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ゴールデンウィークも一旦終わりを迎え、再び数日後の連休後半に向け、いよいよ本格的な夏の装いが気になり始めますね。

連休中は県内外の御客様も多く、後半には更に来店数が増える予想。
先週に引き続き、オンラインストアからの御依頼も多く、現在店頭でご検討中の商品がおありの方等は、少々早めのご来店が良さそうです。

是非、連休後半に向け、明日からの2日間を有効にご利用下さい。

さて、店内にお越し下さるお客様の中に、長期のお休みが続くと一つの恒例事が在ります。
それは日頃ご来店下さるお客様の大半である女性に対し、お休みを利用してご自身の装いを考えられる男性の御客様が増える事。

常にお仕事と向き合う世の男性諸兄にとって、長期の連休はまたとない自分の時間(?)でもある訳です。
「カッコいいお父さんで居て欲しい」、或いは「素敵な旦那様で居て欲しい」と願うのは、家族を持つ多くの方々の願いでもあります。

ご家族をお持ちでない方にとっても、パートナー様、或いはパートナーをお探しの方(ご自分)にとっても、見た目は9割を印象付ける物ですから、身綺麗にしておきたいものですね。

今日はそんな男性に向けたベーシック且つ有効なアイテムを幾つかリコメンドして見ました。

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男性にとってのジャケットの在り方は、この数年徐々に変化して来ました。
それはニットメーカーがジャケットを作ったり、或いはテーラードを主とするメーカーがニットジャケットを作ったりと、コンフォートな着心地を求めての結果が、リラックスした日常の羽織物を生み続けているため。

当店の御客様の中にも平日、スーツやジャケットを着用してお仕事に向かう方も多いのですが、むしろ普段着用しないお客様よりも、普段着ているお客様に多くご依頼を頂くのが、T-JACKETの様なコンフォートなもの。

今回の(写真着用)ジャケットは、ウィメンズに遅れる事ひと月、その糸にサルティの物を使用したと言われる(メーカー談)シャドーチェックの一着ですが、このジャケットは、元来ブランドが持つ伸縮性に加えて、編地を大きく隙間を取る事によって清涼感と軽さが生まれた、一寸これまでとは違った切り口を持つ物になっています。

春から初夏にはニット等を合わせ(或いは長袖)、夏にはTEEシャツや半袖のポロシャツ等を合わせる事によって、爽やかさを保ちながら、スタイルが愉しめる、実に理に敵った一着なのです。

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ダークネイビーの色合いで上半身を統一して、ボトムスはホワイト、そして足元にもダークネイビーを取り入れ、2つのトーンで作る夏のスタイルを当店は提案しています。

カラフルな色合いを連想する事が多い夏ですが、2トーンやワントーンでのスタイルアップを今年は積極的に皆様にご案内しています。
(写真着用商品:ジャケット/T-JACKET、ニット/V NECK、トラウザーズ/Germano、シューズ/Agnelli & Sons、ベルト/Saddler's)

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同じホワイトのボトムスを使ったスタイルでも、クルーズ感を匂わせる(気分を愉しむ)スタイルもご提案しています。

ネイビーのジャケットに、ネイビーのタイ、そしてホワイトのボトムスですが、ここまでは皆さん想像に容易いのですが、肝になるシャツの色、そしてシューズの色に、一捻りを加えると、それだけで全体が上品でクルーズ感が漂って来ます。

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シャツの色は薄いサックス(ライトブルー)、シューズにはこの手のスタイルに欠かせないコンビカラーのローファーを取り入れると、これらのスタイルも在り来たりで終わる事無く、少々クラス感のある装いに変化してくれます。

このコンビローファーも、意外と取り入れる勇気が無いと言う方も少なくないのですが、想像以上に簡単なのがジーンズとの組み合わせ。
ただただ普段通りのジーンズに、このローファーを合わせるだけで、紳士度がアップします。
苦手としている方にこそ是非とも試して頂きたい組み合わせです。
(写真着用商品:ジャケット/Lubiam、シャツ/Fralbo、タイ/Luigi Borrelli、トラウザーズ/Germano、シューズ/Enzo Bonafe)

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お客様(男女問わず)に良く言われる事が多い「ホワイトは汚れるから・・・」のフレーズ。
『汚れたら洗う』が当たり前ですが、『お気に入りを汚したくない』と思う気持ちは誰もが感じる気持ち。

しかしホワイトの着用機会が増える春夏は、そのバリエーションを増やす事で、常に登板回数を増やす事が出来ます。
当たり前なのですが、実際、ホワイトのボトムスを幾つも揃えるのは、、、と腰の引けてしまう方も多いと思います。
然しながら、ホワイトのボトムスが常に全体を軽快に、そして洒脱に見せてくれる事は、既に皆様ご存じの通り。
「どうせなら、かっこ良く居たい」
その気持ちを優先して、ホワイトのバリエーションを数本揃えて置くと、意外なほど春夏だけではなく秋冬にも出番が多い事をご自身が一番感じるかも知れません。

