IL MARE JOURNAL

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タグ:ATELIER

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あっという間に寒さが街を包み始め、いよいよ今年最後のひと月が始まりました。

今年は例年よりも多く、お客様によるパーソナルのオーダーの機会を設けさせて頂いた一年でした。
洋服は勿論、バッグやアクセサリー類等、様々なアイテムに”お客様の嗜好”を形にする事が出来た様に思います。

その最後を飾るのは、秋に開催させて頂いたATELIER LAVAのバッグです。
ショルダーバッグやハンドバッグ、ボストンバッグやウォレットに至るまで様々なデザインを持つATELIER LAVAに、当店がリクエストしたのがBIRKINタイプの35㎝のモデルです。

これまでも40㎝のモデルは(主にメンズとして)ありましたが、ハンドルの形状や大きさ(特にマチ)から女性が持つには、或る程度の条件が必要でした。

そこで当店は女性にもっとATELIER LAVAの魅力を体感していただくべく代理店様に相談し形となったのが35㎝です。

前回のパーソナルオーダーでは、これらにバイカラーによる色の組み合わせを取り入れ、その数数十色と言うカラーサンプルから、お客様自身の好みによる組み合わせを愉しんで頂いた訳です。

そして今日オーダー下さったお客様のバッグたちが到着し、その中から幾つか(お客様の了解を頂けた物のみ)をご紹介させて頂きたいと思います。

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こちらのバッグをオーダー頂いたお客様は30代の方。
「毎日使えるサイズ、変わらない形、上品である事、色々な洋服の色に合わせられる事」
を前提に、お客様とディスカッションを繰り返しながら選んだ色が、この2色の組み合わせです。

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柔らかくシボを活かした革質はATELIER LAVAの最も得意とするもの。

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その柔らかさを最も生かしてくれるグレーベージュの様な非常に中庸な色合いと、黄色味を増したエッグシェルの色を組み合わせ、まさに変わる事の無い上品さと上質さを表現しています。

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作りの丁寧さや後処理などは、ATELIER LAVAならでは。 随所に手間暇をかけていることが伝わります。

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全てに共通する、フラップとストラップのパーツ類は、某H社のBIRKIN同様、外して使うのがセオリー。

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均一に施されたステッチ、要所に設けられた閂や金具の留め方等、全てに於いて時間をかけ、職人が丹念に仕事をしたことが伝わります。

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内容量はタブレットが横置きに収まり、B5の雑誌や書類がすっぽりと収まる大きさ。

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ペットボトル等も縦に収まるには充分の大きさで、ライニングにはナイロン素材(形によってライニングの素材が異なっていますが、このモデルでは強度性抜群の素材が使われています)が施されています。

この中身の部分で私達の目を引いたのは、内ポケットの開き方です。
片マチになっている事で、ファスナーの開け閉めがし易く、チカラも掛けずに開く事が出来る点は、さすが長年バッグを作り続けているだけあるLAVAならではです。

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また付属品としてクロシェとカデナ(南京錠)があり、こうしたアクセサリーの追加によって、H社同様に愉しむ事が出来ます。

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バッグの形の一つの完成形としてBIRKINの形がある訳ですが、シンプルで存在感があり、或る意味、革質や作り手の作業の良し悪しが解り易い形である事も確かです。

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ATELIER LAVAの今回のリクエストは適うべくして適えられた、まさに女性の為の日常のバッグの一つであり、世界中の多くのブランドが一つの完成形として参考にする形でも在ります。

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実際にお客様が手にした時、どんなスタイルに使うのか、またどんなアイディアでこのバッグを愉しむのか、そんな想像が私達にとっては楽しい時間だったりします。

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こちらのバッグをオーダーされたのは40代のお客様。
様々な御洒落の種類を着こなす、このお客様らしく、クリーンなイメージとハッキリとしたコントラストを求めてご注文下さいました。

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ベースカラーには仄かなグレー味を帯びたアイボリー。
それらにブラックに程近いミッドナイトブルーを合わせ、絶妙な按配の色にハッキリとしたコントラストカラー(それもブルー系)を合わせた事によって、このお客様のファッションセンスが顕れています。

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私達が常々思うのは、御洒落は”守る”ばかりでは、中々御洒落にはなり切れないケースもあると言う事です。

