IL MARE JOURNAL

Il Mare Official Blog | イルマーレ公式ブログ

June 2024

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梅雨入りがようやく宣言され、昨年同様、夏の到来が半月ほど遅れそうな今年の夏。
6月も終わりに近づこうと言うのに「まだこんなに暑いの?」と言うほど暑い毎日が続いた今週。

道沿いの紫陽花も暑さに聊か項垂れている様子。
この暑さも明日以降は一時的に少し落ち着きそうですね。

今週は暑さの影響もあって、リネン製品へのお問い合わせが続きました。
やっぱり夏の暑さに対処しつつ、爽やかさを維持するにはリネン素材は必須の存在。

リネンと一口に言っても、様々な品質や表現方法がありますが、大人らしさやクリーンな印象を与えてくれるBARBAのリネンは格別。

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単色だからこそ映える素材の特徴。
きめ細かな強撚の麻糸は美しく艶を纏い、ザラツキ感も皆無。

通気性や吸湿性も含めて、高品質なリネン素材はまさに理にかなっているのです。

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この爽やかさに合わせたいil Sandalo of Capriのトゥリングサンダルは、足から涼しさを与えてくれる必需品。

スウェードの柔らかなタッチと肌に優しい心地良さが魅力の一足は、トゥリングをしているように見せてくれる大きなビジューが魅力的。

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色もさることながら、女性らしさ、大人らしさ、そして心地良さ、夏に求められる多くの我儘を叶えてくれる、これら2つのアイテムは、これから始まる長い夏を乗り越えるのに最適。

梅雨を境に、グッと暑さが増すで在ろう7月に向けて、是非夏の装いづくりを考えてみませんか?







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暑い日が続き、もはや夏が始まっている感じすら受ける今週末。

こんな日は冷たい飲み物で潤しつつ、涼しいお部屋でまったりしたいものです。

服装も(着ている)本人が爽やかであることは勿論ですが、こうして暑さが続くと”見ている人”の目にも爽やかさが伝わる装いでありたいですよね。

夏=白やブルー、のように清涼感の伝わる色が鉄板ですが、意外と”ラテカラー”も、人の目に爽やかに伝わる色だったりします。

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Agnelli & Sonsのコントラストローファーはまさにラテカラー。

シャラーダ社のオッターの淡いグレージュと、マストロット社のアドリアのホワイトを組み合わせた、穏やかで爽やかさのあるコントラストは、今がまさにトップシーズンな色合わせ。

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トップスは接触冷感の高いフィルマー社のアイスコットンを使ったAlessandro Luppiのクルーネック、ボトムスはDevoreのシアサッカーで合わせれば、全体が爽やかに見えて、着ている本人も涼しい組み合わせに。

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「腕や足を出せば涼しい」のは勿論なのですが、歳を重ねるごとに清潔感と共に大切にしたいのが端正に見える装い。

そこにはTシャツにショートパンツなオジサン臭さはありません。

暑いからこそ、特化された素材を選ぶ

ことで清潔感と暑さ対策は保たれます。

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全体を締める役割を担う上で大切なのが、やっぱり足元。

Agnelli & Sonsのコントラストのローファーは、その日の存在感を一気に爽やかに、そして清潔感タップリに仕上げてくれる存在です。

「暑いな~、何着れば良いんだろう~」とお嘆きの方がいらしたら、是非参考にしてみて下さい✨






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夏の夕立のような夕刻を迎えている6月中旬。
もはや梅雨を超えて、一気に夏になったのでは?と感じさせる毎日が続いています。

真夏と違って、夕方には涼しい風がそよぎ、とても過ごしやすいのですが、日中の暑さを考えると、もうすでに夏はすぐそこまで来ていることを知らされます。

さて、そんな中、一足早く秋展開の予定だったR.C.A.Fの新作が到着しております。

とはいってもシューズゆえ、季節感が無いと言えば無いのですが、今回はR.C.A.Fの拘りがモリモリに詰め込まれた一足をご紹介します。

もともと拘りの強さが半端じゃないR.C.A.F。
前回のミリタリースニーカー同様、今回オーダーした”フレンチローファー”も並々ならぬ拘りが詰め込まれています。

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今回当店がオーダーしたフレンチローファーは、ベースに1960年代のフランスのヴィンテージのローファーの木型を現代的にモディファイしたものが使われています。

60年代のフランスと言えば、ハイブランドファッションが脚光を浴びた時代でもありますが、意外にも若者たちからは批判が起き、個性を極めるファッションを求める人たちが増える反面、なぜか”ジーンズ”が浸透したという、ねじれ現象が起きていた時代。

