IL MARE JOURNAL

Il Mare Official Blog | イルマーレ公式ブログ

August 2018

IMG_9717
台風の迷走によって各地でおかしな天気が続いている今週。
私達の住む長野地方はフェーン現象の影響か、猛暑が続く毎日となっています。

深夜の涼しさは幾分秋のそれを感じさせるものになり始めましたが、日中の暑さとの気温差は広がるばかり。
その影響からか、店頭にも今シーズン最後のセールをご覧に訪れる方も少なく在りません。

そんな残暑と共に晩夏の進む装い充実に欠かせないアイテムが到着を始めています。

levi's_history001
かつて労働者の為に生まれた作業着をルーツに、世界の全てのジーンズの原点であり、世界で初めてジーンズを生んだブランド、『LEVI'S』。

今やジーンズは第二の皮膚と言っても過言ではない程、その存在を知らない人も、穿いた事の無い人もいないであろう『ジーンズ』。

IMG_0091
その全ての原点であるLEVI'Sは、これまでも様々な販売チャンネルやカテゴリーによって多くの人の目に触れて来ました。
然しLEVI'Sの新たな変革期を迎えようとしている今、それらは限定されたチャンネル、統一されたカテゴライズによって、古くも新しい姿へと変わりつつ在ります。
(※当店は正規代理店商品を販売しております)

世代の枠を超え、改めて再認識され始めているLEVI'Sは、その取り入れ方にも異なる装いがあり、またどんな装いの中心にも在る存在。

今年から新たに当店のラインナップに加わるLEVI'Sも定番を中心に様々な切り口を用意していますが、今回初めに到着したのが定番で名品である501®を基本に、レングスを短く仕上げた(ある意味日本人には丁度良い)モデルと、同じく定番的存在でもあるデニム素材のウエスタンシャツ。

IMG_0104
501®と言えども、そのディテールは年々変化を続け、様々な魅力を持つ物に進化を遂げて来ました。
世界大戦時代のそれから始まり、ジーンズフリークにとっては細分化された細かな品番で呼び合うなど、それらは最早マニアの世界に。

当店の女性にとって、それらは余り関係ないのですが、兎にも角にも今時をカッコよくスタイル出来るジーンズが最優先。

IMG_0089
このモデルもまたこれまで扱ったどんなジーンズとも似て非なるものであり、古き良き時代の「デニム」素材の感触やオンスを体感出来る物の一つである事は言うまでも在りません。

IMG_0106
今日ハイライズと称される呼び名も、元はと言えば501®の時代にはレギュラーポジションだったもの。
つまり、このジーンズもまたハイライズと取られる方も多いのかも知れませんが、それはサイズの選択次第で如何様にも成り得るのです。

IMG_0100
股上の下を余らせるように履けるサイズを選べば、それらはスラウチーなシルエットに、またフィット感を求めれば、それらはハイライズとして使える事になります。

これは最早どんなジーンズも同様の事が言えますね。
むしろ当店のお客様にとって、この説明は不要の定石。

IMG_0103
今回のモデルではクロップドレングスと共に、膝へのリップ(裂き)を与え、コットン100%のデニム生地で無ければ味わえない独特な重みのあるダメージと、丹念にストーンウォッシュされた生地の色合いが501®独特の味わいを作り出しています。

IMG_0099
先ずは現代に甦る501®が、どんなシルエットになるのか、またどんな生地に触れられるのかを確かめてみて頂きたい一本です。

IMG_0093
同じく古くからラインナップされているデニム素材のウエスタンシャツも、このモデルでは裾の三巻(タタキ部分)を解いた仕様を採用。

IMG_0096
何てこと無い仕様も、デニム生地独特の色や味わいは、他では感じる事の出来ない魅力と、この三巻解きによって作られる全体への軽快感やスタイルの愉しみ方はこのシャツならではと言えそうです。