それは破天荒にすると言う意味ではなく、自分自身のセンスを表現する機会こそがパーソナルオーダーであり、それらに表現されたセンスは確実にそのお客様のセンスとして活かされる物になります。

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このバッグもまた、”真似のできない”バイカラーとして、多くの人の目を集めそうな予感がします。

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こちらのバッグをオーダー下さったのは30代のお客様。
実は日頃お世話になっているお母様の分とご自身の分の2つをご注文下さいました。

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一つはこの端正な顔立ちのブラックです。
どんなシーンでも出番を迎えられるブラックのBIRKIN型は、一つは手元に置いておきたい存在でもあります。

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お母様とご自身、どちらが使っても良いようにと2色のご注文を頂いた訳ですが、かしこまらずに普段から日常のバッグとして存在価値を見出してくれそうな一作になりました。

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またお仕事でも十二分に威力を発揮してくれる内容量、佇まいは、このお客様の今後を考えても、きっと多くの歓びを呼び込んでくれそうな予感。

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服を選ばず、年齢を選ばず、シーンを選ばず使えるブラックは、人生の中で最も出番を迎える一つになりそうですね。

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もう一つの色は淡いグレーベージュをワントーンで仕上げたものです。

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こちらもまた長く愛せる色でもあり、またご自身とお母様のどちらが使っても良さそうな、とても上品な仕上がりに。

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中々自分のお母様へ感謝を述べると言うのは機会に乏しいものですが、こうして形として立派に表現出来る事は、ある種お客様の中にも”感謝の気持ちの大きさ”を感じさせます。

どちらを選んで下さるか、お渡しする時が愉しみなお客様のご注文でした。

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そして最後にご紹介するのは、当店に長らくお越し下さっている50代のお客様のオーダー。

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年代的にも、様々な時代と生活、そして御洒落に於いても、多くを体験してきた世代が選んだのは、グレー味が強めのグレーベージュ系カラーです。

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何が自分に似合って、何が自分の不要な物か、ある種の断捨離的発想が備わってくる世代でもある為、このバッグのカラーの選択は、このお客様の生活の中心にある色や用途やシーンまで、全てを体現している様にも感じられます。

無駄のない形、色、組み合わせのし易さの中には、お客様が日頃お召になる中心色にピッタリとマッチする、そんな”自然な選択”が色を通じて私達に伝わって来ます。

この他にも、沢山のお客様が今回のオーダーをご利用下さいましたが、中にはタイミングが合わず、敢無くオーダー出来なかったと言う方も少なく在りません。

そこで、現在私達はこうしたお客様への想いも含め、来年春頃を目途に、新しいモデルやディテールを加えた受注会を計画しております。

今回オーダー頂いた皆様のバッグの出来栄えも素晴らしく、またお店にお持ちになった時、同席するお客様もいらっしゃるかも知れません。

一つのバッグが繋いでくれる人と人との輪を、私達はお店(オーダー)を通じて、皆様と共通の”言葉無き会話”が持てると良いなと思います。

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今回オーダーが叶わなかった方も、次回は別の組み合わせを検討したいと言う方も、是非来年の開催を楽しみにお待ちくださいね。





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当店は基本的に不定休となっております。
その為、店休日が不規則となります為、店頭或いはONLINE STOREトップページにて、ご確認の上ご利用下さい。

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強い日差しで始まる朝、一気に地面を冷やす夕立。
梅雨空特有の毎日が繰り返されている今週。

それでも週末は一時的な雨だけで終わり、過ごし易い気温に落ち着きましたが、まだまだこの陽気はしばらく続きそうな気配。

春、そして夏、両方の装いを備えておかなければならない時季ですね。
コロナ感染と間違われない為にも、風邪は引けません…皆様くれぐれもご注意くださいね。


さて、今日は先般入荷と共にあっという間に完売寸前となったイタリア、ボローニャのレザーブランド”ATELIER LAVA”のマルチパースを、代理店協力のもと、一部の色の再入荷と共に新色の追加、そして今週末だけの限定販売となりますが、マルチオーガナイザーが到着。

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既にお客様の多くが手にしている、このマルチパースは、価格13,000円(税別)と言う破壊力抜群の価格と共に、その使い勝手の良さ、収納力の高さから、複数購入する方もいらっしゃるほど人気の一点。

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今回一部のカラーの再入荷(※既にオンラインストアに掲載済みです)と、今回新色として到着しているのが、このCACAO(ミディアムブラウン)と、T.MORO(ダークブラウン)の2色。