そんな背景も含めて、当時からフランスのファッションは個性を大事にしていることが根底にあることが判ります。

フランスのBCBG(グッドスタイル、グッドクラスの意味)に代表されるフランスの上流階級を背景にしたシックでコンサバティブなファッション、フランス流プレッピーはジーンズ抜きに語れないスタイルですが、そこにあるのがローファーであり、アメリカでもヨーロッパでもローファーは欠かせないアイテムの一つ。

この背景を頭に描きながら、このR.C.A.Fのローファーを見ると、非常にイメージしやすいと思います。

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今回オーダーしたローファーに当店が採用したのは、2つのタナリーの革。

ブラック、コニャック系の2色共に共通しているのは、ソール材とライニング材のみで、アッパーはそれぞれの趣を大切にしたものを使用しています。

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ブラックのアッパーは、ドイツの名門タンナー”WEIN HEIMER”(ワインハイマー)の”G-BOX”(カーフの名称)。

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WEIN HEIMERは、170年以上の歴史を持つヨーロッパ最大規模の老舗タンナーであったカールフロイデンベルグ社の技術、製法、職人たちを引き継いで設立された名門。

そのWEIN HEIMERのG-BOXと言うカーフは、ブラックのみしか作らないという拘りようで、このカーフは世界最高峰のボックスカーフとして世界中に知られています。

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そしてライニングはフランスの名門タンナーであるDU PUY(デュプイ)社製の物を使用。
アッパーに使われる革として広く知られるDU PUYですが、ライニングに抜群の吸湿性と柔らかく滑らかな肌触りが特徴。

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そして今回のローファーに共通して採用されているアウトソールが、OAK BARK(オーク・バーク・ベンズ)の革底。

最高級の革底材として知られるOAK BARKは、名の通り”樫の樹皮”(OAK BARK)から風出されるタンニンのみで鞣されている革で、非常に時間と労力を伴う古典的な工程によって作られる為、ヨーロッパ広しといえどもごく限られたタンナーでしか行われていません。

この製法によって作られる底材は、繊維が詰まっており、耐久性が高く、長時間かけて鞣されることでタンニンの結合が強く、水分を含んでも変形し辛く、ひび割れもし辛いという特徴を持っています。

その反面、耐久性のハリやコシが有りながら、履き込むごとに柔らかさを増し、OAK BARK特有の滑らかな屈曲性を生み出すという側面も持っています。

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材料だけではなく、細部のディテールにも拘りがあり、この写真で見ると分かるように、履き口の内側が外側に比べて高く作られているのですが、この形状によって、”甲の部分に寄るシワが綺麗に出やすくなる”と言うメリットを生み出しています。

良質な素材の靴は、シワの寄り方も違いを見ることが多いのですが、このローファーもまた同様の美しいシワの寄り方が出るようになるということです。

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その他にも拝みモカ(縫い)は極微な凹凸にとどめられ、全体的にクリーンな印象を与えると共に、このローファーの形状をよりフレンチなエッセンスに見せることにも寄与しています。

実際に履いてみると、アッパー(サドルは縫い付け)のサポート性が高く、足を包み込むような履き心地ですが、インソールの沈み込みが進むにつれて、徐々に足の形に変わりゆくことを実感します。

60年代当時の木型をもとに、現代的なリファインを加えられているところも、足を入れることで感じます。

そしてコニャック系カラーの方

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如何にもブレザーやグレーのトラウザーズが似合いそうな美しいコニャック系カラーですが、こちらはイタリアのタンナーIL CIA(イルチア)社のSETANILを採用。

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1930年代から続くIL CIA、イタリアンカーフの代名詞と呼ばれるボックスカーフが、このSETANILです。

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厳選を重ねた上質な原皮のみから作られる、非常に肌目が美しくハリのあるカーフが特徴です。

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IL CIAらしい僅かな革色の濃淡があったり、とにかく革その物の表情が艶やかで美しく、この色との相性も抜群によい革です。

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私達の中で、ブラック、そしてコニャックの二つのカラーは、フレンチローファーとして欠かせない2色で、どちらもフレンチシックを気取るには欠かせない色。

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いずれも最高峰の革を使い、そしてR.C.A.Fらしい細部のディテールや拘りが満載の、言わば玄人的魅力を持つローファーたち。

ヨーロッパを中心に多くの原料や資材が高騰を続ける中、こうした高品質な素材を集めて作り上げられたR.C.A.Fの新作は、もはやコストパフォーマンス抜群と言わざるを得ません。

年間を通じて出番の多い2色のローファー、もはや2色買いも辞さないほどのお勧めです。
長く履き続けながら、風合いを楽しみ、装いを楽しむ。
人生を共に生きる一足として、是非試してみてはいかがでしょうか。