IMG_0091
絞り過ぎる事の無い適度なシェイプはCLASSIC FITとして女性のシャツに適用されています。

IMG_0134
上下デニム素材のスタイルも、この揃った色合いならでは愉しめる組み合わせ。

IMG_0135
飾りもシンプルに、パンプスだけを加える事で昇華する

デニムのセットアップスタイル

当たり前の組み合わせにも、KING of JEANSの息遣いを感じさせる魅力が在りますね。

IMG_0090_1
これまで世に送り出されて来た多くのジーンズも、原点はLEVI'S。
ジーンズの象徴でもあるLEVI'S再考を是非この機会に味わってみては如何でしょうか。

我々世代にとって

"THE JEANS"

こそLEVI'Sです。


1-3-11 minamichitose nagano 380-0823
call 026-219-3750
mail 
info@ilmare-online.jp



【営業日のお知らせ】
いつも当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
当店は基本的に不定休となっております。
その為、店休日が不規則となります為、
ホームページ、或いはOnline Storeトップページにて、ご確認の上ご利用下さい。

【8月・9月の店休日】
8月28日、9月6日
(※展示会などの為、店休日が変則的になる恐れが御座います。 予めご了承下さいます様お願い申し上げます。)
※木曜・日曜・祝祭日は19時閉店

【オンラインストアをご利用のお客様へ】
店休日前日・当日でのご注文の場合、発送業務が翌営業日となります。
お急ぎの場合は、ご注文時に備考欄へその旨をお記し下さいませ。


COPYRIGHT (C) 2012-18 ALLURE CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED



昼夜の気温差が広がり、今日も日中は汗ばむ程の陽気に包まれました。
これも台風の影響なのでしょうね。

とは言え、夜はこれまでとは違い涼しさを帯びて来ました。
こうして徐々に秋の到来を感じさせる晩夏ですね。

さて、一年を通じて最も出番が多いのがストール、それもエアリーなカシミアはどんな物にも勝る存在です。
冷房対策は勿論、秋から春まで継続的に使えるカシミアは、シーズンレスな素材と言っても過言では在りません。

そんな通年のフレキシブルアイテムの筆頭格であるPin 1876のストールが今年も到着しました。

top_slide_banner_Pin1876_002
Pin 1876の母体である『Botto Giuseppe』は、元々ファブリックメーカーとして名高い企業でもあり、その品質はイタリア、ビエラ地方で糸の選択から撚りまで、全てのオペレーションをコントロール出来る数少ないメーカーの一つです。

その恩恵を受けるPin 1876のストールは、糸の色、撚り、加工、洗いなど、形と共に多くの仕様を展開する事が出来る為、品質の評価は勿論、その高いコストパフォーマンスも魅力の一つになっています。

元はエルメスやルイ・ヴィトン、サルティなどのストールも手掛けるメーカーゆえ、その品質は折り紙付きです。

昨秋の展開時にはあっという間に完売してしまったバイアスストールも、今回は微妙な色の濃淡で揃え、またベーシックな長方形のストール等も揃えました。

IMG_9611_1
最も使い易く、どんなスタイルにも取り入れ易い長方形のタイプは、このブランドの特徴でもある『動きのあるヘムライン』によって、まるで波打つ様に、しなやかな縁取りを見せます。

IMG_9610
このモデルでは洗いを加えず、糸その物の魅力を感じて頂くべく、メランジの糸を使用し風合いを作り出しています。

IMG_9616
ブランドの特徴でもある

『空気を纏う感覚』

は、加工の有無を問わず健在で、軽く、そして空気を含み暖かさを得る、カシミア独特の魅力が備わっています。

IMG_9636_1
また昨年も人気の高かったバイアス(菱形)のタイプも5色を揃えています。
元々数十色に及ぶ色の展開が在るPin 1876は、同系色の中だけでも、一見しただけでは解らない程の色の違いが揃えられており、単に一色と捉えようものなら、実際色の違いが(陽光の下、電灯の下など)分かる程、その色の染め方は絶妙にして繊細です。

IMG_9620
今回バイアスタイプでは、ミッドナイトブルー、グレーベージュ、ライトグレー、ライトブラウン、ホワイトの"使い易い"色合いを中心にオーダーしました。