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薄く、柔らかく、見て直ぐに高い収納力が伝わって来るほど、このパースの魅力は多分に在ります。

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縦横に開いたカードスリット、それらが前後に配され、中央には90度開きのファスナーポケット。

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傷の付きづらいサフィアーノ(加工を施した)革と、全てに実用性を与えています。

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大きさは問題ではありませんが、このサイズにこれだけのパーツを縫い付ける事を考えると、とても13,000円では安く感じられてしまう程ですが、ATELIER LAVAの良いところは、こうしたパーツの数や有無よりも、どれだけ多くの人に使って貰い、実用性の高さを感じて貰えるか、そんな所に注力されているところ。

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ファクトリーメーカーらしく、広告宣伝に費用を掛けず、あくまでも自社製品は持つ人のインプレッションから確実に伝わり繋がるあたりも、こうしたブランドが地道に続けていられる理由の一つでしょうか。

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前回の入荷(ブライトカラー中心)とは打って変わって、今回は落ち着きのある色。
そのどれもが当たり前で、自然で、そして”持っていた”かの様な佇まいに、手に入れた直後から自分のモノになってくれそうですね。

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先日もお伝えいたしましたが、ドキュメントケースに膨らみを作らずに納められる薄さや大きさは、お仕事をお持ちの方にもピッタリ。

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勿論、お仕事以外でも、休日のお出掛けの際には、出来るだけ両手をあけておきたいもの。
そんな時、最も場所を取りそうなのが財布だったりするのですが、スマート化が進んでいる今、必要な物だけを入れて持ち歩けば、この容量で充分補えますね。

まだ試されていない方も、次の一色が欲しいと言う方も、是非この機会にお試し下さい。

そしてもう一つ、この週末の2日間だけの限定販売となりますが、ATELIER LAVAのパーソナル・オーダーの際にも度々ご注文を頂いているマルチオーガナイザー。

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パーソナルオーダー開催時には使用可能なレザーはエンボスレザーのみとなっているのですが、今回到着しているのは、ATELIER LAVAが最も得意としている、非常に柔らかく堅牢性に富んだシュリンクレザーを使用したモデルです。

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形としても、とても愛着の湧く丸みを帯びた長方形は、人の手に収まり易く、また角が無い分、バッグの中に入れても他を傷つける事もなく、一つの造形美としても心惹かれる一作。

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背面には指を通してホールドする事が出来るストラップパーツが付き、オーガナイザーをしっかり手に持つ事が出来ます。

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丁度、コンパクトな手帳が収まる大きさは、日頃持ち歩きたい物の大半が収納出来ます。

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180度開く事の出来るファスナー、そして左右に備えられた異なるポケットやスリットは、持つ人の持ち物を丁寧にキチンと分けて収める事が出来ます。

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沢山のカードホルダー(スリット)の後ろにはチケット用のL型スリットが備えられており、領収証を入れたり、交通機関のチケットを入れたり、ここも持つ人のスタイルに合わせた用途に応じて使えます。

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中央部分にはペンホルダーがあり、手帳等を収納して持ち歩いたり、或いは旅先でのサイン(署名)等に「サッ」とスマートに取り出したり、毎日の”時間”や”空間”を「愉しもう」と考えられる人にとっては、全てが洒落た存在となります。

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ラウンドファスナー式のウォレットは流石に収納すると言う方はいないと思いますが、前出のマルチパースの様にコンパクトな財布なら余裕をもって収納が可能。

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他にもリーディングやモバイル等、そこそこの厚みなら充分納められる他、左右にあるポケットを有効に使って、クラッチバッグで持ち歩く様な荷物を、この一つで補う事が出来そうです。

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持つバッグや革物一つで、気分が変わったり、その日のスタイルが決まったり、或いは、見る人の目に”出来る人”に映ったり、などなど、日常的に持つ物一つが変わると人の印象って変わるもんなんですよね。

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パーソナルオーダーでご注文下さったお客様も半数がパスポートケースを含む、旅先でのマルチウォレットとしての役割も込めておりましたが、ATELIER LAVAは全ての作りや収納に実用的で機能的なディテールを与えているせいか、多くの人の想像以上の荷物が収まってしまいます。

