を漂わせます。

ただただ素材の組み合わせや色の組み合わせを考えるだけではなく、全身のボリュームの足し算、引き算を繰り返すことによって生まれる、唯一無二のスタイルが完成します。
(写真使用商品:コート/SCHNEIDER’S、ニット/ASPESI、ジーンズ/haikure、パンプス/Fabio Rusconi)

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同じコートでも、独特で直ぐに「それ」と解らせてくれるほどの素材のクォリティと、コートそのものの作りのディテールを匂わせてくれるのがMAX MARAのコート。

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このモデルは今日定着している広い袖筒とドロップショルダーの肩回りに加え、コクーン気味に作られるボディ全体の緩やかな膨らみによって、デザイン上の魅力はもとより、全体をほっそり見せてくれる、一着で二度美味しいコート。

それらをシガレットタイプのジーンズで組み合わせる事によって、より脚を細く長く見せる他、ボディにくぼみやドレープを生み出すコートのシルエットにより、女性らしさとコンテンポラリー(現代的)なスタイルが作られます。

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一昔前のMAX MARAと言えば、コンサバティブの代表格の様な立ち位置でしたが、その高いコートづくりのクオリティはそのままに、メインコレクションのMAX MARAは、もはや過去の影を見る事もない程、洗練されたモードに突入しています。

日常にコートらしいコート(ここではMAX MARAを指しますが)を取り入れると、その日一日が背筋の伸びる思いに駆られる程、実は心に与える影響も大きくなります。
(写真使用商品:コート/MAX MARA、ニット/Drumohr、ジーンズ/haikure、パンプス/Fabio Rusconi)

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また前出のジーンズとの組み合わせと共に、ボトムスをセミワイドなボトムに変えるだけで、それは直ぐにビジネスユースやオンスタイルでの活躍も担ってくれます。(当然ですが)

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色の統一感を計り、全身をペールトーンで統一する事によって生まれる、大人の女性らしさや嫋やかさ、穏やかさまで、見た目の印象を大きく高感度大にシフトしてくれます。
(写真使用商品:コート/MAX MARA、ニット/ASPESI、パンツ/VIGANO、パンプス/Fabio Rusconi)

こうしてボトムスやインナーを変えるだけでなく、「色」遊びも一つのテーマにすると、これまでの装いとは打って変わって、違った印象を与える事が出来ます。

当店が推す「女性らしさ」には、必ず設けたいのが「カッコよさ」です。

コドモたちが愉しむ装いはさて置き、大人だけの特権だったり、大人だからこそ見せられる、遊べる、色や素材の柔軟性は、相応の物を取り入れてこそ成し得られる、大切なファクターです。

今日取り上げた組み合わせのどれもが、大人らしさを纏う事の出来るお勧めばかりです。

これから冬のイベントシーズンに向けて、新しい発見と共に、色遊びも加えて今年を締めてみてはいかがでしょうか?


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