IMG_9636
その日の装いに合わせ易く、またバイアスでは『洗いが掛けられる』為、その風合いはよりエアリーで、

日常的に使えるカシミア

として身近になっています。

IMG_9631
昨年、ご購入が叶った方も、叶わなかった方も、今回の色合いには独特の味わいを感じて頂けると思います。

IMG_9623
男性、女性を問わず使い易いバイアスタイプは、首に一巻きするだけでサマになる、とても便利なアイテム。

IMG_9626
冬を待たずして、TEEシャツに巻いて愉しみたい、そんな声も聞こえて来ます。

IMG_9624
今回のラインナップは、どの色も魅力的です。

IMG_9632
強いてお勧めするならば、カシミアのホワイトは中々お目に掛かれないもの。
脱色をして作られるホワイトは比較的、生成り寄りになり易いのですが、今回のホワイトはまさにピュアホワイト。

それらに洗いを加えている事で風合いはカジュアルにも見え、より汚れを気にせず使える日常的なホワイトが手に入ります。

どの色も魅力たっぷりですが、男性から女性へ、女性から男性へのギフトとしてもお勧めのPin 1876。
昨年同様、今年も早期完売が予想されます。

是非今年も早めのご用意をお勧め致します♪


1-3-11 minamichitose nagano 380-0823
call 026-219-3750
mail 
info@ilmare-online.jp



【営業日のお知らせ】
いつも当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
当店は基本的に不定休となっております。
その為、店休日が不規則となります為、
ホームページ、或いはOnline Storeトップページにて、ご確認の上ご利用下さい。

【8月の店休日】
8月23日、28日
(※展示会などの為、店休日が変則的になる恐れが御座います。 予めご了承下さいます様お願い申し上げます。)
※木曜・日曜・祝祭日は19時閉店

【オンラインストアをご利用のお客様へ】
店休日前日・当日でのご注文の場合、発送業務が翌営業日となります。
お急ぎの場合は、ご注文時に備考欄へその旨をお記し下さいませ。


COPYRIGHT (C) 2012-18 ALLURE CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED



IMG_9297
暑さの質が変わり始めている今週。
先週末から昼夜の気温差が激しくなり、日中の暑さもどこか爽やかさを感じさせる乾いた空気に変わりました。

IMG_9204
ご来店いただくお客様の装いも少しずつ『今しか愉しめない』スタイルが増えています。

IMG_9418_1
冬から春、夏から秋の端境目は、その微妙なニュアンスを愉しむ特別な装いが在ります。
夏の延長である軽装感の中に、秋の装いや色を取り入れる事の出来る

まさに今だけの装いです。

AA8166B5-06D1-4E00-AB9E-23D58A3AA0F1
軽い装いの中に重厚感を感じさせる様な色や素材の選択、或いは夏の装いにジャケットやダウンを羽織るだけの相反の装いがまさに今愉しめるスタイル。

IMG_9560
こうした季節間の装いの中で、洋服やバッグと共に、『匂い』を加えやすいのがシューズの存在。

そこで今回ピックアップするシューズは、Corso Roma.9の新作と、新たに加わるスペインのブランド『HISPANITAS』(ヒスパニタス)。

IMG_9475
Corso Roma.9は、新作の木型を使ったシンプルでベーシックなローファーベースに、シープ(ムートン)のライニングを使用したウォーミーな一足。

IMG_9481
とても柔らかく心地良いシボを活かした革質は、どんなスタイルにもマッチする優れたフレキシビリティを見せてくれます。

IMG_9477
このローファーは紳士靴の凝った製法(ボロネーゼの様に)宛らに作られており、アッパーは一枚革を使用してモカ縫いを施すなど、まるで包み込まれる様なホールド性と、革の柔らかさから得られる独特な質感が魅力になっています。

IMG_9482
ライニングに合わせられたシープは暖かさを生みつつ、更にどんな装いもクラス感のあるカジュアルを作り出してくれる等、メリットは非常に大きな一足です。

女性の足元としてどんな装いにも取り入れられているローファーも、その素材やディテール一つで違った表情を見せてくれるこの靴は、デイリークォリティとして大人の女性の日常をより愉しい物に仕上げてくれるはずです。