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次なるパーソナルオーダーの開催時期は未だ未定ですが(※新作の企画も同時進行しています)、オーダー時には今回のシュリンクレザーは、このオーガナイザーには使用できません。

それらを含め、たった2日間と短い期間では在りますが、今回入荷の4種は”実用性”を求める人や、お仕事や休日の荷物をまとめたい方にとって、まさにお勧め筆頭。

週末お時間の取れる方や、或いはご興味のある方は是非店頭までお気軽にご相談くださいね。
(価格は49,000円+税)





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秋の陽射しの陰に冬の寒さも感じられる金曜日。
いよいよ本日よりATELIER LAVAのパーソナルオーダーが始まりました。

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昨日ご紹介させていただいた数々のバッグにお問い合わせを頂く等、男性、女性共に各々の用途に合わせた想像を巡らせていただいている様子。

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特にカメラマンバッグや3WAYバッグ等、女性にとって使い易く機能的なバッグにお問い合わせが集まっています。
これらの形に、色が数十色揃う事もあり、皆様色の選択に頭を悩ませています。

そしていよいよ本番となった今日は、お勧め最後のテーマとして「トリップ」にフォーカスしてピックアップさせていただきました。

実は旅先で使えるバッグの中には、日常的に持ち歩く事が出来るブリーフケースやトートバッグの延長の様な形やサイズもあり、多くの人々が”旅行用=普段は持ち歩かない”の様に固定概念で終始してしまう事が多いと思います。

とかく、こうした概念が少ない欧米では、男性、女性共にボストンバッグ(勿論サイズは様々ですが)が日常的なバッグとして使われるケースも少なくありません。

各SNSなどでお洒落な人のスナップを見ると(特に女性)、意外なほどボストン型が多い事に驚かされます。

元々大き目のバッグを好む欧米の人々にとって、形がどうであれ、荷物をドンドン詰め込める利便性が重要、というところなのでしょうか。

そこで、今日は実際に旅に持ち歩けるバッグから、日常に使えるバッグ、そしてその延長線上に位置する物を取り上げてみます。

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先日も取り上げたこのバッグも(既述の通り)やはり日常的に持ち歩く事が出来るバッグの一つで、全体的に丸みを帯びている事に加え、マチ幅がそれほどない事等も(一般的なトートバッグ程)、その理由の一つです。

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同様に、こちらはマチ幅がある為、デイリーに使うには、それなりの荷物量がある方に限られると思いますが、特筆すべきはその革の質感(柔らかさと軽さ)で、撮影時には餡子(中身)をパンパンに入れて撮影している為、奥行きもボリュームたっぷりに見えるのですが、荷室に荷物を入れない状態であれば、しんなりとした革質によって、スポーツバッグの様な雰囲気になります。

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ハンドルの付け根部分からも想像できるように、このバッグはハンドルを持つことで革の上部が持ち上がり、横から見ると先端がシャープな形状になります。
(それが日常的にも使える理由です)

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とはいえ、普段から荷物量が少ない人にとって、このサイズは不要かも知れませんが、実はこの数年トロリーケース(キャリーバッグ)の浸透に対して、旅先へ『ボストンバッグで出かける』という方が増えている事をご存じでしたでしょうか。

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それはつまり、旅に出かけるには「出発したその瞬間から、異空間を楽しむ」為の『時間の対価』として、装いは勿論、旅に出かけるシチュエーション全てを楽しもうと言う、「心の充実」を目的とした楽しみ方をされる方が増えているという事です。

さすがに昔の様なトランクで出かけるという方はいらっしゃらないと思いますが、このボストンバッグで出かけようと言う心持は、何を隠そう私も同じ意識です。

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旅に出かけるプロセス、全てを楽しもうと思うと、おのずと持ち物や使うものにまで気を配りたくなるもの。

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出かけた瞬間から始まる『旅』のストーリーを彩る名脇役こそボストンバッグです。

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このボストンバッグは先ほどのサイズから更にマチを広げた物。
内外に使い易いファスナー式のポケットを備え、このブランドが如何に用途に応じたディテールを”デザインの一部として”与えているかが窺えます。

旅と一括りにしても、そこには遊びで出かける旅行もあれば、仕事で訪れるビジネストリップ、小旅行や一日出張などのショートトリップ等、それらに細分化されたバッグの仕様があるのも、このブランドの楽しみ方の一つです。

また旅先で持ちたいスモールレザーグッズもあります。

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例えば、このオーガナイザーは、一般的なロングウォレットを一回り大きくしたサイズ感なのですが、内容量が非常に恵まれています。

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手帳やモバイル等必要な物だけ入れて使うのも良し、或いはパスポートケースとしての利用も良し、小さなアメニティを入れるのも良しの、万能なバッグです。

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そしてもう一つ、こちらもオーガナイザーですが、大きさは前出の物と大差がないのですが、荷室を二つ持った、よりユーティリティの高い物になります。

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厚みを極力省き、二つの入口を設ける事で荷室をコンパートメントしている為、整理しやすく、また必要な個所だけ開く事が出来ます。

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片側にはカード等の収納スペースがあり、小銭を別に持つ方ならば、ウォレットも必要ないかも知れません。

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もう一方には、もはやウォレットとしての用途以外考えられない程、沢山のポケットやファスナー式ケースが備わっています。

主婦の方、自営業の方、はたまたビジネストリップを後清算される方にとっては、とても使い勝手の良い物かも知れません。

このバッグも色数が沢山ある為、ブラックでは少し硬い印象ですが、明るい色合いや穏やかな色合いを選ぶ事によって、全く違った物に見える仕上がりになります。

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また前出のオーガナイザーには、傷の付きづらい型押しのレザーが専用で用意されています。
これだけでも30色はあるので、色の選択だけでも時間をかけてしまいそうですね。

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こうして旅を楽しむ下準備が出来ると共に、新しいバッグを待つ楽しみ、そして春に使う機会を待つ楽しみ、いろんな楽しみ方が出来る今回のパーソナルオーダー。

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それぞれの楽しみ方があるバッグの用途。
そしてオーダーを機会に、多くのレザーグッズの『色を揃える』事も出来ます。

ジャケットやスーツ等のオーダーとは違った、喜びや楽しみが増える今回のATELIER LAVAのパーソナルオーダー。

春が待ち遠しくなるほど、その魅力は充分です。

是非今回のパーソナルオーダーを利用して、新しいレザーバッグ(グッズ)を手に入れ、新たな季節を迎えて見ませんか?





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秋晴れが続いている今週。
あっという間に今週も折り返しを迎えています。

昨日ご案内させて頂いたボローニャのブランド”ATELIER LAVA”のバッグについて、既に沢山のお問合せを頂いておりますが、皆様の関心を惹いているのは、やはりその色数。

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特に色数が多いのがシボを活かした柔らかなシュリンクレザー。

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普段お客様方が、あまり目にすることのないバッグの革色は、こうしてパーソナルオーダーを開催する事によって知っていただける事、そしてより沢山の楽しみや喜びを生んでくれます。

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寒色系から暖色系まで多くの色を揃える今回のシュリンクレザー。
いつもは選ぶ機会のないお色を選んでみるのも良いかも知れませんね。

さて、今日は、「ムービング」をテーマにフォーカスしたモデルをピックアップしましたのでお付き合いください。

日常的に仕事のサブバッグとして、或いはバッグインバッグ、時には旅先のバッグ等、常に動き回る機会があると、その全てに大きなバッグを持ち歩くのは中々困難ですよね。

そんな時に持ち歩けるバッグをご紹介いたします。

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先ず一つ目がカメラマンバッグの様なディテールのこちらのバッグ。

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マチ付きの長方形にフラップが付き、ショルダーストラップを介して背負う物になります。
実は昨今のバッグ事情の中で、最も人気が高くなり続けているのが、これらの形。

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両手が空き、必要最低限の荷物が収納可能なほか、旅先でのメリットも多く、荷こぼれしない形は、まさに理にかなった物と言えるでしょう。
斜め掛けにしてアクセントとしても脇を固めてくれるお勧めのバッグです。

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二つ目はこちらの3WAYバッグです。
長方形の見た目にストラップが付き、まるでクラッチの様にも見えるのですが、事実このバッグはクラッチ、斜め掛けショルダー、A4ショルダー等、多彩な形で楽しむ事が出来るのです。

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フラップを留めるのはご覧の金具パーツを付けた専用ベルト。
ファッション的なアイコンとしても気になるポイントです。

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このバッグ、実は背面で谷折りされた状態でスナップダウンされています。
この状態では横長方形の形状ですが、スナップを外す事によってA4サイズへと変わります。

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下側に位置するファスナーの荷室、上側に位置するフラップの中はファスナー式の荷室二つが段差で設けられており、収納のコンパートメントもし易く、便利な仕分けが可能になっています。

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ストラップを外す事によって、クラッチとしての用途も可能になり、このバッグの高い有効性が実際に使っていただくとヒシヒシと伝わります。

日常的にも使え、尚且つ旅先でも役立つユーティリティバッグです。

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コロナ禍に於いて、最も需要が伸びた一つでもある自転車。
自転車だけに限らず、両手を空けて置きたいアクティブな場面では、ワンショルダータイプのボディバッグが役立ちます。

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このバッグは他社が考えるボディバッグとは違い、四角く象られた、バッグとしての性能上の形に加え、どの角度からもファスナーが開け易いというメリットがあります。

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一般的にウエストバッグの延長線上にあるような形のボディバッグではなく、ゼロからボディバッグとしての形として考えられている事が判ります。

また四角い形状にも、ATELIER LAVAが考える大人の装いにとって大切な要素が窺えます。
それは丸みやボリュームのある形では装いの邪魔になる事がありますが、この形状だとスマートに見せてくれる自然さがあります。

事実、某メゾンブランドのボディバッグも実は四角い形が多いのですが、それも同様の理由なのだと知る事が出来ます。

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そして最後にご紹介するのが、こちら。
バッグインバッグとしても、普段のハンドクラッチとしても、最も収納量と大きさが程よいのが、このコンパートメントされたバッグ。

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シュリンクレザーの柔らかさを生かし、角を丸く模る事によって生まれる自然な存在感。
またこの手のバッグに多い、どこかオジサン臭さを感じさせる臭いがありません。

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それはスライダーの形状やファスナーエンドのフリップ等、極々細部の形によって感じさせる物でもありますが、色合いによっても大きく変わります。

収納面に於いても抜きん出ているこのバッグ。
車の中に備えて置いたり、バッグの中に入れて置いたり、或いはショートトリップの際のセカンドバッグとして等、このバッグもまた用途に応じた様々な使い方が考えられます。

いずれも、当店が考える「ムービング」としての選択ですが、皆様の中では全く別の想像で使えるバッグになるかも知れません。

あからさまに突出したデザインではなく、落ち着きと自然な形によって、大人のテイストを感じさせてくれるATELIER LAVAのバッグは、持つ人の個性によって異なる魅力を見せてくれます。

是非明日から開催のパーソナルオーダーをご利用ください。





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秋めいて来た10月、秋が深まり始めた11月。
いよいよ御洒落も本格的に秋冬を愉しむ時期へと突入しました。

早い方の中には既に冬の装いも完成、と言う方もいらっしゃいますが、今日は少し先の楽しみを得て頂くべく、2021年春夏のバッグについてアナウンスさせて頂こうと思います。

全ての装い完成につきものであるレザー製品。
それらは季節ごとに御洒落の脇を固める大切な要素ですが、中でも存在感を高めてくれるのがシーン別のバッグたち。

この秋冬、当店に初めてご覧頂くバッグメーカーが在りました。

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それがイタリア、ボローニャのファクトリーブランド『ATELIER LAVA』(アトリエ・ラヴァ)です。

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過去のブログでも取り上げさせて頂いた、このブランドは、1968年創業の老舗ブランドで、長らく大手メゾンブランドのOEMを手掛けるなど、その高い技術力と革の選定、熟練の職人達を抱える実力派のブランドです。

ボローニャと言えば、当店取り扱いのEnzo Bonafeも同じ街で作られていますが、イタリアでは革製品の聖地とも称される、革製品の街でもあります。

ATELIER LAVAでは、革の選定、仕入れ、裁断、縫製、仕上げと全ての工程を自社の職人が行い、またこのブランドの最たる魅力は、革の品質、色数の豊富さ、確かな作りと堅牢性、そして何より(作りに対して)良心的な価格である事が挙げられます。

今シーズンも入荷と同時に既に完売しているモデルもあり、このバッグがどんな魅力を持っているのかを知るには、次のシーズンを待たなくてはならない状況になってしまいました。
(※過去ログはコチラから)

デザイン先行で作られる形ではなく、機能美やオーソドックスな魅力を携えているATELIER LAVAのバッグは、見れば見る程、使えば使う程、その全てのパーツ、ディテールが活きている事に気付きます。

