夏を思わせる気温が続き、ようやく6月らしい初夏の香りが街中に漂っています。
これまでに揃えた夏の装いを一気に楽しむ季節がやって来ましたね。
街中にも半袖姿の方や夏の装いをする方が増え、景色も徐々に変わり始めています。
これから夏を迎えるわけですが、今日ご案内するのはチョッピリ早いプレフォール(初秋)商品です。
今季から当店に仲間入りするブランド”VVB”(ヴイヴイビー)は、コレクションブランド”Victoria Beckham”(ヴィクトリア・ベッカム)のコンパニオンラインで、より身近な装いとしてヴィクトリアのテイストを感じられるリアルクローズが魅力のブランド。
今回はその中から”今から着られる”アイテムをピックアップしてみました。
今すぐに着られると言えば、欠かせないのがTEEシャツ。
このTEEシャツは、ヴィクトリア・ベッカムがアパレルとは別に展開するビューティーコレクション(Victoria Beckham Beauty)で使用している実際のリップスティックの形や色を模った一着です。
2本のリップスティックが交差して頭文字のVを描いているところも憎いですね。
同じTEEシャツのベースを用いているこちらは、プリントではなく、左袖にネームタグを付した非常にシンプルな物。
シルエットは前出のモデルと同じくたっぷりとゆとりを持たせたボックス型。
ジャケット類のインナー利用からカジュアルユースまで、より多くのスタイルに取り入れ易いシンプルなTEEシャツは、品質が全てを表します。
ボディはオーガニックコットンを使用し、程よい厚さと滑らかさを、また衿のリブにはまるでミラノリブの様にしっかりと編まれたパーツが使用されており、コレクションブランドの丁寧で高い品質を感じる事が出来ます。
ビッグシルエットのTEEシャツは、その一枚で充分魅力を発揮してくれる存在。
オンオフ問わず常にスタイルの中心として生かされる必携の一枚ですね。
そしてもう一つ、TEEシャツ同様、今すぐに着られるのがシャツ。
ヴィクトリアが得意とするマスキュリンなテイストを如何なく発揮してくれるオーバーサイズフィットのブザムシャツです。
一枚でも、レイヤードでも、その存在感を作ってくれるこの手のシャツは女性のスタイルにとって今や欠かせないアイテムの一つになりました。
多くのブランドが見せる”単なる大き目なシャツ”ではなく、物作りとしての丁寧な仕上げが垣間見える至極の一着がこのシャツです。
ブザムシャツとしての大枠をディテールとして使い、通常プリーツ(ダーツ)が収まる切り替え部分にはバイアスになった生地を合わせ、それらは前立て部分にも使われています。
また衿腰のしっかりとした作りや各部の縫製は、コレクションブランドとしての魅力を確かにしてくれる部分でもあり、このシャツにも各部の縫い目や糸の始末は完璧に仕上げられています。
シルエットは全体的にたっぷりで、ドロップした肩回りやゆとりある脇幅、袖筒など、随所に”女性が着る事”を前提にした、ある種のフェミニンさが窺い見えます。
季節を通じて使えるシャツの存在もまた、TEEシャツ同様に質の良し悪しが目に映り易い物です。
生地の選択や作りの確かさにも、ヴィクトリアらしい拘りが感じられる一着です。
同じくプレシーズンで無ければ、あまりお目にかかれない、いわゆる”合い物”的アイテムも揃っています。
このスカートはニットで表現されたプリーツスカートで、微細なプリーツをニットで作るという非常に難しい作業を行っています。
色合いには様々な色が交差するマルチストライプを用い、スカートの存在感と全体から漂う軽快な雰囲気等、合い物でなければ出会えない中庸な魅力が詰まっています。
シルエットも抑えめなフレアに留められ、ニットの程よい重さを利用した美しい直線的なラインを描き、ここにもヴィクトリアの拘りを感じます。
こうした合い物としてのアイテムに相性が良いのが、この写真のようなスリーブレスのニットトップス。
このニットは昨今のスタイルでは欠かせない、プルオーバーとしての存在と、レイヤード(ベストとして)での存在と、幾つかのスタイルを楽しめる一着です。
ローゲージ、ミドルゲージのそれぞれ太さの異なる糸を編み上げ、ボリューム感を生み出しているあたりは、コレクションブランドらしい存在感。