そしてもう一つはスペインで長い歴史を持つHISPANITASによるショートブーツです。

IMG_9539
HISPANITASの歴史は、その昔1925年に遡り、現在のオーナーであるアルフォンソの祖父によって創業された企業を元に、1959年に初めて本格的な靴作りに着手し、この写真のような一足のモカシンを作り上げました。

ハンドメイドを主として作り始めたHISPANITASの人気は、瞬く間に欧州を中心に広がり、その多くが『履き易さ』を追求したコンフォートシューズとして認知されました。

そのコンフォートシューズを魅力としているHISPANITASですが、今回当店がオーダーしたブーツは、中でも異質とも言える程、シャープで先鋭的な魅力を持つ物です。

IMG_9484
昨今のストレッチブーツ人気再燃に倣い、今季は当店にも登場するこれらですが、やはり当店らしさを取り入れたいと願うべく、このブーツにはアッパーの爪先部分には柔らかな牛革を、そしてヒールカップから筒丈の全てに、リブを施したエラスティックを採用すると言うハイブリッドなブーツに仕上がっています。

IMG_9486
かつて我々世代にとってストレッチブーツと言えば、痩身効果はあるものの、その弛みやすい筒部分が唯一のデメリットでした。

しかしこのブーツの筒にはそれらを回避する縦に走る筋状の立体(リブ)によって、直立すると言うメリットが在るのです。

IMG_9492
爪先のトゥーキャップ以外は非常に柔らかさに富み、更に筒のフィット感の高さ、ヒールトップに設けられたプルタブなど、元来コンフォートシューズを得意とするブランドらしい様々な仕様が取り入れられています。

IMG_9488
またチャンキーヒールも、太くボリュームの在る物とは違い、適度な細さを保ち、またメタルパーツ(本来はメタリックな合成パーツ)を取り入れる事によって、全体にシャープさを取り入れ更に昇華しています。

今日増え続ける裾幅の広いパンツを筆頭に、ミディアムレングスのスカートからロングスカート、更にはジーンズまでスポイルしてしまうフレキシビリティに溢れたこのショートブーツは、季節感を作り出すのに最適な一足と言えます。

IMG_9540
コンフォートシューズで名を馳せたスパニッシュブランドの新しい感触を是非このブーツで試してみて下さい。

以上の他にも、様々な新作が到着を待っています。
特にシーズン序盤は多くのアイテムに競争率が高くなる傾向が在りますので、是非気になる方はお早目のお問合せ、ご来店をお待ちしております。


1-3-11 minamichitose nagano 380-0823
call 026-219-3750
mail 
info@ilmare-online.jp



【営業日のお知らせ】
いつも当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
当店は基本的に不定休となっております。
その為、店休日が不規則となります為、
ホームページ、或いはOnline Storeトップページにて、ご確認の上ご利用下さい。

【8月の店休日】
8月23日、28日
(※展示会などの為、店休日が変則的になる恐れが御座います。 予めご了承下さいます様お願い申し上げます。)
※木曜・日曜・祝祭日は19時閉店

【オンラインストアをご利用のお客様へ】
店休日前日・当日でのご注文の場合、発送業務が翌営業日となります。
お急ぎの場合は、ご注文時に備考欄へその旨をお記し下さいませ。


COPYRIGHT (C) 2012-18 ALLURE CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED



PS02
台風接近の影響から、時折ミストの様な小雨が舞い降りている長野地方。
蒸し暑さと涼しさが交互にやって来ている今週。

現在店頭で実施中の各受注会もいよいよ終盤。
中には冬の検討や来春のサンプル写真をご覧になる方々も増えています。

夏休みは丁度季節の端境目を考えるのに相応しい時期でもあり、次の季節をどんな風に過ごそうか考えたりする楽しみも在りますね。

今日は昨日に続き、新たに到着した生地バンチの中から、お仕事を含めジャケットやスーツ、単品のトラウザーズにお勧めな生地をピックアップして見ました。

先ず、動き易さやコンフォート性能を求める方にお勧めしたいのがTollegno 1900(トレーニョ)の素材「3D Wool」。

IMG_9317
実は隠れた名品として知られるこの3DWoolは、見た目からは想像出来ない程、伸縮性に溢れています。
動き易さは"出来る人間"にとって不可欠。

スーツのみならず、単品のボトムスとしても高いメリットを持つこの素材。

IMG_9318
凹凸のある立体的な素材感と伸縮性と言う二つの魅力を備えています。

このTollegnoのファブリックは当店でも人気の一社ですが、元はロロ・ピアーナ社によって1900年に、デザイナーズブランドへの生地提供を目的として設立されたファブリックメーカー。

