IL MARE JOURNAL

Il Mare Official Blog | イルマーレ公式ブログ

タグ:パーソナルオーダー

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全国的に市街地に静かな風景が広がり、私達の住む地域にも物音一つしない静けさが広がっています。
世界に目を向けて見ると、アメリカやロシア、中国の様に国土が広い国に比べ、国土が小さく人口が密集した国は、より多くの生活改善を強いられる事になるのですが、世の中が動かない事が生活に直結する今の状況は、色々な面で考えさせられる機会となっているに違い在りません。

より多くの人々が集中して今を耐える事が、きっと終息を早める事になるのでしょう。
今はネガティブな話題が多いと思いますが、心を空っぽに、時には愉しい事を考えたり、常にポジティブで居る事が大切だと私達は思っています。

さて、私達のお店は普段海外の商品が大半を占めますが、この秋以降、新たなラインナップが加わる事になります。

それは『ワンピース』です。

世の中にワンピースと区切っても、様々な物が在りますが、当店が展開するのはベーシック且つクラシカルな趣のあるもので、さらにパーソナルオーダーでお承りする事が可能になります。

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これまでもテーラードジャケットや、トラウザーズ、スカート、ベストやコート等、様々な物を仕立てて来ましたが、女性のワンピースへのパーソナルオーダーは、『あったらいいな』を形にしたものです。

人によって体形は様々な上、ワンピースの場合には特に、バストが大きな人、ヒップが大きな人、肩幅が狭い人、腰回りが小さな人、身長が高い人、低い人、胴長な人、華奢な人、ふくよかな人、と、男性以上に体格の違いが露骨に顕れるものです。

そんなナイーブな問題を解決するのがパーソナルオーダーによるワンピースです。

今日そのベースとなるファーストサンプルが到着しました。

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(現段階では)形のバリエーションは、衿型で3種類、袖で2~3種類、ボディで2種類で、それらを組み合わせ、更に各部の寸法を測りながら、お客様の理想に近い形に仕上げていくものになります。

このサンプルはラウンドネック+3/4スリーブ+フレアの組み合わせ。

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今回のパターンを担当した方はイタリア帰りの女性。
女性の身体を知り尽くしている事が良く解る、ウエストの始まり部分(絞りの位置)や、二の腕、アームホールの大きさ、丸みのある背中など、ファーストサンプルとしては非常に完成度の高い物になっていました。

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これらが好みの生地やお客様の想定する用途に応じて誂えられる事によって、幾つかの異なるテイストを作り出す事が出来る様になります。

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袖付きのパターンはかしこまった場所や、祝い事やお別れの時などに使えるセレモニー(サンプルがブラックのウール地の為、よりその印象が強いのですが・・・)にも使えるようになります。

まだまだ細部に手入れは必要としますが、今回のワンピースの最も気になった(良い意味で)部分が、ファスナー(背面)の長さです。

一般的に腰上あたりで止まる長さが多いのですが、今回のサンプルでは腰中央くらいまで伸びる長さのあるシームレスファスナーを採用しています。

この長さは脱ぎ着をするのに、とてもスムーズになる為、パターンを作った方の緻密さに天晴です。

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コチラはVネック+スリーブレス+タイトのボディの組み合わせです。

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元々ジャケットとの相性を前提にしている所もあるので、タイトのボディにはより精密なディテールを想定していたのですが、こちらのファーストサンプルも非常に高い完成度。

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フレアのボディと同じくウエストの絞り位置の高さが抜群に良い事と、それに加えて目を見張ったのが、バスト部分の作り。

無理のない、とても自然な緩やかなカーブで作られた立体的な造形は、このボディのパターンの秀逸さを窺えるものでした。

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また腰から下のテーパーも美しく直線的なラインの中に柔らかな印象を与える丸みを帯びるなど、ワンピースとしてのタイトラインが綺麗に顕れています。

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これらのボディやパーツの組み合わせを基本に、様々な補正や寸法を宛てて行く事で、ワンピースのよりパーソナルな一着が仕上がる事になります。

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女性にとって、ジャケットやスカート、パンツ以上にシルエットの美しさが求められるワンピースは、既製品としての完成度は勿論ですが、パーソナルオーダーとして誂えて行く上でも、一つの指標として完成されていなければなりません。

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(※裏地には高品質なキュプラを基本に、季節ごとに異なる提案を予定しています)

表地には今後100を超える多くの生地の選択に加えて、ワンピース専用の生地の選択も適う事になる予定。

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アイディア次第で夏はサンドレスを作る事が出来たり、お仕事の方にはロロ・ピアーナの様な3シーズン対応のウール素材や、それ以外にもリネン、フランネル、ウールシャギーなど、季節に応じた特徴的な一着を誂える事が出来る様になります。

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冒頭でお伝えしたように、ジャケットとの相性が前提の方にも、この写真からバランスの良さがお分かりいただけると思います。
(※ジャケットはeleventy)

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自然で美しい佇まいは、ワンピースとしての完成度無くして顕れるものでは在りません。

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意外な盲点として、テーラードジャケットがウエストのシェイプ(ドロップ)が強めの物に対して、既製品のワンピースのウエスト(絞り部分)位置が合わず、ジャケットの中からワンピースの生地だけが浮いて泳いでいるのを見る事がありますが、今回のサンプルで実証したように、ウエスト位置が合う事が、ジャケットとの組み合わせにも高い相互性を生み出すものになります。

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似たテイストを持つブランドの、それぞれのアイテムを組み合わせても、それぞれの意匠が違う事から親和性が保てないのが原因だったりしますが、そんな些細なディテールの盲点も、100%カバーできるものになります。

いつも皆様にお伝えするのですが、こうして見落とされがちな小さなポイントの完成度を高める事、つまり『バランス』が、自然で綺麗に素敵を作り出す事への第一歩です。

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恐らくは当店が求める物、箇所、仕上がりの条件は、他様が求めるものとは違う所に在るかも知れません。

然し、そこに拘りを求める理由はいとも簡単で、

「お客様が自然に着て、美しく、格好良く見える」

こと、それが全てです。

お客様にとってお店は信頼で在り続けなければなりません。

信頼のもと美しい形を作り、それを安心のもと着て頂く、それ以上は必要ありません。

どこかに妥協があるままに誂えてしまう事は、お客様の信頼に楯を突く事になります。
お客様が目を向ける場所で無くとも、私達が長年拘る「バランス」だけは、しっかりと作り続けなくてはなりません。

今回のファーストサンプルは、これまで幾つかサンプルを見て来た中でも1、2を争う出来栄え。
細部に手入れを加え、次なるセカンドサンプルの時には、更に完成度の高い一着になっている事でしょう。

予定では9月頃、皆様に新しいご提案と共に、店頭用のワンピースを幾つかご用意させて頂く予定です。(既製品)

どうぞコロナ禍にめげず、次なる楽しみに向けてポジティブに参りましょう。




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いつも当店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
当店は基本的に不定休となっております。
その為、店休日が不規則となります為、
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店休日前日・当日でのご注文の場合、発送業務が翌営業日となります。
お急ぎの場合は、ご注文時に備考欄へその旨をお記し下さいませ。


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当店には様々な依頼が集まるパーソナルオーダー。
その用途はビジネスに始まりカジュアルまで、ジャケットやコート、ベスト、トラウザーズと可能な限りアイディアを繋ぎ合わせて顧客様の要望に近付ける作業をします。

特に私達の仕事を愉しくさせてくれるのが『オフユースのオーダー』です。

ビジネスシーンでのオーダーが愉しくないのではなく、仕事上制限のあるオーダーとして、依頼主が使いたいと思う生地が使えなかったりする事も多く、その反面オフで使う為のオーダーには、普段選ぶ事の無い生地や仕事とは無関係の生地などを選べたりするためです。

そんな中、今日は年末にご依頼を承った顧客様が(県外在住の為)ようやくお受け取りに見えられ、そのご依頼の"コート"をご紹介させて頂きたいと思います。

遡る事2か月前。
顧客様のオーダーは一つのテーマのもと始まりました。

それは当店が顧客様方と共有して見ている「海外のスナップ写真」に在る数枚の写真。

元々当店が昨年からお勧めしていたオリーブカラー。
それらにリンクした『オリーブカラーのコート』を着たスナップ写真の数々。

経緯は過去のブログにも記しておりますので、ご興味のある方はコチラからご覧ください
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女性が纏い、尚且つ女性的で在りながら"ミリタリー"ぽさを感じさせるもの、それらをコートで表現する事から提案し始めました。

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ズバリ、テーマは『フレキシブルに使えるミリタリーテイスト』のコートです。

このテーマをそっくりそのまま取り入れる訳ではなく、顧客様の要望でもあった「ジャケットやスーツの上にも着られて、カジュアルにも着られて、その後もアレンジで楽しめる物」である事が重要でした。

そこには当店が誂えた物は、後々アレンジを加えて何年も楽しめる様、「その先何年後の姿も想像しつつアイディアを提案する」長いお付き合いを得られるものである事も前提です。

アイディアは様々でしたが、今回このお客様に提案し、そして誂えて頂いたのが脛下まで長さのあるダブルブレステッドのロングコート。

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このお客様は身長が165㎝と高く、そのままの寸法でお作りするよりも、幾つかの変更を取り入れ、向こう何年かのち、再び補正を行ったり、アイディアを加えて様々な愉しみを得て頂く様にしました。

勿論、見た目だけでは何も判りません。

目に顕れる箇所で当店が実際の採寸とは別に確保したのが、肩幅、背幅、胸幅、袖筒、アームホール、腰位置、ポケット・ボタン位置、長目のベント、そして着丈のストレッチ(長くする)。

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人には必ず『美しく見える箇所』があります。

このお客様の場合には恵まれた165㎝の身長を活かしつつ、脚が最も綺麗に見える丈(A)を先ず決定しました。

女性にとって膝下の"どこ"で丈が終わっているかは非常に重要です。
それはコートに限らず、スカートでもジーンズでもパンツ全般にも言える事。

当店はこのバランス位置をとても重要視します。
(その為既製品でも一人一人丈詰めする位置をお伝えしながら変えています)

次に身長に対してボリューム(大きさ)だけが突出しないよう、ウエスト位置を高めに作りました。(B)

これと共に背面のセンターベントも非常に深い位置まで長く取っています。

この二つだけでも『ウエストコンシャス』な見た目になります。

勿論、ボタン位置やポケット位置も準じて高い位置に設置。
(写真ではフラップをポケットの中にしまっていますが、実際はフラップポケットです)

そして最も頭を悩ませたのが(C)の袖筒の幅です。

通常ならば採寸した通りに腕に沿う様な寸法でお仕立てした方が、女性の場合にはほっそり美しく見えると考えるはずなのですが、今回ご要望の中にもあった「スーツやジャケット」「厚いニット」を着て、更に羽織れる物と言うお申し出に沿って、ややゆとりを持たせつつ、肘回りだけを絞り、再び袖先で広がりを作る(実際にはそこまで大袈裟に寸法は取っていませんが)事でご納得いただきました。

今日お受け取りに見えた装い(ハイゲージのニット一枚)でも、腕が泳ぎすぎる事なく仕上がりました。

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更に上胸がある為、前身幅の補正を行い胸回りを窮屈にせず、ゆとりを持たせ、更にラペルの幅も広げる事によって胸回りも自然な表情に仕上げています。

その他にも数字上にしか表れない数々の工夫を取り入れながら出来上がった今回のコート。

実際、店頭に何度か足を運んで頂いていると「このお客様の美しく見せられる場所はここ、ウィークポイントはここ」と、そのお客様の体形に最も最適なバランス装いが提案出来るようになります。

フィッティングを終えた顧客様から

「ああ、思い切って作って良かった」

との言葉を聞いた時、我々の仕事の中で、最も充実感を得られます。

更に素材のご提案や選択に間違いがなかったとも仰って下さいました。

生地見本ではマットに見えていたこの素材(Canonico社製フランネルSuper100's)も、仕上がると素材そのものが持つ微光沢が生まれ、特にコートの様に長い尺を使いたなびく様に流れる生地には、より光沢が目に解り易くなります。

こうして、先ずは仕上がりを愉しんで頂き、今後はボタンをホーン(水牛)からメタルのボタンに変えたり、ウエストに太目のレザーベルトをあしらったりなど、これからの楽しみ方も提案しつつ、お客様と共にアレンジや楽しみ方を考えて行く喜びも在ります。

一つのテーマ

に基づき始まったパーソナルオーダーは、何を作ろうか?と悩みながら作るよりも、各段に納得のいく仕上がりや世界観の共有、提案が適えられるものです。

いよいよ2週間後は春のパーソナルオーダー第二弾が始まります。
これから生地の検討に入られる方も、或いはお気に入りのスナップをお持ちの方も、是非お気軽に店頭へご相談にいらして下さい。

そして何を作ろうか考えられない、、、と言うノープランな方も、当店へ「丸投げ」でも大丈夫です。
今後愉しむための一着を、ストーリー性を持ってご提案させて頂きますので、是非ノープランの方も、先ずは気軽にご相談下さい。

最後に決めるのはお客様ですが、きっと納得のいく一着が出来上がると思います♪




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今日から本格的な年末休みに入る方も多い様で、当店にご来店のお客様の中にも帰省されていらっしゃる方、遠方からいらっしゃる方が大半を占める一日となりました。

特に県外からも(ひょっとすると帰省かも知れませんが)来長されている方々含め、今日はなぜか身に着けているジャケットの「生地」を尋ねられる事が多い一日でした。

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当店ではパーソナルオーダーによって仕立てるお客様も多く、この冬はこれまでお仕立て頂いたジャケットやコートをお召になられている方が例年よりも多いように感じます。

丁度現在実施しているパーソナルオーダーをご案内させて頂き、様々な生地をご覧頂いた訳ですが

「あなたならどの生地を使って作りたいですか?」

のご質問に、まごう事無くお勧めしたのが

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ジャケット、コート共にこれらの素材たち。

その中でも特にお勧めしたのが

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カノニコ社製のSuper100’Sのフランネルを使ったグリーンと

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同じくオリーブカラー。

実は昨年末位から俄かに増え続けているグリーンカラーの素材。
その理由はこれまでネイビーやグレーを選択していた人々が新たに魅入られている色でもあり、また想像以上に使い易い色合いだからなのですが、これらも得意不得意のある色合いで、人によっては全く受け入れられないと言う人もいるかも知れません。

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グリーンカラーは同一、同系色や、ブラックと組み合わせる装いも多く目にします。
男女に関わらず、多くのシーン(SNSやWEB上)で見かけるカラー。

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オリーブに関しては男性にとっては既に必携の一つに数えられそうな勢いで人気のある色。
この色もまた男性、女性を問わず、意外なほど多くの装いに取り入れ易く、また組み合わせを考えなくても使えるフレキシブルな色。

この色合いを提案させて頂いた時、女性のお客様が魅入られた一着のサンプル。

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ボリュームのあるカシミア素材を使った女性のダブルブレステッドのコート。

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肉厚で在りながら、柔らかく、そして暖かさを感じさせる見た目の表情に魅入られたのです。

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当店が行うパーソナルオーダーには、ただ単に各部を計測し、それらを無機質に数字に当てはめるだけではなく、その人の体型の特徴や、「どうしたら美しく見えるか」をお伝えし、それらに伴うディテールの変更を提案させて頂きながら煮詰めて行きます。

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それらは高品質な素材で無ければ絶対にダメとは言いませんが、冒頭でお話したように

「素材は嘘を付かない」

為、見る人の目に上質で在る事が訴えられるものが殆どです。

そこで今日は前出のオリーブやグリーンの他に、当店がお勧めの生地を幾つかピックアップして見ました。

先ほどのオリーブやグリーン、ライトグレー、チャコールグレーは共にコート、ジャケットのどちらにも映えるお勧めの素材。

無地でソリッドな生地の表情を豊かに見せてくれる物たちです。

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もっと特殊な表情が欲しい方には(特にコート)、こちらの4種類がお勧め。

右上の素材は一見解り辛いのですが、実はシルク毛を100%使った完全なベルベット。
肉厚でシーズンを長く使えそうな素材です。

またフォックス社のフランネルは言わずもがな質実剛健にして古びる事が在りません。

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品質を肉厚で良い物を選ぶと、人の目に『素敵』と思わせる不思議な力が在ります。

実は今日ご来店頂いたお客様の中にも、MAX MARAのコートを真っ先に手に取った方がいらっしゃいますが、そのコートもまたアルパカを使った非常に肉厚の物でした。

冬は迫力を求めて良しの季節。
いつもなら敬遠しがちなほど厚みのある物も選択肢としてはお勧めです。

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こちらはコートにもジャケットにもお勧めのチョークストライプのフランネルたち。

ジャケットやスーツには想像し易いチョークストライプですが、実はコートに誂えるとジーンズなどカジュアルな装いにも合わせやすいシャープな表情も作ります。
お勧めはフォックスのストライプです。(幅のピッチが違うものもあります)

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チョッピリ、チェックや味わいのある物が欲しいと言う方にお勧めなのが、コチラの4種。

ホームスパンの様なツィーディーな素材にウィンドウペーンをあしらった物や、滑らかなベビーアルパカにあしらった物など、ぼんやりとした色出しと目立ち過ぎないペーンの落ち着きは、そのまま紳士、淑女を思わせる上品さを作ります。

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もっと表情が欲しいと言う方にはこちらの4種。

今季最も人気の高いハウンズトゥースも大き目の柄になるとコートにも迫力が与えられ、古くささは皆無になります。
またジャケットならば色合いの綺麗なホームスパンもお勧めです。

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逆にもっと落ち着きを持たせ、更に上品さを感じさせたいと言う方には、こちらの3種がお勧めです。

上から時計回りに同色のヘリンボーン、メランジのヘリンボーン、プリンス・オブ・ウェールズと、どれも長く愛せる物ばかりです。

定番的な色柄には素材のボリュームが物を言います。
特にコートにはこれらの味わいが有るのと無いのとでは雲泥の差が顕れます。

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そして最後に当店がお勧めする、コート、ジャケット共に、さり気ない洒脱さや、カントリーになり過ぎないパターンのチェックがこちらの5種。

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どのパターンにも特殊な色柄ではない物の、その見た目の存在感が(毛質や厚み、色によって作られる)独特な物たちです。

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ジャケットにはジャケットの、コートにはコートの、それぞれお勧め生地が在りますが、それらを左右するのが生地のボリュームや、それらが縫製された時、活きる素材なのか、殺してしまうのかの判断も、一枚の生地からは付き辛い物です。

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ボタン一つとっても、それらが重なり合うのか、重ならないのか、或いは袖を捲る人なのか、捲らないのか、果てはジャケットやコートを着たまま、腕の上げ下ろしが多い職種なのかどうか

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色んなシーンや行動をビスポーク(Be Spoken)しながら誂えて行きます。

パーソナルオーダーは、ただ服を作るだけの作業ではなく、身に着ける人の生活習慣や職種、求めるスタイルなど、多くの情報を窺いながら、一着を仕上げていく作業です。

まだ試された事の無い方は勿論、これを機に新しい魅力を作り上げたいと言う方も、是非現在実施中のパーソナルオーダーをご利用下さい。

そして明日はいよいよ年内最終営業日となります。
今年一年の計を当店の御年玉企画にかけて(?)見るのも良し、ずっと気になっていた品物を改めて見にいらっしゃるのも良し、是非皆様にとって充実の一日となります様、我々も祈っております。


【現在実施中の催し】
・Fralbo 特別販売(珍しい衿型やハンドメイドなど多数)
・イルマーレ御年玉企画(まだ1万円が1枚も出ていません・・・と言う事は今後引く方は可能性大)
・パーソナルオーダー特別受注会(お勧め生地多数リコメンド中)




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12月31日、1月1日、2日
※1月3日、4日は、12時開店~18時閉店とさせていただきます
。 お間違えの無いようお願い申し上げます。
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今日が仕事納めの方も、ようやく肩の荷を下ろし、どことなくスッキリとした表情でお出で下さっています。

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今日は10月の台風の被害に遭ったお客様が数か月ぶりに元気な姿を見せて下さいました。

「色んな方の想いに感謝をした機会」

と思いの丈を綴り、この度支援に携わって下さった方へのお礼と共に、我々に現在の状況と生活の毎日を話して下さいました。

当店のお客様の中にはこの秋の台風の被害に遭われた方も多く、今も尚ご自宅に戻れない方や不便を抱えつつ毎日を送っていらっしゃる方もいらっしゃいます。

街中にもどことなく元気がないまま年末を迎えておりますが、この風景が年が変わる事によって良い方向へ進む事を願ってやみません。

どうか一日も早く多くの方々が救われる年明けとなって欲しいと思います。


さて、前出の(被害に遭われた)お客様も、今日はお買い物をくださいました。

昨日から始まっております当店の御年玉企画ですが、今日は3,000円、2,000円、1,000円が各1枚づつ、500円が数枚出ております。

来年を占う運試しとして、是非皆様もご参加下さいね。

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そして本日27日からは、急遽決定しました

『PERSONAL ORDER』

がスタート。

期間は2019年12月27日より2020年1月5日まで。

今回はウィメンズ(コート、ジャケット、スカート、トラウザーズ)、メンズ(コート、ジャケット)のオーダーを承ります。

年末年始の時間を使って、来年以降のお仕事への発奮材料として、心新たに仕立てるのも魅力的な始まりです。

是非この機会を利用して、新しい年を新しい装いで始めてみてはいかがでしょうか。

※ウィメンズ、メンズ共に既に採寸済み、或いはリピート購入の方はアポイント無でもお承りさせて頂きます。
また初めてご来店の方、体形を再採寸希望の方は事前のアポイントをお願い致します。
(※メンズのジャケット、コートにつきましては50サイズ以上のサイズをご希望の際は年明け後のお承りとなります。 予めご相談下さい。)




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気温差が広がり、今週は夜は少し「寒い」と口走る程、気温が低下しています。

いよいよ本格的な秋の到来を感じずにいられない訳ですが、装いは常に先へと向かい備えが常となる訳ですが、今週多くの入荷の中でも取り分け光る存在なのがストールやマフラーなどのネックウェアたち。

取り入れるだけで簡単に装いの向きを変えられる鮮やかな色のネックウェアは、女性にとっての必携。

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現在レッキスファーを使った様々な色合いのネックウェアが揃い、サッと首に巻くだけで、ニットやジャケット、コートの装いが180度変わって見えます。

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レッキスと言っても善し悪しですが、今回入荷しているこちらで使用されているのは、柔らかさは勿論、光沢を生み出す豊かな毛質が魅力で、乾燥し切っている乾いた毛質ではなく、まだ油分がシッカリ残っている事を窺わせます。

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ブラックに至っては、もはやミンクの様に(大袈裟ですが)光沢が見えるほど、その毛質は豊かその物。
異なる色を合わせるのも挿し色として素敵ですが、今年はトップスの色に合わせて同一トーンをさり気なく取り入れて見るのもお勧めですね。

さて、、、もう一つ、お勧めのネックウェアをご紹介する前に、先般から到着を始めているお客様のパーソナルオーダーの一品を一つご紹介させて頂きます。

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良いモノと言うのは、表面に顕れる物であり、特にパーソナルオーダーの様に、

生地によって選ばれる

物には、必ずそれらの恩恵を窺う事が出来るものです。

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今回のお客様にお仕立て頂いたのが、ピークドラペルのシングルに、Ermenegildo ZegnaのTrofeo Denimを使った逸品。

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このZegna社のTrofeo Denimは、ウール糸で作られているのにも関わらず、見た目はデニム素材その物と言う非常に凝ったファブリックです。

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この生地が何故良いのかと言うのは、選ばれる方の(したい)装いにもよりますが、先ずデニム生地では在り得ない

柔らかさ

が一つの特徴です。

通常デニム生地の場合には厚みやハリを趣き(或いは特徴)とするだけに、生地の厚みによって全体に仄かな硬さが出ます。

硬さその物にはこだわらなくても良いのですが、肩の作りやその他の丸みを帯びて欲しい箇所に、尖ったシルエットを描く事が少なく在りません。

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それらが緩和され、むしろ普通のウール素材の様に滑らかに落ちる生地感や、全体に帯びる「ラギッドさ」が無い、上質で穏やかな印象がこのジャケットの全てのディテールを模ります。

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更に、この素材のメリットには、

退色しない

と言う、デニム本来が持つ特徴且つデメリットを回避している事も大きなポイントです。

まるでリジッドカラーの様に蒼く綺麗な藍を出しているこの素材が、そのままの状態を保ってくれる幸せ(?)は、ジーンズ好きな方ならば誰もが感じる想いである事でしょう。

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こうして一人一人違う嗜好を求めて作られるパーソナルオーダーには、それぞれに込められた拘りや想いが形として顕れるだけでなく、仕上がりまでの待つ時間、そして仕上がった時、袖を通す瞬間に

「豊かな気持ちになる」

それこそが心地良さに変わる瞬間です。

既にお試しいただいている方にとっては、新たなディテールやファブリックを、またお試しいただいた事の無い方には、生地やサンプルなどに触れて頂くなど、インスピレーションを感じるのも先ず一歩です。

是非来月開催のコート受注会なども含め、お試し頂ければと思います。

さて、、、良い仕立てには、良い仕上げ、良い品質を取り入れたくなるもの。

それが最適解で在ると同時に、余り買い替える機会を持たないネックウェアにとっては、至極の逸品を加える事をお勧めします。

今日もう一つお勧めしたいネックウェアが

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イタリアの高級ファブリックメーカーとして名高い『Piacenza Cashmere』。

当店で行うパーソナルオーダーではお馴染みとも言えるPIACENZAは、その名を聞いた事は在っても、その実何を行っているかを知る由が無い方が多いと思います。

元々PIACENZAは、イタリアに初めてカシミアを持ち込んだと言われている最古のファブリックメーカーで、その名残となっているのが、ブランドアイコンにも使用されているアザミのモチーフ。

古くは1600年代に遡り、当時中国遠征をしていたピアチェンツァ一族が、ネパールの現地シェルパたちが足元にカシミアの原毛を巻いている事に着眼し、それらから非常に暖かく心地良い糸を撚り出したのが始まりとされています。

前述のアザミは、カシミアの原毛を毛羽立たせる為に使ったと言われています。

その後、服地生産の拠点として世界各国へ輸出を行い、国内外で

「世界最古にして最高」

のファブリックメーカーへと成長しました。

これらの所縁からカシミア糸の使用に一日の長があり、多くの高級ブランドやテーラーへと服地を届けるのと同時に、1990年代からはニットウェアを展開するなど、その実力とクォリティを更に披露しています。

と、長くお付き合い頂きましたが、これらの理由も含め、当店が長らく愛したPIACENZAは、服地での品質と同様に、ストールやマフラーなどのネックウェアにも同様の価値を見出しています。

そこで今回当店がオーダーしたのは、非常に細かなカシミア繊維を使った極上のストールと、程よい毛足に柔らかく心地良い感触を持つダブルフェイスのマフラーの2種類。

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ストールには(普段写真では伝わり辛い)光沢も見える程、その品質の高さは折り紙付き。
服地に使用する様な細いカシミア繊維を丹念に撚り上げ作られたストールは

糸の耀き

だけではなく、カシミアだけで作られたとは思えない程

フワフワ、トロトロ

そして艶やかさを持っています。

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もし、皆様がストールに求めるファクターが、色や柄だとしたら、それらとは相反する位置に立つ、ソリッドなストール。

それはつまり

誤魔化しが効かない

事を指します。

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柄で解り辛くなる糸その物の作りが、ソリッドな物では、より陰影によって解りやすくなる分、誤魔化しが効かないものになります。

つまり品質をその目で確かめられる、言わば究極のカシミアと言う事になります。

品質を謳い、感触や芸術的価値観を持つPIACENZAは、当店が愛するファブリックであると同時に、こうした品質に触れて頂く事によって、より多くの方々が造詣を増やして頂ける事への恩恵が非常に多い物です。

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今回ストールサイズでは、ライトグレー、ミッドナイトブルー、ダークブラウンの3種類をご用意しています。

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どの色も、それぞれ独特な趣きと、高貴な香りが漂う素晴らしい出来栄えです。

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ご自分用は勿論、ギフトでのご検討もお勧めですね。

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そしてもう一つが、このダブルフェイスのマフラー。

一般的に雑に使われるマフラーも、素材が変わったからと大切に巻くのではなく、このPIACENZAも同様に酷使(?)して頂きたい一品。

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素材には前出のストールとは異なる毛足の長い糸を用い、更にカシミアとシルクを混紡した事によって生まれる、独特の

艶やかさと柔らかさ

を持った極上の付け心地を持つマフラーです。

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ダブルフェイスで作られる事により、両表で考えられるため、その分スタイルに幅が広がり、シャツ、ニット、ジャケット、コート、ブルゾンと、より多くのアイテムに合わせ易く、また色も組み合わせ易くなります。

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流れる様な糸の毛先や、色の穏やかな味わいは、この素材ならではの演出。

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このマフラーもまた、ストール同様、極上の付け心地を叶える逸品で在る事は間違い在りません。

何れも安価では在りませんが、かつて当店で展開したビキューナを考えれば格安。(当たり前ですが・・・)

とは言え、良い装いを嗜むには、良い服飾雑貨も必要です。

PIACENZAのネックウェアは、間違いなく大人の装いを完璧な形で

補完

してくれます。

これからの季節に向けた極上、そして更に装いに深い味わいを持たせる為にも、是非一度PIACENZAを感じて下さい。


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