昨日に続き、今日も穏やかな空気に包まれている日曜。
街中にはいつもに増して人影が多いように感じられます。
少しずつクリスマスイベント等の告知が増え始め、年末の世話しさを感じさせる一週間となりました。
これから一年を振り返るに相応しい節目のひと時を迎える一か月が始まり、ギフトの他にも頑張った自分自身へのご褒美を考える方も少なく無いかと思います。
今日はそんな一年の計を迎えるに相応しい一着をピックアップして見ました。
それがイタリア、ナポリに拠点を置く『レザー専門のサルトリア』である
Alfredo Rifugio
(アルフレッド・リフージオ)。
このブランドの経営者は1946年生まれの72歳アルフレッド・リフージオ氏。
齢16歳にしてサルトになるべく修行を始め、生まれ故郷であるナポリを離れ、ディ・マルコ親方の元で8年、その後名門キトンで1年、そしてエンポリに渡り、レザー専門の仕事に約2年を従事しました。
やがて革を専門に扱う企業として1973年、ナポリ近郊の街サレルノでレザー専門サルトリアを開業。
彼の技術の高さは目利きのラグジュアリーブランドの目に止まり、数々のブランドのOEMを手掛け、瞬く間にトップステージへと上りました。
そして現在では2人の息子たちと共にレザー専門サルトリア『Alfredo Rifugio』として世界中で高い評価を得ています。
彼の魅力は何と言ってもレザーを専門に扱うサルトである事、そして彼の手掛けるレザーのジャケット(テーラードやサファリ)は、0.3ミリまで薄く仕上げた革を使い、サルトリアの手法を用いて縫い、仕上げられる類稀なる存在である事。
軽さと本格的な仕上がりは世界で唯一無二となる革専門サルトリアとして俄かにその名を知ら占めています。
そのAlfredo Rifugioに当店がオーダーしたのがこのジャケット。
柔らかくしなやかで、軽さを持ち味とするAlfredo Rifugioのジャケットとは別に存在する、『紳士の休日』に相応しい
ムートンを使った一着
がそれです。
まるでボマージャケットの様な見た目と重厚感のあるムートンのボディは、それらの重厚感を感じさせない程、しなやかで柔らかく、また彼のラインナップからは想像出来ない異質の存在である事なども私達が選択した理由の一つになっています。
ボディ部分には一枚のムートンを使い、そのキメの細かさや仕上げの高い質には一目置かれるのも当然の如く、ラグジュアリーとは何なのかを「質」で表しています。
また袖にはメランジのニットを用いており、レザー(ムートン)とニットという好相性の二つを取り入れた至極稀な存在価値を生み出しています。
暖かさは勿論、このブランドの一つの審美である「使用している素材の厳選」が、裏や細部のディテールを見ると直ぐに伝わります。
何故彼がレザーを専門に扱うのかは、また改めるとして、Rifugio独特のラグジュアリーはアニオナやロロピアーナのそれと似た、美しく、上品で期待を裏切らない、ラグジュアリーとしての本質的な物が何なのかを感じさせます。
その上質で上品な佇まいは、TEEシャツにジーンズといった簡素な装いでさえも一新させてしまうオーラを持っています。
カジュアルだけではなく、タイを締めてウールのトラウザーズで合わせたくなる、そんな上質さを持ち合わせている今回のジャケット。
手作業で作り出される革専門のサルトの持つ「何か」は、このジャケットに袖を通す事で確実に何たるかが伝わる事でしょう。
一年の計を謳うこの季節、ご自分への最高のご褒美として不変のラグジュアリーを手にしてみてはいかがでしょうか。
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