それがゆえ信頼性が高く、更に独特な魅力を持つ生地が多い事から、多くのブランド、テイラーから重用されているメーカーなのです。

このストレッチ性は女性のスカートにも実に有効で、タイトスカートをよりフィット感高く愉しんで頂く事が出来る為、多くのスタイルに使えるお勧め生地です。

同じく仕事を中心に出番が多く、また秋冬は単品での出番が増えるセットアップスーツは、単体利用でのメリットが大きな素材が当店のお勧め。

IMG_9304
例えばフランネルまで厚くなるのは嫌だけど、適度に重厚感を感じさせる様な素材は、多くの季節で利用価値大。

このロロ・ピアーナ社のFour Seasonsは、年間を通じて使える汎用性の高い生地ですが、Super 130'Sを使用している為、生地その物に微細な光沢が生まれます。

IMG_9305
一般的にブラックやネイビー等単色で出番が多い無地物は、その毛質の表情だけで「どこかチープに映ってしまう」事が在ります。

それらを補うにはサキソニーやフランネル、或いはモヘア混など毛足のある物で重厚感を作るか、或いはこの素材の様に微光沢によって違いを作る二つの方法が在ります。

IMG_9314
フランネルは、より表情を活かした色や目方のある物を使うと、単色でも存在感を作る事が出来ます。

CANONICO社のフランネルは、今回キャメルカラーやライトグレーの他、ホワイトも揃えています。

IMG_9316
鉄板のグレーには、霜降りの様に綺麗な目地が魅力のライトグレーを

IMG_9315
そして何よりお勧めなのがキャメルカラーのフランネルです。

今シーズン、キャメルカラーに抵抗のあった方も、その多くがキャメルにチャレンジして下さり、その魅力に魅入られました。

一般的にキャメルカラーと言っても、その濃淡や毛の長短だけで、随分と雰囲気が変わるものです。
フランネルはマットな質感と共に、色の濃さがより際立つ性質を持っている分、キャメルカラーの色合いも、更に魅力を感じて頂ける「とても味わい深い」色合いになりました。

IMG_9312
その他にもCANONICOでは、クラシックで鉄板のストライプのフランネルもご用意があります。

IMG_9313
今季はストライプも単品で使いたい気分にさせられる私達ですが、スーツで誂えて、トラウザーズだけをデニムのシャツやホワイトのスニーカーと合わせてカジュアルダウンしたり、ジャケットをジーンズと合わせて楽しんだりと、近年ストライプスーツの愉しみ方も広がり始めています。

IMG_9309
近年のCANONICOは、その昔の日本に於ける"安くて良い生地"と言うイメージを払拭し、今では様々な高級服地や凝った生地を沢山輩出しています。

IMG_9311
このウィンドウペーンも程よい厚みが在るお陰で、重厚感があり、硬い装いと言うよりも、カジュアルダウンで愉しみたくなる雰囲気を漂わせています。

IMG_9310
元々、ビジネスオンリーと言うお客様が少ない当店にとって、ジャケットやスーツなどのオーダーには、出来る限り日常的な装いに取り入れ易い物をお勧めするケースが多いのですが、今回の秋冬用のバンチには、それらに値する生地が多数見受けられました。

IMG_9307
他にも、フランネルの様に重みより、軽快感とシャープさを求める方にはDRAGO(ドラゴ)のVintageや、Trabaldo Togna 1840(トラバルド・トーニャ)のEstratoなど、ナチュラルストレッチを持ち、動き易さと共にシャープで軽快な生地感を持つ物もお勧めです。

