しばらく心地良い毎日が続いていたと思った途端、蒸し暑さに包まれる事に。
いよいよ夏が本格的に近付いてきている事を感じさせる真夏の様相を感じる一日でした。
暑さが増すと少しずつ装いに『心地良さ』を求める機会も増えると思うのですが、男性にとってただただ心地良さを求めるだけでは御洒落は置き去りになりますよね。
特に夏はショーツを多用する方も多い我々世代にとって、トップスはバランスを考えてもロングスリーブ(ニットやシャツ、プルオーバー)を取り入れる方も多いと思います。
そこで今日取り上げるのは、イタリアの老舗カミチェリアの一つCORDONE1956(コルドネ)の高品質なプルオーバー。
CORDONE1956は、イタリア、ミラノに拠点を置き、常に顧客の為の一着を、無数にある衿型やパーツのディテールを組み合わせ、更にハンドメイドによって作りだす至極のシャツメーカー。
彼らのシャツは、世界各国に顧客を持ち、世界で最もハイクォリティーな男性誌THE RAKEでも度々取り上げられています。
そのCORDONEの魅力は何と言っても妥協のない素材への拘りと、手縫いを駆使した様々なディテールと作り。
このプルオーバーもその一つで、ベースとなるのはセミワイドの衿を使ったシンプルなプルオーバー型ですが、何より素晴らしいのは、その素材。
マーセライズ加工された綿糸をフレスコ(メッシュ)状に編み上げた物を使っており、その素材特性によって、まるで化繊が混紡されているかの様に、高い伸縮性を持っています。
それらを熟練の職人たちが丁寧に縫い上げる事によって、非常に優れた着心地を作りだしています。
衿とカフ(袖)には軽い芯地を用い(衿はカラーステイもあります)、紳士的な装いに必要な凛とした姿が保たれます。
今回は前出のセミワイドのモデルと、この幅広のワイドスプレットの2種類が揃っています。
(他にもリネン素材のシャツも店頭にご用意があります)
何れも素材の心地良さは極上で、コットン100%で在る事が信じられないような心地良さ。
更に素材の特性の一つとして、吸湿速乾性が高く、まさに夏の装いとして二つと無い仕上がりを適えてくれる一着です。
細部のディテールは紐解く事に魅力を発見する事が出来ますが、今回のプルオーバーでは、特に前立ての縫製と袖内側、袖の剣ポロのカンヌキなどに手縫いを施しています。
前立て部分の手縫いは、対面する人の目に「手仕事」を訴える無言のディテールとして、このシャツの持つ魅力の一つを「モノ言わぬ言葉」として顕してくれます。
シャツの魅力の感じ方は人それぞれですが、それらすべてに共通するのは、どれだけ職人の手によって丹念に縫い上げられたかと言う、所謂人の温もりを感じる事が出来るかどうかが含まれていると思います。
袖のいせ込みもご覧の通り、実に丁寧に行われています。
まだまだイタリアには数えきれない程、人知れず作られているカミチェリアが存在しています。
CORDONEもまた得意分野を武器に、世界中の人々に高品質なシャツを提供し続けています。
(実際にはCORDONEが持つ各パーツには寸法単位で設定できる緻密なオーダーが在ります)
こうしてCORDONEのプルオーバーは、品質も最高、作りも丁寧、そして何より大人を自負する我々世代が求める全ての要素を適えてくれる類稀な存在で在る事が窺えると思います。
心地良く、そして作りも良く、この上ない着心地を是非CORDONEで味わってみて下さい。
きっと「気付けばCORDONEばかりを着ていた」なんて言う日が来るかも知れませんね。
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