依然冷たい空気に包まれている長野地方。
今日も寒さを覚えずには居られない一日になりました。
想像以上の影響を与えている今回のウィルス対策。
政府による不要不急の外出自粛、学校などへの休校要請などによって、街中には週末の賑わいがいつもより少ないように感じられます。
一国民、一市民として言いたい事は山ほどありますが、現場への影響を省みず簡単に口にしてしまう現在の行政には聊か不信も噴出するのは致し方ない気もします。
特に経済を支えている多くの企業にとって、(休校を含む)外出の自粛は、仕事に従事する男性女性、或いは世の母親たちに於いても影響し、単に仕事の能率や生産性が上がらないだけでなく、全てに於いて停滞を生みかねない、そんな現状がこれから散見しそうです。
昨年の自然災害以降、増税に付随する対策不振、そして今回の初動の遅れが指摘される疾病対策、果たして現在の政治家たちにとって国民の思いは感じられているのでしょうか。
思い出されるのが昨年の台風の被害。
行政よりも先に動き始めたのは個人や市民団体でした。
今回のウィルスへの対応も熟慮された対処方法がとられていれば、現在の状況よりは幾分ましだったと言えます。
全ては結果論ですが、机上の空論を振りかざす政府と、振り回される国民。
国民が選挙を通じて選んだ現在の政府ですが、最近の後手に回る余りある行動は、もはや国民は税収を得る為だけの国畜とでも言わんばかりに感じられても仕方無い気もしました。
別れと出会いの季節でもある2月、3月は、多くの人、多くの子供たちにとっても楽しみや希望にあふれる季節です。
スポーツ、旅行、新たな生活、全ての出来事に想像以上の大きな影響を与えているこの度のウィルス騒動。
一日でも早く、全てが良い方向へ進んでくれる事、そして一日でも早く改善方法が見つかってくれる事を祈るばかりです。
時事はこれ位にして、今日も新しい商品の入荷が御座いましたので、一部をご紹介です。
春が近づくと鮮やかな色やパステルカラーなど「色モノ」に目が留まりやすくなりますね。
対して、グレーやベージュの様なペールトーンは、秋冬のそれとは違い、どこか軽さを感じさせるものが増えて来ます。
それは素材であったり、微妙な色のトーンであったり、同じペールトーンなのに何かが違うと感じさせるから不思議です。
今日はそんなペールトーンに的を絞った二つのアイテムをピックアップしました。
元々ペールトーンは女性にとって、穏やかで物静かな印象を与えてくれる色でもあり、またそれらを身に着けると、どこか落ち着きと共に嫋やかな印象を与えてくれます。
それらは洋服だけに留まらずバッグやシューズなど革製品に於いても同様です。
今日入荷したこのシャープさとフェミニンさを併せ持つユーティリティトートは、イタリア、ナポリのメーカー『Andrea Cardone』(アンドレア・カルドネ)の物。
昨秋も人気だったこのブランドは、昨日ご紹介させていただたMarco MasiやLaura di Maggioの様に、高い技術とコストパフォーマンスを武器に多くのラインナップを世界に送り出しています。
Andrea Cardoneはイタリア、ナポリを拠点に50年以上もの間、革製品を作り続けるブランド。
歴史と先進性が融合された様々なデザインは世界各国にその魅力を広げています。
このブランドの魅力の一つに優れたデザインが数多く揃う点があります。
その中から当店が選んだのが前出のトートバッグ。
とても柔らかくしなやかなシュリンクレザーを素材に、最もユーティリティ性の高い横長のトートバッグに仕上げ、ハンドルは肩掛けが可能な長さに、そして何よりシンプルなこのトートバッグにシャープな表情を与えてくれるのが平天のスタッズです。
スタッズと聞いてハードな趣を連想する方も少なくありませんが、平天のスタッズにはむしろ表情を作る上では優しく、そして違和感のないアイキャッチ的な魅力しかありません。
このスタッズが、ベースカラーに使われているAntique Pinkと名付けられた淡いピンクベージュの色合いを調和し、シャープさとフェミニンさの両方が共存する物に仕上下ています。
また両サイドに伸びるスナップ式のストラップは、両サイド同士を留める事によって形を変え、荷物の量などによって中身の散乱を防ぐ役割も担っています。
横長から、やや正方形に近い状態になり、ほんのりコンパクトな形に変わります。
またトートバッグのデメリットの一つでもある荷物の散乱を防ぐべく、専用のポーチも付属。
このポーチの素材は、本体のライニングにも使用されている起毛質のファブリックと似せた生地を使っている為、トートバッグの中身がバラバラに見える事が在りません。
こうしたチョットした事なのですが、女心を解っている作りもまたAndrea Cardoneの魅力の一つかも知れませんね。
オンからオフまで存分に使える新たなバッグ。
季節の変わり目に揃えてみてはいかがでしょう。
そしてもう一つのペールトーンは、こちら『CORSO ROMA.9』(コルソ・ローマ・ノーヴェ)のクロスストラップサンダルです。
このブランドについては、もはや説明不要ですね?