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「梅雨はどこへ?」

好天が続く6月。
週が明け、今週は蒸し暑さも感じるほどの天気に。

季節的に夏が近づくと「さて何を着よう、何を買おう?」と思う機会も増えるもの。
普段お仕事でジャケットを着用する方、或いは通勤の方にとって、日々の装いをガラリと変えるのは、聊か障壁も有りますね。

そこで今日はMUNGAIの新作スクエアをお勧め。

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ハンドロール含め手作業で設えられるMUNGAIのスクエアは、レースのトリミングの物が特に有名ですが、中には素材の特徴を生かした、こんな生地も有ります。

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今回当店がこだわったのは、コストパフォーマンスに優れ、存在感があること。

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いずれも大き目の綾が綺麗なリネンのスクエアですが、為替や原材料高騰が叫ばれる中、スクエアも例外ではありません。

特にスクエアが便利なのが、日々の装いに挿すだけで雰囲気が変わったり、またギフトとしても(差し支えなく)喜ばれるものであること。

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余り押しが強くない方がいい、と言う方には(ほぼブラックに見えますが)ダークネイビーのスクエアを。

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押しが強くない分、同系色の中に取り入れると華やかさが増す特徴があります。

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もっと自然に挿しておきたい、と言う方にはベージュ。

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人肌に近い色合いゆえ、派手さはない物の、こちらもやはりダークトーンに挿すと印象が変わります。

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いやいや、もっと華やかさが欲しい、と言う方にはダークオレンジ。

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ベージュに比べて華やかさが増し、特にベージュやライトグレーなど、春夏に多い色合いに挿すと、極々自然な雰囲気で胸元を飾ることが出来ます。

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何と言ってもやっぱりスクエアは白でしょ、と言う方も多いと思いますが、この生地になるとホワイトにも凹凸感が生まれ、同じホワイトのスクエアでも見栄えが変わります。

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当店がオーダーしたサイズは、一般的な(小さ目な)物に比べて、やや大き目に作っている為、サッと無造作に入れても、それなりにフンワリ感が生まれます。

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どんなスタイルでもスクエア一つで雰囲気が変わるのが男性の装いのメリット。

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シーン別に挿すのも良し、日々のローテーションで揃えるのも良し

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今回のスクエアは、6,500円(+税)と言う抜群のコスト。

日々の装いに合わせて選んだり、また季節的にもお世話になった方への感謝のしるしとして差し上げたり、はたまたジューンブライドのお席に呼ばれた方は胸元に、と、実は6月は意外なほど、スクエアの用途は多いのです。(?)

勿論、従来のレースのトリミングの物がお好きと言う方は華やかさを盛ってお出掛けになるのも良し。

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最近では女性のお客様にもご購入いただいている、このレースのシリーズ。(写真のジャケットはウィメンズです)

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スカーフや衿元の巻物が暑く感じ始めるこれからの季節、華やかさを作りには最適なアイテムです。



季節の端境目に是非いかがでしょうか。



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ようやく夏を感じる気候に変わり、いよいよ夏物の出番と思わせてくれる週末。
お出掛けに、お洗濯にお散歩、何をするにも過ごしやすい気候になりました。

季節の変わり目の度、素材を考えて支度をし直すのが面倒、そんな中途半端な気候にも踏ん切りが付けられそうですが、今日は年間通じて使えるColony Clothingのパンツを取り上げてみました。

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一見するとデニム素材の様に見えるこの素材は、実はウール。
触るとザラっとした感触があるドライな素材で、視方を変えるとシャークスキンのような特殊な素材。

その実、シワにも強く、ゆとりのあるわたり幅など、風が通るのを感じ、春夏秋冬全ての季節で使える無敵な素材。

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デニムの様に見れば、ロウデニムの様に、トラウザーズの様に見れば、グレーのウールの様に、意外といろんなスタイルに合わせやすい特徴を持っています。

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ウエストがエラスティックバック、インタックと持ち出しの長いベルトレスが基本ディテールですが、何と言ってもシルエットのゆとりが心地良さを助けています。

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サマーダーク(色)が根付いた昨今、夏にこそダークカラーを着て、クールに見せるのはもはや鉄板。

この素材はそこにドライな雰囲気を加えてくれる(春夏には)最適な生地感かもしれませんね。

逆に秋冬にはウールのニットやブーツを合わせるだけで、生地の表情が生かされ、穿く度に色んなスタイルのアイディアが生まれそうな一本です。

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ジャケットと合わせても良し、Tシャツやデニムのトラッカージャケットと合わせても良し、オンオフ使い分けられる一本です。

便利です...。





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