
8月が近づき、いよいよ本格的な”日本の夏”らしい蒸し暑さが充満してきました。

時を同じくして、今私達の業種では展示会の真っ最中。

メンズの展示会が終わり、これからがウィメンズの主な展示会に移って行きます。
都内の暑さは地方のそれとは違った暑さですが、御洒落を楽しむことは一つの我慢でもあり、暑さ寒さだけじゃなく、「カッコいい服装」や「素敵な服装」を”魅せる”為には、時に我慢を強いられる時もあるのが私達世代でもあるかも知れません。
展示会へ赴くといつも感じるのは、街ゆく女性たちの立ち姿や装いが”見られること”をも意識させられるものであること。
地方が車社会であるのと同じように、都心では電車やバスなどの交通インフラが主な移動手段。
とかく”人から見られる”ことが多い分、御洒落にも人一倍気を使いたくなってしまうのもわかります。
逆に、地方では「車に乗ってしまえば…」的なドア・トゥ・ドアな生活が中心になる分、ホンの少しだけ御洒落に胡坐をかくことも少なくないとも言えます。
そこで、今日のblogで記したいのが「ちょっとした事で変わる”らしさ”」がテーマなのですが、実は当店にご来店のお客様の年齢層にとって、今後徐々に少なくなりつつあるのが
ヒールのある靴を履く機会
でして、これは身体的なものもあれば、服装の変化的なものもあったり、実に多種多様なのですが、特にお仕事をしている方にとっては欠かせない”ヒールのある靴”が、休日や普段の御洒落にどんなふうに取り入れられていくのかを考えると、「普段、仕事で履いている分、休み位はスニーカーやペタンコで過ごしたい」と思われる方も多いと思います。
ごもっともです。
ただ、ここで表現する「ヒールのある靴」は、いずれも高いヒールを指すわけではなく、それが2㎝であろうと、3㎝であろうと、7㎝、8㎝と、どんな高さでも「ヒールのある靴」としています。
昨年から当店で推しているパンツの”フルレングス”化。
このフルレングス(丈)推しに伴い、必要になって来るのがヒールのある靴たち。
(現在50代の方が)かつてして来たように、ヒールを覆う程の長さのフルレングスのパンツを今再び履く事で、脚の長さやスリムな見た目を助け、また昨今のボリューミーなトップスやアウター、ボトムスとの相性も、よりよく見えることが目的でもあります。
話は前後しますが、当店では以下の事をご来店の皆様に、ご案内している事が多く在ります。
1)細身のパンツは丈を短めにする
2)太目のパンツは丈を長めにする
御洒落はロジックではないので、こうしたアドバイスは本来したくないのが本音ですが、多くの場合、丈のバランスに対して(少なくとも)合わない靴の選択をしている姿が見られます。

1の細身のパンツの場合には、丈を短くすることで、靴の選択肢が広がります。
例えばローカット、ハイカットなどスニーカー、サンダル、パンプス、フラットな靴などが、とても合わせ易いバランスになります。

2の太幅のパンツの場合にはヒールの高さの分だけ脚を長く見せる事が出来る上、特にこれから秋冬を迎える季節には、コートなど丈長のアウターとのバランスも作り易くなるなどメリットも多く在ります。

ここで誤解してはならないのが「脚を長く見せたいから高いヒールを履く」のではなく、あくまでもバランスが良く見えるようにレングスを長く履くので、ヒールの高さは「自分の好みの高さ」で良い訳です。
比べると一目瞭然ですが、誰もがファーストチョイスで丈を決められるわけではないので、昨年以降当店では、太目の幅のパンツの場合は、「とりあえず長めにカットする」事を進めています。

一つ例外と言えるのが、シガレットパンツの様な「細身でストレートなシルエットは、どちらの仲間に入るの?」と言うもので、シガレットタイプのパンツは、履く人の腿のピッタリ加減を見て、判断しています。
一人一人、体形体格が違うので、スポーツをしていらした方などにとっては腿にゆとりを持たせてサイズ選びをする方もいますし、逆にやせ型の方にとってはピッタリ目のサイズ選びをする方もいます。
そんな時は、腿がぴったりする時には丈を短めに、腿にゆとりがある時には長めにカットする事で、とてもバランスが良く見えるようになります。
そしてもう一つの例外として「ジーンズのロールアップの場合は?」と言うものがあります。
これも前述同様、腿のぴったり加減で判断する事が出来ます。
ゆとりのあるジーンズ(太めのストレート)の場合にはロールアップして丈を短くすることでヒールのある靴がバランスよく見せてくれる”キモ”になります。
それが2㎝であれ、8㎝であれ、です。
更に太目のジーンズの場合にはフルレングスで履く選択もありますが、フルレングスで履きたい時には、トングサンダルやスリップタイプのサンダルなどを合わせることで、「太さを活かす」バランスが作り易くなります。
但し、かなりカジュアルなスタイルに相当するので、御洒落の種類で判断したい部分でもあります。
(かなりカジュアルなスタイルを好まない女性もいらっしゃるので)
ちょっとした事、ちょっとした工夫だけですが、当店に古くからお越しのお客様には、こうした小さな、些細な部分を「その方の体型を見ながら」判断したり、お勧めをするようにしています。
もっと細かな点では、人によって踝(くるぶし)の位置も違うので、パンツが綺麗に見える丈、女性らしく見える丈をお勧めしたりする事も多く在ります。

誰もが、美しく、綺麗に在りたいと願うのが女性ですが、御洒落の小さな工夫で変わる”らしさ”は、ヒールの高さ云々ではなく、ヒールのある靴を選ぶことで大抵の場合解決されます。
フラットパンプスでも、ヒールは1㎝ありますので、勿論フラットパンプスも私達の中では「ヒールのある靴」になります。

またジェンダーレスになってきている女性の服装の中で、特にメンズのボトムスを”敢えて”選ぶ方も少なくありませんが、これも同様の考え方で対処できます。

女性にとってのパンツ選びは、トレンドとは無縁で選ぶ時に、最も大切なのがこうした”レングス”の決定。
余り自信がない時には、「とりあえず長めにしておく」、「その後で切ればいい」ともお伝えしています。
これから秋冬シーズンを前に、特にレングスが全体のバランスを左右する切っ掛けになる装いも増えて来ると思いますので、御洒落をして「かっこよく」「素敵に」在りたいと願う方は、是非参考にしてみて下さい。

また当店ではロングスカート等にはフラットなソールのものを良くお勧めしています。
サンダルであれ、スニーカーであれ、”ロングスカート”と言う、誰もが脚長効果を生む事が出来る武器がある以上、靴にヒールを求めなくても、御洒落は完成しやすいのですね。
勿論、ヒールのある物を加えて、より美しく、より女性らしく、凛とした装いに仕上げるのは最早言わずもがな。
御洒落を楽しむ、御洒落を素敵に見せる上で欠かせない
ちょっとした事で変わる”らしさ”
は、意外と見落とされがちな”バランス”にあると言うのが、今日のblogの結論でした。
是非皆様ご参考に。
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