ライニングや縫製の処理、全てに職人の仕事を見る事が出来、またそれらが当たり前に行われている事(凝っているから高価になるとか、拘りがあるからブランドを推すと言う事でもなく)にも、このブランドの魅力の多くが集まっています。

そしてこの度、日本の代理店の協力のもと、次なる春夏2021年に向けて、お客様に好みの色や形でご注文頂く事が出来る機会を設けさせていただきました。

今回のイベントでは、LAVAの全モデル数十型の中から、当店がお勧めする十数型に絞り、それらを数十色の色(革)でご注文頂ける特別な機会になっています。

期間は11月6日(金)より、11月15日(日)まで。
仕上がりの納期は2021年3月中旬から順次デリバリーが始まる予定です。

そこで、当店がお勧めする幾つかのモデルを連日ご紹介させて頂こうと思います。

今日は『デイリー』にフォーカスした3種類のバッグをピックアップ。

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一つ目は、今季も店頭に並んだこのショッピングトートモデル。
ブランドの公式名として”ショッピング”と名付けられているこのバッグは、一見すると非常に大きさを感じるのですが、実際にはハンドル付け根付近から上の部分は、デザイン上の役割と、新聞やバゲッドを横にして差し込むのに最適なオーバーハングになっています。

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柔らかなシボを活かしたシュリンクレザーと、滑らかで丁寧に整えられた毛質のライニングは一枚革とは思えない程、非常に丁寧に仕上げられており、また大きな一枚革を使用しているにも関わらず、革そのものの傷みや凹みが無く、革そのものも上質である事が直ぐに解ります。

中は2層に仕切られ、中央にはファスナー付きの荷室(仕切り兼)が備えられています。

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底面には鋲が付き、地面にそのまま置いても革が傷つく心配が在りません。

また形が仄かな台形を作っている為、肩に背負っても、手に持っても、形が一つのデザインとなって、その日の御洒落の脇を固めてくれます。

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今回のパーソナルオーダーでは、シュリンクレザーにこれだけの数の色が選べるようになっています。

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二つ目もショッピングトートの形をした2WAYのバッグです。

このバッグは前出のバッグより二回りほどコンパクトな大きさで、ちょうど女性が持つのに相応しい適度なサイズ感です。

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このバッグには上部両脇にレザーのストリングスが備えられており、それらを引く事によって、動きのある形に変化します。

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巾着に近い形に変わるこのバッグは、男性でも女性でも、気軽に持ち歩けるバッグとして毎日使いたくなる形です。

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形が愛らしいこのバッグも、数十色の中から色が選べます。
このサイズだからこそ選べる色、或いは他のバッグと色を揃えて選ぶなど、思い思いの色の遊び方が出来そうです。

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最後にお勧めする、このユーティリティボストンの形は、当店では御馴染ですが、ボストンバッグの形状を普段使いにする=ブリーフケースやトートバッグ、と同じ扱いで使う事が出来ます。

それは大きさの問題もあり、このボストン型は革の柔らかさ、丸みを帯びた形、そして前後異なる形を持つ事から、普段使いのバッグとしてガシガシ使いたくなる独特の魅力を持っています。

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ATELIER LAVAのバッグに使用される革は、丹念に鞣されているだけではなく、厚みがあるのに軽さが目立ち、大き目のバッグも違和感なく毎日使う事が出来ます。

特にこのバッグの場合にはハンドルの形、全体が丸みを帯びたオーバル状で在るなど、用途に応じた使い方(ブリーフケースの代用、ゴルフ時のサブバッグ用、その他)が出来るお勧めの一点です。

このサイズをデイリーに、と言う方はひょっとしたら少ないかも知れませんが、ショートトリップなどにも最適なサイズゆえ、この機会にオーダーして、次なるお出掛けの出番を楽しみに待つ、なんて言う愉しみを作るのも良いかも知れませんね。

以上、今回はデイリーに焦点を合わせて見ましたが、何れも色が変わるとガラリと印象が変わります。
お好きな色、お好きな形でご注文できる今回のパーソナルオーダーを是非有効に利用してくださいね。

(明日も別の形をピックアップさせて頂きます。)





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当店は基本的に不定休となっております。
その為、店休日が不規則となります為、店頭或いはONLINE STOREトップページにて、ご確認の上ご利用下さい。

【11月の店休予定日】
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