IMG_9308
軽快感のある生地にも表情を感じさせるDRAGOのVintageは微妙な光沢も生み、色が作り出す暖か味とは反対に上品で上質な触り心地を持ちます。

IMG_9306
Trabaldo TognaのEstratoは、写真からでも伝わる凹凸感と、自然な伸縮性に優れている為、フランネルの様な厚みを嫌う方にとっても、見え方は重厚で実際には軽い着心地と言う相反した魅力を持っています。

この様に生地一つで、求める装いに様々なストーリー性を作る事が出来る事が、オーダーによる服作りの愉しさ。

初めての方、或いは馴れない方にとっては、生地片一つで想像するのは難しいかも知れませんが、最も大切なのは、

どんなスタイルを求めているか

です。

「こんな色(素材)のスーツ(或いはジャケット)を着て、こんな装いがしたい」など、自分がしたいと思うスタイルに必要な形、色、素材を選んで行くと、意外なほど早く形が見えて来ます。

PS01
高品質な生地は、それなりの理由があります。

形になって仕上がると、それらは一目瞭然。
小さな生地片で見た時には気付かなかった微細な光沢や厚み、繊細な目地、色の微妙な変化など、多くの事に改めて気付かされます。

PS00
既にパーソナルオーダーをお試しの方、或いは初めて検討される方も、是非今秋冬の優れたファブリックを、一度見にいらして下さい。

これまでとはまた違った趣きを発見出来るに違い在りませんよ。


1-3-11 minamichitose nagano 380-0823
call 026-219-3750
mail 
info@ilmare-online.jp



【営業日のお知らせ】
いつも当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
当店は基本的に不定休となっております。
その為、店休日が不規則となります為、
ホームページ、或いはOnline Storeトップページにて、ご確認の上ご利用下さい。

【8月の店休日】
8月23日
(※展示会などの為、店休日が変則的になる恐れが御座います。 予めご了承下さいます様お願い申し上げます。)
※木曜・日曜・祝祭日は19時閉店

【オンラインストアをご利用のお客様へ】
店休日前日・当日でのご注文の場合、発送業務が翌営業日となります。
お急ぎの場合は、ご注文時に備考欄へその旨をお記し下さいませ。


COPYRIGHT (C) 2012-18 ALLURE CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED



IMG_9291
夏休みも半ばを迎え、早い方の中には明日帰路へ、まだまだお休みの方は終盤へ向かい更なる楽しみを満喫の一日となりそうですね。

各地では再びの台風接近によって豪雨や通り雨に加え、今回は雷が多数続いている模様。
お出掛け中の方やこれから計画されている方々はくれぐれも天候には注意して頂きたいと思います。

さて、店内はこれまでに続き様々な用途に向けプライスダウン商品、そして秋の商品を組み合わせてのご購入が目立っています。

次なる季節へ向けた"繋ぎ"のアイテム、或いは"仕事で使える"アイテムと共に、羽織物の検討をされる方も多く、徐々に装いの選択は初秋へと向かい始めている様です。

そんな方々にとって楽しみになるのが、次なるPERSONAL ORDER(ジャケットやコート、トラウザーズ、スカート等全般)の機会。

常にオーダーは受け付けておりますが、受注会を機にオーダー頂く方が多い当店では、その都度、当店のリコメンドスタイル、或いは形、そして生地のお勧めを提案しています。

今日は新たに到着している新シーズンのファブリックの中から幾つかお勧めをピックアップして見ました。

今回の生地バンチは100種類を優に超えている為、それぞれ異なる魅力を持った生地が多いのですが、中でもジャケット、トラウザーズ(或いはスカート)にお勧めしたいのが、こちらの2種。

IMG_9301
一つは名門Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)社のTrofeo Denim。
この生地は昨年秋に発表された新しい物ですが、既に有力ブランドやテーラーなどから支持されている優れたファブリック。

IMG_9302
その名の通り、見た目は

デニム

しかし実際には

ウール100%

と言う実に凝った素材なのです。

近年コットンスーツやナイロンやポリエステルを使ったコンフォートな味わいを持つ素材のスーツが人気を集めており、徐々に堅苦しさを排した、適度なコンフォート性が求められています。

