ひとしきり暑さが続き、今日はまた涼しい風がそよぐ夜を迎えている長野地方。

長らく続く新型ウィルスとの闘いも、感染が怖いのか、相互監視による人の心の悪が怖いのか、”ウィズ・コロナ”は新たな局面を迎え、人の心の底が透けて見える様な気がしています。

正しい知識と正しい対処法、まっすぐな考え方、捉え方、そんな”当たり前”が必要な時期になっているような気がします。

さて、前置きはこれ位にして、今日は先般から続いて入荷を進めている秋の新作から「バッグ」をピックアップしてみました。

季節の縛りが無いバッグは、まさに今の時期、手に入れておくのに相応しい存在。

実はすでに入荷と同時に姿を消している物もあるのですが、今日取り上げるのは、「人知れず優れた物を手にする」意図が含まれた物たちです。

日本は右倣え主義が強く、人を見て安心を覚える衒いが、海外に比べ、比較的大きいように映ります。

その結果、”誰もが知るブランドアイテムには安心感と投資”を、逆に”誰も知らないようなブランドアイテムには不安と後退り”をする事が多いと思います。

当店ではこれまで様々なレザーブランドを展開して来ましたが、陽の当たる場所に居るのは、大半がその後多くの人々が知る事になったブランドばかりです。

しかし逆も存在しています。
お客様の中には、ニッチな魅力を感じ、それらを希望される方もいらっしゃいます。

今日取り上げるブランドの中には、そんなブランドも含まれています。

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革製品の聖地と称されるイタリア、ボローニャのブランド”ATELIER LAVA”(アトリエ・ラヴァ)も、その一つです。

1968年から続く老舗であり、長年の知識や技術を駆使しながら真摯に物作りを進めて来たブランドです。
材料の選定から仕上げまで、全てをイタリア国内で行い、またそれらを仕上げる職人達の中に息衝くのは、「エレガント」と「機能性」。

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この柔らかなシュリンクレザーを使ったブリーフケースは、見た目こそ一般的に見掛けそうな形をしていますが、先ず特筆に値するのは、”大きさを感じさせないパッケージ”です。

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ほぼ全てのビジネスシーンやショートトリップに最適な荷物量が、軽々収納出来るにも関わらず、その形に硬さや大きさを感じさせないのは、全体に丸みと直線のシルエットが上手に噛み合っているから。

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バッグそのもの重量は、とても軽く、想像する革製品とは比べものにならない程。
また前後にスリット状のポケットを持ち、片側にはタブレットが横にして収まる(写真では縦に入れています)大きさを、直線的なデザインを取り入れて設けられています。

もう一方には、底部が貫通した状態で、これはトロリーケースのハンドルなどに収めたりする事が出来るようになっています。(しかもシークレットマグネットで閉じられています)

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開口部は180度開くものではなく、帯マチを取る事によって、荷物の散乱や内容保護を護っています。

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コンパートメントは二つのマチ付きポケットとファスナー付きのウォールポケットの3つですが、使用されているライニングのナイロンに堅牢性があり、こうした部分にも安心感を抱かせる他、ブランドのアイデンティティも感じさせてくれます。

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付属のショルダーストラップを使う事で斜め掛けが可能になり、ストラップの革質も柔らかくストレスを感じる事が在りません。

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加えて、肩にあたる箇所には低反発のクッション材を介したパッドが施されているなど、常に使い手の立場に沿った物作りが、ひしひしと伝わって来ます。

主に、ビジネスシーンやトリップシーンにフォーカスした物が、ラインナップに多いのですが、実際には様々な用途に対応するモデルが在り、現地ではバッグのス・ミズーラも完備しているとのこと。(※ス・ミズーラ=オーダーメイド)

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このバッグも同じATELIER LAVAによるもの。

かつてフランスのシャルル・エ・シャルリュスをご購入頂いた方々には馴染易いかも知れませんが、大きさそのものを見ると、非常に大きなバッグに見えますが、実際にはベルトストラップの上部分は両壁が無い状態。

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荷室は広く大きく取られており、中は中央にファスナー付きの一室があり、3層にコンパートメントされています。

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一枚革のメリットを生かした、柔らかく、軽く、そして体に馴染みやすい形状から、沢山の荷物を入れても、それらがサマになる形に作られています。

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実際に手に持って見ると、ハンドルが手にフィットする感覚を、最初に感じます。
また形が仄かな台形を描く事から、バッグとしてのシルエットも美しく見えます。

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上の両壁が無い部分には、バゲットや新聞などを挿し、それらが日常にフィットする画に見える事もまた、シャルル・エ・シャルリュス同様、日々のストーリーの中に親和性を感じさせる作りでも在ります。

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コチラは当店でも御馴染のブランドFalorniのバッグ。

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Falorniはご存じの方も多いと思いますが、ボッテガ・ヴェネタやクリスチャン・ディオールのバッグを作り続けて来たハンドメイドのバッグメーカー。

現在日本には幾つかの代理店があり、それら代理店によって作りや仕様が異なります。
今回オーダーしているのはメンズとして主に展開している代理店によるもので(とはいえ女性にも使えるサイズですが)、過去当店が仕入れて来たライニングを持つ物ではなく、革のみで編み上げられた表裏革の仕様。

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底面や開閉金具などの部分には太目のステッチが丁寧に施され、また表も裏も同じ革の編地を持つ事によって、或る意味、ごまかしの効かない作りでも在ります。

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開閉はワンタッチの金具、中はファスナー(それも引手が同体)式の袋状が一か所のみになっています。

このバッグの魅力は何と言っても、その贅沢な革の使い方と長い時間かけられて編み上げられたであろう編地、そしてそれらの材料になっているラム革など、ラグジュアリーなテイストを存分に感じさせてくれる所でしょうか。
色合いも当店のお客様の中にお好きな方が多いトープ系カラーを指定し、穏やかで上品な印象になっています。

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この他にも、代々続くバッグメーカーの2代目当主が自身の名を冠して立ち上げたミラノのCHRISTIAN VILLAのバッグなど、季節を越えて使えるバッグが揃っています。

このバッグもまた親企業であるPOP CORN MILANOと言う大企業の恩恵を受け、妥協のない革質(写真からも伝わる通り、非常にしなやかで柔らかく、上質な艶を持っています)、使い易さやユーティリティなど、価格に見合わぬ機能性やデザイン性を発揮しています。

こうして、今日取り上げただけでも、幾つかのブランドが挙げられますが、海外の人々と日本の人々との大きな差は

『自身の目に適う物に投資をする』

ところ。

先入観がなく、価格と品質を平行線で見る事が出来る事、つまり自分だけの審美眼を持ち合わせる事に長けているのが、海外の人々。

日本にも、勿論こうした考え方をお持ちの方も増えていると思いますが、もっともっと審美眼を持つ人たちが増えてくれると良いな、と我々スタッフは常々思っています。

季節は端境目。
今こそ新しい季節に向けてバッグを新調する良い機会です。

今季は新しい価値観と共に始めてみませんか?





【営業日のお知らせ】
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当店は基本的に不定休となっております。
その為、店休日が不規則となります為、店頭或いはONLINE STOREトップページにて、ご確認の上ご利用下さい。

【9月の店休予定日】
9月3日、10日、17日
※木曜日・日曜祝祭日は19時閉店
(営業上の理由により店休日が変則的になる場合が御座います)


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