これまで某有名ブランドたちのOEMを手掛けていたシューメーカーでもあり、近年は独自の創造によるコンサバティブで、女性らしい足元を質の高い作りで届けるイタリアのブランドです。
実は今回オーダーしたサンダルは、当店では過去に何度かオーダーをしてきた人気のある形。
ヒールの高さが8㎝超であることを全く感じさせない、安定感のあるセットバックヒールは縦横どちらから見ても太さを感じさせる事が無く、それでいて革質の柔らかさによって歩き易さも併せ持つモデルです。
今回のモデルでは甲のストラップを一文字ではなくクロスしたタイプを採用し、ヌーディーな足元を作るTortola(トルトラ:伊語で野鳩を意味します)カラーをより女性らしく見せています。
革質の柔らかさは、とにかく柔らかな感触と足に添って馴染みやすそうな物で在る事が直ぐに伝わるほど。
またこのサンダルの人気の理由は、足首をホールドするストラップが、それぞれエラスティックを取り入れる事によって足の動きにフレキシブルに着いてくる事。
踵側のエラスティックは、柔らかな革をより自然に腱に添わせ、インサイドの付け根にあるエラスティックは、それらを自在に伸縮させるなど、サンダルのデメリットである脱げやすい状態を極力排しています。
女性にとってヒールのあるサンダルは、春夏の女性らしさを演出する上で、よりオンナっぽさを作り、また日常的な装いでも素敵に魅せてくれる、まさに女性だけの特権的存在。
今回のスウェード、そしてトルトラと言う穏やかなペールトーンによって、派手な女性らしさではなく、『嫋やかな女性らしさ』を作り出してくれるお勧めの一足になりました。
常に女性の足元や手元には、同じ物ではなく、多くのバリエーションが無くてはなりません。
男性には理解し難いものでも、どれだけミニマリズムが叫ばれても、女性にとってのバッグと靴への情熱は絶える事が無いのです。
否、絶えてはならない物なのです。
この記事をご覧になられている諸兄の中に
「靴(或いはバッグ)なんて幾つも持っているだろう?」
とか
「足(或いは手)は二つしかないんだよ?」
などと口走っている方が居たら、それはナンセンスです。
身近にいる女性が素敵に着飾っていたり、魅力的にオシャレをしていたら、パートナーであるご自身も嬉しいはずです。
これを機に、近い春のプレゼントとして差し上げてみても良いのでは?
と、このように今日は脱線も致しましたがペールトーンのお勧め2つをご紹介させて頂きました。
色は季節で語るものではなく、個性へと変えるものです。
この春のペールトーンを、是非皆様の個性に変えてみて下さい。
1-3-11 minamichitose nagano 380-0823
call 026-219-3750
mail info@ilmare-online.jp
【営業日のお知らせ】
いつも当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
当店は基本的に不定休となっております。
その為、店休日が不規則となります為、ホームページ、或いはOnline Storeトップページにて、ご確認の上ご利用下さい。
【3月の店休予定日】
3月5日、12日、18日、26日
オンラインストアのご利用の場合も18時以降の御注文につきましては翌日のご対応とさせていただきます。
(※事情により店休日が変則的になる恐れが御座います。 予めご了承下さいます様お願い申し上げます。)
※木曜・日曜・祝祭日は19時閉店
【オンラインストアをご利用のお客様へ】
店休日前日・当日でのご注文の場合、発送業務が翌営業日となります。
お急ぎの場合は、ご注文時に備考欄へその旨をお記し下さいませ。
COPYRIGHT (C) 2012-18 ALLURE CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED