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店の花壇の中に咲く小さく黄色い花。
今月に入ってから数回咲いているこの花。
昼は花を広げ太陽の光をタップリ取り込み、夕暮れ時には花びらを小さく畳んでいます。

秋に色鮮やかな花が見られるなんて、自然の命の強さ、大きさを感じさせますね。
今週もずっと咲いていますので、ご来店の際には目を向けて見て下さいね。

さて、昼夜の気温差が広がり、益々秋を感じずにはいられない毎日が続いておりますが、現在店頭には連日秋の装いを求めてのご来店を多くいただいております。

新たに届く、ニット、コート、そしてジャケット等、いよいよ本格的な秋の身支度を感じさせますね。

今日はこれまで揃えたニットやジャケット、そしてボトムスに是非とも取り入れて頂きたい”シャツ”を取り上げて見ました。

当店で数シーズンお休みしていたイタリア、ナポリのシャツメーカー「Fralbo」は、かつてのFinamoreを始め、ラグジュアリーではKITONやLuigi Borrelliなど、常に多くのブランドのシャツを手掛けて来たファクトリーですが、その魅力は(前述のブランドでもお分かりの様に)仕上げの段階を細分化し、全てがハンドメイドから、12か所~4か所まで、手仕事を加える工程に応じた様々な仕上げのシャツを作る事が出来る事。

勿論、その高い技術は各ブランドのOEMからもお分かりの様に、優れた技術と知識を自社ブランドとして存分に生かしているのが「Fralbo」です。

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世界で最もラグジュアリーな媒体として知られるTHE RAKEでも度々取り上げられているFralboですが理由は多々あります。

しかし最たるものは、手掛けて来た全てのブランドのシャツが妥協を許さないシャツばかりだと言う事からも推測できるように、立体的なディテール、そしてそれらを作る職人達、その全てに

「目の肥えた紳士を満足させる」

魅力が備わっているからでしょう。

前述の言葉は日本版THE RAKEで謳われているものですが、Fralboが1933年以降、ナポリの工房で常にハイエンドなシャツを作り続けて来たからこそ、養われた造詣であり、また技術や知識でもあり、それらが本来シャツに求められる『妙味』を持ち続けているからかも知れません。

然し、そのFralboもいよいよ今季が日本でのラストシーズンとなりそうです。
今や多くのブランドがコロナ禍の影響を受け、苦汁を飲む事になっていますが、Fralboにとっても同じことのようです。

今回到着しているFralboは予てから当店が希望していたボリュームのあるワイドスプレットを使用した(メンズ、ウィメンズ共)ものになります。

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実は多くのシャツメーカーがそうである様に、衿型や胴、袖、着丈、その多くが各お店によって選択され組み合わせられ作られるのですが、Fralboもまた十数型の衿型を持ち、その中でも

”羽織り物の中に相応しい”

衿型を求めた結果、この衿型が最適解になりました。

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ウィメンズは、しっかりとしたハリと厚みを持つポプリンを使用し、このワイドスプレットを合わせ、オフィスユースなどは勿論のこと、(当店らしい)ジーンズとのカジュアルダウンに相応しいクリーンな一着を作りました。

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ボディはホワイトベースに淡いミディアムブルーのロンドンストライプを、衿・袖にはホワイトを合わせたトラディショナルなクレリックシャツです。

衿の形状を見ても解る様に、まるで男性のシャツの様に外へ剣先が広がり、軽い芯地の入った衿は凛とした印象を作りつつ、動きのある立体感を作っています。

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またFralboはハンドメイドの箇所を指定できるのですが、今回は4HAND、重要な4か所を手縫いで縫い上げています。(※衿の付け根、剣ポロ、アームホール、ガゼットなど)

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チカラの加わる箇所を中心に手縫いで仕上げる事は、もはやイタリアのシャツとしては定石。
とは言うものの、今やマシンメイドでも相当な仕上がりを作る事が出来るファクトリーも多く、こうして手縫いを設ける事自体が少なくなって来ています。(在ってもそれなりの価格になります)

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また今回のウィメンズでは過去のオーダーとは違う決定的な部分が在ります。
それは”前後ダーツを省いた”こと。

バスト部分やヒップ部分へのカーブはそのままに、腰回りや背中回りのダーツを無くした事によって、これまでとは違った着心地が得られるようになりました。

どんな装いにもピッタリハマるクレリックシャツは、その魅力で購入される方、中々自分の好きなクレリックシャツに出会えず躊躇している方、更には当店が推すカジュアルダウンの一つとして選ぶ方、嗜好は様々です。

女性のシャツをしっかりと女性らしく作るシャツメーカーは現在それ程多くは在りません。
既にお持ちの方も、これから試される方も、是非一度新作のFralboに触れてみて下さい。

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メンズは2モデルが仕上がっています。

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このモデルは前出のウィメンズ同様、迫力のあるワイドスプレットを用い、生地には柔らかいのにハリがあるコットンヘリンボーンを使った、オンオフ使いたくなる至極の一着です。

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仕上げはコチラも4HAND。 手縫いの箇所は同様で、ウィメンズに比べメンズのシャツ型には迫力が備わります。

この長さのあるワイドスプレットの衿は、タイを締めた時には収まりが良く、またカジュアルに衿を開けて着た時には、剣先が自然な曲線を描き、恰も計算され尽くされた”遊び”が見え隠れします。

勿論、それらを狙っての衿型でも在ります。

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特にニットカーディガン、ウールのパンツなど、秋冬の装いには迫力のある素材が増える分、シャツの素材感は大切な要素の一つです。

この素材には休日の紳士的な姿が直ぐに連想出来る独特な魅力が備わっています。

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そしてもう一つ、このモデルには衿にボタンダウンを採用し、こちらもまた衿のロールを愉しむべく一着で、素材にはコットンフランネルを採用しました。

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フンワリとしたエアリーな雰囲気は、コットンフランネルの特徴でもあり、また真冬の素肌に着ても、ヒヤッとする事が無いなど、コットンフランネルには沢山の魅力があります。

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衿のボタンは留めたままでも良いし、敢えて外して着るのも良し、もはやボタンダウンの着方は多様になりましたね。

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このシャツに求めたのは、落ち着きと温か味ある存在感。
その結果たどり着いたのが、このモス(苔)グリーンのギンガムチェックです。

色の濃淡の塩梅がとても穏やかで落ち着きがあり、ニットやジャケットのインナーとして申し分のない紳士的カラーを醸し出してくれそうです。

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今季、当店はオリーブカラーのコンビネーションをお勧めしているのですが、既に多くの方々がオリーブ色やグリーンを基調とした同系色の装いを実践下さっています。

オリーブの濃淡を使ったグラデーションは、ホワイトを取り入れたり、ライトグレーを取り入れる事で、スッキリとした印象に作る事が出来ます。

まだまだこれからが本番の秋冬の御洒落。
既に揃えて頂いた各アイテムのインナー、或いはトップスとして、是非今回のFralboを取り入れて見ては如何でしょうか。

このちょっとしたエッセンスが、その日の全身を変えてくれる存在になってくれるかも知れませんよ?





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