編地を変え、またボリューム感もあり、ヴィクトリアのラインナップにはリアルクローズでありながらもモード感を感じさせる魅力にあふれています。
プレシーズンのラインナップと言う事もあり、コットンとウールを上手にブレンドした糸を使っている為、季節的にも狭間のシーズンから長い期間を愉しめます。
カラーは前出のミッドナイトブルーとエイジドアイボリーの2色。
もともと”色違いを作らない”ヴィクトリアとしては、稀有なカラーラインナップです。
シャツとのレイヤードやワイドパンツ等との相性
或いはスリーブレストップスとしての用途等、多岐にわたって使えるお勧めのニットです。
勿論、前出のシャツとのレイヤードも相性は抜群。
今シーズンは、こうした簡単なレイヤードでスタイルを愉しめるアイテムが他ブランドでも入荷予定となっておりますので、是非楽しみにお待ちください。
そして同じくレイヤードも単体も愉しめるのが、このニットドレス(ワンピース)。
英国出身のヴィクトリアらしいクリケットをソースに用いた一着で、ワンピースとしてと言うよりも、一着のチルデンセーターとして捉えると、より御洒落の幅も広がります。
ワイドに仕上げられたオーバーサイズフィットとしての作りから、シャツを合わせたり、TEEシャツを合わせたりして、パンツを組み合わせるなど、このニットもまたスタイルの数だけ御洒落が愉しめる一着。
先ほどのニット同様、編地を変えたり糸の太さを変えるなどによって、よりボリューム感のあるモードなチルデンセーターが出来上がっています。
しっかりとした基本があるからこそ、遊びのエッセンスが活きるこうしたディテールは、ヴィクトリアのスナップを見ていても、伝わって来る重要なファクターの様にも感じられます。
英出身のブランドや仏出身のブランドは、モードやロックのテイスト溢れる先鋭的なブランドと、こうしたリアルクローズに近付いたミニマルなブランドと2つに分けられますが、ヴィクトリアはまさに後者のテイストを”存在感”を損なうことなくデザインされた秀逸な一つと言えます。
最後にお勧めするのが、こちらのライン入りのリンガーニット。
このニットは触れるまで、その素材の魅力が伝わり辛いのですが、化繊を用いた糸を上手に編み上げたストレッチ性と弾力性のあるもので、形はシンプルなクルーネックに仕上げています。
特筆すべきは、その表面の滑らかさで、艶やかな印象と共に袖や衿のリブパーツにも一工夫施されている等、目に見えづらい箇所に”何たるか”を盛り込んでいます。
(ちなみに袖のリブは袋状にターンナップされた状態で縫い合わせられており、袖のしっかりとした質感やボリュームを生み出しています)
こうしてシンプルな形を独自のエッセンスによって表現するヴィクトリアは、季節的なカテゴライズをも感じさせない”素材の選択”によって、常に毎日が御洒落を愉しむものであると言う事を体現しているかの様です。
今回ご紹介させて頂いたプレフォールの入荷は、今すぐにでも使える物ばかり。
季節の狭間を愉しく過ごす為には、季節間アイテムを上手に取り入れていくことが必須。
多くのコレクションブランドが季節を極端に跨ぐ中、ヴィクトリアのラインナップは、その狭間を”愉しく”埋めてくれる物が沢山あります。
今シーズンより新たに仲間入りしたVVB Victoria Beckhamは、きっと皆さんの装いに洒脱なアクセントを与えてくれるに違い在りません。
是非店頭でお試し下さいね。
【営業日のお知らせ】
いつも当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
当店は基本的に不定休となっております。
その為、店休日が不規則となります為、店頭或いはONLINE STOREトップページにて、ご確認の上ご利用下さい。
【6月の店休予定日】
6月17日、24日
※木曜日・日曜祝祭日は19時閉店
(営業上の理由により店休日が変則的になる場合が御座います)
【オンラインストアのご利用の方へ】
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