徐々に年末の世話しさが目立ち始めた今週。
街の中には様々な企業や往来の姿が目立ち、いつもとは違った往来が溢れています。
昨週末には県内外からギフトや冬の装い探しに訪れたと思われる人々の姿も多く見かけましたが、今週は各企業が大忙しの週となりそうな気配。
あっという間の一日、一週、そして一年、今日思い感じた事はすぐに手を付けておかなくては、またすぐに来年になってしまいそう、そんな思いに駆られる時期になりました。
さて、昨日のウィメンズのご提案には様々なお問合せを頂き、先入観を脱しようと顧客様方のお声を幾つも頂きました。
同様に男性へのご提案もとのお声を頂きましたので、今日は男性に向けた「ブラック」と「チャコールグレー」のご提案を幾つか取り上げてみます。
男性の装いに於いて、恐らく不可欠な色の一つとなるであろうチャコールグレー。
それはビジネスの世界では勿論、昨今のジャケット+パンツの組み合わせに於いても必須のカラーでもあります。
それらに加え昨年から当店が意欲的に推しているカラーがブラックなのですが、これらは色同士を単に組み合わせただけでは、聊か迫力不足に陥りやすいもの。
では何が必要かと言うと
素材の違いや凹凸など表情のあるもの
を選ぶ事が魅力的に見せる最たる近道です。
頭では解っていても実際実践しようと思うと、それらに見合う素材が手元になかったり、色が微妙に違ったりと、クローゼットの中に持っていると思っていたはずの物が「何か違う」と感じる事もしばしば。
そこでお勧めしたいのがWilliam Lockieのバスケット編のニットです。
William Lockieのこのニットは、お手持ちのグレーやブラックに合わせるだけで、表情が豊かに見えてくれる優れモノ。
スカーフやコットンのバンダナを挿しても、このニットの表情によって全てスポイルされてしまう程、この微細な編地は大きなメリットと成り得るのです。
ボトムスを同色のブラックで合わせても、このニットの特別感は際立ちます。
(ボトムスにはVIGANOのストレッチジャージー素材を合わせています)
(写真使用商品:ニット/William Lockie、ラウンジパンツ/VIGANO、ミニウォレット/Felisi、ベルト/Felisi、シューズ/Agnelli & Sons)
異素材によって作り出される効果はブラック一色の場合には更に突出します。
ニットの梳毛感、ストレッチジャージーの光沢感、レザーの微光沢や質感によって、その全てが同色のブラックでも、一つ一つが違う魅力を発します。
このWilliam Lockieのニットはホワイトもオーダーしていますが、ホワイトも同様に(同色でなくても)、異なる表情を作り出してくれる魅力があります。
それが例えジーンズでも違いを作ってくれます。
ブラックとチャコールグレーの色合いは同系色に近ければ近い程、シャープな印象を生みます。
逆にグレーのトーンが明るくなればなるほど、William Lockieのブラックではなくホワイトで組み合わせ頂くと、より確かな違いへと変わります。
当たり前に持っていたはずのグレーやブラックのアイテムも、物を選べば違った雰囲気を作り出す事が出来ます。
ベーシックと思しきものにも違いがある事をWilliam Lockieは常に教えてくれる存在でもあります。
是非一度お試しを。
そしてもう一つ、ブラックとチャコールグレーと共に抑えて於きたい鉄板の「ホワイト」があります。
それがSettefili Cashmereのクラシックニットポロシャツ。
以前もご紹介した事のあるこのポロシャツは、現在数多のブランドが輩出しているニットによるポロシャツを押し退け、非常に高品質さが際立つ一着として皆様にご紹介しています。
それは糸の撚りからコントロールする事が出来るSettefili Cashmereならではの魅力であり、その柔らかく心地良い編地は、テンションを掛け過ぎず編む事で作られる独特な風合い。
それでいて衿の作りはシャツ然としたディテールをシッカリと取り入れ、衿の形状や開きにもそれらは顕れています。
ブラックやチャコールグレーにホワイトを取り入れるとなると、在り来たりと言えばコットンのシャツか、或いはクルーネックなどのニットになろうかと思います。
このポロシャツはその両方を手に入れられる事に加え、先述のWilliam Lockieの様に、その高い品質が作り出す独特な表情が最たる魅力。
どんなに在り来たりな組み合わせをしても、Settefiliが持つ表情や、一目でそれ(高品質)と解る糸等、特に意識の高い人が目にすれば、それと映るほど魅力的です。
ブラックではなくネイビーであったとしても、その魅力はプンプンと漂わせます。
(写真使用商品:ジャケット/Santaniello、ポロシャツ/Settefili Cashmere、ストール/Botto Giuseppe、シューズ/Agnelli & Sons)
装いに次々アイテムを盛っても(足しても)、その質の高さは埋もれる事がありません。
一般的にブラック、チャコールグレー、ホワイトの3色は、誰もが持っているであろうカラーですが、意外なほど、飽きずに長く持っている物、少ないのではないでしょうか?
長く愛そうと思えば、それらは質を追いかけ、質を追いかければ、思い切りも必要になります。
今シーズン当店に揃ったブラックやホワイトには、そんな不変な魅力あるものが多数揃っています。
今年最後の締めくくりとして、ベーシックアイテムを買い替える予定の方、或いは自分へ栄養(ご褒美)を与えたいと言う方は、是非店頭でお試し下さいね。
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