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現在店頭では、ホワイトのボトムスが比較的安く入手出来るGermanoやBRIGLIA、新参のBarbati等が揃っています。
是非この機会にホワイトのバリエーションを増やしてみては如何でしょうか。

またホワイトのボトムスが増えると、足元の色合い、それも特にブラウン系のバリエーションが欲しくなって来ます。

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先述のBonafeもそうですが、比較的高価な足元を揃えると、余り履いてしまうのが勿体無い、、、とお考えの方も多い様子。

しかし、これも発想の転換で、沢山履いてあげる事で、靴にも味わいが生まれ、そして愛着も湧く。
それからリペアを重ね、ケアを加え、、、と靴は人の肌と同じ様に、『育てて行く』作業が必要なのです。

女性の靴と違って、男性の靴は「よそ行き」では在りません。
丹念に手入れをして、長く履き続ける事によって生まれる様々な発見と味わいがあるのも、男性の靴の特徴です。

この発想には逆も在ります。

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それがフランスのBobbie'sによるシューズ。

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このブランドはドライビングシューズを(日本に定着する切っ掛けとなったTOD'Sの様に)消耗品として捉えています。

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当店が知る限り(記憶では)、今から遡る事約25年程前、日本に初めて新宿の伊勢丹に(当時はJ.P.TODSと言う名前)上陸した一足のドライビングシューズ。
それまではGUCCIのドライビングシューズなどが90年代後半に存在していましたが、ドライビングシューズを主力として販売する稀なブランドとして当時は認知されました。

それらの最初のラインナップはエナメルのブラックとスムースのブラック、それにエナメルのオフホワイトと言った程度だったにも関わらず、入荷する度姿を消していた一大センセーションとなっていたのです。

当時はまだソフトな状態のアウトソールではなく、しっかりとレザーのアウトソールが縫い付けられたその上に更にぺブル(ゴムの突起)がつけられていた物でしたが、その後まもなく、本国同様にアッパーのレザーがそのままソールにまで回り込む仕様になり、ペブルソールと呼ばれ、それらは愛用する人々にとって、「どうやって張替をするのか?」と言う疑問が残りました。

しかし、問い合わせると「それらの修理は行えない」との答えが。

つまり、ドライビングシューズとは日常的に履き続ける物とは少々異なり、車の運転やド・アトゥ・ドアのライフスタイルに則したシューズである事、またそうしたライフスタイルを好む人、している人を対象に販売してきた事が窺えるのです。

実際、現在のTODSにも同様の、ラグジュアリーなライフスタイルを提案され続けていますが、それら深い造詣を熟知して尚、足元に選ぶと言う、いかにも奥の深いシューズであった訳です。(結果)

話は前後しますが、このようなライフスタイルは誰もが出来る訳では在りません。
然しながら、Bobbie'sの様に安価なプライスで高いコストパフォーマンスを生むドライビングシューズ(或いはモカシン)は、我々世代にとって、『心にゆとりを持たせる大人の嗜み』を味あわせてくれるのです。

たかが一足、されど一足。

Enzo Bonafeの様に、高価だから良いと言う結論ではなく、名前ではなく「質」で訴えるものも在れば、Bobbie'sの様に、価格ではなく「ライフスタイル」で訴えるものもあるのですね。

男性の装いには、こうした奥深い話、則ったストーリーが沢山在ります。

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この日、スタイルの服装は、足元にドライビングシューズを選んだ事から、上半身にはドライブを連想させるスタイルで出勤しています。

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ヴァルスター型ジャケットと首元に大判のバンダナを巻いて、恰も古き良き時代のドライバーズルックを表現した「つもり」です。(笑)

勿論、ボトムスは『ホワイト』。

こうして男性の装いには、男性だけの特権的選択もあります。

女性が女性だけに許されたアイテムがある様に、男性にもヒストリックな装い、一つ一つの造詣があるものです。

ゴールデンウィーク中、お出掛け予定のある方も無い方も、是非機会が在れば、店頭にてそんなお話に花を咲かせてみるのも良いかも知れません。

是非、これを見た男性諸兄がその気になって下さる事を期待してお待ちしております(笑)

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初夏に向けたリゾートアイテムも揃い始めています。
肌寒さと穏やかな陽射しが交互にやって来る3月。
そろそろ連休に向けた春夏の装いを検討されてみては如何ですか?

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当店は基本的に不定休となっております。
その為、店休日が不規則となります為、
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(※3月は展示会等の為、店休日が変則的になる恐れが御座います。 予めご容赦下さいますようお願い申し上げます。)

※一部変更がある場合が御座います。

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