この素材は当店にとって、まさにそれらの筆頭とも言える存在であり、どこから見てもデニム素材ながら、ウール素材のしなやかさや復元力を持ち

カジュアルなのにカジュアルじゃない

そんな相反する二つの性質をもっています。

この素材のメリットはなんと言ってもその素材感、凹凸感ですが、何より光るのは

"柔らかく、色落ちせず、シワになり辛い"

と言う3つの要素です。

特に色落ちしないと言う点に於いては、通常デニム素材(リジッドやリンス)を使った場合に発生する擦れによる移染や色落ちは避けようの無い点ですが、この素材にそれらの不安は不要。

これだけでも充分メリットと言えそうですが、これらにウールの「柔らかさ」と「シワになり辛い」事が

スーツを愉しむ事をより加速してくれそうです。

またもう一つのメリットが、移染止めを施したデニム素材に起きる化学反応や色の微妙な褪せが無く、しっかりとインディゴカラーを見せてくれる事も重要なポイントです。

これらを使ってスーツ、ジャケット、或いはトラウザーズ、勿論女性にはスカートも、多くの装いが愉しめそうですね。

IMG_9299
そしてもう一つがこちらも名門PIACENZA(ピアチェンツァ)社のウール、カシミア素材。
こちらは言わずと知れた高級服地として認知されている他、近年ではウールやカシミアを使ったストール等も展開している為、その名を知らない方も少なくなりました。

その中でもお勧めは、こちらのグレンチェック(プリンス・オブ・ウェールズ)。

IMG_9300
通常ホワイトとブラックを交差させたものが選ばれる事が多いグレンチェックですが、今回はブラウンを基調としたものを取り上げています。(※同じPIACENZA社製ホワイトとブラックのチェックもご用意があります)

グレンチェックはイタリアでは『Principe di Galles』(プリンチペ・ディ・ガレス)と呼ばれており、意味は英語訳と同じ英国皇太子を指しています。(過去にウィンザー公が身に着けた事が切っ掛けで人気となりました)

このチェックは微妙なニュアンスの赤味がかった色を感じさせる独特なブラウン系で、その味わい深さからジーンズなどデニム素材との相性も良さそうな、程よいカントリー感を作り出せる暖か味のある物に仕上がっています。

真冬を前に軽めのハーフコートに使ったり、ジャケットやトラウザーズ、スカートと、男性女性を問わず、非常に使える素材のうえ、チョッピリ味わいが違う色出しにも、我々世代にとって必要なプラスアルファを与えてくれそうな素材です。

IMG_9303
伝統的な色合いがお好きな方はコチラの色もご用意が御座います。
グレンチェックはこの他にも、英国、イタリアなど様々なファブリックメーカーの物が揃っておりますが、どれも趣きが異なりますので、お好きな方は何を作るかを前提に生地選びをして頂くと良いかも知れませんね。

この他にも沢山のお勧めが在りますが、現在店頭にも生地を見にいらして下さっているお客様も増えております。
また、当店以外でも同じ取引先から生地を調達されているお店などオーダーが増えれば増える程、更には日を追うごとに生地が無くなり始めて行きます。

そんな事情も踏まえ、先に生地の確保だけでもしておきたいと言う方は、是非このお休みを利用して店頭へご相談下さい。

以上の他にも様々な生地のご用意が御座いますので、是非店頭にお越しの際はお気軽にスタッフまでお声を掛けて下さいね。


1-3-11 minamichitose nagano 380-0823
call 026-219-3750
mail 
info@ilmare-online.jp



【営業日のお知らせ】
いつも当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
当店は基本的に不定休となっております。
その為、店休日が不規則となります為、
ホームページ、或いはOnline Storeトップページにて、ご確認の上ご利用下さい。

【8月の店休日】
8月23日
(※展示会などの為、店休日が変則的になる恐れが御座います。 予めご了承下さいます様お願い申し上げます。)
※木曜・日曜・祝祭日は19時閉店

【オンラインストアをご利用のお客様へ】
店休日前日・当日でのご注文の場合、発送業務が翌営業日となります。
お急ぎの場合は、ご注文時に備考欄へその旨をお記し下さいませ。


COPYRIGHT (C) 2012-18 ALLURE CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED



このページのトップヘ